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『Punch↑』の6巻目。
5巻は志青の過去に少し触れる展開で、6巻はその伏線を回収していく内容でした。
志青の恩師、と言っていいのかな。深沢さん。
彼は建築士としては有能でありながら、人として大切な何かが欠落している人。そんな深沢さんと対等にやりあえる才能と性格を持つ志青は、深沢さんを尊敬しつつも何かトラブルを抱え、彼の元を離れて独立した。
長らく疎遠になっていたが、深沢さん、そして深沢さんのもとで共に学んでいた壬生という男性と再会し―。
と、そこまでが5巻で描かれていた内容。
深沢さん、壬生さん、そして志青。
彼らとの間にあった「何か」はいったい何なのか。
どちらも志青と「そういう」関係があったことがうっすら見える展開だったので、コータンが傷つく展開にならないといいけどな…、と思っていましたが。
壬生さんという男性が、6巻のキーパーソンです。
壬生さんは深沢さんの事務所で働いている。
その壬生さんと志青に、共同で深沢さんの自宅を建築してほしい、という依頼が深沢さんから舞い込むけれど…。
志青は深沢さんをひどく嫌っていますが、その理由が少しずつ見えてきます。
志青は、壬生さんと再会したことで少し雰囲気が変わる。
その変化に、コータンも、和久井さんも気づく。
なぜ志青の態度が変わったのか。
その理由は何なのか。
壬生さんは、かつて志青が愛した人だった。
その理由に気づいた時のコータンの対応が健気すぎて泣ける…。
コータンも、かつて報われない恋をしていた。
好きになってはいけないのに好きになってしまった人。
その時に、自分をずっと支えてくれたのは志青だったー。
志青への深い愛情と、それに相反するように湧き上がる壬生さんへの嫉妬心。
自分でもコントロールできない感情に振りまわれつつも、必死で志青を信じ続ける。
志青を自分の手中に収めたい深沢さんのゲスな行動により、壬生さんは深く傷つけられていて、でも、それでも深沢さんを想う愛情に一点の曇りもない。
深沢さんの壬生さんへの対応が、めっちゃ胸糞です。
自分の仕事相手に枕営業をさせたり、ほかの男に気まぐれで抱かせてみたり。
そんな壬生さんが気の毒で、でも、そう思うのは読者だけではない。
コータンもなんですね。
だからこそ、コータンは壬生さんを救ってあげたいと思う。
でも、志青と壬生さんの間に流れる不思議な空気感にも傷つく。
「壬生さん」というキーパーソンを軸に、コータンと志青が、それぞれ自分の相手への想いと愛情を深めていく…、展開ではあるのですが。
今巻も、最後の終わり方が…!
なぜそこで終わるのですか、鹿乃先生…!
志青はコータンを裏切ることはしない、と確信を抱いてはいますが、でも壬生さんが気の毒すぎて助けてあげたい気持ちにもなる。
壬生さん、恐ろし子…!
