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初めてふれる、親友のカラダ。 くされ縁、16年目の結末。
by my side
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
めちゃくちゃ待ってましたー!
コミックス化までが長かった…感無量(;///;)
前作「MODS」シリーズのようなヒリヒリとした切なさとは違うのですが
10年越しの片想いをしている切なさがドバッと詰まっています…!!!
友人の一線を越えるか否かの緊張感や戸惑い。
高校時代、恋の始まりと甘酸っぱい記憶。
『誰よりも長く、誰よりも近くにいたのにーー』(帯より)
あーもー… S U K I !(;///;)
設定が好みドストライクで終始悶えながら読んでいました。
友達からの関係の変化とか長年の片想いとか萌えしかないやつや…。
さてさて。
視点は攻めと受けと交互に描かれています。
攻め:左京はイタリアンレストランの料理人。ノンケ。
"料理以外はポンコツ"と言われ、明るいおバカ系?かな。
天然人誑しなところがあって人懐っこい性格をしています。
受け:右山は花屋勤務の隠れゲイ。
高1のときからずーーーっと左京に片想い。
バレないようにひっそりとずーーーーっと(;///;)萌
対人関係はクールでちょっと不器用さがあるかな…?
(ナツメ作品において受けの雰囲気はブレないなぁと)
(作者さんの萌えでしょうね。私は大好きです♪)
ストーリーはあらすじにあるように始まります。見られていたことにまったく気付いていない右山は翌日はいつもとかわらぬ友人の態度。左京はますます混乱し意識する余り、オナニーをみてしまったことを伝えます。動揺した右山は「お前もオナニーを見せろ」と言いだし、勃たない左京のブツに口淫を始めて、「明日には何も覚えていない」「だから今だけだ」と…。
友達でいられればそれでいいと願う右山は、一夜の件を"なかったこと"にしようとします。けれど左京は日が経てば経つほど口でシているときの右山を思い出しては興奮してしまいーーーと展開します。
高校時代の回想がキュンキュンを増幅させてくれます(∩´///`∩)
出会いから片想いのキッカケまで描かれていて、
これがまためちゃくちゃ良いのですよ~~~~!!!
高校生のパーソナルスペースの狭さは鉄板ですね(`・ω・´)フンス=3
隣に座ったとき肩とか手とか触れてるのにドキドキしてる右山が可愛くて可愛くて。
「まだチャイム鳴るな」と願ってるとことかドキュンズキュン堪らーーーん!!////
周囲からも左右コンビと言われるぐらいニコイチなんですが、
ドノンケの左京は周囲から仲の良さをからかわれても気にしないのですね。
でも右山は違う。
中学時代にゲイバレして冷たい目でみられたトラウマが過ぎり、怖くなってしまう。
この温度差が切なさに拍車かけてきてキュンキュンしまくりでした。
ああ、書き出したらキリがないな。
高校時代のエピソードは隅から隅まで萌えに刺さって仕方ない(∩;///;∩)
で、現在。
友情か恋かのボーダーライン上に立つ2人も萌えますッ!
左京という男はホント鈍感なんですが、ようやく右山の想いに気付き。
一度意識し始めると右山の可愛いところばかりが目に付くようでニヤニヤします♡
あと右山が恋心が隠せてなくなっててダダ漏れ出るのがキュンとくる///
左京が右山に傾きかけてるけれど、
右山は友人のラインを越えるのが怖い。
友人なら一生側に居られる。
でも恋人だったら…?飽きたら…?
定番な流れだけどこの押し問答もすごく良かった(;///;)
右山は一生片想いで友人のままいる覚悟はあったけれど、
関係が変わることにはとても臆病になっていて。
左京から気持ちを返してもらえても"嬉しい"より"怖い"になるのが切ない。
何よりも左京の隣にいることを優先して頑なに片想いを守っていたのが伝わります。
「友達でいてくれよ…」が決別の言葉に感じて涙腺がゆるみました。
右山の不器用さと一途さが萌えに刺さって刺さって…ほんまもぅ…。
あとキーアイテムの使い方が上手い。
手袋とオムレツにはなんどもキューってきました(;///;)
描き下ろしは6年後の様子です。
これ何書いてもネタバレが過ぎそうなので自粛。
本編では見られなかったアレ♡や、左京が頼もしくなってた部分など、最高でした!
かつて隣りでこっそり見ていた横顔は
今は向かい合わせで…ですね♪
ラストページは温かい気持ちになりました(∩´///`∩)
また、脇役で当て馬っぽい役回りになってた金子さん。
癖があってナツメ作品ではあまりみないタイプのキャラで新鮮でした。
この方もゲイでイケオジ好きらしいので…いつかスピンとか期待できるのかな?
