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sasakure requiem
拗らせちゃってる日向の救済ストーリーです。
実の兄を脅迫して中1から犯し続けてた子ですよ。どうやったら救えるんよ?
そこは圧倒的光属性の天然キャラの風間先輩にしか出来ないわ。2個後輩に懐くって言葉がぴったりな先輩っている?万年補欠のサッカー部員、なのに楽しそうに部活参加してて読者モデルもしてるから他校の女子人気抜群。
サッカーが上手で1年なのにレギュラーの日向に「試合に出られないのになんでサッカー続けられんの?」なんて失礼な事言われても「ボール追いかけるの好きだからかな?」なんて明るく答えられるなんてなんで性格してるんだー。どんな親御さんに育てられたんだい?いい子だな。
こんな性格だから芸能界でも可愛がられて上手にやっていけそうだよ。
兄を犯していた罪悪感で度々めんどくさくなる日向に対してもどう接したらいいだろうと考えてずっと寄り添ってくれる風間先輩だからこそ、笑顔の日向になれたんだよなー。
人ってなかなか変わらないけど、接する人によって変われるのかもしれない。
今回思いましたが、鹿乃しうこ先生って騎乗位好きです?大開脚で下から見上げるようなアングル。このシリーズで毎回見てる気がする。素敵な構図です。
紙本で購入
見えてない様でいて見えてる感じ
シリーズ3冊目です。
前巻の藤野奏の弟で、奏と近親相姦関係にあった日向が主役となっている巻でした。
まず何が良いって、表紙が良いね。
しっかと握られた2人の拳からの、胸に埋められた日向の視線が…最高。
巻頭の下からの煽りのユニフォーム姿の日向の絵も素敵!2話の扉絵にもなっておりますが、逞しい太腿に視線が釘付け。
作者さんのキャラクターを描くアングルが素晴らしいなと思います。
そう思いながら、各ページまた読み返すと濡れ場などもシチュエーションやアングルが多様でお上手だなぁと感心してしまいました。
内容は兄との過去に今となっては罪悪感に苛まれ続けている日向に明るく真っ直ぐに接してくれる、絢斗の存在で人を愛せるようになるお話でした。
途中、思わぬ再会もあり奏の近況も知れたのが良かったです。
みんな幸せになってくれ!
最新巻は誰の物語なんだろう?
楽しみです♪
シリーズの新刊が出たのと、レビュー未投稿だったため再読しました。
そうそう前巻で、ガチ兄弟のくだりがありまして(苦手)。
2人とも罪悪感と心の傷を背負うのが、気の毒だし。苦しむ姿がまともな感覚で、読む方にとってはまだ救われるなと。
それでも鹿乃先生らしく展開が早く、前巻では奏に大志がいてくれたし。
本作では、日向は風間と出会うことができた。
風間がイケメンなのに、乙女っぼいキャラなのが憎めないかわいらしさですね。
日向の陰気くささを払拭してくれる明るさと真っ当さがある。
日向が風間とキスをして「…キス ヤベェ」と言うのは萌えました。
奏が大志と同棲していることもわかり、安心できました。
無愛想でクールなサッカー男子高校生×天然系イケメン先輩のお話です。全寮制です。
この二人可愛いです。
絵柄がとても綺麗でどのシーンも素敵。
とにかく攻の日向のイケメン破壊力がスゴいです!