志青の、コータンへの深い愛情とおやじギャグ、そして変態行為。
これらは6巻になっても全く衰えることはない。
爆笑しつつ読み進める部分もかなりあるんです。
あるんですが、今巻はどちらかというとシリアスな雰囲気で進みます。
どうかどうか、雨降って地固まる展開になりますように。
そして壬生さんが幸せになりますように。
ついでに言うと深沢さんにはザマアな展開が訪れますように。
でも、深沢さんは壬生さんでなければダメなんじゃないかなー、とも思うんですけれど。
途中、描き下ろしの小話がちょいちょいと挿入されています。
これがまた笑える。
作・画 /牧志青。
なんですよ。
作・画 /牧志青、なので、志青の願望が描かれています。
これ、どなたが描いてらっしゃるんでしょうね。しうこさんとは全く絵柄が異なるんですが、やっぱりしうこさんが描いてらっしゃる…?すごい面白いので、ぜひ。
6巻を読み終えたばかりですが、早く次巻が読みたいです。
変態な志青と可愛い浩太ももう六巻まで来たんですね。志青の浩太への愛は相変わらずで、職場での惚気話に私も混ぜて貰いたいくらい。
今回はそんな変態志青の黒歴史前半戦。と言っても、二人の間には信頼関係がきちんとあるので変なモヤモヤは起こりません。過去、志青が好きだった壬生さんはなんだかミステリアスな美人さんで魅力的ではありますが、筋キン、パイパンの可愛いコータンには敵いません。
サイコパスな渋沢先生と壬生さんの関係はまだハッキリしませんが事あるごとに志青と浩太のエッチシーンがあり、最高の体を堪能できたのでお腹一杯です。重いテーマなのに、志青の変態語りと散りばめられた下ネタギャグで救われます。
ビックリ帯ウラでした…眼鏡デブバーコードオヤジ×壬生なんて、なかなか煽りますね。
6巻は牧と浩太に、5巻で登場した渋沢と壬生の続きがシリアスダーク…
もちろん、いつものオヤジギャグテンションの牧はいますが、後半に進む程シリアスで、
渋沢と壬生の関係に焦点が当てられ、牧と浩太もそこに引っ張られていく感じです。
しかも、メチャクチャ気になるところで終わってしまう…早く続き~~~~っっ!
牧にとって壬生は、デリケートな存在だというのがよく解るので、浩太推しにはみてるのが辛い。
浩太と牧の信頼関係はよく解っていても、いい気はしないです。
それでも、牧は壬生を渋沢から解放したい思いがあるので、結局関わってしまうんですが、
サイコパス渋沢よりも、サイコパスを理解しようとする壬生の方が問題ありな気がしました。
壬生は牧よりも浩太との関わりで、渋沢との関係について考えることができたのか?
いつも真っ直ぐな浩太の言葉が、壬生にも刺さったのか…。
5巻でもありましたが、渋沢が強要する壬生の人前プレイ。
ずっと寝取られプレイを続けている二人…今回の衝撃描写が、眼鏡デブバーコードオヤジと壬生の絡み。
それを見て興奮する渋沢と壬生のエロ描写がなければ、ただの拷問。
個人的にデブハゲオヤジのモブが苦手ですが、帯ウラにも画があるのを見て笑ってしまった。
モブ好きには堪らないんでしょうね…あ~~~ダメだわ。
サイコパスには理解できない人の感情…特にサイコパス好きでもないので、
渋沢の感覚も解らず、それを理解しようとして壊れかけている壬生もよく解らなかった。
鹿乃先生が序盤にあとがきされ、渋沢を理解しようとしなくていいと書かれていたので、
渋沢は放棄しましたが、渋沢に執着する壬生の方が理解出来んわ…と、また躓く私。
サイコパスを理解しようとしていた事がバレて、渋沢に解放される壬生ですが、その後が…。
浩太だけは幸せになって欲しい…結果、牧も幸せになってしまうけど。
6巻で嬉しかったのは、ガッツリPunch↑で読めたことです。
しかも、描き下ろしの4コマ漫画や、牧作画の浩太4コマ漫画が個性的で面白かった。
いつもに比べたらエロ描写は少なめですが、どエロに変わりはなかった。
嫉妬するとエッチになる、サキュパス化する浩太が可愛すぎでした。
やっぱり、浩太はエロい!そして、壬生も…。寝バック描写が大好きです。
鹿乃先生の描く受けがドストライクなので、恍惚とした表情の受けが見られるだけで幸せです。
それにしても、不穏な終わり方なので、早めに次巻を見せて貰いたいです!
※紙本:修正は短冊です。
キタ!待ちに待った6巻!
