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itsuka koi ni naru made
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
「家族になろうよ」の前日譚で、
電子分冊版10話完結作品が、5話ずつに分けて上下巻同時発売されました。
描き下ろし目当てでコミックスを買ったのですがなかった…残念。
内容的には「家族になろうよ」を読まなくても充分に楽しめます。
こちらの作品を先にお読むのも全然ありですよ。
そして、個人的に3冊の内で一番好きな作品が、いつか恋になるまで上巻でした。
千秋と和馬の恋のはじまり…
親友から恋人へ、やっぱり気持ちが通じ合うまでの、せつなさや焦れが堪らない。
繊細な感情の揺れ描写が本当にお上手な倉橋先生、キュンが止まらなかったです。
中学3年の、千秋、和馬、巴、きょうだい同然に育って来た幼馴染み3人。
多感な思春期に突入した男2人に女1人、周囲からは巴を囲む千秋と和馬に見えますが、
頼りない千秋を守る和馬に、物心ついた頃から和馬一筋の千秋、
小さな頃から一番奔放な巴は、二人の関係をずっと見守る力強い味方です。
幼馴染みの親友としか思ってない和馬と、ずっと片想いの千秋。
いつもと変わらないお泊りで、千秋が自慰しているのに気づき、和馬から抜き合いを始めた中3の冬。
高校生になった二人の変化で、少しずつ今までのバランスが崩れ出す…。
3人の中で一番精神年齢が高いのは女子の巴で、一番幼いのが実は和馬。
巴が二人の関係を一番よくわかっていながら、出しゃばり過ぎないのがすばらしい。
高校に入り彼女もできた和馬と、
抜きっこを続けながら和馬への想いを募らせ、日々男っぽく成長していく千秋。
どうしても千秋目線でみてしまうので、せつなさが半端ない…。
千秋にも彼女ができそうになって初めて、和馬の心境に少しずつ変化がみえてくる。
この少しずつ自分だけのモノでない千秋を意識し出す、
和馬の動揺がみえる心情描写もいいんですが、
抑えきれず気持ちを伝える千秋に、拒否しながらもオスを感じてしまう和馬…この告白シーン堪らない。
和馬ターンは千秋の魅力満載です。
今までの関係ではいられなくなり、すれ違いから千秋の存在を考える和馬。
和馬から見た千秋がカッコよくて、ドギマギする和馬に笑ってしまった。
自分の気持ちに気付く和馬がカワイイんですが、行動力は強気でカッコイイです。
恋人になり自分から好き…と千秋に発情する和馬ですが、抜き合い以上は腰が引ける可愛さも見せます。
二人の恋の始まりが予想以上にせつなくて、千秋ほんとによかったねとウルウルしてしまった。
可愛かった千秋がどんどん成長する姿にも萌えますが、
成長した千秋が愛しそうに和馬を見る表情に、溜息がでてしまう色気です。
上巻を読んで自分がかなり千秋贔屓だと気付きました。
それにしても、巴がキレイ。既に一人だけ違うステージに向かっていると感じさせる…。
※Renta:修正は白抜きです。
「家族になろうよ」の前日譚との事で購入。
今作だけでも読めそうかな?と思いますが、お時間のある方はぜひ「家族になろうよ」からお読みになるのがおすすめです。
以下、上巻のみのレビューとなります。
やはり千秋と和馬、そして唯一の女の子である巴の幼馴染3人の関係性がとーーーっっても良かったです!
