愛されたがりのジェミニ

aisare tagari no gemini

愛されたがりのジェミニ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神22
  • 萌×252
  • 萌19
  • 中立5
  • しゅみじゃない5

--

レビュー数
14
得点
380
評価数
103
平均
3.8 / 5
神率
21.4%
著者
柳瀬せの 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
Jパブリッシング(ジュリアンパブリッシング)
レーベル
G-Lish Comics
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784866694771

あらすじ

一緒にいたい、でも、一緒じゃ嫌だ。目立つことなく普通に生きたいと願う平凡な大学生・萩浦冴は、風俗店の前で修羅場を繰り広げていた大学で噂のイケメン双子・秀と優を成り行きで助けることになり、そのお礼と称し性的なご奉仕をされてしまう。以降、妙に懐かれてしまった冴だったが三人でいる時間が“普通”になりつつあり一方の秀と優も、自分たちを色眼鏡で見ることのない冴に対しそれぞれが特別な想いを育て始めていた―…。

表題作愛されたがりのジェミニ

鳴宮 優・秀,双子で帰国子女のハイスペック大学生,19歳
萩浦 冴,包容力のある大学生,20歳

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • カバー下(キャラクター紹介)

レビュー投稿数14

コレが令和の受けか…!+゚。*ヾ(*´∀`*)ノ*。゚+

個人的な独断的感覚なんですが……。

3Pで【双子攻め×受け】という構図だと
2人がかりで受けが愛されるお話って思いませんか?

違うんですよ。逆。逆。
愛されたい攻め2人をまとめて愛しちゃう受け!!!

「どっちも選べない…(;´・ω・`)」かーらーのー
「どっちも愛してやるからドンと来いや!!」みたいな。
(コレが令和の受けか…!+゚。*ヾ(*´∀`*)ノ*。゚+ )

なんかすごく良かったんですよ~~~!!
受けが逞しくて頼もしくてグッとくる!!
攻めの愛が鬱陶しい時は適当に流しそうなユルさも好きv
(躾がなってない大型犬2人×飼い主にも見えてくるw)

あくまで個人的な感覚と解釈なので、
違ーーーーーう!!と思われたらスミマセンm(_ _)m
(私は受けが攻めを包み込んじゃうお話良き!と思いましたって前置きです)


さてさて。

受け:冴
ごく普通の大学生。身体は敏感。
お兄ちゃん属性っぽくて面倒見良さそうなお人。
有名人とか興味なく双子のことも知らなかった。

攻め:秀 (兄)・優 (弟 表紙のハーフアップ)
いつも一緒。とっても仲の良い双子の兄弟。
イケメンでSNSで話題になるぐらいの有名人大学生。
レンタル彼氏系のエロ有りのお店でバイトしてる。

有名人の双子と成り行きで知り合いになった冴。
なぜかとても懐かれて一緒に過ごす時間が増えていきます。
そんな中、それぞれ冴を好きになった双子の関係が崩れてーーーと展開します。


最初は
・攻め2人にグズグズに愛されちゃう受け
・年下で生意気な攻めがグイグイ押す
って話だと思ってたら印象が真逆!!!(´⊙ω⊙`)

まず、攻めの双子たち。
年下大型ワンコ攻めムーヴが可愛すぎんよぉぉぉ!!!
(世の中の年下ワンコ攻めスキーにお届けしたい*。゚+ )

やんちゃなノリでグイグイ行くのは行くんです。
でもやり過ぎたらちゃんと反省するし、
冴を泣かしちゃったらオロオロしてショボンとして、
なんかもう犬過ぎて冴が許しちゃう気持ちがわかるw

で、冴を見つけた時のぱぁぁぁって笑顔ね。最高。
あと、告白するときの上目使いがまぁぁぁ可愛い。
(年下ワンコスキーさん是非見て…)

あと冴を好きになったあとの行動が真逆で、
双子で違いがハッキリしてるとこが良かったです…!
(個人的にお兄ちゃんムーヴに弱いので秀推し←)

冴はいきなりエッチなことされちゃったり、
エッチな賭けを持ち出されてドロドロにさせられたり、
最初の方は躾がなってない犬に振り回されるんですよ。

でもそのうち扱いに慣れてくると
懐いてくる犬を雑に可愛がっている感じが良いですw

で、上にも書いたけれど、
「自分を好きになって!」という双子たちに対し、
「どっちも愛してやるからドンと来いや!!」みたいなね。
あくまで私の感覚なんですが、そんな風に見えてきます。

冴なら双子の全力を包み込めるだろうし、
愛されたがってる双子を満たせるだろうな~と。
そんな懐の大きさを感じる受けでカッコ良かったです…!

