ノーカラー

no color

ノーカラー
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神21
  • 萌×216
  • 萌36
  • 中立3
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
22
得点
280
評価数
76
平均
3.7 / 5
神率
27.6%
著者
夏目イサク 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
価格
¥552(税抜)  
ISBN
9784403661273

あらすじ

幼い頃から勉強三昧、究極のマジメ人間坂本は、騒々しくて馴れ馴れしい隣人、飯田章吉が苦手だった。だがある日、章吉の部屋が爆発(?)し、彼が坂本のところに転がり込んでくる。うんざりする坂本だが、いい加減だとばかり思っていた章吉の意外な一面を知り…?
描き下ろしラブもたっぷり収録。待望のデビューコミックス!!

表題作ノーカラー

フリーター(カメラマン志望)・飯田 章吉
法学部大学生・坂本 洋二

その他の収録作品

  • ストロボ
  • アンダーオーバー
  • ドリーバック
  • パノラマ
  • デイリーライフ1・2

レビュー投稿数22

夏目イズム

なんでこの方の作品ってこんなに面白いんですかねー
もーほんと萌え殺されますよ~終始ニヤニヤニヤニヤしっぱなしですよ。
頬筋疲れる~(笑)!!
ていうか、デビューコミックスでこれってすごくないですか?

馴れ馴れしくてゴーイングマイウェイなカメラマン×クソ真面目学生(ツンデレ属性)
という、イサクさんお得意のカップルです。
「どうしようもないけれど」も「タイトロープ」もこんなカップルなのに、どうしてそれぞれこんなに面白いんですかねー
毎回同じパターンだと飽きるもんなんですが、この方の場合は飽きさせるどころかそれぞれに萌えまくりです。
しかも攻はくつくまではわりと強引なのに、くっついてもHを強要しないところが素敵。
受のことを考えて必死に理性を保って、結局受のほうが痺れを切らしちゃうんですよね。
…あれ?もうちょっと強引なほうが受的にはいいのかな(笑)?

正反対の坂本と飯田だけど、それぞれにお互いが必要!ってのがよくわかる。
お互いに殺し文句の言い合いです。
坂本が飯田にどんどんほだされていくのも好きだし、ほだされて素直になっていく坂本にムラムラしてる飯田も好き(笑)
いつもはずけずけとした態度なのに、坂本にムラっとした時には真っ赤な顔して必死に理性を保とうとしてるとか、可愛すぎる。
坂本は、最初はあんなにクソ真面目人間だったのに、自宅で飯田とHしちゃってもいいよってくらい飯田にデレデレになってくれるなんて…!!
勉強よりも大切なものを見つけられてよかったね、坂本。危うく兄のような奴になってしまうところだったぞ!笑

やっぱりラブコメを描かせたらこの人の右にでる人はいないんでないか?!と思うくらい、夏目イサクさんの作品は素晴らしいです。
夏目節、炸裂です!!

6

すげえ好み…

夏目イサクさん初体験コミックス。
がーーん…どうしてもっと早く読まなかったの?自分…??
ってくらいに、モロ好みだった…。
セリフもキャラ立てもふたりの歩み寄りまでの展開もその後の感じも、何もかもが激ツボ。
飯田が坂本にどきっとするシーンがいちいちすごく印象的で…読んでいるこちらまで同じ気持ちになる。
ハトと戯れるシーンも、待ち伏せキスも、ふとん潜り込みも、坂本が飯田の腕の中で何気に見上げる目線も…どれもヤバいよ。この超無自覚天然誘い受があぁ~~~っ!(いや少しは自覚あるのか?)
こっちまで恋に落ちそう…(てか落ちたよ完全に!)
イサクさん、まだ読んでない作品がいっぱいあるので今、すっごく嬉しい気持ちです……

5

若干

章吉がヘタレぎみかと…
まぁ、坂本があんだけ警戒心の強い、イヤ?極限の人見知り?、だったら最後まで手を出すのを躊躇う気持ちも解らないでも無いけど…
まぁ、それだけ坂本が大切な人なんだろうなぁ~、俺の場合は勢いですぐヤってしまうだろうけど…。
それ位、章吉の心のでかさは半端無いんだよな。ストーカー気味でもあるけど(汗)、どんどん坂本の目(心)を開かせていく。どんなに警戒されても、めげないで押しまくってあげてるし、坂本の頭の良さや周りに(章吉以外)振り回される事なく自分の事に集中できる事に嫉妬しながらも、自分の道を切り開いて行こうと頑張るし、キチンと弱さもあるけど、格好良い男なんだよな。俺もこん位、格好良い奴になりて~、って思った。
゙どうしょうもないけれど゙も良いかも知れないけども、とても良いテンポで、よく一冊に纏めきれたなぁ~、と感心するほどの構成(ストーリー展開)だと思う。
マンガ本のカバー取った後の表紙と一番最後の紙に描かれた4コママンガには、面白さと、章吉の傍にいたい坂本の可愛さが滲み出ているようで、幸せな気持ちになる。