5巻で登場した「渋沢」に超イヤな予感がしてたんだけど、まあ確かに牧の過去として重苦しいものでしたが、私的には思ったよりヒドい展開にはならず胸をなでおろした…
私にとっての「酷い展開」というのは、とにかく浩太を泣かせるような展開。
牧のずっと引きずってきた過去ではあるけれど、今の浩太への想い・愛を脅かすものではなかった。だからある程度「牧x浩太」の関係性においては安心して読めました。
ただ、渋沢の犠牲になり続けている「壬生」さんが可哀想!壬生さんはどうなるの?という新たな展開。
もちろん、壬生さんはただ可哀想な犠牲者ではないわけで。
壬生さんは壬生さんで、まともな人間性を持ち合わせてないサイコパス的人間の渋沢を壬生さんのやり方で愛してると思うのです。
ある程度受け入れて納得づくで行動している。
そこが「自分も普通じゃない」という自覚につながっているのだし、だから牧や白石の「助けてあげる」という言葉や態度に取り合わないのだと思う。
ただし、ラストシーンはまたまた不穏ですよ…
ついに渋沢の事務所を辞めた壬生さんが夜中に牧の家を訪れて、「今だけ…」と牧にすがりつく…
さあ、どうなる⁉︎
私は牧は絶対に浩太を裏切らないと確信してるんで、この後の展開はあまり心配してません。しかし、浩太がどう感じるのかはわからない〜!
牧の過去編へ大きく突入し、アットホームな感じからシリアスへ。
それもかなりへヴィーな方向へ。
浩太が過去のトラウマを牧に支えられたように支えたいと思う気持ちとか。
牧の過去に対する後悔とか。
たぶん、人として大きく成長できる話になる。
…と、思うけど!!
渋沢の愉快犯ぶりが。
更には壬生の従順さが。
際立つふたりに、牧や浩太だけでなく振り回され混乱させられ。
何度か読み直してもよくわからないものは分からない。
そして読み込むほどになんか怖い。
得体の知れないモノに引っ掻き回されて、面白く感じる部分はあるものの、どう収拾がつけられるのか。
今のところバッドエンドしか見えなくて気持ち悪いまま。
そんなこんなで整理できない感情をもて余しつつも、ドンピシャな言葉を中書きで発見してちょっと楽になりました。
読後の感想を的確に表す一言だと思います。
待ってました6巻。
もとはるコータン大好き!
とりあえず1〜5巻を軽く読み返す。
もうずっと問題しか起きない。なぜ平和にラブラブライフを送れないんだ!笑(それがPunch↑の醍醐味や)
しかし、今巻はモブバーコードジジイと壬生NTR?からの渋沢さんビンビンが衝撃的すぎて、さすがしうこ先生。(一生ついていきます。)
理解できなーいんだけど、なぜか読後もう一回読み返してみる…サイコパス渋沢…
サキュバスこーたんで癒しを!!
なんなら壬生の方が理解できないな…
最後、不穏な動きを牧にしやがって!これ以上こーたんを傷つけないでよーー
浩太好きの私にはちょっと辛い6巻でした。
もっといつもの牧とのやりとりが読みたかったからです。
これは読者にとっては「P.B.B. プレイボーイブルース」の安芸の弟の時のような苦難なんでしょうか?
壬生に去られ浩太の前に現れた時に年相応に見えると言われてました。これから渋沢がどう変わるのか読みたいです。
サイコパスのままなのか、人間らしい感情に目覚めるのか、壬生との関係がどうなるのか知りたいです。
そして次巻では浩太の笑顔が見たい!
先生の『渋沢を理解しようとする労力は無用』との前フリ通りに、
このサイコパスは理解できない宇宙人だと思う事で問題なく
牧と浩太に萌え続けることが出来ました♡あ、あと和久井さんの優しさにも♡
あのサイコパス野郎は理解不能です。
7巻でどんな展開が来ようともあやつはどうでもいい!!