10

愛してあげたくなるね

柳瀬せの先生の前作「獅子の踊り子」のオリエンタル感のある絵やお話、とても好きでしたが
現代ものも非常に良かったです!

双子のイケメン秀と優に懐かれてしまう、平凡な大学の先輩 冴のお話でした。

双子はもちろんカッコいいんですが、平凡という設定の冴も艶があって可愛いし男前でした。
双子も好きですが、私的には冴がめちゃくちゃ性癖に刺さりました〜。
ですので、「イケメン+平凡」としてではなく、「タイプの違うイケメン」として萌えながら楽しく読ませてもらいました。

双子の秀と優は、最初は冴にエッチな事をしたりする強引なワガママな人達なのかな?
と思ったんですが、イタズラ好きのワンコっぽくて、冴の嫌がる事はしない!と約束しちゃう可愛い二人でした。

双子達が同じ人を好きになって、だけど秀と優のお互いの事も大切で。
その葛藤はあったけれど、秀と優の絆が切れる事なく好きな冴に受け入れられる関係性になれて良かったな、と思いました。
何より、受けの冴がナヨナヨしてなくて男前なのがこの関係性に合っていて良かったです!好き!

3Pものの、理解できない感や愛憎渦巻くドロッとした感が少なく読みやすいな、と私は思いました。

エロシーンはめっちゃエロ艶でした〜!
躍動感のある絵で、表情がエロくてめっちゃ良いです!!

5

やはり攻め様かわいい…。

作者様買いです。3Pとかはそんな興味ないのですが、獅子と踊り子があまりに自分に刺さったので同作者様の作品を購入してみました!

双子かっこいいです。最初からぶっ飛んだ行動をする子たちだったので、あっという間にエロの世界が広がっておりました。
受け様は男前な性格をしてる方で、面倒見がよく双子さんに流され振り回されますが、双子といえどそれぞれの内面や違いがあることを理解した上できちんと見ることのできる優しい人でした。

物語はよくあるハーレムものに近いかな。誠実な受け様だから読んでいて気持ちが良いです。
そしてやはり攻め様が可愛い。泣きべそヤキモチ、どれをとっても可愛い。
大型犬2匹です(^^)
エロいシーンは濃いめです。
道具とか貞操帯とか苦手な人いると思いますのでご注意ください

2

1億回聞いたことあるセリフたち

めちゃくちゃ王道ストーリーです。
雑誌に載っちゃうほどイケメンな双子に平凡な受けが奪い合われます。
(平凡受けという設定なだけで受けの作画は攻め並みにいいです)

「かぁわいい」「今はこっちが食いたい気分かな」「この人素質あるよ」などなど、
BLで1億回は聞いたことあるなというセリフがバンバン出てくるのですが、私はこういうのってイケメンを描く画力がない作品だと見ていて寒々しくなってしまうんですよね。
でもこちらは作画が好みだったおかげでニマニマと美味しく見れました。

そして、双子ものだと受けを仲良くシェアするのが定石だと思いますが、この双子は後半にガチめの奪い合いが勃発するのが良かったです。

受けの冴サンと出会うまでは、何でも一緒にやって誰よりもお互いをわかり合ってて、片割れという言葉がぴったりな関係だった秀と優の双子兄弟。

でも冴サンを好きになってからは、「冴サンを独り占めしたい!オレだけ見てほしい!」とお互い引かないし、譲らない精神がとても良い。
攻め同士が仲良い友達や兄弟間だとよくある「あいつの幸せのために身を引く」みたいな自己犠牲が無いのが見ていて潔くて気持ちいいです。 

冴サンは無自覚誘い系というか、チョロ可愛い。そして人たらしですね。

最終的には3人で現状維持で「いつかはオレだけを好きにさせるから!」みたいなお約束パターンでしたが、シェア関係はあくまで今のところは!というスタンスなのでいいかなと思いました。

2

やっぱりこの設定、大好きだーー!


