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gakuran no naka made sawatte hoshii
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
一気に全部読みました。
まず、タイトルとイメージが違います。
タイトルだけだとエロ高校生BL漫画かなって思うのですが(私だけ?)、実際はシリアスでとても誠実で真面目な印象です。
たぶんこれは一気に全部読んだ方が良いと思います。特に最初の1巻だけだと二人の良さが十二分に理解できないで終わります。セフレ??へぇ~みたいな。
たんたんと進む感じが好きです。
澤根がそういう性格なのでそう感じるのかもしれませんが、わりと落ち着いた二人が好きです。
様々な障害があっても互いを信じることで乗り越え合ってその都度成長をしている二人を見ていると、何十年経っておじいさんになってる二人が振り返った時に運命の出会いだったねと顔を寄せ合ってる姿が浮かびます。
読み手はそんな二人の高校生の出会った時から一緒に歩ませてもらってるような感じがします。
だからなのかな、レストランのお祝いのパーティシーンでは自分のことのように涙ぐんでしまいました。
おまけですが、
よく漫画に行為シーンが必ずといってありますが、この二人の行為は互いの愛を確認し合うものだと思わされます。二人にとって必要な行為なんだなって感じます。
完結してしまいましたが、激しくはないですが心の中はとても熱い芯をもってるそんな二人をこの先もずっと応援しています。
少女マンガレーベルのBLだったら[ボーイズラブ]じゃなくて[ボーイズライク]なんでしょ?って甘くみてたらビックリ!ページ開いてすぐに開封済みのコンドームの袋×2と生徒会室の描写。その次には立ったまま窓際に向かい合った男子が制服の上半身はだけさせてズボンのチャック開けて触り合いっこしてる。
ビックリ!案外過激だった。
主人公 新見くんは、どうやらゲイっぽい。同級生で同じ生徒会の澤根くんの事が好きで、誘い掛けたら乗ってきたからエロい事する関係になってるんだって。澤根くんはノンケで新見くんの事を好きなわけじゃないけど、嫌いな奴じゃないからキスもエロい事も出来るんだって。
そんな事言いながらさ、割と思わせぶりな言い方や優しさ見せやがるのが私はキュンキュンよりも癪に触ったよ。まぁね、新見くんもエロいことしたいだけ、澤根が誘いやすかったからってだけだから好きとかそんなんじゃないとか心と裏腹な事言ってるのも悪い。
その割に甘いキスしたりさ、いろんなところでイチャイチャしとんのよ。
あぁ、こう言うところが少女マンガテイストなのかもしれない。じれじれする〜。
でさ、結局お互い素直になって両思いで一件落着したんだけどいつも生徒会室で営んでたもんだからうっかり生徒会長に見られてまうんよね。
そのあとはっきりと生徒会長にお詫びと自分達の関係を伝えるんだけど、アイツらどこまでエロい事してたんやって生徒会長は今後生徒会室おる時考えてまうよね。
やっぱね、教室、部室、社内ではエロい事したらダメよ。背徳感あるんだろうけどね、あと学生はイチャイチャする場所がない問題があるんだろけども。
ずっと学校での好意だったので着衣エロでしたが、澤根くんのお部屋では2人とも全裸だったのが新鮮でよかったです。やっぱ布越しよりも肌と肌の触れ合いがあった方がよいよね。
シーモア
局部は見えません
生徒会役員同士の表情が表に出にくい澤根とゲイであることを隠してながら澤根に恋心を抱く新見。
学ラン姿で学校で…っていうシチュが最っ高にドキドキするし、好きな人と気持ちを隠しながらセフレ関係になるってのも切ない。
攻めの澤根が表情乏しいけど、本当の気持ちが言えない受けの新見に対し真っ直ぐな言葉をぶつけてくるところにドキドキさせられる。
男同士で周りにバレたらって考える新見に対し、元々ノンケなのに周りの目を気にせず新見と自分の気持ちを隠さない澤根の性格が誠実で素敵です。
二人とも相手を思いやる気持ちが強く、そのために悩む事もありますがちゃんと言葉で伝えあって話す事ができる二人です。
付き合ってからも、好きって気持ちを伝えてくれたり新見の不安な気持ちを察してくれたりする所…彼氏感が強すぎて最強にかっこいい。
電子は白塗り、大事な所は隠されていますがドキドキする構図が多く見えていなくても満足度が高いです。
ゲイだと自覚している新見が同級生でノンケの澤根とセフレになったところから始まります。
男子校だからと性欲にかこつけて澤根をセフレに誘う大胆な新見ですが、中身は非常に繊細で秘めた想いを抱えているので胸が切なくなりました。
新見が気軽にセフレに誘うような人間ではないと見抜いた澤根が新見の気持ちと向き合うところは格好良かったです!
少しずつお互いを知り、歩み寄っていく姿が微笑ましくて、ちゃんと両想いになった時は胸が熱くなりました!
次巻ではもっとイチャイチャする二人が見れると良いなと思います!
修正の必要がないように描かれていますが、新見がとてもえっちでした!
男子校、イケメン、ゲイな可愛い系男子、ときたら、恋の予感しかしないよなあ・・・。
ピュアっピュアな感じで進みそうな雰囲気もありますが、意外にもはじめはセフレから。
受の子が、行為をシてる、じゃなくて、シてもらってる、という認識で、『澤根はいつかあっちへ戻るから』というモノローグがめちゃくちゃに切ない。
このまま拗れそうだと思いましたが、意外とすんなりカップルになり、でもはじめは『男を好きになれるか試したい』という、クール系男子の冗談ぽくも冗談ではない関係からスタートし、やがて恋人へ。
生徒会長がチャカしたりしない人で助かった。2巻はラブラブ編でしょうか?