3

コミュ障ツンデレピュア受け大好物です

坂本が私の大好きなコミュ障ツンデレピュア受けでした。
最初は超頭が良いせいか、クールで周りと一線引いてるし引かれてる、
でも別に気にしてない、みたいな感じなんですが、飯田と関わって
いくうちにまぁ可愛くなっていくのなんのって。

今までずっと勉強しかしてこなかったため、飯田が新鮮な外の風景などを
見せてあげた時のリアクションが素直だしその他諸々もすごく可愛いしで、
これだからコミュ障ツンデレピュア受けはやめられない!と、心の中で
何回も叫ばせて頂きました。夏目イサク先生作品では多い且つクオリティが
高いので、本当にありがたい(合掌)

そんな坂本にベタ惚れな飯田もまた、魅力的でした。さっぱりした性格かと
思いきや意外としつこいんですけど(笑)、でもそれがコミュ障受けな
坂本には合ってるんじゃないかな、と。攻めがグイグイいくからこそ、
話も進んでいくし、受けの可愛いところも見られるし。

私的には、みんなで沖縄に行った時の坂本くんがいつにも増してツボすぎた
ので、飯田と一緒に「何で二人きりじゃないの…」とページを捲りながら
ぼやいてたんですが、みんなで行ったからこその萌えエピソードもあったので、
これはこれで良いのか、とも思ったり。(単純)

話のほうも、デビューコミックスとは思えないくらい面白かったです。
全体的に爽やかな雰囲気。夏目イサク先生の作品の中で、と考えて今回は
4とさせて頂きますが、デビューコミックスとして考えると、個人的には
間違いなく神に入る作品だと思います。

4

やっぱり夏目さん!

たっぷりな読み応え。

やっぱり夏目イサクさん作品は、面白い~~。
せつな~~くもなるんだけど、重くない。
それにところどころに入っている笑いの箇所。
キャラクターの表情ひとつひとつも
ものすご~く面白かった。

いちいちセリフで“今どんな気分”・・・というのを
言うのではなくってキャラの表情で読み取る。
なので、読んでる人個人個人で受け取り方や
感じるタイミングがもしかすると違うかもしれません。

単純に与えられるだけじゃなく、読んでる人が
自分で「今キャラはこんな風に思ってるのかも」と
心の中で思いながら読めたりするので
感情移入もググッとし易くなり、楽しめる気がします^^

2

ケンカップルが出来上がっている!

先生の初単行本なんですね。
もうこの時からおもしろい!
夏目先生のケンカップルが大好きなんですが、本作から出来上がっているのがすごい。

「ノーカラー」のラスト、チューされた後、自分が写った写真を見せられた坂本が、飯田の頭を押さえつけるのが、気を許している感、ビックリしている感が出ていて、こういう描写大好きです。

ひまわりやハトのシーンは、カメラマンの飯田の目にはこういう風に写っているというのが伝わる、鮮やかなコマでハッとしました。 

しばらく避けられていた飯田を待ち構えて、坂本が軽くキスをするのが新鮮でした(いきなりガッとするキスは多数の漫画家さんで山ほど見てきたので)

晴れて両思いになった時の2人の温度差の違いに笑いました。先生こういうとこも、この時からお上手だわ〜と。

あれだけツンツンしていた坂本が、デレてくるのやばいですね。
沖縄で、迷子から帰ってきて、飯田のベッドにもぐりこんできちゃうのかわゆすぎです。
そりゃ、飯田もあんな反応になっちゃうよね。
この密着具合からのキスシーンも大好き。

すったもんだあっての、男前坂本からのお誘いもいいし、大変だったけど、その後の抱きしめあってのキスの2人がとてもしあわせそうで、めちゃくちゃ大満足。
その後もらぶらぶが続くみたいで、cp萌えできて最高です。

いや〜やっぱり好きな漫画家さんの初期作品は読んでみるものですね!