スーパースペックな二人に懐かれたのは平凡受け。
誰もが羨む双子を特別視しないし、二人を見分けてしまう受け。

…やっぱりこの設定、大好きだー!

ただ双子や3Pは、ふとした瞬間リバになってしまう危うさを含んでいます。
というのも私、受けを放っておいて双子同士がくっ付くのがあまり得意ではなく…。
今回も途中までそのような雰囲気があったので、もしかして双子の世界に介入してしまった受けなのか…?と、ヒヤヒヤしながら読みましたがちゃんと最後まで攻め2×受け1でした!

攻めの性格がワンコの要素もありつつ、受けも肝っ玉が座ったオカンのよう。
とはいえ、双子の雰囲気を壊さず違和感なく受けも加わり、三人で幸せに暮らしましたとさ…というハピエン!

電子購入なので修正は白抜き。
とにかく絵も構成も見やすく、双子のビジュがとにかく最高でした!

2

馴れ初めなっげえ

ページのほぼ大半が馴れ初め(?)でちゃんと仲良くなるまでがクソながいから前作みたいにエロエロまみれ期待してた人には物足りな〜〜〜い!!
あとこれだけは言っておきたい、3P特有のシチュ、2輪刺しがないの!!わたし3Pはどちゃくそ好きなんだけど2輪刺しはクッソ無理なのね、それがなくてチョーーー嬉しかった。でも続編とか出たらえっちまみれになるのは嬉しいけど2輪刺しが必ず出てくると思うのね、だから続編は出ないでほしい。←
なんか3Pってそれ自体が倫理観狂ってるからメインにしちゃうと真面目な3Pは世界観変えないと無理なわけで、3Pは大体ヤリチンおバカ系かどうしようもないドクズじゃないと上手くいかないわけで、真面目にやろうとしたら確かにえっち少なくなるのはわかる、でも物足りねえ〜もっと見たい〜〜
でもそういうおばかキャラがいなかったからヨカタ!!

1

顔面偏差値

何がきっかけ基準かわからないけど、大学で有名なイケメン双子の成宮秀と優(髪縛ってる方)に好かれて大学で追いかけ回された萩浦冴。
静かで平穏な日々を奪還すべく、二人とのカケに勝ったら構わなくなると賭けをするのだが、、、何故あの賭けに冴は乗ったのか、不思議で仕方ないが、双子のワンコみたいな困り顔に絆されたのか、エッチな賭けをする事に。
まぁ、、、無理ゲーなわけで、冴は諦めて秀と優のおもちゃに。
秀と優にとっては冴の態度や反応がもの珍しくお気に入りに、、、
しかし、今までニコイチで過ごしてきた、秀と優の中で次第に冴が大きくなり、拗れだす。
 秀と優がたまに世間の常識からバグる時にきっと冴が軌道修正するのかなって、それがふたりには心地よいようにみえた。
 冴といつも一緒に講義を聴いてるお友達の彼についてもう少し詳しく知りたいです。

1

恋する双子の切ない想いに触れた

一時期、ちるちるの広告でよく見かけていて気になっていました。
双子にめちゃくちゃに愛されるお話好きなんで(そもそも溺愛ものが好き)、読む前から期待大でした。
広告ではエロ描写が際立っていましたが、実際読むと心理描写や双子であるが故の葛藤に焦点が当てられていて切なくしんみりとなりました。

双子にグズグズに愛されるストーリーの出会いの当初は、双子に翻弄されるって感じです。ひょんなことから双子のお気に入りになった冴は、大学でもどこでも2人にくっつかれるようになります。美形の大型ワンコがどこでもお供するので困惑するけど、でもどこか可愛げもあるので憎めない感じです。

どんどん冴に執着していくようになると、双子ならではの問題が勃発。ヤキモチってヤツですが、どっちかと親しくなると、もう一方は独占したくなりますよね〜…。困った困った。
同じ人を好きになった双子の仲が拗れてしまう展開になったりして、こういう時って双子だからこそ厄介です。だって顔は一緒ですし、あっちの方が良いのかよ!?って思いは大きそう。

この辺りの複雑な感情がじっくり描かれていて面白かったです。
今までモテモテで無双だったイケメンが、恋するとカッコ悪くも子どもっぽくもなるんですよね。でもそれが素って感じで良かったです。