頼り甲斐のあるお兄ちゃん気質な和馬・ちょっぴり頼りないけれど優しい千秋・1番奔放なのに周りを1番見ている巴。
昔から家族同然として育った3人ならではのやり取りが本当に自然な描き方で、ううん…やはり倉橋先生の幼馴染ものは素晴らしい…と改めて実感しました…
幼馴染3人。その中でも男の子同士は特別。
小さい頃はみんなに内緒で2人だけの秘密基地を作ったり、ゲームをして遊んだり。
お互いに部活やクラスが別れても3人仲良く当たり前のように一緒に帰ったり、和馬は友人が少しでも千秋の事を揶揄するような軽口を叩けば本気で怒ったり、お互いの家や部屋を行き来するのも当たり前。
もう、幼馴染や親友というよりも家族なんですよね。
和馬は幼い頃から千秋の事を「ちょっぴり頼りない守ってあげなきゃいけない」存在だと思っていましたが、千秋はというと「幼馴染としてしか見られていない」と分かりつつも和馬にずっと片思いをしています。
上巻は、家族愛に近い幼馴染の男の子2人の関係性が、思春期の多感な時期の身体の成長や恋愛や性への興味等を通じてお互いがお互いの想いを自覚し、恋人になるまでが丁寧に描かれています。
それがまたとても切なく、甘酸っぱく、そして思わずきゅんとしてしまう見事さでした。
両視点で描かれているのですが、千秋の片思いの切なさは勿論、千秋を幼馴染の親友だとしか思っていなかった和馬が、千秋からの告白を期にどんどん心が揺れ動いていく様子が見所かなと思います。
ブランコに乗ってのキスシーンが良かった。
そして巴の絶妙なバランサー加減も見事でした。
1番周りを客観的によく見ていて、なおかつ2人を決して否定したりはしない。
もし彼女が居なければ、恐らく3人はこの心地の良い関係性にはなっていないでしょう。
素晴らしい女性キャラクターです。
上巻で恋人同士となった千秋と和馬が下巻でどうなるのか、何が起こるのかわくわくしながら下巻を読みたいと思います。
連載中も追っていたのに、ちゃんとまとまって読みたくて紙で購入しました。
倉橋トモ先生の作品は、どうしてこんなにも胸を射つのか。
この作品は、「家族になろうよ」の前日譚なわけです。
この作品を読んでから、「家族になろうよ」を再読しちゃうという無限ループが完成しますよ…
千秋と和馬は、御近所の幼なじみ。巴を加えて何時も一緒にいた仲です!
とにかく、上巻は先に恋心を自覚していた千秋の気持ちが切なく胸に迫ります。
思春期だし、恋心を自覚しちゃうと身体も反応してしまう。まして、和馬の側にいれば気配も、匂いもみんな堪らない状況になっちゃいますよ~
触りっこになっても、和馬と千秋の気持はちょっと違う。
だけど、2人の関係性は和馬に彼女が出来たこと、そして千秋が堪えきれなくて和馬に恋心を告白したことで変化していくんですよ。
和馬は、小さい頃に頼りなくて守ってあげたかった可愛い千秋が、男としての成長と真っ直ぐに自分に向かってくる状況にたじろぐ。
当然の反応です…
けど和馬も千秋の気持ちを受けて、幼なじみとしての見方ではなくなっていく。
この2人の心情変化が、丁寧に描かれているのが本当に良いんです!
2人の関係性が変化して、身体も近づいて。
触れる身体の熱とか、触れられることでもたらされる快楽。
あ~読んでいて堪らない❤️
快楽を確かめるような、2人の表情なんてやばい。ご褒美が過ぎますよ!
さあ下巻になると、2人の関係性は秘めておけない感情が入り込みますよね。
とにかく、息を詰めるように2人の恋を見守りたいと思います。
「家族になろうよ」前日譚。
和馬と千秋(+巴)の高校時代が描かれたお話です。
高校生・幼なじみというキーワードはドストライクに萌えるので
個人的に終始悶えながら読んでいました(;///;)
とくに上巻は片想いの切なさもあってキュンキュン止まらなかった…。
"家族に~"を読んでいなくても大丈夫なので
高校生の青春と性春が大好きな方は是非…!!とオススメします。
上巻は恋人になるまでが描かれています。
幼い頃からずっと一緒で兄弟同然で育った彼ら。
千秋(攻め)は小さい時は頼りなく、
和馬(受け)にとっては"守って上げなきゃ"とおもう存在でした。
けれど千秋は和馬に対して兄弟とか友情以上の感情を持っていたのですね。
和馬への恋心をどんどん募らせていて。
(和馬はそれにまったく気付いていないのがまた萌えるのですよ…(;///;))
抜きあいっこするようになったのは和馬がキッカケ。
恋愛感情がないからこそサラリと"一緒にしようか?気持ち良いし"的なノリで誘い、
千秋にすればドキドキする相手にそんなこと言わちゃMAXなわけです…!ヾ(*´∀`*)ノ
そんなこんなで和馬視点と千秋視点が交互に描かれ、
友情と恋、持っている感情の違いが萌えにキュンキュンと刺さる展開になっています(;///;)
何から書いて良いか迷うほど、
(そしてこの感情をどうまとめて良いかわからんのですが)
幼なじみから恋人に変わっていく過程がめちゃくちゃ良かった。
兄弟同然に育ったこともあって仲が良すぎるところがあるのですね。
和馬は高校に入って彼女を作るけど、無意識の優先度は幼なじみが上、みたいな。
彼女がいるのに同性の幼なじみと抜き合いっこしてるシチュに萌え転がりました←
で、彼女とエッチしてるの知ってて、和馬のティン咥える千秋…。
伝える事の出来ない気持ちを心に押しとどめてて、
エッチなことしてる最中なのにちょっと切ないのがキューンときます(;///;)
千秋の中の恋心が燻り、苦しさがはち切れるシーンがもぅッッッ!
