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wanchan oideyo nadeteagerukara
ロッキー先生の同人誌作品を修正した短編集です。
たくさん作品が有りまして。全部で5CP❤️
私は、表題作のCPとラストのCPが好きでした❗こちらに絞った感想です!
【通り雨の犯行】
【わんちゃん おいでよ、撫でてあげるから】
【一帯では目撃情報が相次いでおり、】
刑事の天野とチャラ可愛の尊。
いやいや、尊が可愛くて❗あと、天野の顔に合わないタフさが好きでした。
いきなり、出会ってから何時間?で、えっちを始めちゃうのですが、天野が巧すぎて尊がノンケのはずが『女の子になっちゃう』と蕩けさせられちゃうんです~❤️
しばらく、お預けされた尊。再会してから刑事だったと知るんですけど、まあ天野が良い攻めで。ロッキー先生の美しい作画で、ますますうっとりします。
うっかりスーパーで、二人の買い物に遭遇した夫婦(妻は妊婦)が二人の関係を想像していた場面がツボでした。
きっと天野と尊の隠しきれないいちゃつきオーラが眩しかったのでしょうね~❤️
そしてラストのCP。
【あのこの棘のぶぶん】【あのこの棘のぶぶん 番外】
こちらは年の差です。しかも出会った時の攻めは、小学生です~❗
ネグレクトを受けていた小学生の蓮を、保護した直樹(ナオさん)。優しく蓮を保護してくれて、蓮も懐いて、間違いなく恩人と思っているのですよ。
ただ、その後は蓮は保護施設に入ります。18才まで年1の手紙のやり取りが、有ったのですが施設退所すると連絡がとれなくなるんです。
それから4年。蓮がナオさんを訪ねてきて。
あっという間に、蓮がナオを攻め落とします。
そして戸建てをローン購入❤️
そう、二人はあっという間にラブラブカップルになるんですよー❤️
蓮は、顔 性格 良い仕事 料理じょうず。
何より、ナオさんをとても愛している。
ナオさんが受けですけど、40オーバーのナオさんがすっかり性欲回復するセックスをするんです…
何これ?めちゃスパダリですよね❗
良すぎませんか?
まあ、初めてセックスは蓮の嫉妬から強引なかたち。でもナオさんが優しくて。
蓮は、きっとずうっとナオさんに頭が上がらないし、愛し続けるに違い有りません。
ほかの作品も素敵です!短編集なので、きっとお気に入りのCPに巡り会えます❗
個人的にはこの2CPの後日談が読みたいです❤️
こちらに収録されている同人誌はほとんど持っているんですが、もう手に入らないものもあったので購入してみました。
内容自体はほとんど同人誌と変わりません。
ーーーーーーー感想とネタバレーーーーーーー
一番好きなのは表題作の【わんちゃんおいでよ、撫でてあげるから】
同人誌でももっと続きがでるのでは...?と期待していたので、描きおろしでさらに2人のエピソードが読めて満足しています。
魅力はとにかくアホで素直で可愛い受けと、そんな受けを可愛い...と内心では思っている無表情攻めの対比です。
これだけで一冊のコミックスになりそうなのにな~と思うくらいに濃い内容です。
【友情を終えるということ】
立ち位置が完全に攻めが優位に立っています。
ちょこっと暴力表現もあるので、苦手な人は注意が必要だと思います。
【誰もが愛されたがりの】
人物についての情報が少なく、ふわっとしたお話です。
【月を詠む】
ここ過去に、攻めの青年と受けの少年が致している描写があります。
メインはどちらも大人になったあとのエピソードなんですが、過去が過去なので苦手な人は注意してください。
レイプではないです。
【今度は僕が悪者になる】
こちらも情報が少なく、読み取りが必要でした。
ふわっと読めます。舞台が洋風でオシャレでした。
【あのこの棘のぶぶん】
外堀をどんどんと埋められていく年上受けのお話。
どこまでも追いかけてくる攻めには薄ら怖さを感じますが、受けが飄々と受け入れているのでそこまで怖い雰囲気にはなりません。
どのお話もロッキー先生の描く物語らしく、雰囲気があります。
同人誌の内容なので、情報は少ないですが楽しむことができると思います。
描きおろしは表題作のみだったので少し残念な気もしますが、楽しめたので良かったです。
6カプ収録の短編集。
個人的に短編集は好き嫌いがはっきり分かれちゃいますが完全に「好き作品」でした♡
全体的に淡々としたお話が多めでした。
表題作を筆頭に、文字はちゃんとあるのになぜか異様に文字が少なく感じてしまう程
「絵」で魅せられる作品でした。
切なさやあたたかさが、背景の少なさからか表情が際立ち優しく伝わってくる感じが好きでした!
短編集特有の物足りなさも感じずキレイにお話が纏まってる感じも素敵でした。
物足りなさは感じないけど、勿論もっとこの二人のその後も見てみたいとは感じます!!
全体的にどれも好きでしたが
特に表題作と、ラストの「あのこの棘のぶぶん」は最高でした!!
