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chou to hana no kankeisei
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
花田が最後まで垢抜けないまま変わらない。必要最小限しか鏡見なそうな感じが好きです。
蝶野さんになら何をされてもOK、すぐ気持ちよくなっちゃうのは愛と信頼があるからこその関係なんだろうな。
2巻では蝶野さんの過去、中高生から卒業後の若い頃にどうやって暮らしていたのか。なぜへそ下にタトゥーがあるのかなど、1巻で気になっていたことが描かれています。
このお話があることによって今の蝶野さんの心情がより深く分かるので絶対必要なエピソードですが、私にはちょっとつらかった。半分まぶたを閉じながら読みました。
未成年の子が自ら積極的に望んだことではない関係があるシーンは、自分がかなり元気な状態じゃないと読むのが苦しいです。
口や態度はクールだけど、優しさいっぱいの蝶野さんのSとそんな蝶野さんにズッポリはまっている花田さんのMっ気部分が面白かったです。
2巻です。
蝶野の子宮の刺青を入れる経緯について知りたいと思っていたので、過去が描かれていたのでやったあ!…と思ったのも束の間。
想像していたより劇重でしたね泣
雲井が蝶野を捨てたのが最後の優しさだったとしても、未成年にあんなタトゥー入れて管理して、その上で置いてけぼりにするなんて…蝶野が不憫過ぎた。
それでもちゃんと就職して働いてるのが偉い。
花田も学生時代から危ういところがあったんですね…パワハラ先輩に性癖見つけられなくて良かったよー。
一瞬、これはリバるのでは⁉︎と思いましたが…蝶野のトラウマが蘇りそうだったので、リバらなくて良かったな。
蝶野もまた花田と同じように、無自覚だったサディズムっていうか、管理癖を気づかされたんですねぇ。
蝶と花のように惹きつけられて惹きつけて、お互い無しでは生きていけないなんて、めっちゃ素敵じゃありませんか。
「蝶野さんの愛し方で愛されたい」
という花田の言葉に痺れました。
素敵なラストから一転、描き下ろしはまたエグいエロを…( ;´Д`)←嫌いじゃない
正直興奮したんかーいって思わずつっこまずにはいられませんでした。
蝶野さんがかっこいい、この一言につきます。この人に出会うためにBL読んでた気がする。メスにされていた過去がありながらもどこまでも男性的な生粋のS、深い母性を感じる包容力。花田くんとの心と体の関係を通して過去を昇華させていくストーリーに癒される。こういう行為に意味があるエロはいい、たまらん。絵もストーリーもドライさとドラマチックさのコントラストが好きです。先生の作品これまで何作か読ませていただきましたが本作でファンになっちゃった。先生があとがきで作品について説明してくれるのがわかりやすくて単細胞の私にはありがたいです。
チョウノさんの過去(母の死後、継父に母の代わりにされメスにされ、ありとあらゆることを管理されていた。今もそれを完全に断ち切らないでいる)がどうしても受け入れられません。同じ地雷がある方はご注意を〜。逆にそれがお好きな方はめちゃくちゃにセイヘキぐっさぐさかと思います
また、メインカプは相変わらず受ちゃんが絶対服従系の受ちゃんで「あなたに与えられるものならばなんでも受け入れます」という姿勢。彼の先輩も、モラハラパワハラヤローで、こちらも苦手でした
エロはとっても色気のあるエロなんですが、設定がどうしても苦手です、ごめんなさい
1巻に引き続き、花田が望むことを察する能力が高すぎる蝶野。
なにゆえ?
そういう性分、生い立ちからくるものもあるんですかね。
蝶野の過去編は辛かった。
子どもが「ごめんなさい」と泣くの辛すぎる。
でも、蝶野がおじさんから離れなかったのは純粋におじさんが好きだったんでしょうね。
おじさんが蝶野は自由にしたのは潮時だったし、最後のやさしさでもあったのかな。
花田がリバろうとして、蝶野を本気で抑え込みしたのは笑った。
柔道経験者だもんね。
蝶野の性癖はSとかMではなく、花田の望むことをしてやりたい、満足することをしてあげたいてことかなと解釈。
蝶野の過去や刺青や支配的なとこもひっくるめて逃げない花田いいぞ!
蝶野の本質的なやさしさに惚れたんやね。
あと、性癖がこんなに合う、満たしてくれる人はそういないだろうし。
蝶野も過去を話せてよかった。
おじさんのことを過去にできてよかった。
こうなると刺青があっても消してもとちらでも良くなるね。
描き下ろしは強烈だったw
でも、あの先輩にはあれぐらいしてちょうどいいだろうし、結局2人にとってナイスなプレイなんだろうなとw
あとがきの、先生のSM論
「Mは欲望にどこまでも貪欲で忠実にいてもらいたい。Sには徹底して管理能力を求める」
に超納得。
「最高管理責任者ちょうのひとひら」
「マゾの心と体の責任は全てサドにあり」
てのも。
だから、SMは特に好きな訳ではないけど、この作品は安心して読めました。
愛があるからいいね。
akabekoさんの作品、全部読んでます!(多分!笑)
でも、akabekoさんは高確率で私の地雷を激しく踏みます!