ひとつひとつの表情が繊細で体の描写も芸術品です。
日向が抱えている過去の傷はとても深いもので、それに絢斗が前を向けるように寄り添っていく姿には見守るこちらも救われます。
日向が絢斗と出会えてよかった。
ただただそう思うばかりです。
高校が舞台となっていますがこの二人のその後をもっと見てみたくなります。
鹿乃先生の作品はどのシリーズもキャラクターに陽陰の魅力があってストーリーにもエロにもとても満足します。
エロはだいぶエロいです。
この作品だけを読んでも楽しめますし、ここから読み始めて過去作を読むのもまた楽しめると思います。
スタート数ページのサッカーユニ姿にグッときて買いました。あのショーツの隙間がめちゃくちゃにエロい。特にDKだとまだまだ筋肉量が多くないのでヒラッとしたところが、、たまらないしあわせ(*´◒`*)
前作?読んでないのでおにーちゃんとのアレコレはよくわかってないんですが、「実の兄貴で童貞を捨てて、部活の先輩をオナペットにしてる俺」っていうモノローグ?がめちゃくちゃ強い
※ちなみにヒナタくんは高校進学と同時に家を出て寮に住んでる=おにーちゃんと会わないようにしてるんですが、今作、アヤトくんの仕事現場でおにーちゃんと再会します
ヒナタくんの後ろめたい部分をアヤトくんの真っ直ぐな明るさが包んでくれて、まだ完全ではないけど少しずつ心がほぐれていくのを感じる。愛だよねぇ、、
エロはエロいし、なんならサッカーエロマンガ(なんだそれ)だと思って読み始めたけど、ストーリーもぎゅっと詰まっていて期待以上です
鹿乃先生の作品を立て続けに読んだら、絵がお上手で読みやすくなってるな〜と。
日向があれだけヤバい奴だったにも関わらず、シリーズ3冊の中で一番青春ぽくて爽やか感のある1冊です。清涼剤風間さんのおかげですよ。
風間先輩の高校在学中と卒業後で大きく分かれています。まだこの後日向大学生編とかで続けられそう。
フェミ兄さん風間は奥手なゲイだったのか!急に安心しました。風間先輩ノンケっぽいからこの人たち高校卒業と共に別れるんじゃないかと思って読んでたので。部室とか寮で致してるのも、誰か入ってきて見つかっちゃって、別れることになるんじゃないかとヒヤヒヤしてた。
鹿乃先生のササクレシリーズの新刊です。
前作「ササクレ・クロニクル」のメインカプの奏くんの弟 日向くんがメインのお話になります。
「ササクレ・クロニクル」ではなかなか難しい性格だった日向くん。
私自信あまり好きなキャラクターではなかったのですが、
試し読みで雰囲気が良い感じだったので購入。
受けの先輩 風間くんがイケメンで良いキャラで、
彼にとても救われます。
見た目だけで言うと風間くんの方が攻めっぽいのに
日向×風間にするあたり、そこが鹿乃先生っぽいなと思いました。
物語の後半でちらっと兄 奏くんも登場したり、
鹿乃先生の作品は他の作品のキャラクターが出てくるのも魅力の1つです。
また、風間くんの読モ仲間のキャラクターも気になるので
是非また続編がある時は期待しています!
前作のササクレ・クロニクルがシリアスでドロドロの近親相姦ものながらめちゃくちゃ面白かったので、今作も期待して購入しました。
クロニクルほどの衝撃はなかったものの面白かったです!
今作は日向の救済物語で、前作とは異なりほのぼのしてて癒されましたー!
日向だけでなく藤野のその後もちょっと見れたのが嬉しい。
三田の片想いから歯車が狂ってしまった兄弟がどちらも幸せな人生を迎えられそうでほっとしました。
兄弟の確執が完全ではないけど解けつつあるのも良かったです…!
風間の体格が日向より大きいのが個人的に萌えました!
大学進学頃には日向の身長が伸びてしまいますが、
個人的には高校時代の小さいけど男前な攻め描写にきゅんとしたので小さいままでいて欲しかった(笑)
前作で嫌な印象が強かった日向が予想外に可愛くてカッコよくて凄く好きになりました!
ササクレシリーズでは1番好きでした。
日向の相手が絢斗で本当に良かったです。クロニカルでの日向が幼過ぎてとても気の毒で気になってました。
絢斗は単純おバカだけど懐が深いので、気難しい日向にピッタリだと思います。シリーズで1番のキラキラしたイケメンですが、日向が1番と言い切る潔さも持っています。それが日向を立ち直らせて行ったんだと思いました。そして童貞だったのに段々とエロくなるのも素晴らしいです。
絢斗の人徳で高校時代のサッカー部の仲間たちにも公認されてるのにホッコリしました。この2人ならきっと大丈夫でしょう。
出来ればもう少し先の話も読みたかったです。
ササクレシリーズもっと続いて欲しい。
まさかの日向救済を考えていたなんて、ほんと鹿乃さんありがとうございます。
と言っても私は前作で日向ムカつく~としか思ってなかったから、びっくりだったんです。でも、日向目線でのお兄さんへの思いとかしたことの後悔とかきちんと聞けて良かったです。彼は彼なりにショックだったからこその暴走だったんですね。
そんな不器用な日向がピュアで天然な絢斗に出会えて良かったです。
絢斗の初登場シーンではえ?!まさかのオラオラ系で日向を調教してくれるの?と思ったけど、全くの逆でかまってほしくて周りを跳び跳ねているワンコでした。内容ももちろん濃くて大好きなんですが今回はサッカーのユニフォームでの萌えショットがたくさんありました。特にカラー扉の下からのショット。(ギャー!失神してる私を覗きこまれてるぅ。またバタリ。)大好きなシーンは二人の初めてのキスシーン。お兄さんとはキスをしたことがなかった日向が絢斗と初めてキスをして「あんたにあげられるものがあって良かった」と言う台詞。最高にぐっと来ました。奏くんにも感謝ですよ。
鹿乃さんの描く男の子って、体のラインもガッチリとしていて、痩せていても男の子のラインだし、受けだからといって女性っぽいラインじゃないのがとても良いですよね。特に今回は男子寮やサッカー部での話が多かったので話している内容やお風呂場でのシーンなどもまるでこちらまで仲間になったかのようなその場にいるような本当にそんな会話をしてそうな男子高校生たちの日常が良かったですね。日向が絢斗とお風呂に入ったあと寮の部屋で一人エッチしているシーンのアングルとか、表情とかほんとエロかったです。
細かくあげたらきりがないほど、最高な作品でした。
実は、スピンオフと知らずに読みました。
全く予備知識なしの状態で読み始め、人物紹介見ても全くピンと来てない状態。
結果、面白かったんです!