作家買い。
ロッキーさん作品の表紙っていつもとっても素敵。色遣いとか、表情とか、ニュアンスがあって素敵だなと思うのですが、今作品の表紙もめっちゃ綺麗です。
ロッキーさんの新刊は短編集。2014~2018年に刊行された同人誌をまとめたものだそう。全部で6CPのお話が収録されています。
表題作『わんちゃんおいでよ、撫でてあげるから』
主人公はチャラ男・尊。
お隣さんに届いた郵便物が間違えて自分のポストに入っていたのを届けてあげると、お隣さん(可愛い女の子)に食事に誘われる。
ウキウキと待ち合わせ場所に赴くが、連絡なしのドタキャンをされてしまう。むくれていた尊に声をかけてきたのはイケメン男子。
酔っていたことと、そのイケメンさんに誘われたこともあって、男同士でセックスをしてしまう尊だが、その後、そのイケメンさんにヤリ逃げされー?
というお話。
イケメンさんが尊に声をかけてきた理由、ヤリ逃げした理由、そういったものが少しずつ見えてきますが、ストーリー展開が非常に秀逸。
イケメンさんの同僚、上司、彼らも非常に魅力的で、ぜひ続きを描いて1冊にしてほしい。短編なのが惜しいくらい素敵な作品でした。
『友情を終えるということ』
DKの稜は、同級生の幸介がいじられているのを助けてあげる。それ以降、稜と幸介は親友となっていく。
が、稜は幸介に恋心を抱くようになり、玉砕覚悟で告ると、幸介に想いを受け入れてもらえた。
かつていじめられっ子だった幸介は、現在は背も大きくなり生徒会の副会長もしていてモテモテ。そんな幸介のことが心配でたまらない稜は、常に幸介の身辺に目を配っているが―。
ほのぼのなお話…、かと思いきやシリアス…、に振り切ると見せかけて甘々。と、そのバランスが絶妙。ロッキーさんらしいお話だったように思います。
『誰もが愛されたがりの』
妻に不倫され、離婚したばかりのたっくん(本名は作中では出てきません)。
風邪をひき具合の悪かったたっくんは母親に助けを求めるが、たっくんのもとにやってきたのははとこの七。
甲斐甲斐しく世話を焼いてれる七だけれど、七はずっとたっくんのことが好きだった―。
彼らのバックボーンはほぼほぼ出てきません。今作品に収録されている短編の中でも特に短いお話で、彼らの会話の端々から彼らの過去を推測するだけ。
が、これがすんごい味わい深いです。こういう、文中から登場人物たちの感情を読み取らせるのが非常にお上手で読んでいてじわじわとしみ込んできます。
『月を読む』
幼馴染の直人と奏。
子どものころからずっと一緒だった。が、奏が引っ越すことになり、思い余った直人は奏をレイプしてしまう。
奏の引っ越し、直人が引き起こしたレイプ。そういったことから距離が空いてしまう二人だけれど、数年後、再会してー。
友達でいたい。
でも好き。
自分の感情をコントロールできない。
そんな若く不器用な直人の想いが、ストレートに伝わってきます。
奏がね、男前です。
カッコいいです。
離れていた時間を埋めるように、これからは二人でずっと幸せでいてほしいです。
『今度は僕が悪者になる』
孤児のホルガ―は、孤児院に帰りたくない一心で街中をさまよっている。そんなホルガ―に声をかけてきた老人についていってしまうが、そこでホルガ―を待っていたのは監禁と暴力。
自分の迂闊さに呆れつつ、でもホルガ―は連れていかれた場所でその老人の孫であるカイと出会う。
ホルガ―を監禁した老人は逮捕され、それに伴いホルガ―とカイは孤児院に行くことに。それからずっと、二人はともにいる。
加害者の孫と、被害者、という立場のまま。
ホルガ―とカイはお互いを想いあっている。
が、その立場を崩すのが怖い。
そんな二人が進む未来はいかに?
