神様のウロコ(1)

kamisama no uroko

神様のウロコ(1)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神100
  • 萌×267
  • 萌24
  • 中立4
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
23
得点
844
評価数
198
平均
4.3 / 5
神率
50.5%
著者
日ノ原巡 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
価格
¥670(税抜)  
ISBN
9784403667053

あらすじ

小説を描いていた智治は行き詰まって田舎に帰った。
久々に降り立ったふるさとで出会った見知らぬ美形は、なんと龍神様で……!? 

表題作神様のウロコ(1)

鱗,嫁を待っている龍神
泉妻智治,田舎の故郷に帰った小説家

その他の収録作品

  • はじめての夜
  • 止まらない好奇心

レビュー投稿数23

丁寧な導入!!

(2)まで既読状態で投稿します。
本作、作家先生買いです!もともと人外モノ(とくにヒト型じゃない人外が出てくるやつ)は異種間交際感が強すぎて敬遠しがちだったのですが、日ノ原先生のセラピーゲームシリーズが良すぎて購入。
読んでみましたが、この作品大好きになってしまいました…!

ストーリーとしては、田舎に帰ってきた小説家先生が、実は神様の嫁になる契約がされていたたため婿になる神様が迎えに来てあの手この手で嫁として連れ帰ろうとするお話ですね。でもこの神様、単に生贄としてじゃなく”愛し合う夫婦”の嫁として連れ帰りたくて、しかし小説家先生はそんなこと受け入れられるはずもなく……

一巻では、舞台設定の提示とキャラの馴れ初めが丁寧に書かれてる感じで、「ちゃんとこれBLに行き着くのか…?」と思いつつ読んでおりましたが、普通にストーリが面白くて楽しめました!!
特に!カップルになるはずの鱗さんと智治さん、ほんとにカップルになりますの君ら?って最初心配してたんですが、なんかだんだんそういう関係に繋がっていくんですね……(もっとBL要素が強くなって来るのは次巻なんですが笑)
ノリ合わな過ぎてお友達すら厳しそうじゃん大丈夫か…ってそんな心配しながらBL読むのも珍しいですよ笑
でもそこが、物語としてひきつけられるというか読みごたえがあるというか……
2巻での展開への土台としてひzzっじょうに重要で、この馴れ初め話があってこそ2巻の展開が生きてんなーーーと思ったのですんごく感動しました。

あとこれはもう好みなんですが、日ノ原先生の描くキャラは見た目もそうですが、人間性の出し方が非常に魅力的で、のめり込んで見てしまいます。上巻では智治がだんだんとほだされていく様がありありと書かれていて、読み込んでしまうんですねー……

いろんな意味で眼福な時間でした……

0

魅力たっぷり

やっぱり先生の作品はどれも刺さる。幸せ♡

まずね、話のテンポとトーンのバランスが凄くいい。今回の一巻ではBの ”L” 要素がまったくないとも言えるんですが、シュールな設定でありながらリアル感を完全に忘れてないトコが逆に好きでした。

智治はノンケ(?)っていうか、そもそも恋愛自体に興味がない人なので、鱗の求愛行動がすぐに効くわけがないw 
しかし、二人が少しずつ仲良くなっていく様子が微笑ましい (^^)

続き読むのが楽しみです!鱗さまカワイイよぉ~

1

智治がすぐに鱗になびかない所がいい!

作者買い。
相変わらず可愛いワンコが出てくるv

今回は神様と、
なにか訳ありそうな小説家のお話。

お嫁さんを迎えにきた神様と、
いつのまにか許嫁にされていた智治。
その辺の詳しい経緯も
まだ明かされていないので、
ちょっとすっきりしない感じ。

押せ押せの鱗に、
少しずつ絆されながらも心を開けない智治。
彼も色々ありそうなのですが、まだ謎。
でも、智治が簡単に鱗に落ちない所がいい!

それでも、
一途に智治を想い大切にする鱗。
神様なので、世間ズレしている所もありますが、
とにかく一生懸命!

今後この二人の距離が、
どんなふうに近づいていくのか、
智治とおばあちゃん、
そして鱗とおばあちゃんの関係も気になります。

まだまだ物語の始まりという感じですが、
今後の展開に期待大‼︎
いいところで終わっているので、
次の巻を入手してから読むのをおすすめしますv

評価は今後の展開を期待しつつ、
この巻は「萌×2」で‼︎

0

天然な神様ってこんなにも尊い…好きです………

龍神様×人間の異種間の恋愛作品で、とてつもなく作画が美しかったです。

お話は田舎が舞台になっており、この上巻はひたすらに鱗が献身的に智治に尽くしていて、ずっとツッコまれるわ、ふわふわしているわで、神様のというよりは天然な男の子感が溢れていました。
でも鱗が本当に智治の事が大好きで、尽くしたいという気持ちが伝わってきてかわいかったです!特に恋バナをしているシーンからの作った料理を持って行く描写は、指をけがしていたりとすごく健気で、母性があふれ出しました。
普段の少年のような雰囲気からの、神様として振る舞っているギャップにかなりやられます……!