一回読んで、又続けて読んでみて。
良かった~!
以前の日向は、わからないのですがかなりエグイ過去の持ち主であり、でも兄との関係を悔いながら生きているのですね。ずっとずっと、浮かんで沈んで消えきらない沈殿物みたいな過去。
絢斗と出逢っても、険のある日向はそのまま。
だけど、素直で、健気で優しい絢斗との出会いは日向にとって救済処置みたいです。
読み進めると、絢斗が素直で健気だけじゃなくて覚悟を持って日向を好きでいることがわかるんです。絢斗の存在は日向の過去の状況からの脱出なんだろうなぁ…
日向も絢斗も互いを好きで、焼きもちを焼いたり甘えたり。うわ~かなりラブラブじゃないですか?絢斗の友達も、2人の関係を知ってからも応援したりと優しい。
周りを和やかにする絢斗の存在はスゴいですね!
2人のえっちも、愛がある。
回数重ねて、増し増しです。
日向の過去の沈殿物は無くならないだろうけど、きっと絢斗によって澄んで、沈殿物は小さくなっているんだろうなと思いました。
2人が笑って将来を語れるのが、ホントに良い。明るい未来の日向と絢斗が想像出来る、恋の話でした。
シリーズ逆算読みを予定します!
ササクレシリーズの中で1番好きな2人でした。
なんかいろいろ前作のことも含めて救済されました。
深く重い感情を抱えたまま進学した日向は、風間先輩の純粋で真っ直ぐな好意と包容力に救われました。
そして私も救われた…風間先輩のおバカキャラに…もとい、日向を闇から引っ張り出せるほどのピュアっピュアな光に。。。
将来有望のサッカー選手(鬼イケメン)とモデル(クソイケメン)という王道設定も王道ってやっぱいいよね派からしても安心して堪能出来ました。
麗人の三田のおじさん編も読みました。まさかのみんなホモ展開にこれからもササクレ追い続けます。
作家買い。
『ササクレ・メモリアル』→『ササクレ・クロニクル』に続く三作目。スピンオフのスピンオフ、というよりは、シリーズと言っていいんじゃないかな。これ、全部読んで初めて彼らの内面がきっちり読み取れる造りになっています。
『クロニクル』は奏くんが可哀そうで。
健気なだけなのに、自分の恋心を三田くんに利用され、弟・日向には脅迫まがいに抱かれ。
ということで、三田くん、そして日向には悪感情しかなかったのですが、今作品はそんな日向がメインのお話。
日向視点で描かれているために、彼の奏への切ない恋心がきちんと描かれていて、前作では外道としか思えなかった日向の一途な想いに一気に萌えツボを刺激されました。
兄に対する恋心という葛藤を抱えた日向。
彼が、不器用男子だった、というのが、
めっちゃ良い…!