金子さんが恋愛してるとこ想像つかないので見てみたい気がする。
素晴らしい!トキメキが止まらないよ。
高校の頃からの10年間にも及ぶ片想いと、それが恋愛関係に変わっていく様子を、熱く切なく丁寧に描いたこの作品。もうね、うまい!すごい!としか言えない。
高校時代からのくされ縁で、上京した26歳の今もボロアパートの隣同士に住む、料理人の左京と花屋勤務の右山の「左右コンビ」。
ところがある日左京は、右山が自分の名前を呼びながらオナニーする姿を目撃してしまう。
(右山はゲイなのか?もしかして自分のことを好きなのか?)
左京の頭の中からは、右山のそのときの姿が離れない。
そんな中、酔った勢いで右山が左京にフェラをしてしまうという事件が起きて…。
長年の友達関係から恋愛関係になる。
BLではよくあるテーマながら、よくよく考えたら、実際にはものすごく難しいことだな…と思う。
バーとかコンパとか、恋愛目的で出会ったほうがよっぽどそういう関係になるのは簡単だし早い。
でもだからこそ、読みごたえのあるテーマだし、胸に響くものがあるんだと思う。
10年間もの片想いから一歩踏み出す勇気は、なかなか出せるものじゃありません。
下手すればこれまでの関係をすべて壊すし、せっかく収まっていた“親友ポジション”も手放さなきゃならない可能性も高い。
そんなリスクを恐れて想いをぶつけられない右山は、酔った一夜のことをなかったことにしようとします。
でも逆に左京のほうは、その夜のことが忘れられない。
今までの日常に戻りたくて合コンに参加しても、女の子より右山のエッチな姿ばかりが脳裏に浮かんでしまう。
そしてそのうちに、右山の行動や表情に自分への想いを感じるようになり、そんな右山のことを可愛いと思うようになるのです。
でもここからが切ない…。
左京一筋に生きてきた右山は、左京と恋人関係になることをとても恐れるんです。
好きすぎて、関係が変わることが怖い。
もし手に入っても、それを失うときがくるのが怖くて仕方ない。
「友達でいてくれよ…」
そう言う右山の想いが、涙が、切なすぎるよ…( ; ; )
高校時代の回想シーンも最高でした。
左京に出会い、恋をする右山が本当に可愛くて、愛しくて。
男同志、友達同士。
なのに肩や手が触れる瞬間、貰い煙草をする瞬間、ひっそりと嬉しくなる。
そんな右山の静かな恋心が初々しくて、きゅんときて止まらなかった。
ナツメ先生がまた、その言葉のない静かな恋の空気を描くのがうまいんだ〜。
紙版、修正甘め。
トーン+白短冊。
描き下ろしは6年後の2人。
待ちに待ったエッチシーンがものすごくて、エロすぎてやばかった…。
上記修正で描く69から挿入シーンまで、くっきりはっきり、どエロすぎやしませんか?
でも、深い愛があるので、ただのエロじゃなくて、めちゃくちゃいいエロなんです!
あーもうーっ!なんて幸せなエッチなの?(//∇//)
ナツメカズキ先生の描く男性って、何でこんなにもセクシーなんだろう。
1ページ目から、たまらなくセクシー。
引き締まった筋肉による肉体美と、キリッとした目つき。
男らしいのに雄々しすぎない美しさに惚れ惚れします。
キャラだけでなく、作品全体に雰囲気があって、本当に素晴らしかったです。
声を大にしてオススメしたい作品です!
出逢って10年の腐れ縁コンビのお話。
高校の頃に一目ぼれしてから10年左京を想い続けている右山。
ノンケの左京は好かれてるなんて思いもしていなかったけど
自分の名前を呼びながらオナってる右山を目撃してしまい意識してしまう。
10年傍で思い続けてる右山が健気で胸キュンだし、
気付かれてるのにそれでも嘘をついてダチでい続けようとする右山が切なくて胸キュンだし、
自分の気持ちを受け入れてもらえたのにいつか結婚や子供を望み捨てられることに怯えて拒否る右山が・・・・・・たまらん尊いっ!!!!!
あんな(表紙右)顔してこのギャップ!可愛すぎてキュン死しそうでした!!
あっさりしてるけど、やっぱり面白い!
さらっと面白いのがスゴい!
高校時代からの片思いを実らせるお話しですが、
一途な右山が本当に健気で献身的でした。
左京の方は、右山が長年片思いに苦しんでいたのに比べ、
あっさり意識してあっさり好きになったな……という印象。
少し、好きの重みが違うかな……?と思わなくもないし、
想像通りの展開なんだけど……
でも、やっぱり結末はこれしかないよね?