上巻は日常回といった感じでほのぼのとした日常が描かれています。最後だけ下巻に繋がる事件が起こっていますが、基本はただただ癒やされるお話です!

また、作家さんが大好きで、この作品も作家買いだったのですが。本当に登場人物全員が美形です!!特にメインの二人はまごうことなき「美形×美形」。それに相まってお話も引き込まれるものがあるので、ほんとうに素晴らしい作家さんだと思います!!また特に今回は田舎が舞台だったので、瓦屋根の家や木の上から夕日などの景色の描写が多く、とても綺麗で幻想的でした。

何度も読み返したくなる作品で、とてもおすすめです。

1

まだまだ謎な事ばかり

起承転結の「起」の部分くらいでしょうか?
まだ1巻なので、現状の説明と伏線がいくつか。
なぜ、智治は都会から田舎に戻ってきたのか。
おばさんの存在。
智治はおばあちゃんに何をしたのか。
おばあちゃんと鱗の約束。
智治と鱗の出逢い。
そして鱗の存在。上司や部下って?体調大丈夫なの?
謎だらけでBLという事を忘れて楽しみそうです。

智治は田舎に来た時はやる気がなさそうだったのに、今は美味しい食事を食べてぐっすり眠れるから体調良さそう。スランプなのかな?仕事が捗るといいですよね。
鱗はおばあちゃんとどんな約束をして、智治を嫁に欲しいと思ったのか。智治に惚れてるのは本物なので、理由を知りたいな。
少しずつ前進している二人の関係。とても楽しみです。

0

龍神×男嫁の異種恋愛譚

(※タイトルは帯タイの煽り文です)
和装姿の謎の男(龍神様)×新作を書けずにいる小説家(男嫁)のBLです。
神様のウロコ1️⃣とあるように元々長編予定だったのか話の展開としては起承転結の『起承』くらいまでのお話です。

人外度について
攻めが龍神と人外ですが、基本は人の形をとっている為(カバー表紙参照・白髪の男性の方)、基本的な人外度はそれ程高くありません。
受けが獣に襲われた時等に完全龍神化しますが、それ以外は人型なので、人外の姿とのカップリングが苦手な人でも苦手意識なく読めるかと思います。
描き下ろしの番外編では様々な部位の一部龍化が描かれています。
本編から番外編を通して一通りの龍化を収められており◎
人外度が高くはないけれど多様な龍化が描かれている為、個人的には人外BLの筆おろしの一冊としてお勧め出来る本だと思います。

3

2巻まで読了

神様と人間の身分差が好きなので、設定で購入に決めました。
1巻はまだ導入の話で、2巻からBLっぽくなります。全体的にはきちんとストーリーがあり、起承転結のある漫画だと思います。ただ、個人的には智治さんが鱗様に落ちる理由にもっと説明がほしかったです。

キャラに関しては、1巻では受け受けしい鱗様が2巻で攻めっぽくなります。自分は今まで攻めだとスパダリで落ち着いている神様しか見たことなかったので、こういうタイプがかなり新鮮でした。自分にはそれでも受け受けしすぎるのですが、ギャップが好きな方にはたまらないのかもしれません。
一方で、智治さんは常識的で芯のある人間性をしています。普段がしっかりした感じで強気なので、デレるときがとにかく可愛いです。

BLとしては個人的な趣味に合わないところもありましたが、絵柄がとても綺麗で丁寧ですし、ばあちゃんの願い事、ばあちゃんが亡くなる前のこと、智治さんの幼馴染が勘づいてるっぽい描写、鱗様とこれからも居続ける方法…などなど、伏線がたくさん張られてますので、3巻が出たら追おうと思います。

0

読みやすい人外BL

とにかく絵が綺麗で読みやすいです。人外BL苦手なのですが、ほとんど人間の姿でストーリーが進むので、全然気になりませんでした。

新人小説家・智治(受)は帰ってきた田舎の駅で生き倒れになっていた男を助ける。なんとその男・鱗(攻)は智治の事を妻だと言い、しかも小さい頃よく遊んだ泉の龍神様だった。「どうかわたしを受け入れ、生涯の伴侶となってくださいませ――」智治に受け入れられるため、人として暮らし始める鱗の頑張りに、少しずつほだされる智治。龍神様が助けた人の娘を嫁にした伝説が残る田舎で繰り広げられる、龍神×男嫁の異種恋愛譚。

設定はありきたりのようですが、面白いです。しかも神様といえば俺様系が多い中、ワンコ溺愛系なのが新鮮。小説家の性なのか鱗のプロポーズは断りながらも、人外の存在に興味津々な智治も可愛くて、ほんわかな気持ちで読みました。そしてエロもなければ、キスもない!!ゆっくりと2人の関係を育んでいくのも良かったです。すでに2巻が出ているということで、続きを読むのが楽しみです!