奏への想いも、彼がもう少し立ち回りが上手くできる子だったなら。
そして、彼がもう少し大人だったなら。
奏と日向の関係も変わっていた気がします。
兄から離れるためだけに、寮のある高校に進学した日向。
そして彼は出会います。風間という先輩に。
風間くんと出会ったことで、日向の内面は一気に成長していく。
はじめは少しずつ、でも確実に。
そんな割れ鍋に綴じ蓋の2人の可愛いモダモダ進む恋心が凄く可愛かった。
とにかく風間くんが可愛いの。
ちょっと天然で、でも日向のことが大好きで。
しうこさんの描かれる、ちょっとアホな子(褒めてます)って、どうしてこんなに愛おしいのかな。
ササクレシリーズはややもすると痛かったりしてハードルが高めなシリーズですが、今作品は甘くて、そして優しくって、BLの王道と言っていい作品だったように思います。
「クロニクル」は、セックスシーンが痛々しい描写であることもありましたが、「レクイエム」は甘かった…!しうこさんらしい綺麗で、汁気たっぷりなエロは今作品も健在。バッキバキに割れた細マッチョな腹筋も非常に眼福でした。
奏もちょびっと登場していますが、彼もまた幸せそうでよかった。
「痛い」だけではなく、「甘い」だけでもない。そのバランスが秀逸で、さらに一途に相手を想う恋心もきちんと描かれているのが『ササクレ』シリーズの大きな魅力かと思われます。
スピンオフ、続編、どちらも激しく所望する、大好きなシリーズです。
「ササクレ・メモリアル」からこっち、三田の矢嶋への10年もの執着と愛執が引き起こした、まさに。まさに。「渡る世間はゲイばかり」な展開。
三田から矢嶋へ。そんな三田への想いが拗れてしまった奏。そんな2人を見て、劣情を抱き、恋か愛執か分からなくなる弟、日向。堕ちていくかに見えた奏を結果的に救う恋人となった正志。
直接的にも間接的にも、三田に関わってしまった全ての人々を救済せずにはいられない、しうこ先生のキャラクター達への愛情が見られる「レクイエム(鎮魂歌)」。完結編(だよね?)に相応しいタイトルとなっています。けど、このタイトルの仄暗いイメージが、ちょっと不穏な空気感をも漂わせてもいるので。少々ドギマギも致しました。それに私は、日向を救うなら。三田のイケメンの叔父さん(大人)がお相手を務める事になるかなぁ〜って予想してたんですよね。この男もワケありな感じがしていて。なので 物語が続くのなら、この叔父さんをも是非救済して欲しいものです。
少々驚いたものの、新キャラ登場です。部活の先輩、風間に懐かれて関係を持ってしまう日向。
この風間先輩の無邪気な明るさに日向の後ろ暗い気持ちはどんどん晴れて行く。という、意外にもキラキラとしたストーリー。実の兄に抱いていた劣情。その事で兄を苦しめていたという悔恨。兄である奏が「汚れている」自分を愛される価値の無いものだと懺悔していた様に。日向もまた、自分には恋をする資格が無いと思い込んで苦しんでいる。奏と日向は全然似たところが無いと思っていたけれど、この兄弟は実に似ている。そっくりなんですよね。そういう演出もニクい!ニクいです‼︎ しうこ先生‼︎
この時抱いた2人の感情を癒してくれる。救済する。それこそが「レクイエム」‼︎
震える魂を柔らかく受け止める、風間先輩のピュアさ。明るさに救われます。
人は、その出逢いで変わる事も出来る。
2人の数年後、今はバーで働きながらモデルをしているという、おそらく絶縁状態だった奏との再会もホッとさせてくれます。美しい奏はモデルという仕事を通じて、風間先輩の良き友人となっていて。正志はそんな奏の側に寄り添い、支えている。ちゃんと奏の幸せを 日向も感じる事で、それは完全に「許された」のだとも、思わせてくれるのだ。
まぁ、お騒がせ三田の 矢嶋さんとの甘あま後日談も差し込んで欲しかったけどねー。カップル的には三田×矢嶋さんがやっぱり一番好きだよ。
エロはそこはさすがしうこ先生。美しくもドエロっぷりは益々磨きがかかっております。修正されてはいるものの。汁とか色々。トロ顔とか色々。もはや修正の意味無いんじゃ?というくらいエロいっす。
「ササクレ・メモリアル」シリーズ3作目、スピンオフのスピンオフって…。
しかも、「ササクレ・クロニクル」で一番気になってた藤野の弟がメイン。
メモリアルの変態で始まり、クロニクルのガチ兄弟で一波乱、