切ないストーリーと書き込み甘めの綺麗な作画がマッチしていて読みやすいですが、これ!という特徴はないかもしれません。
本屋さんでプッシュされてて気になってた一冊
少女漫画家さんがBLな作品も増えてきた昨今
やっぱり元々のBLレーベルとは違う雰囲気も感じつつ
柔らかく優しい独特の雰囲気に魅せられました
攻のこと好きでしょうがなくて
受け入れてほしくて必死な受も可愛いのだけれど
掴みどころがなくて、どこか無機質に見える
攻の目に引き寄せられました。
初っ端から妙に距離感が近くて
不用意に「かわいい」なんて言ってくる
触れても嫌がることもなく、性的接触すら
疑問を抱かず受け入れる
まるで好きだというてるかのような行動のわりに
恋愛感情はないという
後半に向けて想いは重なっていくのだれど
どう考え、どう見て、どう思うに至ったのか
個人的には攻のそこんとこ心理が読んでみたい。
思いの外濡れ場多め
とても綺麗な空気が流れてる作品だなあと思いました。
主人公の新見は悲観的でときに卑屈に見えたりもするけれど、全部を受け止めたり流したりしてくれる澤根がそばにいて、前を向けるようになっていく描写が良いです。高校生で割り切るのは無理かな?と思うので、ネガ思考で悩む新見のもどかしさも受け入れられます。
澤根はセリフがいちいちすごくて、こんな男現実にいねーよって言われそうな少女漫画男子でした。クールを超えて達観の域!新見とは対照的に、この歳でこんなこと言えるってどんな環境で育ったの?と気になりました。H中の忍耐力もすごい。ここはもう少し高校生っぽさを見せてくれても良いのに…と思いました笑。
物語はほぼ二人だけで進み、端的に言うとセフレから付き合うまでの話。そこに詰め込まれてるのは、主には新見の変化かと思います。最初はうんざりするほど性別にこだわって男だ男同士だと言いまくってた新見が、少しずつ意識を変えて、自分と澤根の話だと認識していく感じ。
ゲイとしての悩み方はテンプレで、自己肯定感低め女子のラブストーリーと同じ構図。自然な少女漫画で読みやすかったです。
ただ一つ言うなら、これを「伝説のBL!」と宣伝してハードル上げるのはどうなんだろう…。
この作品にあえて本当に良かった。BLファンですがおそらく腐女子ってわけでもオタクってわけでもないのでこの作品に会うまで「尊い」って言葉を全く使わなかったのですが、これを読んだ時に正に尊いとはこれのこと!と思ったんです。新見の秘めたる強さ、澤根を覆うオーラのような強さ、そんな2人の真摯な想いに美しいな、と思いました。続編も出て嬉しいです。もっと彼らのその先を見守りたい。先生、出版社様、その先2巻もよろしくお願いします!
男子高校生BL作品の、バカ&アホだったりワチャワチャだったり元気があるのが好きなんですけど、この作品は別。しっとりした雰囲気、切ない恋心が最高にゾクゾクする。
最初からセックスシーンで驚きますが、エロメインじゃなくて心理描写に重点を置いていて、その苦しい恋とセフレ関係の狭間で悩んでいる新見の恋が切ないけどめちゃくちゃ良いんです。なぜかと言うと、その恋が独りよがりじゃないからです。
美見の好きな相手である澤根が、最高に良い男。ただのセフレに収まっていないんですよね。新見を片想いやセフレ相手にしようとしてなくて、真剣に向き合おうとしています。何を考えているか分かりにくいけど、スパダリ感プンプンで、彼の行動には新見への想いが端々に伝わります。これが最高にキュンとくる。
切ないけど見応えあります。
なんかこう、…読み終わったあとの奥底から湧き上がるゾクゾクした気持ちが凄いです。きれいな絵も素敵です^^
この作品は男子校を舞台にしたDK同士のお話です。攻めがノンケの澤根くん、受けがゲイの新見くんです。
少女マンガレーベルですがちゃんとBLでした!!紹介のほうでもあるように、少女漫画で満足できない方やBL興味あるけど手に出さずにいる方はまずこの作品から読むのはめっちゃおすすめです!!直接的にエッチシーンが描かれているわけではないですが、ちゃんとエロいので初心者さんにも刺激少なめだと思います。
新見くんは言うまでもなくかわいいのですが、何より澤根くんの優しさにグッときましたね。全然表情変わらないんですけど、言葉の節々で新見くんへの気持ちが伝わってきて最高です。
読みましょう。エッチなのももちろん好きですが、きゅんあってのエッチだと思うんですよ!愛あっての!ここにはそれがあります、さあ読みましょう。
2巻まで一気読みしてのレビューです。
いきなり『男だらけの学校ってすごくいい』っていうモノローグからはじまって、ページをめくると、高校1年生同士が生徒会室でお互いの制服のスラックスに手を突っ込んでるシーン。
ただれた雰囲気を覚悟して読み始めるんですが、読み進むにつれて、予想していたのとは違う風が吹いてくる気がします。そこがいい。