0

神様パワー

龍神様×小説家。人外BLですが、鱗はあまり龍の姿にはならないので今のところほぼ人間同士のお話な感じです。(変身したり突然高いところに行ったりとかは多々ありますが)

小さい頃の記憶ではあんなに仲良さそうな智治とおばあちゃんですが、亡くなるころにふたりには何かがあった様子。どんなことがあったのか?など、色々明かされていないところが多いです。なので、今のところはすごく情報量が増えていてこの先の展開待ちになっている感じですね~
この勢いのまま2巻にすぐ進みたい気持ちになります。

ふたりの話ではなくなりますが、やっぱ人間の欲って醜いなって改めて思いました。
智治も鱗のふんわりした雰囲気に癒されて、神様パワーでぐっすり眠れて良かったなー。

リスや犬のうらら、鱗の懐に入っているウサギなど動物がめちゃくちゃ可愛くてツボでした。

0

そびえ立つじゃがいも

あやかしや神様が出てくる作品と、狼が出てくる作品って共通点がありますよね。
どちらも「運命の相手に一途」。
それが基本装備なのが、溺愛系好きにはたまりません。

スランプに陥った小説家の智治(ちはる)は、生まれ育った田舎に帰ってきた。
幼馴染の迎えを待つ間、駅で「嫁を待っている」と言うおかしな青年と出会って…。

という始まり。
龍神さまと言うと白髪ロングで長身痩躯、着流し姿が似合う涼しげな綺麗系というのが一般的なイメージではないでしょうか。
この作品の龍神さまである鱗(りん)はちょっと、いや、だいぶ違います。
髪は短くて、綺麗系というよりやんちゃ系。
アップになると大人っぽく見えるけど、ふだんは女の子っぽい雰囲気があって、体のサイズも比較対象がいないと小柄に見える。
つまり、受けにしか見えない。
龍神さまが受けなんて嫌だなあ…というわたしの思いが、智治の「龍神の嫁なんて断固拒否!」という態度とリンクして、中盤までは智治と肩を組んで「断固拒否!断固拒否!」とシュプレヒコールを送っておりました。

甲斐甲斐しく家事をしてくれたって、絆されないぞ。
ポトスを「ポポス」って言っちゃうところとか、スプーンにそびえ立つじゃがいもを見た瞬間は噴いてしまったけれど、まだ絆されないぞ。
と、思いながら読んでいたのに。

絆されました。
本編よりも途中に挟まれた【はじめての夜】で、一気にやられました。
可愛い…。
鱗の体温に安心して、懐に入ってすりすりする智治に、寝たふりをしつつきゅんきゅんしている鱗が可愛い…。
しかも、この子、ちゃんと攻めだわと思えるエピソードなんですよ。

ここから徒党を組む相手を鱗にチェンジ。
「断固拒否!」コールのことなんてサクッと忘れて、「お前はもう包囲されている!一刻も早く絆されろー!」とメガホンで犯人に呼びかける警察官のような気分で、絆されるタイミングを待ち焦がれてしまいました。

1巻で気になることは2つ。
智治のおばあちゃんは何と引き換えに、智治を龍神に差し出したのかということ。
わたしの読みでは、純粋に智治のことを思って、「自分がいなくなったあとに、智治の家族になってほしい」っていう契約だったんじゃないかなと。
ちょっと「物語を紡ぐ才能」の代わりに…なんて可能性も考えましたが、自分のために孫を差し出すようなひとには見えないし。

もうひとつは最後に現れた天狐。
天狐が智治を襲った理由が、その前の洗濯物を干すシーンで鱗の手が一瞬透けたのと関係がある気がしております。
こちらも予想では、神社/沼から離れていると、神力が消耗して、龍神でいられなくなってしまうのかなと。
天狐は敵じゃなくて、龍神の使いなんだろうなと読んでおります。

さてさて、読みが当たっているかどうかを確かめるべく、2巻へ行ってまいります。
親戚のごうつくおばさんの件も片付くといいなあ。

0

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