そこからまさかのピュアな王道で、振り返れば一番普通の作品のような気がする。
メモリアルは読まなくても大丈夫ですが、
クロニクルは読まないと、日向の本心が見えない気がするので、クロニクルは必読かな…。
本作を読んでからクロニクルを読み返すと、日向(弟)の奏(兄)への本当の想いに気付ける。
中1の日向が高2の奏に身体の関係を強要して半年、
奏が大志と出会ったことで兄との関係が不本意に終わり、
サッカーに打ち込んで頭を空っぽにして生活する日向が、全寮制の高校へ。
モテメンサッカー部先輩の風間との出会いで、過去を悔いる日向に安息が訪れるお話。
この作品は日向というキャラの受け取りで、全然印象が変わってしまう。
レクイエムでは、日向は兄を性欲だけで無理やり抱いた、
好きも嫌いもないと言い、悪びれる様子もないレイプ加害者のイメージから始まり、
加害者の救済物語と考えると、いろいろ複雑な心境になる。
子どもでも、理由はどうあれ加害者が救済されるなんてという考えがあれば、全然響くものがない。
でも、過ちを犯して後悔し自責の念でトラウマになっている日向が、
光属性の天然ピュアな風間に愛され、安息できたことが救済物話だと考えれば、
みんなが幸せになってよかったなぁと、じんわり温かい気持ちになれる。
日向を責めずに心配し、既に過去の事として大志と前向きに生きる奏の姿にも幸せを貰えます。
ベースはハードですが、光属性の天然ピュアな風間という大きなザルで、
ダークなアクを洗い流したくらいピュアッピュアな二人でした。
無理矢理にしか抱いた事がなかった兄と、身を委ねてくる風間との違いに、
愛されることの喜びと、愛し合う関係が更に愛情を深めてくれることを知る日向。
二人の関係が深まるほど、そんなエッチシーンが濃厚でトロエロに描かれて、
今回段階は踏んでるけどエロ描写が多かったです。
タレントで活躍する風間が、TVで男にキスされるのを偶然見てしまった日向、
いつもクールな日向が見せた嫉妬の表情は最高でした。
そして、風間には仕事だから気にしないと言っておきながら、
後でヤキモチを焼くエッチシーンはエロかった。
ブリッジみたいになってんぞと日向に突っ込まれる位、気持ち良くなった風間がエロ可愛い。
鹿乃しうこ作品の大好きなエロ可愛い受けが、また一人増えました。
「しゃっふる!」収録の、牧志青の似顔絵描き下ろしキャラクタープロフィール形式で、
日向と風間バージョンが1Pあってメチャクチャ嬉しい。
この作品がもっと早ければ「しゃっふる!」表紙の受け衆に風間も登場してたかな…
それくらい魅力的なみんなに愛される受け様です。
日向というキャラの受け取りで大きく印象が変わる作品ですが、
クロニクルで終わらせずに、日向を掘り下げて描いて貰えて本当に良かった。
でも、奏にちゃんと謝ることができたら、もっとスッキリしたかな。
※Renta:修正は白い斜線です。
評価は神寄りです。(シレッと変更する可能性あり)
ササクレシリーズ3作目。
それぞれメインが変わるので単品でも大丈夫といえば大丈夫。
でもこの本は是非とも「ササクレ・クロニクル」と合わせて読んで欲しい…!!
前作を踏まえるとまさにレクイエムと言える内容で非常に良きなのですよ(;///;)
中々の闇を孕んでいた藤野の弟・日向がその後が気になっていたので嬉しいスピンでした。
さてさて。
日向は全寮制の学校に進学していました。
全てを忘れる為にサッカーに没頭する日々。
けれど振り払っても振り払っても自分の犯した罪、自責の念がつきまといます。
これがもぉぉぉぉ切ないです。
日向の中で奏との過去は「実兄に恋して失恋」ですらないのですね。
"恋愛感情以前に性欲が暴走して混同しただけ"
"所詮自分はレイプ犯でしかない"
"こんなヤツにまともな恋愛が出来るわけがない"
そんな風に揶揄し何度も自分を責めるような言葉を口にするのです。
兄への恋心は性欲とはき違えただけと感情を処理して、
コレを失恋と呼ぶには烏滸がましいーと言っているような痛々しさを感じます。
自分で自分を責める度に傷つく心。
自分を蔑みながら小さく零した涙。
なんかね。本当に奏を好きだったと思うのですよ。
けれど方向を間違えてしまった不器用さがツライ。
(レイプしたのは客観的事実だし肯定は出来ませんが…)
そんな中、とても救いになるのが風間先輩です…!!!