ゲイを自覚してる受は、好きになってしまったノンケの攻と男子校であることや性欲処理にかこつけて身体だけの関係になるんですが、描写が進むほどに、受の新見は一途で健気で清潔で、好きでもない男と性欲だけで関係を持つようなキャラではないことがこちらに伝わってきます。
そして、攻の澤根にも当然それは伝わっていて、新見の思いを積極的に受け入れるんですが、この攻氏がとてもいい。
正直で率直で、セックスにおいて非常に繊細に受を愛おしむ感じが表現されていて、本人は自覚していなくても愛情があることが、読んでいる側に伝わってきます。
ふたりの思いが通じるのが、この攻のアクションからであるところもとても萌ポイントでした。
2巻は、彼らの後輩として入学してきたゲイを公言している当て馬くんが登場し、彼との絡みを中心に、カムアウトのことや、ゲイとノンケのカップルである彼らの葛藤が描かれる中で、受の新見がメリメリといい男になっていきます。
1巻ではマックスネガティブだった新見が、澤根に支えられて強くなっていく様子に、心が温もります。
ホモフォビアの嫌がらせとか出てくるんですけど、攻くんが出ていって拳で受を守って、ハイ解決!みたいな安易な流れにならないんです。
そこがいい!(2度目)
生徒会長も、澤根がやるのかと思ってましたが、フタを開けたら新見がパリッとこなしてる。
1巻ではクールで愛情深い攻がスパダリ候補生って感じでしたが、全部読んで、あ、実は受がスパダリだったのかもね、っていう気がしました。
エロティックな描写もたっぷりあります。過剰な感じも不足な感じもなく、綺麗で、萌充です。
いや少女漫画なのは当たり前か。
フラワーコミックスってこんなんだったっけ?思った以上にえちシーンばっかで進んでいってびっくりした。
新見はとにかくネガ思考。澤根は無条件に主人公を受け入れてくれるキラキラ王子様。
「セフレやめよ」でショック受けさせて来月に続く!「違う、付き合いたいんだ」うわうわ、この少女漫画見たことある!懐かしい!なんか変な感傷に浸る感情が出て来ちゃったよ。
高校生だからかな。セリフが全部ストレートでもう恥ずかしいったら。悩んでることにも余計な濁りがないっていうかね。大人の汚れが浄化されるような爽やかさが突き刺さった。
新見もちゃんと頑張れて良かったよ。次は澤根の表情が崩れるところがみたいな。一巻では振り回されてもずっとクールだったし。
とにかく可愛いカップルでした!
澤根のクールさに本っ当にハラハラしました。
新見は自分の性癖について、誰にも相談出来なくて悩んでて。だけど恋をしてみたくて。
怖くて。そんな気持ちを、熱を持て余した身体を。丸ごと受け入れてくれたのに。
ノンケの澤根を引き摺り込んだ、という想いが重くのしかかって。素直に好きだと言えない。モダモダ、ジリジリ。
なかなか好きだと言ってくれない、この関係は身体だけ。辛そうに、苦しそうに、そう嘯く
新見。
そんな新見を見つめながら、意地悪くするでも無く、常にフラットな澤根。
澤根もまだ高校生だから。スパダリ予備軍とは言え、自分のこの気持ちを新見に否定されたくない。
あああ。本当にジレジレしました。全然悪く無いんです。でも、何か悪いことが起こるんじゃ無いの⁈ という緊張感で。ずーっと息を詰めて読んでいて。
学校の中だけで良いから。期限付きの恋でも良いから。
半ば諦めている新見がずっと切なくて。
好きだから伝えたいという気持ちは幾らかでも新見を楽に出来たのか、という澤根の気持ちももどかしくて。
学ランという黒々とした制服が画面を占めているのも緊張感を助長していましたね。
生徒会会長がくだけた人で、この緊迫感を和らげてくれました。
結局会長に知られる、第三者が介入する事でしか、2人の関係というのは深化しないのかな。まぁ普通のカップルももしかしたらそうなのかもしれません。
秘密というのは、そこにあるのか無いのか、得てして不安になるものですね。
2巻が出たので改めて読み直しましたのでレビュー致します。
ゲイを自覚してる受けと同じ生徒会のノンケ攻めのお話。あ、男子校です!!
受けは攻めを好きになってしまうんですけど、ノンケだから好きになってもどうせ無理だし申し訳ない…でも触れたい…!みたいなかんじで受けが攻めのを咥えてしまいます
ここで、ノンケのはずの攻めは拒否したり気持ち悪いとか思わないんですよね
そこまで受け視線での展開なので、攻めの感情がわからず受け入れ良すぎじゃ?って思いました
ゲイで叶わない恋、ノンケの攻めを巻き込んで申し訳ない、不甲斐なことしてるってわかってるのに好きだからやめられない
たまにですが行為中攻めの目線とかで、ん?これは攻めも好きなのか!?って思うシーンはあります
が!!!!攻めは、好きとかの感情がわからない?人ってことが判明します
だからそれまであんなに無表情だったのかーーー!ってなりました。感情が全然表情にでなくてクールなだけかと思ってました
気持ちいいことは好きでセフレになっていたみたい
ノンケだけど、バイに近いのかな?
