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――Jを食うのは僕だけだ。
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
って何でしょうね。
マコトがJへの愛憎から破滅させるため冒険の旅へ出る。悪魔として成長しながら。
さまざまな悪魔のキャラデザインや冒険のストーリーがRPGのようです。先生がゲーム会社にお勤めでいらした才能がめっちゃ活かされていますね。
Jがマコトへ期待するものが何なのかまだ明かされないのが気になります。
Jは自分の名前を呼ばれることがなくなり消滅が近いのでマコトを後継者にしたいんですかね。
それとも自分と対等に愛し合える相手か。や、悪魔なのでそんな生やさしいものではないはず。
どちらにしろマコトに自分を消滅させるほどの悪魔になってもらいたいようではある。
マコトが人間の魂を回収するくだりが、これまでいろんな作品で人間から見た悪魔の登場の裏(悪魔視点)がこういうことかもしれない。と変にリアリティを感じておもしろい。それだけ世界観がしっかりしていて説得力あるのが全編に通じているのでこれだけおもしろいのだと思います。
悪魔になれば人間的な悩みなんてないのかと思ったら、むしろより複雑な悩みが生じる世界観。面白いです。
人気シリーズだと思ってましたが、割にちるちるでは点数伸びてないんですね。特殊な層向けで、BL好きと完全に重なる訳ではないからか。特に先生のXは英語圏の方に人気があるのかな?とファンアートなどみて思ってました。いま先生のアカウント無くなっちゃったの…?セルフパロがあったと記憶してて見返したかったんだけど…
追記:MADK学園はpixivから見られました。個人サイトもあります。
キーランが可愛い。コロッとキーランに絆されちゃったので、こりゃ自分は悪魔の世界で生きていけないなと思いました。情で動けちゃう、まさにキーランみたいなタイプは成り上がれないよなぁ。成り上がらなくても別にそこそこで生きていければ…このそこそことか言ってるのがまたこの世界に不向き笑
1巻よりはグロい描写が減ったのでその点では読み易くなってましたが、マコトのJに対する気持ちを読み取る事が難しくなって来たように思いました。
他の悪魔ではなくて「Jを食らうのは僕だけだ」って、もはやその執着は愛だとしか思えないんですが憎んでるのも確かなんです。
スラムでのJの兄との出会いやJの師匠の屋敷を探ったりと、だいぶJの秘密に近付いたのではないでしょうか?
周りの悪魔よりよほどマコトが悪魔らしくなって来ました。1巻でマコトがどんな悪魔になるかは書かれていたので、Jとの関係がどうなるのか凄く気になってしょうがありません。
モンハンでデザイン担当されてた方らしいですね、一度もやった事無くすみません。
人間のマコトが悪魔らしく強くなってくのが面白かった、悪魔達の方が人間臭く優しい。
一巻と比べると結構いろんな描写がソフトになってる気がします、少なくともグロいといった感じは受けませんでした。
モブキャラはマコトのせいで結構大変な目に遭ってます、次巻は荒れそう。
1巻よりも好きだったけど、1巻よりも理解できなかった。マコちゃんの思考がわからない。
Jに対しての愛憎での執着って部分。
自分を見出してくれて師匠のような存在だから好きになってしまう。→わかる
何でもわかってて手玉に取られてる感じがして癪にさわる。→わかる
師匠のような存在のJを超えたいならわかるけど、Jを破滅させたいは分かんないんだよなー。
度を超えた執着は愛って考えは、わかるんだけども破滅させたいってわかんなくてどうなるのって読むんだけど、マコちゃんに共感できなくて読むのがしんどかった。理解できなくて。
ところどころで出てくるエピソードは好きな感じ。Kがマコちゃんに使われてしまって最後は翼奪われてしまう感じとか、Dさんが堕ちてしまって酷い目にあってるところとか。フィヨルドが1巻では無邪気な感じだったのにしれーっとあんな事してるところとか。
でも、やっぱ絵が綺麗なのだけど何してんのかわかんないんだよね。エロいシーン。描き込み多すぎて何が何だかわからん。あと、シーモアで読んだから完全白抜きだし。
確かにグロい面もあった1巻。しかし2巻は、魔物と男子高校生(魔物修行中)の愛の形を探る巻でした。
男娼館で働き始めたマコト。館を仕切る堕天娼にサポートしてもらいながら、ボーイのようなお仕事を。しかしそのうちお客を取るように。
マコトに何をさせたいか分からないJですが、一人で生きる術、自分を理解する術を教えるためなのか。
次第にたくましく成長するマコト。
Jを知るために外に出ます。そこで重要になるのがJの兄。同士と見せかけ、兄の心の隙をつき、自分の目的を果たそうとする強かなマコト。
純粋な兄が気の毒です。
お話のスケールが大きくなってきました。まだ続くようなので、今後に期待です。
ストーリーは1巻よりさらに読み応えがあって、面白かったです。1巻でもマコトの切り替えっぷりには驚かされましたが、2巻でも何度Jや他の悪魔達に上手を取られかけてもすぐに自分のペースを取り戻してしまう豪胆さに舌を巻きました。演技じゃなくて本当に焦ったり、戸惑ったりする瞬間も多々あるんですよ。でも、悪魔としての自分に切り替えるのが尋常じゃなく早いというか。もはや切り替えるというよりは悪魔の性質は彼の中にすっかり浸透していて、本来の彼に戻るといった感じでしょうか。