設定としてはかなりシリアスですが、孤児院や監禁されていた時の描写はほぼないので、痛いのが苦手な方でも読めると思います。
複雑な環境を歩んできた二人ですが、自分の手で未来を掴もうと奮闘する彼らにエールを送りたいです。
『あのこの棘のぶぶん』
42歳の直樹は、条件のいい一軒家に住んでいる。若い男とともに。
若い男・蓮は、イケメン、優秀、性格良し、料理も上手。もてるだろうに、オジサンの直樹とともに暮らしている。
かつて、蓮は母親からネグレクトされていた放置子だった。そんな彼を放っておけず手を差し伸べたのが直樹。母親に捨てられ独りぼっちになってしまった蓮だが、赤の他人の直樹にはどうしてやることもできず離れることに。
が、年を経て、蓮は直樹のもとへと帰ってきた。
ネグレクト、という人によっては地雷になりえる設定ですが、直樹と連の間に流れる愛情が温かすぎてシリアスに振り切った作品にはなっていません。
表題作も良かったですが、個人的にはこの作品もすごく萌えツボに突き刺さりました。話を膨らませようと思えばかなり膨らませることができるストーリーなので、ぜひとも続編を描いてほしいなと切望しています。
ロッキーさんの絵柄ってちょっと儚げ、っていうんですかね。物悲しい感じが凄くするのですが、この絵柄で描かれるキャラたちが等しく骨太で、性格的に男前なんですよ。
このアンバランスさが独特な雰囲気を醸し出して、いつも素敵だなと思います。
甘さあり、切なさあり、シリアスさあり、萌えあり、エロあり。そのバランスが絶妙でした。
1冊で何度もおいしい、非常に萌え度の高い1冊でした。
◆わんちゃんおいでよ、撫でてあげるから(表題作)
これは文句なしで可愛かったです。ちょっとおバカ系の受けだけど、ロッキー先生の儚いタッチと静かな雰囲気が合わさって、けっしてくどいとは感じないキャラなんです。そして、実は刑事だった攻めの落ち着きっぷりがたまらない。無表情のままチャラ男の尊を簡単に手懐けて、でも頭の中では尊を可愛がりたい欲求でいっぱいな天野。彼のギャップが最高でした。緩い2人の日常を、もっと読んでみたいですね。
◆友情を終えるということ
モサくていじめられっ子だった幸介と、彼に手を差し伸べてあげた稜。成長するにつれて関係性が逆転し、稜が幸介にベタ惚れになっていく様子に萌えました。嬉しそうにフェラする稜の蕩けた目が可愛いんです。幸介にとって稜は神様ではあるけれど、そんな稜への愛情表現は結構苛烈。僕を手放すことは許さない、と言わんばかりの幸介の執着にも萌えました。
◆あのこの棘のぶぶん
かつて放置子だった蓮が、当時自分を保護してくれた直樹に会いに来たことで、同棲生活を始めた2人。かなりの年齢差があるけれど、もういいおじさんの直樹がずっと年下の蓮にすごく尽くされていて、それを穏やかに受け入れて過ごしている日常にほっこりしました。これももっと長く読んでみたかった作品です。
エモい短編集でした。
ロッキー先生の絵は、なんだかエロい^^
【わんちゃんおいでよ、撫でてあげるから】他
刑事・天野×フリーター・尊
薬物犯罪の捜査で見つけた尊を、
刑事の天野が一方的に気に入りつけ込む……というお話。
天野がとにかくエロい!
あっさりしているけど、雰囲気で読ませる作品だと思いました。
攻めも受けも好きなタイプだった。
【友情を終えるということ】
タ◯ちゃんカットの友達のことが好きになり、
告白して恋人になるお話です。
タ◯ちゃんの歪んだ正義感?Sっ気?
ちょっと怖いタイプの攻めでした。
【誰もが愛されたがりの】
はとこ同士のお話です。
離婚して一人ぼっちのたっくんは、
はとこで無職で七に頼ります。
七はたっくんのことが好きなので、
無償の愛を求めるたっくんを自分勝手に感じてしまいました。
これからの二人……という感じです。
【月を読む】
幼なじみの再会、執着愛です。
これからは2人の思い出が増えそう……というラスト。
【今度は僕が悪者になる】
犯罪者の親族と被害者のお話です。
短編すぎて分かりにくい部分がありましたが、
お互いを思い合っているのは分かりました。
【あのこの棘のぶぶん】
ネグレクトされていた子と保護した男のお話です。
気まぐれな親切が琴線に触れて、
一生を左右してしまった……という結末。
年下の執着愛が良かったです。
やっぱり表題作が好きですね。
でも、どのCPも一癖二癖あって面白かったです。
ロッキー先生の虜になっているので。
◾︎表題
◾︎天野(刑事)×村瀬
深夜にやってる短めのはちゃめちゃ刑事ドラマみたいな良さがありました。ねじ伏せてくる感じ。天野が警察内でゲイって認知されてる故のネタが良い。彼シャツ…
村瀬がアホ可愛い上に、天野も種類の違うアホ可愛い。村瀬のことがどんどん大好きになってる天野がアホ可愛いです。村瀬が天野のこと彼氏とか天野って呼ぶのツボ。
すごいアングルで体位を見せてくれるシーンがあって、エロ面も充実。
すっごい満足度なのに60頁ぐらいだったのか。でももっと欲しい。
短編集。
ロッキー先生4作読みましたが、いちばん飲みやすかったです。
本作はコメディ色、会話劇ぽさが強く、こちらのテイストもおもしろかったです。好きです。
(前4作は、独白が軸で静かにひたひたと盛り上がる感じだった)
なんと言っても、表題作の、おバカわんちゃんがかわいい。
天野も無表情ながら、尊をかわいいと思っていて、全く似合わない彼シャツを職場に着て行き、のろけるあたりが萌えです。
尊のギャグ顔や、天野の無表情でのジョークとか、ロッキー先生笑いもおもしろいのすごい!となりました。もっと読みたいです。
他の収録作も多様で楽しめました。
先生らしい仄暗さの中に純粋さがあったり、会話少なく、独白から関係性を推し量る作風だったり。
連載ものと思い込んでいたため、「あれ?どれも短編で収録本数が多い」と思ったのですが、
同人作品をまとめたものでした。
全部で5作くらいあったと思います。
短編なので攻め受けがくっつく過程描写みたいなのはあまりないのですが、どのお話も味があって良かったです。