そしてセフレ関係が進んでいくうちに攻めは好かれていることを知り付き合おうと提案
受けはそんなの申し訳ないってネガティブ発動しますけどなんだかんだ付き合います
ここからの展開がとても良い
攻めは受けと付き合ううちに感情がでてきて受けはネガティブ発動
なんでそんなネガティブが発動するのかわからない攻め、お互い気持ちの探り合い
でも攻めは受けへの恋愛感情を自覚し告白します
信じられない受けに対し不器用ながら攻めはがんばります
最後はハッピーエンドです
最初は受けの感情しかわかりませんが途中から攻めの感情も読み取れる描写もふえ読み応えがありました
攻めがすごく不器用というか、手探りなんですよね
そこがすごく好きで相手の気持ちをしりたいとか今までそんなこと考えたことなかった攻めが成長するんです。スパダリです
本当にこんなスパダリ攻めに出会ってよかったって思えました
この作品大好きです
1・2巻と続けて読みました。
序盤を読んでいた感想としては、最近あまり見なくなったタイプの話だなと思いました。
セクシャルマイノリティーに対する世間の意識の変化というか、ヘテロ至上主義のようなものがだんだんと薄れてきて、ボーイズラブ作品でもあまり同性同士の葛藤だとか、同性という性別を由来に恋愛を一過性のものだと捉えるような展開はあまり見かけなくなったと個人的には感じていたので、この作品でまさに主人公のゲイの少年が「男だから」「ゲイだから」となにかを飲みこむように生きている姿がリアルなのかアンリアルなのかは気にしないで読みました。
「男子校」で「男子しかいない環境」だから「男同士がセックスしても仕方ない」と言い訳ばかりを並べるのが上手だった男の子が、嘘を吐かない真っ直ぐな男の子をセフレに選んでだような出発点からは想像も出来ないくらい優しくてあたたかい話でした。
男子高校生という年齢からか、時も場所も選ばずに触れていたいし、触れてしまう熱量には思わず笑ってしまいましたが、変な形で目撃されて責めたてられて理不尽に傷つく描写はなく、ただ、周りにゲイだとバレることを恐れてた主人公が、恋人が出来ることで変わっていく過程の一部として描かれているのも良かったです。
隠したいならいいよと言っていたのに、ゲイの子がはっきりと周りからの目よりも自分との関係を大切に思ってくれて、関係を知られてしまった先輩にはっきりと「付き合っているんです」と言ってもらえたことが、きちんと嬉しくて学校をさぼっていても抱きたくなってしまう攻め、可愛いね……
2巻まで一貫してお互いに、あるいは周りの人たちも含めて、傷ついて欲しくないし、我慢をして欲しくない、一人で抱えて欲しくない、傷つけたくないという優しさにあふれた関係が築かれていて、彼らがこれから先も楽しく生きていける世界であって欲しいなと思います。
BLアワード2020 BEST次に来るBL部門 16位 受賞作品
初めて読んだ登田好美先生の作品です。
登田好美先生は絵が綺麗なので読みやすいです。
小学館の週刊デジタル少女まんが誌の「&フラワー」に連載されていた作品。
高校1年生の澤根 圭太と高校1年生に新見 仁司のお話。
男子高校に進学した新見くんは生徒会役員に新任されます。
同じ役員のメンバーには自分と同じ1年生が…それは蓮見くんでした。
目立たないようにしている新見くんは無遠慮な蓮見くんが苦手です。
でも、一緒に過ごしていくうちに、澤根くんは無遠慮なのではなく「おおらか」で「正直」な性格だと気がつきました。
そんな澤根くんを好きになってしまった新見くんは、澤根くんを「セフレ」に誘ったのですが…。
この作品が少女まんが誌の「&フラワー」にデジタル連載されていたとは驚きました。
完全にBがLしていて、登田好美先生の綺麗な絵柄や丁寧な心理描写で素晴らしい出来栄えです!
ゲイを自覚している新見くんは波風立たない静穏な日々を過ごしたいと思っていました。でも、澤根くんを好きになってからは学校の中だけでいいから澤根くんを「欲しい」と思うようになります。
澤根くんの恋愛対象は女の子であり、何より負担をかけたくない…と、澤根くんが「セフレ」をやめたいと言ったら受け入れる覚悟でした。
新見くんの澤根くんを大切に想う気持ちが溢れていて最後まで切なかったです。
この新見くんの切ない気持ちは読んでいただかないとわからない ( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)
そして、ありのままの新見くんを受け入れて向き合う澤根くんがとても良かったです。
興味本位ではなく、ちゃんと新見くんのことを考えている。
正直な澤根くんがそばにいてくれることで、自分の気持ちに正直になれるようになった新見くん。
「セフレ」の関係からお付き合いをスタートさせた2人ですが、新見くんが少しずつ強くなっていくのが感じられました。
当て馬は登場しませんが、脇キャラの生徒会長は続編でも登場しますので要チェック(笑)
Hシーンもすごくいいんですよ!