読んでる方も心臓がドッドッドッドしてくるし、
ああ、いよいよ幼なじみの壁が崩れるーーー!って瞬間がものすごく好き。
あと恋愛感情は『千秋→→→和馬』なんだけど、
追いかけるのは和馬の方というのもグッときます。
千秋は恋が叶うのは最初から諦めててスッと逃げちゃう。
和馬は千秋の異変に気付いて答えを用意出来なくても追いかける。
恋まで到達していないけれど千秋を想う気持ちが伝わるのですよ。
大切に想う基盤に幼なじみ関係があると思うと、
ホントに幼なじみって最高!と拝みたくなってくる。
感情になんらかの名前が付く以前に"側に居て当たり前"な存在って最強やん。
和馬がようやく自覚してイチャイチャしだすと更に最高で。
千秋は今まで我慢してた欲を出すと急に雄の顔しだすしキュンキュン止まらなくなるのですよー!
は!(゚Д゚)気付けばキュンキュンしか言ってないレビューだけど
キュンキュンしかなかったのですみません。
幼なじみ・片想い・関係の変化etc.キュンキュンしかなったのです…!
幼なじみ高校生BL好きな方は是非+゚。*(*´∀`*)*。゚+
兄弟同然に育った千秋と和馬。
どちらかが相手を好きだと自覚するが、どちらかに彼女ができる……、
よくある幼馴染ものですが、とても可愛らしい。
倉橋トモ先生のご本を読んだのはこちらの作品が初めてですが、
柔らかい雰囲気のイラストがストーリーの内容とすごく合っています。
ストーリーの展開も遅すぎず早すぎず、2人の心情を十分に理解しながら読んでいけます。
このまま下巻を読みます。
ストーリー ★★★★★
登場人物 ★★★★★
エロ度 ★★★☆☆
家族になろうよも可愛くて大好きですが、本書も可愛くて本当に本当に最高でした。
元々倉橋先生が大好きで倉橋先生の単行本はほぼ全部購入したびたび見返していますが、これは倉橋先生の作品の中でもとくに素晴らしい作品だと思います。
倉橋先生の繊細な絵柄と青春のキラキラ感がマッチしてて、その時点で最&高ですが、その上にキャラ設定・ストーリーといった大枠はもちろん、話のテンポ感や2人のセリフ、心情の描き方、コマの使い方など細部に至るまで全てが素晴らしいです。
キラキラまぶしいようなBLを見たい方にはめちゃめちゃおすすめです。
『家族になろうよ』のシリーズと知らずに読みましたが、こちらだけでも楽しめました…!
上巻は小さい頃の回想、中学編、高校の途中までが描かれています。
幼なじみの和馬・千秋・巴は兄妹同然に育つ
千秋は密かに和馬に思いを寄せながら思いを伝えずにいたが徐々に関係性が変わっていく…という感じのあらすじです。
小さい頃は、和馬が千秋を守ってやらないとと思っていたのに中学で千秋の身長が伸び、いつの間にか守られる側になっていて立場が逆転してるのが性癖に刺さりました!
自覚してなかっただけで和馬も千秋のことが絶対に好きだこれは!
抜きあいっこの表情がとてもえっちでいけないものを見てる気分になります(笑)
和馬が彼女と付き合いだして気にしてる千秋が切ないです。早く気づけ!って心のなかで思ってました。
お祭りで彼女と一緒にいる和馬をみて色々実感しちゃってつらい気持ちから告白するのが悲しかったです。
今まで千秋の自分への思いを知らなかった和馬は拒絶してしまいます。
ふたりの関係はぎくしゃくしました。千秋を傷つけたくない、と向き合う勇気がもてない和馬は巴のお叱りで目が覚めました。巴ナイス!!!