あれはただの、牧と浩太に降りかかる”スパイス”の立場なだけ。
そう思って読むことをお勧めします。
真面目に壬生に肩入れもせず、渋沢の心情を読み取ろうなんて
考えて読まないことが6巻を今まで通り萌える秘訣ですね♪
はぁー今回もコータン可愛かった♡
とりあえず、鹿乃先生も書かれてらっしゃいます。サイコパス「渋沢しんどい」と。
彼の心情を理解する事なかれと書かれてるので、それは勿論放棄するのですが、天才って所詮はそんなものだろうとも思うのです。だからこそ天才なのだと。むしろこの程度で済んで良かったとも思えて。この程度ならワンサといそうな気配すらしていて。何だかんだ言って、鹿乃先生も渋沢をそこまでにしていない、容赦している様な気もするのです。彼は「ちょっと変わってる」の域を出てはいない。
勿論ハナから凡人の壬生さんがコントロール出来る男では無い。けれど。壬生さんは渋沢を愛するあまりそうしようとした、のかも。それこそ渋沢曰く「小賢しい」こと他ならない。
壬生さんが囚われていたのは、多分自分自身。そういう意味では彼は結構魔性です。
渋沢は、志青に憧れていた気もするんです。若くして、センスが良くて優秀で、自分に心酔もせず強気で。しかもココロを持っている。渋沢にしてみれば、志青の方が「何もかも」持っている。子どもの嫉妬から来る災い以上の何者でも無い。男の嫉妬ほど恐ろしいものもそうそう無い。
渋沢は浩太を煽る為に、志青の「思いを遂げさせてやった。」などと言い放つんだけど、既刊を読み直してみても、志青の壬生さんへの想いはそこまで切羽詰まったものにも感じられなくて。
和久井さんの言うように、志青の初恋はやはり浩太でいいのではないかとも思うのです。
つまり、志青にとって壬生さん絡みの件は「黒歴史」の一つで良いのかと。
浩太と暮らしている「現在」が大切で愛すべき時間になっているからこそ、志青は壬生さんを気にかける余裕があるのだと。多分志青はこれっぽっちも揺るがないし、浩太もそんな志青を信じているけれど、志青が心を痛めている事を哀しんでいる。エチもそうですが、この2人の間に強い絆が感じられるラブラブシーンは萌え♡
渋沢は天才の筈だけど、自分の変態なヘキの為に取引先のモブおじさんに壬生さんを抱かせるのは…ちょっと頂けないです。それで仕事を取ってるというわけでも無いでしょうが、そこは線引きが微妙。ただの性癖ならば、仕事相手に壬生さんを差し出すのでは無くて、そういうクラブで楽しめばいい。この男のどこかセコいところが垣間見えてガッカリします。渋沢は自分で思ってるほどには天才では無いのかも。だから壬生さんも半ば仕事の為に渋沢を支えている…つもりになっている。「先生には俺の愛想の良さは必要だ。」などと冒頭でも言ってますし。それこそが小賢しいのでは無いのでしょうか。壬生さんは渋沢から卒業して行く事になるでしょうけども、渋沢には変態で天才な理解し難いままでいて欲しい。寧ろ本物の天才であって欲しいと思います。彼が志青に囚われている限り、彼はエセでしか無いから。
和久井さんが変わらず温かくて癒しです。彼はノンケだよね?
スピンオフとか見てみたい気もするんだけどなぁ。
ついつい牧と浩太に集中して読みたいと思ってしまうのでこの評価にしましたが、今までよりもストーリーに満足できなかったという意味ではありません。牧がかつてあれだけ懐深く真摯に浩太の過去に向き合って、丸ごと受け入れて愛してくれたのだから、今度は牧の過去に対して、浩太も読者もとことん向き合うべきだと思っています。過去にあったことは誰にも変えられないし、自分を納得させるためにはやはり、放置するのではなく立ち向かわなければならないですもんね。
前巻ではまったく魅力を感じなかった渋沢だけど。この巻では中盤以降若干人間味のある態度を見せてくれて、物語に引き込んでくれました。私は精神科医ではないので、彼が本当に完全なサイコパスなのかどうかは分からない。過去に何かあって性格が変わっていったのか、生まれつきああなのか、はたまた表に出ている性格は心の中とも一致するのかしないのか、それもまったく分かりません。壬生も同じでしょう。でも、そんな得体の知れない人間相手に、好意を持って長く付き合いたいと思った壬生の感情はすごく情熱的で素敵なものだとも感じました。たとえそれが彼のエゴであっても、渋沢の人生に間違いなく深い影響を残したんじゃないかなと思います。良い進展があることを願うばかりです。