お互いを感じれるようにゆっくりと丁寧にセックスをしています。
好きな人に抱かれる喜びが新見くんの表情から読み取れました。
とくに、初めて学校以外の場所(澤根くんの部屋)でセックスをしたときには感動しましたね。
新見くんの泣き顔にこちらもウルウルしましたが、「新見とできるなら どっちでもいいから」と普通に言ってしまえる澤根くんには震えました。
描き下ろし『番外編 5.5話』
今度は新見くんのお部屋でHするお話。
同じことを考える2人が尊い…。
全てが想像以上のクオリティです。
また、BLには多い王道ストーリーですが、クールで無表情なのに新見くんだけを見ているのが伝わる澤根くんと純粋で悩みながらも常に澤根くんのことを考えている新見くんのキャラが魅力的で惹き込まれました。
学ランの中をさわっているシーンや学ランを着たままHしているシーンもあり、皆さまの期待を裏切りません。
登田好美先生がこの作品(BL)を楽しんで描かれたことがあとがきにあり、とても嬉しくなりました。
揺れる思春期の男子高校生の青春と恋愛
ぜひ多くの方に読んでいただきたいおすすめの作品です。
少女マンガでBLってどんなものなの?と思いながら読んだのですが、しっかりとしたBLで感動しました。
少女マンガらしい気持ちの葛藤を描きつつ、BLならではの同性同士ということに触れつつ高校生という性への関心が高まる時期を丁寧に描いているなと思いました。
えっちな作品が好きでよく読むのですが、電子書籍派なので修正が白塗りでよくわからない部分を妄想で補うということをよくしているのですが、そういったものって結構雰囲気を損ねてる部分があったりするので、セックスシーンは描きつつ、少女マンガ枠なので局部は絶対に出さない本作の方が逆に雰囲気が出てえっちだなと感じるところがあったので、少女マンガからBLって……と思っている方には安心して読んでいただきたいです。
新見くんはゲイで、最初は思ったことをストレートに言ってくる澤根くんのこととても苦手に思っていたのですが、いいところが見えてくると好きになってしまって、男子校という空間でなら好きな人にセフレという形でもいいから触れてもらえるんじゃないかと思ってるのが切なかったです。
でも、澤根はいい男なので自分からちゃんと付き合いたいと言うので新見くんのこと任せられると思いました。幸せになるんやで……ふたりとも。
あと、会長もいい人でよかったです。「TPOはわきまえろ」は正論だし、あんなの見せられたらどう接したらいいのか普通に戸惑うので君は悪くない。
紙本購入の際はBL棚ではなくフラワーコミックス棚に置かれているかと思います。
少女漫画レーベルからのBLものという事で、一体どこまで攻めているのかとワクワクしながら読んだのですが…
結果、がっつりと攻めていました。
確かに出版元的に珍しくはあるのですけれど、少女漫画誌から出ているというのはあまり関係ないかと思います。
なぜかと言うと、作者様の描かれる心理描写がとても丁寧で、主人公である新見のマイノリティに悩む姿や、澤根との関係性の変化がBL誌に載っていてもおかしくないものだったから。
途中から少女漫画レーベルから出ている事を忘れて読んでしまっていました。
良い作品はジャンル分けなんてものは必要ないのです。
男子校という特殊な空間で繰り広げられる男子高校生同士の繊細で危うい空気が漂います。
2人だけの秘密のような、ちょっぴり背徳感のようなものもある。
そして、マイノリティに悩む青少年を描きながら、誰も傷付ける事のない優しい作品でした。
絵柄もとっても美しいですよね。
"女の子がいない男子校だから"という魔法。
自身がゲイである事に悩む新見と、ノンケの澤根。
学校の中だけのセックスフレンドという関係。
マイノリティを意識するあまり、男同士という事や男同士のちょっとした触れ合いにすら過敏になってしまっている新見に対して、何にも囚われずおおらかで自然体な澤根という正反対の2人が良いです。
どんどん澤根の事が好きになっていってしまうけれど、ゲイではない彼をマイノリティ側に引き込んで良いものなのかと思い悩む新見。
健気さや臆病さがリアルで愛おしいキャラクターでした。
自分の気持ちを正直に認める事って、とても勇気がいることだと思うのです。
その辺りがじっくりと丁寧に描かれていたのが良かった。
まるまる1冊新見視点で進むので、自分の気持ちや言葉を飲み込まず、我慢をせずに正直にと、澤根とのやり取りを機に良い方向へ変わっていく姿や心境の変化と成長が見られます。
澤根が、イルミネーションを見るカップルだらけの中で尻込みする新見に「楽しいよ。男2人でも。きれいだよ」と言うシーンがとても好き。
これには新見が惹かれていくのも納得というか、終始無表情でクールに見える澤根の言葉ひとつひとつがずるいんですよ。
有り体に言ってしまえば、優しくて甘くてきゅんとするワードが多い。
この辺りは少女漫画を読んだ時のような気持ちが味わえるかな?と思います。
好きを自覚するのが遅かっただけで、新見から誘われた事を受け入れた時にはもう悪からず思っていたのではないかと感じます。
個人的に好きなキャラクターでした。
セックスフレンド関係からという事で、序盤から性的な描写は多いというのに、決して下品にはならないのです。
むしろ、新見の健気さや必死さが伝わって来る必要な描写だったかなと思います。
中盤から終盤はまた空気感に微妙な変化があらわれていく。
自分の気持ちに正直になっていく心理描写も併せて、沢山語るわけではないけれど、お互いを大切にしながらの「好きが溢れるセックス」という感じが強い。
終盤の「少しでも長く入れていて欲しいから、前はさわらなくていい」と言う新見は凶悪ですね。
青さや繊細さが光る、決して温度は高くないけれど、静かに淡々と進む心理描写が素敵な作品でした。
カバー裏の男性担当さんとの裏話も面白かったです。
続編も今後発売予定との事なので、そちらも楽しみですね。
さすが少女漫画レーベル!先入観からかもしれないけれど、少女漫画の文脈でした。ただエロは多い。自分が知らないだけで最近の少女漫画はこれぐらいエロエロの可能性もある。
◾︎澤根×新見
1冊で綺麗にまとめたなって印象で、高校生モノがお好きな方はまず好きな雰囲気でした。
少女漫画らしい余白…コマをギュンギュンに展開に使わないというか、遊びゴマが多いというか、伝わるかな…が多いので、深いBLを主食にしてるとあっさり目に思えてしまうけれど、しっかり高校生モノBL漫画です。
生徒会長が割とまともな人ってのが伏線だったとは笑
作者さまには本当に大変申し訳ないのだけど、少女マンガレーベルから出てるBLということで、「友情に毛の生えた程度のやつで、ちゃんと恋愛までいってないホンワカした話なんでしょ」と侮ってました。本当にスミマセン、私がわるかったです。
結論を言えばちゃんとBがLしてるし、めちゃくちゃ萌えた。
それに学ランで! 男子高校生がえっちしてる! 学ランで!