毎度、立ち直るのにスゴい時間がかかる!ダメージが鬼!
でも買う!笑
ちなみに、akabekoさんの性癖の1つに「メスイキを知ってる攻」があります!
つまりakabekoさんの性癖と私の地雷はリンクしている!
でも読む!笑
今巻は…まさに、地雷の宝庫!笑
【攻の受描写(過去、ガッツリ)・忘れられない男が出る・性的トラウマ・シリアス・ちょっとモヤモヤが残る感じ】
…↑コレが、苦手な方は要注意!
以下、ネタバレあり!
(難しい所があったので、気持ちを整理する用です~。)
=========ネタバレ&解釈
蝶野さんは、DVの父親が居た+その父親との離別+管理される事を望む母親とそのご主人様(オジサン)と暮らすなど、
幼い頃から、機能不全の親・不健全な環境にしか居たことしかなかったため、『家族』や『家族愛』を上手く理解出来ていなかったんだろうと思います。
(母親が亡くなっても、上手く悲しめなかったのも多分そのため。)
もし、自分に
【幼い頃から一緒に生活していてる、親の恋人のオバサン(優しい・色々教えてくれる・自分もこのまま一緒に暮らしてたいと思っている)】
が、居るとして…。(オバサンは同性の置き換えです)
・『家族』『家族愛』『父親or母親』がどんなモノなのか、よく分からない状態。
・身近で関わってきた大人は親と、そのオバサンだけ。
・親はDV離別と死別、頼れる大人・親しい大人はオバサンだけ。
・オバサンは「このまま、一緒に暮らそう。」と言ってくれる。
・自分も「このまま一緒に暮らしたい」と思っている。
・でも、そのオバサンには自分と一緒に居る理由もメリットもない。
・そして、自分はまだ15,6歳。
そんな状況で、オバサンから …
【束縛され・依存を強要され・体を管理され・体を繋げられ・淫紋を入れられ・恋人(親)の代わりを、メスorオスとして生きることを強要された】としたら、
もちろん「全てが終わった」ような気がしますよね。
…でも、「一緒に居られるなら、他に方法が無いのなら、このままでもいい。」という思いになるも分かる気がするんですよね~。
親を慕う子供のような。
「ただいま」と帰れる場所(人)を失いたくないような。
いつか、元に戻ってくれるかも…という期待もあって。
それかシンプルに、 傷心のオバサンを1人にするの可哀想(昔優しかったし)+自分も1人になりたくない=ならこのままでも良いじゃん。
…これでも分かる気がする。笑
淫紋!
蝶野さんは(私も笑)、「なんで消せねーんだろ。」なんて悩んでましたけど…
【子供の頃から使い慣れてる、家具や雑貨や食器とか…そんな感じのモノ。
とても気に入っている訳でも、すごく思い入れがある訳でも、どうしても必要な訳でもない。別に大切にもしてないのに。
「邪魔だから 今、捨てて。」と言われたら、ナゼかなかなか出来なくないですか?】
または…【形見】とか?
2度と同じモノは手に入れられない。思い出も一緒に捨ててしまうよな。寂しいような。惜しくなるような。
そんな感覚なんじゃないでしょうかね~?
でも、リバりそうになった時の…
「やめろ ちがう 反応するな 俺の子宮」…泣
蝶野さん、ホント可哀想で…泣
改めてオジサンめっちゃ嫌い!ってなりました笑
でも、オジサンのこのアドバイスは好き!
「もし 自分から体を預けてくる奴がいたら、そいつを大切にしてやれ」
… 花田くんでしたね!預けてくる奴!笑
試す時の蝶野さんの緊張感や、体を預けられた時の嬉しさや安堵感が伝わってきてスゴく好き!
蝶野さん、花田くんを一生大切にしてね~!