0

さっぱりなのにほんわか

丸ごと一冊この二人のお話です。
毎日真面目にお勉強、資格も色々とって・・・と学歴主義の大学生・坂本のアパートの隣人に悩まされている。
しょっちゅう友達と騒いでる、プー太郎(らしき)飯田にだ。
その飯田の部屋を修繕することになり、急にしばらく同居する羽目になった坂本。
最初は「明日追い出す!」と思っていたんだけど・・・。

坂本は無自覚なツンデレです。
ずっと真面目に勉強ばかりしてきていて、コミュニケーション能力が低いので、なかなか感情の揺れるような付き合いに慣れないせいかな?って感じがします。
対する飯田は、ワイワイやってしか生きてきたことがないタイプ。
一見交わらなさそうな二人の出会いは、偶然のようでいて、実は飯田の方からの作戦でした。

ぶつかり合って、それでも少しづつ近づいていく二人が、何だかかわいくてほのぼのします。
坂本のちょっとしたしぐさや言葉にすぐドキドキする飯田がでかワンコっぽくてかわいい。
かなりキュンとしますね。
この感覚は、読んでくださいとしか言いようがない。そんな風に行間に色々詰まってるタイプのマンガなんで。
エロ度は低めなんですけど、それでもぐっとくる雰囲気があります。

ストーリーと絵がすごくマッチしてる感じがします。
さっぱりと後味が良くて、所々に挟み込まれたギャグが面白くて、最後まで楽しく読めます。
絵も、硬質な色気って言うんですかね、体がちゃんと描かれてて手とかそういうパーツに色気を感じるんですよね~。

3

ノーカラーレビュー。

イサクさんにハマるキッカケになった作品です。
話は明るいカメラマン×勉強三昧の真面目主人公の惹かれ合う過程を丁寧に描いたモノ。

友情が、愛情へ。男だから、とか性別に関係無く人と人との恋愛って感じ。
「肉体が先、心は後」なエロを求めている人には物足りなさを感じるかもしれません。勉強ばかりしていた世間知らずな主人公が、破天荒なカメラマンに出会って愛情を覚える。カメラマンの優しい愛情表現に人間らしさを吸収していく。御互いが自分の持っていないモノを持っている相手に惹かれていく過程が凄く丁寧です。

ただ見た目が可愛いというより、素直で真面目だから可愛いって感じの男の子を描くイサクさん。
坂本が飯田に惹かれ、恋心に戸惑い、それでも前に向かっていく。その過程に胸キュンキュンしました。ツンとしていた坂本が、人間らしくなっていくのが凄く可愛い。嫉妬しちゃうのも凄く可愛い。以前の坂本だったら嫉妬なんて感情すら湧かなかったんだろうなぁと思います。飯田との出会いが、彼にとって良いモノであって良かったと思います。

デビューコミックスなのに絵が安定してて読み易い。それに、見た目が女の子みたいな可愛い受に違和感と不自然を覚えるという方にもイサクさんの作品はオススメ。ちゃんと外見は男の子しているのに、内面は乙女ってキャラを描く方なので。

そういえば、今は完全CG移行されたのでアナログ塗りの貴重なイラストも拝めます。そういう意味でも楽しめる1冊になっています。

3

夏目さん初読み

DEAR+ってことだけあって、エロはほとんどなし。しかも、同じアパートのお隣さん同士なので、普通に若者の日常なんですよねぇ。大学だとか、バイトだとか。
ちょっと変わっているのは、坂本は親の期待というかプレッシャーに反発するように、勉強三昧の毎日。それに対して章吉は、フラフラとバイト三昧の毎日……に見えたんですね、坂本には。
でも、本当は高校生の頃大きな賞を取ったカメラマンの卵で、今はコンクールに落ちっぱなしの毎日で、ちょっと悲観的な日々を暮らしてるんです。

と言うような、対照的な二人のごくありふれた日々を描いたマンガです。
この二人、なんか可愛いんですよねぇ。だんだんと章吉を好きになっていく坂本とか、坂本の照れてる顔とか、殴られる事にさえ坂本をもっともっと好きになっていく章吉とか、すごく自然体で「こんな恋愛もあるよなぁ」なんて思ってみたり。
読んだ後は爽やかで、ほのぼの~とさせられました。

3

受け攻め両方好きなキャラ

この作品のちゃらんぽらん攻めが好きです。
基本的に人間らしいフリーダムさを備えた人に惹かれるようです。そういう人に包容力か寛大さを感じるんだと思います。

でも受けみたいな真面目人間も好き。真面目な人って純粋な感じがするじゃないですか。そして人を裏切らない、みたいな。そんなところに萌えます。

したがってキャラの人間的な設定が自分のツボであったようです♪
夏目先生の作品はキャラクターが人間味あって、どこかほっこりすることが多いです。
この作品も、例に漏れずほっこり致しました。

3

この作品が収納されている本棚

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