いや、ほんと学ランは最高だった。すっごい可愛い。私、男子高校生の可愛い制服ファッションは、スラックスに白シャツ+ニットベストだと長年思ってた。
でも、これからは学ラン派になっちゃうかも。それくらい、学ラン着たままのシーンが素晴らしい。窮屈そう、動きづらそうな感じがかえっていい。
正統派少女マンガっぽいこの絵柄で見るから、余計に萌えるのかも。
少女マンガのヒロイン差し置いて、ヒーローと脇役の男友達で腐った妄想しちゃいました、みたいな感じにも見えて、うっすら背徳感めいたものもあるような。ともあれ、私はこういう絵、好きだなあ。
ストーリーはと言えば性欲処理と嘘をついて、好きな相手とセフレになったはいいけど、気持ちを隠しきれない、どうしよう。というBLではまあ、よくあるやつ。でもノンケを好きになっちゃったゲイ受けの切ない気持ちが溢れていて、キュンキュンしちゃう。
肉体関係はあるのに、好きだと言えないもどかしさや後ろめたさ。もともとは女の子を好きな攻めを、こっち側に引き込んでしまっていいのかという葛藤が切ない。そこからの、自分の性指向を自分で認め、ふたりで前向きに進んでいこうという流れが清々しい。ちゃんとゴムを着けたり、受けが準備をする描写があるのも、リアリティを感じられて萌える。
しかしなんと言っても番外編、学ラン着たままでの受けのセリフ、「少しでも長くいれててほしい…」がもう可愛すぎて、キュン死にしそう。
攻めはつねに無表情、なにを考えてるかわかりにくいんだけど、無自覚だっただけで、実は最初から好きだったんじゃない? じゃなきゃいくら男子校でも、男の子とセフレになんてならないよね?と思う。
恋の切なさも青春の甘酸っぱさも、学ランえっちも色々と楽しませてもらって、大満足!
学ラン男子ってロマンがありますよね。
硬派で童貞っぽい印象のある学ランの中に潜む、若くて艶やかな肉体、最高です。
絵が綺麗で引き込まれるようなコマ割り、そして、BLを専門に取り扱っているレーベルから出版された作品とはちょっと違うテイストのキラキラした空気感も新鮮で良かったです。
自分が男も恋愛感情で好きになれるのか知りたいから受けの告白をOKするとか、受けのご機嫌をとるように可愛いかわいい言うところとか、流されるように好きになっているような感じとか、読んでいてモヤッとしました。
しかし、何度も読んでみると、無自覚だっただけで、この時から攻めも受けのことを好きだったのかな?とか、最初から独占欲はあったのかな?とか、色々な角度で楽しめました。
同級生モノ・健気ゲイ受け・学ラン、ピンときたキーワードがある方は、是非読んでみてほしいです。
電子の単話売りでは現在、第9話まで配信されてますね。
次巻が待ち遠しいです。
こちらには第5話までが収録されています。
いきなりエロいところから始まる第1話。
華のDKのえちシーンなのに…
新見はセックスしたいだけと嘘をつき、本心を心の底に隠しての行為なのでなんとも暗〜い雰囲気。
DKらしい爽やかさや、エロ可愛い感じは皆無です。
でもこの独特な雰囲気が他のコミックとは違って良い!