もちろん、すっかり悪魔らしいとはいっても、それが本当にもともと彼にあった素質なのか、Jを満足させるため、落とすために無意識の内に無理矢理纏うようになったものなのかは分かりません。感覚的な言い方しかできないけれど、私にはまだまだJには程遠いようにも思える。マコトに何が足りないかと問われれば、明確にこれとは言えませんが。一体どこまでJが見透かしているのかも計り知れませんしね。憎悪と愛は場合によっては紙一重なこともある。マコトの執着が諸刃の剣にならないか、3巻の展開にワクワクです。
私の嗜好にはがっつり嵌まっていたものの、かなりハードルは高い作品だったので、なかなか2巻には手が出なくてためらってしまいましたが、読んでみると思っていたより衝撃は少なくすみました。
ですがそれは、絵面にグロさや想像してうっ…とくる場面が少なかったというだけで、言葉を最大限に活かし、相手を追いつめていく2巻の方がむしろ薄ら寒くて、悪魔が本来の悪魔らしさを発揮してきた感がありゾワゾワさせられました。
1巻では大物の片鱗は見せていたものの、まだ子どもっぽいところを残していたマコトですが、3年後から始まる2巻では、あまりにも悪魔らしく成長した彼の言動に、この描かれていなかった期間に娼館で何があったのかゾクゾクしながら読み始めました。ですが、今までは愛情さえも感じていたJをひどく憎むマコトの原動力がピンとこなくて…う~ん、悪魔の考えることは本心なのか陽動なのかわからない。
娼館からJに呼び戻され、やっとスタートラインに立ったと考えていたマコトにさらに揺さぶりをかけるJ。悪魔と契約した魂を回収するという仕事を任せるのですが、初の対象者がマコトの父親。
1巻で、自分の普通ではない性癖に、誰にも迷惑をかけたくない、罪を犯しそうな自分を終わりにしたいと願い、悪魔との契約に満足し、死を受け入れたマコト。死んだ後のことは、人間たちの仕事だというJの言葉に、マコト自身はすでに現世での自分は完結し、とりあえず自分は罪を犯さずに済んだと考えていたんではないかと思います。
にもかかわらず2巻では、自分が猟奇的な死に方をしたことで、30年もの長い間、父親が苦しみ、恨み、息子を殺したいとまで追い詰められていた事実に今さらながら直面させられ、憎い息子を刺し殺すことで満たされていく父親を目の当たりにすることに。
そんな父親に対面し、刺されながらマコトが涙を流した理由は、自分が死を選んだのはなんだったんだろうって虚しさや、悪魔の甘言を鵜呑みにしていた自分の甘さや、周到に準備されたJの仕打ちを身に染みて感じたゆえで、父親に刺されたという理由も多少はあったにしても、大きな要因ではなかったんじゃないかと思う。なので業火に焼き尽くされ、金に変わった父親の魂の回収をさせられたという事柄だけが、Jへの激しい怒りの源ではないように感じました。
そう考えていくと、期待や、安堵や、ときにやすらぎさえもを感じさせておいて、実は手痛く返ってくるというのがJの手法のようなので、その度ごとにマコトは裏切られ、不信感を募らせ、苦しむ一方で、ときに見せる優しさや見守られている愛情には心揺さぶられてしまう。
愛情が過ぎると憎しみに変わるパターンなのか、そんな風に自分を翻弄しているJを自分が乱したい、自分だけの悪魔にしたい=自分が破滅させたいと強く願うことが、J以外のものには心を波立たせることなく、冷静に物事を判断し、ときに手段も選ばず、情さえもただの道具にすぎず、冷酷とも思える仕打ちにも戸惑いもみせない、言葉を巧みに操るさらに強い悪魔として成長させているように見えました。
これこそがJの望む進化していく姿なんだと思いますが、根底にあるもの、最終形が何なのか…。何人も失敗してもなお育てたいとJが心から求めているもの。
ただ自分の名を呼ばせられる程の強い悪魔ということではないとは思うけれど、できうれば自らも相手をも身を焦がし尽くすほどの激しい愛情で絡め尽くされて、名を呼びあって満たされ消滅したいとか、意外にも純粋な愛情を軸にしたところに着地点があったらいいなぁ。でも悪魔の考えることなので、最後まで裏切られ続けるんだろうなぁ。3巻でどう決着をつけるのかすごい楽しみです!
1の続きが気になったので手に取ったわけですが、ますます「BL」から離れていってるかな?
いや、作者様にとってはこの展開こそ「LOVE」を描いている事なのかもしれないのですが。
1巻で少年だったマコトは、大きくなりました。
娼館で勤め上げ、Jが迎えに来る。
そして「悪魔」としての初仕事を与えてもらうわけだけど…
この事がさらにマコトを壊したのでしょうか?
父親とのこの1件でマコトがJの破滅を願う事になったのなら、マコトもまだまだ人間臭いと思うのは私だけでしょうか?
ともかくも、マコトは「自分がJを破滅させる事」を目標とし、少しでもJに関しての情報を得るため、Jの生まれた場所・スラムへと旅立つ…
そこでマコトはJの兄・キーランと会ったり、名前の持つ意味(名を呼ばれなくなると消滅する)、Jがのし上がるきっかけに関連するJの師・Wと「ウェアウルフ」族に行き着くが。
マコトがJの過去、Jの真の名前を調べて回る、というのがこの巻の内容です。
その原動力は、マコトいわく「憎しみ」。
だけど悪魔の世界ならば憎しみこそ愛なんじゃないのかな。「思う」事は一緒なのだもの。
あ、ついでに。
セックスシーンのようなものは数回出てきます。でも何が何だかよくわかりません。だからエロ方面では期待しないほうがいい。
ならグロはというと、これは少しあります。嘔吐シーン、流血。1巻が読める人なら平気だと思う。