千秋から告白され、彼女を振るも今度は千秋が女の子から告白されます。その途中で和馬が走ってきて千秋が好きなのは俺ということを告げました。頭に血が上って必死になる和馬が可愛い!前向きに考えるから俺が好きなるまで俺のこと好きでいろよって言うのがらしいと思いました。このあとブランコするチューがえっちでにやけました(笑)
部屋でふたりきりでそういう雰囲気になり、和馬の身体を愛撫していると負けず嫌い(?)を発揮し、千秋のを舐めることに…自分のモノを咥えてる姿にたまらなくなって出しちゃう千秋が可愛いです。飲むのに失敗して顔射状態になってるのが色気ありすぎて心臓に悪い〜〜
この状況で手をださないのすごい!ずっと想ってきたからこそ大切にしたい気持ちが伝わってきてよかったです。
上巻読んだら下巻もすぐに読みたくなるのでセットで買うのをオススメします!!!!!
前作の 家族になろうよ 、姉妹ともに大好きだったのですが、ふと本屋に行った際に姉から「これ家族になろうよのシリーズじゃない?」と言われ、そんなのあったかな?と思って見てみたら、なんと!和馬と千秋が!ビックリしました。即購入です。まさか過去編が見れると思っていなかったのでそれだけでも嬉しい気持ちでいっぱいだったのですが、内容も言うまでもなく最高でした。付き合う前にそんなことしてたの?!と思わず叫んでしまうシーンもありました(笑)初めは千秋の片思いだったことも含め、徐々に関係が進展していく2人にニヤニヤが止まりませんでしたが、千秋が和馬に想いを伝えたことを悔いるシーンは胸が苦しくてたまりませんでした。巴ちゃんも前作に引き続きとてもいい役割を果たしてくれていますし、幼馴染3人の関係性もとてもいいなと思います。
高校時代の2人、焦れったいやら甘酸っぱいやらで、上下巻共に文句無しの1冊です。また、甘々な2人だけではなく、高校生としての悩みや葛藤、男同士ということへの後ろめたさなども描かれており、現実や周りの人達と向き合い、考え、成長していく姿にはなんともいえない感情が募ります。キュンキュンするだけでは済まない至高のシリーズ、全人類に読んで欲しいです!!
レビューも多くこれだけ有名な作品に、敢えて自分のレビューも付け足すほど良い感想は思い浮かんだわけでもなく、叫ぶほどテンション高い読後ではないのです。こういうこと、体験してみたかったよねという脱力ですね。
話やキャラがベタだとか良いだとか可愛いだとか云々、重箱つつくように良いだの悪いだの、そんな煩いことはこの作品に申せません。
彼らのこの青春時代だけの全力と眩しさとエロに外野はただはわわ…となるだけです。
ページをめくるたびドキッとするんですが、その表情も香水やチラと覗く服の中、首の骨の凹凸など細かいフェチ要素がさりげなく散りばめられています。◯ェ◯の時の千秋の角度、細かく挙げ出すとキリがないのですが、見た事がないものと、ありがちなのに見慣れてない映し方がとても自然で発見でドキドキで、心底丁寧で力のある(またそれを見せつけない巧さ)作家さんだなと、抜け殻のように思いました。
序盤から結構エロ要素ありますが初心者も玄人もこの作品の完成度と眩さに圧倒されるのでは。まだ読んでいない人がいれば、の話ですが。
尊かった〜。大好きな「家族になろうよ」の過去編と知り、慌てて購入して良かったです。
カップルがどうやって今の関係になったかが読めて感慨無量です。
千秋が切なくてキュンキュンしました。和馬が1番大事な存在に気が付いてくれて良かった〜。
「家族になろうよ」では破天荒キャラだった巴の存在が、2人の関係に無くてはならないものだと掘り下げて描いてあって理解が深まりました。
そして中・高生の千秋と和馬が可愛いし、2人で触り合いっこしてるのに萌えました。
こちらの上下巻から入った人には是非「家族になろうよ」を読んでいただきたいと思います。