さらに、優等生で真面目な新見のキャラ設定がイケナイことしてる感を上乗せ。
第2話で時間軸を遡り、セフレになるまでの経緯が描かれています。
イケメンでモテる澤根なので、新見は一目惚れのパターンか?と思いきや、むしろ苦手なタイプでした。
…だったはずなのに、うっかり恋をしてしまうわけです。
いいわぁ〜...///
恋に落ちてからは、わりとすぐ誘いを仕掛ける新見。
マイナスから始まったのに、あっという間にヒートしていく真っ直ぐさが若者らしくて◎
んにしても新見、急に積極的になりすぎじゃ?と思ったら、
『ごめん おれの手冷たくて』って...そうか。
本当は指先が冷たくなるほど緊張してたのね(涙)
(細かいところですが、新見からキスした時澤根が目開けてるのがリアルですんごく好きです。)
そして第3話。
第2話はまるまる回想なので、第1話のつづきになります。
最後までシた時の様子が見れます。
新見の片思いのはずなんですが、澤根が優しすぎて...え、君たち付き合ってる?と混乱するレベル(ありがとうございます)。
非BLレーベルなので直接的な描写はないですが、初めての後ろに耐える新見がエロ可愛くて、健気で...はい。
ここまでしてもなお、自分のせいで澤根に負担をかけたくないからと気持ちを隠し通そうとする新見。
ですがノンケの澤根が、新見のためではなく男に恋愛感情が持てるのか知りたいだけだと言うので、付き合うことになります。
...いやいや、なかなか酷い理由ですよ(笑)
あれだけ優しくしといてやっぱり恋愛感情はまだなかったのか。
と、ちょっぴりがっかりする一方で、澤根の意味深な表情描写もあり、澤根の心中にも何かが渦巻いているのか?と高まる期待。
秘密のお付き合いが始まった第4話は、やはり新見視点なのですが、ここで初めて澤根の気持ちが明かされます。
人気のない外階段に連れ込んでキスしたり、合コンの誘いをすっぱり断ったり、恋人に昇格した澤根がいい彼氏すぎる。
あれ、澤根が新見に片思いしてたんだっけ?と混乱するレベル(ほんとありがとうございます)。
それとは対照的に、周りを気にして遠慮しまくる新見に澤根は、「俺に集中して」と言ったり不満げな様子です。
結局断りきれなかった合コンの帰りで、先輩と語らう澤根。
ぽつりぽつりと新見への気持ちをこぼします。
それを聞いていた先輩の、
「好きな人には 自分のことだけ見ててほしいよね」
というウルトラスーパーエクセレントな一言により、
新見に対する恋愛感情を自覚しはじめます。
合コンの一件で新見の心境も変化し、熱を増したふたりの関係。
ラストの第5話は、ポーカーフェイスの澤根から滲み出る新見愛と、澤根が好きすぎる新見の可愛い照れ顔が見どころです。
「新見とできるなら どっちでもいい」
→澤根、新見のことめっちゃ大事にしてるじゃん!
「おれはこっちでいい... こっちがいい」
→新見、澤根に抱かれるのめっちゃ好きじゃん!
どうぞ末永くお幸せに。
クールな寡黙×大人しい優等生ということで、静キャラ同士のカップルですね。
表面下で静かに燃えるふたりの恋がめちゃくちゃよかった。
このコミックの最後まで新見視点が貫かれていたところ、良かったと思います。
おかけでなかなか本心が読めない澤根にやきもきさせられました。
特に後半は、澤根の表情が分かりにくいor描かれていないコマが多かった。(画力の問題や手抜きではなくあえてそうしたんだなと分かる感じで)
それが澤根の食えないキャラ設定とマッチしてるし、読者が想像する面白さがあって、再読しても楽しいです。
ところで、再読すると、だんだん澤根のポーカーフェイスが可愛く見えてくるのわたしだけですか?(笑)
なにをこんなに長々と書いているんだと自分でもドン引いてますが、こんな下手な感想をここまで読んでくださった方ありがとうございました。
かなり光寄り、ギリ夜明けの腐女子にドンピシャかと思います。
番外編も最高なので、ぜひぜひ読んでみてください。
まず、少女漫画誌に掲載されていた作品である…
という事に驚きです!
絵は少女漫画的であると思いますが、
設定からキャラ分けから何から何までバリバリBL作品、
という印象を受けました。
好きになんてなりたくないのに…
澤根のことが好きで好きで堪らない新見は、
セフレとしてだけでもいいから、
学校の中でだけでもいいから澤根が欲しいと思う。
身体から始まった関係、
いつでも諦められる関係だと思っていたのに、
それでも澤根を手放せなくなっている新見が切ないです。
一方、澤根は新見に恋愛感情はないというものの、
明らかに好きでしょう?と思わずにはいられない言動。
男相手に恋愛できるか知りたいという澤根と付き合いだした新見は、臆病で自分の性癖に引け目を感じています。
言いたいことも言えず、
澤根のことばかり思っている新見が、
澤根を何よりも大切だと思い、
少しずつ成長して行く姿にグッときます。
お互いに素直に思ったことを伝える二人に好感が持て、
気持ちがはっきりしなかった澤根も、
新見に〝好き〟と伝え、話はハッピーエンドに向かいます。
新見が可愛いけれど決して女の子っぽいわけでもなく、
二人がちゃんと男同士の恋愛をしているな…という感じが、
とても良かったです。
少女漫画枠からこの内容の漫画を出したことにまず拍手!
かなり頑張っていらっしゃる。
BL枠じゃないから値段がお安くて凄いお買い得感。
もちろん局部描写は無いしおセッセ場面は繋がってる部分はトーンできれいに曖昧にされてますが思った以上にちゃんとエロかったです。
ゲイの新見が抱かれたい願望から男子高で同級生の蓮根を誘ってセフレになりますが段々気持ちが入ってきちゃう。
でも恋愛感情からめて蓮根の負担になりたくないとあくまで性欲処理でやってますってフリをするのが健気で切ない。そんな新見の本音をお見通しなノンケの攻め蓮根がクールな男前さん。「俺のこと好きでしょ」って…くー、キュンキュンしますね〜。
男子高という特殊な環境下の思春期男子の性欲と、学校内で男同士で隠れて弄りあったりキスしたりの背徳感、隠微な空気が素敵でした〜。
繰り返しますがこのお値段でこの内容、コスパが最高です。絶対買い!だと思います。
あらすじの「いつもの少女漫画では満たされないあなたへ」に違和感が…。
これいつも少女マンガだけ読んでる人がBL入門として読むには少々刺激が強いのではないかなぁ。
「いつも少女漫画のヒーローと男友達がくっつけばいいのにと思ってるあなたへ」もしくは
「いつも少女漫画のヒーローと男友達の接触シーンに何故かときめいてしまう潜在的に持っているあなたへ」
ぐらいに変えてもいいかも、ちるちるでは関係ないですけどね笑。
でもそのぐらい普通にBLしてます。というか設定セフレです。DKものにしてはカラミ描写ある方かと。
でもセフレといっても、ゲイの子が好きと言えないからせめてカラダだけでも…という健気?なものです。
攻めくんもノンケなんですけど、単なる遊びという軽薄さもないし、受けの子の気持ちを考える思いやりのある子で。
受けの子が攻めの子を思うゆえに一歩引いてしまうのがもどかし〜。相手ノンケだし分かるけど。
結果お互い本音を伝えた上での素敵なハッピーエンドになったので良かったですけどね!