最後は3人で…ってなるのは広告から既に知っていましたが、それまでの紆余曲折があったから良かったねの安堵感でいっぱい。広告はエロシーンしか表示されてなかったのでエロメインかなと思っていたけど全然でした。


双子が冴にどんどん惹かれて大好きになっていくのがニヤニヤ面白かったです(^ ^)

1

愛情も二倍でおいしい双子攻め♡

キラキラな双子の攻と平凡な受。ユウ君とシュウ君の二人分の愛情に蕩ける冴君が見られて眼福でした。

展開は王道ですが、とても良かったのは双子の表情の描き分けがきちんとしていること。特に冴君が双子の違いに気がつくところは確かに表情が違っていました。
双子ものは見た目が同じことが多いせいか、私は読み進めるうちにどっちがどっちか分からなくなることがよくあるのですが、この作品に関してはそれがあまり気にならずにすみました。

そして冴君が愛らしいのも良かったです。感じているお顔が可愛らしい♡二人がメロメロになるのも納得です。

事後、双子で受をサンドして愛を囁き合うのは素晴らしい構図でした。末長く幸せに、という感想しか出てきません。

読みやすく、かつ表情はきちんと描かれていて、さんぴーと双子が大好きな私は大変満足でした。


0

絵柄は綺麗だがもう一声ほしい。

『獅子の踊り子』がめっちゃ良かったので作家買い。
表紙に三人の男の子のイラストが描かれていますが、そのイラストから想像できる通りの3Pものでした。

三人とも大学生ではありますが、学生という立場の描写はほぼほぼなし。
スパダリでイケメンの双子の兄弟・優と秀に懐かれ愛される平凡な大学生の冴というCPのお話です。



主人公は大学生の冴。
彼の通う大学に、イケメンの双子が入学してきたという。自分とは関係ない話だなと思う冴だったが、とある出来事を介し優と秀という双子に出会い懐かれてしまう。なぜ自分に固執するのかわからない冴だったが、双子たちに絡まれることで自分にも衆目が集まってしまう。それを嫌い、双子たちに自分にかまうなと言い渡す冴だったがー。

設定としては非常に面白いです。
平凡で、でも優しい冴に惹かれたスパダリのツインズくんたちが、あの手この手で冴を落とそうと奮闘する。柳瀬さんの描かれるイケメンくんたちは眼福だし、それが双子ということで二倍の破壊力もある。

冴も可愛いんですよ。
性的なちょっかいを出されて顔を赤らめて涙ぐむ冴に、ムラっときてしまう双子くんたちの感情も理解できる。

できるんだけれども。
なんて言うのかなあ、急展開過ぎる、っていうのか。

仲が良い兄弟の優と秀。
けれど彼らには他人にはわからないコンプレックスとか葛藤がある。それが急に描かれてきて、んん?なぜそうなった?と置いてきぼり感を食らった感が半端ない。
そして、イケメンでスパダリの彼らが冴に惹かれたその理由も。彼ら兄弟の絆の強さとか、親は海外在住なのに二人で日本に住んでいる理由とか、あるいは冴に執着する理由とか。もしかしたら家族に恵まれなかったのかな?とか推測しました。その辺りは描かれていないので推測でしかありませんが。どんどんストーリーが展開してしまって、もう少し彼らの感情の機微を丁寧に書いてくれたなら、あるいはもう少し萌える作品になった気がします。

柳瀬さんの美麗絵柄で描かれる濡れ場は超綺麗。
でも、ツインズくんたちが冴の気持ちを優先した結果濡れ場はあまりありません。無い分、その一回一回がドエロくてヤバかった。

視点は受けの冴。なので読み始めたときに冴の恋の成就のお話なんだと思って読み始めました。
でも、今作品の主人公は攻めのツインズの二人なのかな。
お互いに大切な兄弟であることは間違いない、でも、冴は独り占めしたい。
その二人の葛藤がメインのお話なんだと思いました。

タイトルの「ジェミニ」。
ジェミニと聞くと、個人的には車をイメージしてしまったのですが、意味をググって納得。ふたご座っていう意味なんですね。「愛されたがりのジェミニ」。良いタイトルだなとしみじみ思いました。

7

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