帯には「おバカで残念なイケメン先輩」と書かれてるのですが、
素直で裏表のない人の良さから包容力を感じる男前受けにもみえました(∩´///`∩)
傷を抱えて自分を蔑むばかりの日向を、天然のおバカさで癒やしていくのですよーッ
これすごく良かった。
日向の傷に寄り添うような温かさも感じられるし、
受け皿になってあげているような器も感じる。
でも本人は傷ついている日向をみて
こうしてあげなきゃとか狙ってないのですよ。
ただただ日向が好きなだけ。ただそれだけ。
エロエロな中でしっかりアオハルもしててニヤニヤしました(∩´///`∩)
風間先輩は日向を好きすぎて
芸能人になっても日向ファーストなところがとっても可愛いです。
奏も登場し、風間先輩がクッションになり。
藤野兄弟の関係が徐々に改善されそうな気配があったのも良かったです。
風間先輩の大らかさには見てる側もホッとさせてくれる存在でした。
あと萌え的な観点で特筆したいのが、
初キスキーンの胸キュン度…!!!(///Д///)
体先行の関係ですがキスがすごく甘酸っぱいのですよ。
ブワァァァァっと愛情に満たされるッッ!
日向が初めて笑うシーンでもあってグッときました。
また初エッチで感極まったように下の名前呼ぶとこもキュンキュン(∩´///`∩)
一方的で奪うエッチしかしてこなかった日向にとって、心が繋がるエッチは初めて。
心が満たされてる感があるエッチはホンマ良きですね…!ギュンってなります///
ああ、良かった。
日向がまた自然に笑えるようになって良かった。
風間先輩と出会えてホンマ良かった…(∩´///`∩)
そんな感情でいっぱいになるレクイエムでした。
『ササクレ・メモリアル』『ササクレ・クロニクル』に続く、
シリーズ3作目です。
クロニクルに収録の【ササクレ・スパイラル】に登場した藤野の弟・日向が今回の主人公です。
前作未読でも内容は分かると思いますが、
既読でないと感情移入できないかもしれません。
兄との近親相姦を経て全寮制の高校に進学した日向。
高校のサッカー部では、
なぜかタイプの違う先輩・風間に懐かれます。
優しい風間に漬け込み身体の関係を迫りますが、
拒絶されてしまった日向は風間と距離を取るため、
兄との出来事を暴露してしまい……という展開です。
そもそも日向が家を出たのは、
兄を家に残して自分との事を後悔させるため。
日向の心は、とってもササクレ立っています……
兄に拒絶されたことが尾を引いているのです。
でも、風間がとてもいい子なんです。
本当にいい子だった。
アホだけど一途で、真っ直ぐ日向に気持ちを向けてくれます。
「どうせあんたも逃げ出すんだろ 恐がって」
という日向の言葉……
やっぱり兄に拒絶された事が影響しているのでしょうね。
受け入れて欲しい気持ちが強いくせに、
拒絶される事を何よりも恐れているように感じました。
風間はそんな日向を受け入れ、2人は初めてキスをします。
それは、日向にとっても初めてのキスでした。
「あんたにあげられるものがあって良かった」
ってセリフ、すごい萌えました♡
ササクレ・レクイエム①②は2人が恋人になるまで、
その後③④は恋人になってからのお話が続きます。
まるっと一冊、日向と風間のお話なのが嬉しい^^
恋人になった2人は、時間をみつけては会っています。
風間はタレントとして活躍しますが、
日向のことはあまり隠していないみたい。
友だちにも素直に打ち明けちゃうんだけど、
そういうオープンなところも日向への愛が伝わってきて好きでした。
そして偶然、奏と再会してしまうのですが、
もちろん元通りの兄弟の関係に戻ることはできません。
ただ、お互いに心配しているのが伝わってきて、
胸が苦しくなりました……
いつか4人で話ができるといいなとは思うけど、
2人がしてきた業を思うと難しいのかな。
まぁ、風間がいれば日向は大丈夫だと思うし、
とにかく風間に救われまくる作品だったと思います。
日向が初めてという風間がどんどんエロくなり、
可愛くなっていく姿にはニヤニヤが止まりませんでした。
好き同士のセックスの威力たるや!
挿れる前にイっちゃう日向もいいけど、
ブリッジみたいな姿でイっちゃう風間はエロかった‼︎
とんでもない高校生ですよ、日向は^^;
そして、心身ともにカッコよくなりましたね。
シリーズの中では一番好きな作品かもしれません。
何度も言いますが、風間がとても良かった!
それに尽きます‼︎