描き下ろしはその後の話。
受けの家での初エッチ。すっかりお互い夢中になっている様子が微笑ましい。
攻めくんがスケートデートを選んだ理由が、ここだと男同士で密着していても変じゃないから、というのが可愛い。
でもギャラリーのお姉さん達に、あの2人近すぎじゃない?かわい〜と言われてます^ ^
*個人的にあの最初のフェラが急だったので、受けの子がどうしてあんなに大胆になれたのか(かなりのリスク)、攻めの子がどうして受け入れたのかに少し無理があるような気がしたかなぁ。
あと攻めの子のクール無表情が気になり最後まで萌えかけるも萌えられず、という感じでした、描き下ろしは可愛いかった。
ゲイの新見が生徒会の仲間澤根を好きになり
気持ちを伝える気はないけど、募っていく気持ちが溢れてセフレとして誘う。
「ノンケの澤根を”こちら側”に引き込む気はないからいつでもこの関係は終わらせられる」と自分に言い聞かせてる新見が切なくて尊くて・・・きゅんっきゅん♡
そんな新見の気持ちに気付いてる澤根が
まだ自分には新見への恋愛感情は無いけどセフレを解消して付き合おうと提案。
新見の想いを真っ向から受け止めようとする澤根の優しさがもぉ・・・もぉ・・・(悶)
爽やかで切ないDKの恋物語でした♪
ノンケ攻め黒髪受けの腐女子の好きを詰め込んだようなCPに繊細な心情描写
がたまらない神作です。
個人的には攻めの真顔なのにサラッと受けがキュンとくるところを言ってしまうところが萌えポイントですwww
もともと電子で読んでハマり、
ようやく紙になったあああああああああああああああ!!!
と思っていたのですが実際表紙、題名ともに恥ずかしくて変えていません( ノД`)シクシク…
アニメイトor通販での購入をお勧めしますwww
ゲイであることに悩み、臆病な新見が、セフレという関係から始まった澤根との触れ合いを経て、ノーマルながら自分に真摯に向き合ってくれる澤根のおかげで、勇気を持って堂々と人を愛せるようになるお話です。
二人の関係は、新見が何となく誘ったことから始まっています。
触れ合いながら、「後ろにいれてほしいけどそこまで言えない」と悩むいじらしい新見。
男と深い仲になることを望みながらも、周囲にバレることを極端に恐れていて、だから抱いて欲しいとも、ましてや好きだなんてとても言えず、学校の中だけの泡沫のような関係に甘んじています。
対する澤根は、寡黙だけど言うことはちゃんと言うタイプで、なかなか一歩を踏み出せない新見に「いれたい」と言い、二人は最後の一線を越えます。
新見の自分への想いにも気づいていて、ある時「セフレはやめて付き合おう」と切り出す。
それは「確かめたい」という、まだ新見を好きかはわからない曖昧な状態。残酷で危うい感情が、多感な少年時代ならではという感じがします。
「恋愛感情が持てるのか確かめたい」なんて言い方だけど、新見にとっては好きな人が自分と向き合ってくれているのに変わりはない。
それに、触れ合っているからこそわかる予感というか、澤根の中に芽吹きつつある感情に、無意識に気づいているのではないかなと思います。
付き合うことになってからは、男同士という関係に悩んだりしながらも、新見も次第に自分の気持ちをはっきり言えるようになり、互いに歩み寄っていきます。
そして、ずっと隠していた関係を先輩に見られてしまった時、口止めしにいこうとする澤根を引き止め、自ら先輩に澤根とのことを明かす新見。
その後、「今すぐ抱きたい」と言う澤根の家に移動し、色々吹っ切れて何度も求め合う二人。事後、まだしたそうな澤根にさすがにしんどい新見は「こっち側してみればわかる」と一言。
すると澤根は「新見とならどっちでもいい」と言うのですが、新見は「おれはこっちでいい」、「こっちがいい」と返します。
「こっちでいい」の後に「こっちがいい」と、より明確に意思を伝えるとともに、「好きな人とつながれるならどんな形でもいいと思ってた」というモノローグが描かれています。
「なんでもいい」じゃなくて「抱かれたい」。求めることを許されていないように感じていた新見が、はっきりと「抱かれたい」という欲望と、「抱かれている」という幸福を自覚する瞬間です。
この後の番外編で抱き合う二人を見ると、リバへの伏線というよりも、私はより固定っぽくなったなと感じました。「少しでも長くいれててほしい」に大変萌えました。