ただ、3点どうしてもモヤモヤ泣
★【家族】の書き分け
オジサンの存在を「さよなら、【家族】になりたかった人」と結論をだした。その直後の別のお話で、
蝶野さんが(もう一緒に住むか… 【家族】?閃 …いやいや アイツはペットだろ照)みたいに思うシーンがあるんです。
「どーしてこぉなっちゃったんだ。オジサンは好きだけど、こうなりたかった訳じゃない。」からも分かる通り、
①オジサン→『父親』や『頼れる大人』『帰れる場所』として【家族】になりたかった人。
②花田くん→『恋人』や『夫婦』『帰る場所』的な意味合いで、【家族】になりたい人。
…ですよね?合ってますか?悩
なのに、オジサンにも花田くんにも【家族】という1つの単語しか使わないので、一瞬モヤってしまう。
もっと、セリフで補完するとか…2人への【家族】発言の意味の違いを、しっかり区別付けて欲しかった~泣
(…もしかしたら、どっちもSだからしっくりこなかっただけで、2人とも②の【家族】って意味?…だったら大ダメージ泣)
★最後まで名前呼びを許さなかったこと
寝てる蝶野さんに「寝てるからいいよな…おやすみ、一片さん」って言ってる花田くんとか見ると…悲
過去に折り合いをつけられた後なら、花田くんに「一片さん」って呼ばせるシーンや、もう名前呼びにこだわってないようなシーンとか…そんなのがあって欲しかった泣
それが無いから、ますますオジサンに存在感・特別感が出てる気がする。(医者も呼んでましたけど)
それとも、まだ何か思うところがあるのかなぁ…。
★ちょいちょい出てきていた、花田くんが「あ、またこの表情」って言っていた 蝶野さんの微笑んでるみたいな表情は結局なんだったんですか?
自分とオジサンが重なった?でもそれなら微笑む意味分からないですよね…。
うーーん。悩
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シリアス耐性が低い方には、あまりオススメしません!
私は、耐性低いので…かなりキツかった!笑
逆に…シリアス!ヘビー!な、BLが好きな人には推しします。
(「はらださん」が好きな方は、もしかすると刺さるかもです~☆)
蝶野さんと花田には…
もう、明るく!楽しく!Hな事しか起きませんように!願
短編と中編で読み切りでもOKなお話をまとめうつ、二人の過去やその後を描いた完結編でした。
メインは、蝶野の過去編です。何故刺青を入れるに至ったのか、過去の男とは、という謎が明らかになります。
相変わらず成花田ですが、蝶野は満足してるのか、と心配になったり。
一方、蝶野も、このまま恋人関係が続くのかしんぱいになりますが、二人の絆学術揺るぎないものになっていくところが自然に描かれいていてよかったです。
この二人は本当にかわいくて、まだまだ見たいなあ、という感じ。
カバー裏のサド解説で、蝶野はなるほどそういうことか〜と納得させてもらいました。
前の巻で軽率にリバが見たいとか言ってごめんよ蝶野って気持ちもありつつ、SMのS受けが好きなので、そんなプレイも見たい。おじさんを吹っ切っれたようなので、今後そんな可能性もゼロでは無いんじゃ無いでしょうか!!この感想に同意される方で紙書籍をお持ちの方は、電子限定おまけを読むと幸せになれますきっと。
それにしても、言葉責めセリフや描き下ろしの流れは、商業BL漫画ではあまり無いタイプのエグさで非常に良い!1巻は半分ぐらいでしたが、まるっと一冊の2巻が読めて良かったです。
個人的にakabeko先生の絵柄だけ、いまいちハマれてないところがある…
神寄りの萌2
甘い作品ではないですね。
蝶野さんの過去は複雑すぎて、正直どんよりとした気持ちで読みました。蝶野一片という男の人間性を知るためには必要なエピソードだったかと思いますが、描写といいちょっと個人的には読んでいてキツかった。
花田との関係性が本当に救い!!!
1巻より花田に対してあま〜い蝶野さんが見れて大満足です。過去は消せないけど、今腕の中にある幸せと一緒に生きていってください蝶野さん!!!
(個人的にタイプの攻めでした)
完結したんですね……欲を言えば、甘々な同棲編が読みたいです。
蝶野(管理能力完璧な無自覚ドS)×花田(自覚ありドM):同じ会社で働く先輩×後輩のSM関係BL
前巻では二話しか収録されていなかったのに、濃厚で性癖をビンビン刺激する新境地なSMカプのお話に萌えました。
本巻はそのカプのお話を一冊丸ごと読めると思っていたので、とても楽しみに電子連載がコミックス化するまで待っていましたが…
他の方もレビュー書かれているとおり、蝶野の過去がキツすぎまして…本当に読む人を選ぶ内容でした。
調教師の雲井おじさんは、典型的なDV夫タイプのS…誰かに加害行為をしつつ依存していないと生きられないタイプ。
でも蝶野は管理能力完璧な無自覚ドSなので、淫紋を彫られてなお雲井おじさんに依存しきれなかったんですね。
だから雲井おじさんは、自分に完全依存してくれない蝶野を最終的には捨ててしまったんだなと思いました。
捨てられた後は淫紋を彫った先生に支えてもらい、社会人として働いていけるようになった蝶野はすごく立派です。
そんな蝶野が自らを丸ごと受け入れてくれて、性癖も合ったドM花田と出会ってカップルになれて本当に良かった!!
個人的には淫紋を消してキッチリ過去を清算し、ペット花田と家族としてSMしつつもラブラブ同居生活する蝶野が見たかったです。
あとSな大学時代の先輩×花田は良いスパイスでした!描き下ろしも、嫉妬する蝶野が見れて良かったですし!!