……っていう納得のラストでした。
奇をてらったところもないし、
当て馬も理想通りの働きをするし、
セオリー通りの作品だと思います。
でも、とてもストレートだからこそグッとくるものを感じました。
読後の余韻も楽しめる、愛情溢れる作品です。
絵柄が好きでなんとなく購入したものですが、、、
ほんとに買って良かったです!!!!
ただただエッチシーンがたくさんあるBLマンガとは違い、ストーリーも良かったです、、、
ノンケに振り回される健気な隠れゲイという設定もとてもよかったです。
ストーリー◎エッチシーン◎切なさ◎
迷ってるなら購入して欲しい1冊です。
大好きです!!
高校時代からの親友。腐れ縁で大人になった今は部屋が隣同士の二人。
ベランダから出入して世話を焼いたり焼かれたり。
お互いの日常の一部になっているこの距離感もすごくツボでした。
ゲイ右山くん→ノンケ左京くんへの静かな片想い。
ずっと一緒にいたいからこそ気持ちを抑え込むのが切なかったです。
料理人・花屋という職業もすごく活きていて楽しめました。
手袋だったり桜だったり…右山くんの健気さにキュンキュンが止まりません。
迷わず神評価の素敵なラスト、買ってよかったです。
(贅沢を言うならもっとその後の幸せ甘々な二人を見たいです)
カバーイラストの雰囲気から、もっとダークというか裏社会っぽい展開を想像しちゃってたんだが、
いや、なにこれ、
私の超大好物で超性癖な、ノンケの同級生が、10年経ってそこにずっとあった恋に気付く、もう最初っから涙腺崩壊しちゃう系のお話だった。
無愛想で目つきの悪いお顔に騙されちゃったけど、右山ちゃんったら超健気なんだから。
左京の黒髪で、釣り眉たれ目のお顔も好み。
右山が、桜の木の下にいた左京を、一目見て好きになった、その瞬間の気持ち。
あれこれあって、最後、左京がNYで店を持つラストも良かった。
16年かけた不器用な大人の恋。
友情と愛情、理屈ではどうにもならない心の葛藤。
二人ともしっかり自分をもってるから
好きだ愛してるだけで人生を決めない。
相手を思うからこそ、今の自分をしっかり磨き
愛する人に恥ずかしくない人間になる。
魅力的な主人公たちでした。
右山が左京から学生時代にもらった手袋をぼろぼろになっても捨てられずに
使い続ける気持ちがすべてだったように思えました。
あのシーンは泣けました。
最後の最後、男前な二人が男前にHappyにそして大胆かつ盛大なHシーンをありがとう。
さすがナツメカズキ先生。二人の想いと愛があふれていました。
そして、桜とても奇麗でした。
店頭で帯とあらすじに惹かれ、突発的に購入を決めました。買ってよかったです!
高校の頃から固定されていた親友という関係が、どのように動き出すのか。この過程が、お二人それぞれの視点から丁寧に語られています。
特に一度でも友達に片思いをした/されたことがある方は、この作品を他人事として見ることができないと思います。それほど、友達を好きになる気持ちがリアルに描かれていました!
またナツメカズキ先生の他作品も拝読したことがあるのですが、舞台は違えどその繊細な心情描写はこの作品でも健在です。先生の描く優しい空気感が好きな方は、作家買いしても損はないと思います!
ナツメ先生の描く世界観がとても好きで、今回も迷わず購入致しました。
今回はいい意味でナツメ先生らしくない、甘々で切ない話です。
ナツメ先生と言えば、シリアスをお得意とされているイメージだったのですが、今回は右山の切ない10数年間の片想い、不器用な恋のお話。今までの3冊に比べると手に取りやすく、読みやすいと思います。
親友だと思っていた右山が俺(左京)の名前を呼びながら自慰をしていた…。そんなところから始まる2人の物語。高校からの「左右コンビ」で10年目の腐れ縁。2人で1緒に上京してボロアパートの隣同士。
「お前(右山)のことは全部知っていると思っていた」
10年来の友人で、この関係を壊したくない。
好きだなんて言えない。
友達でいられれば、それでいい。
そんな健気な右山。とても好きでした。
右山は自分の事を好きなんだ、と気づいた左京が右山に「俺が好きなんだろ」「お前となら恋人にだって…!」と詰め寄りますが、恋人といういつか終わってしまうかもしれない関係になりたくないと右山に拒否されてしまいます。
因みに右山は中学生の時に恋愛対象は男だ、と気づいたゲイです。しかし左京は右山とは違い、ノンケなので、後で「気の迷いだった」なんて言われたら立ち直れない。完全に告白しているようなものですが、それでも「ダチ」でいたい…と。見ているこっちが焦れったく思ってしまうような片想いですね。
この後右山が仕事の関係でNYに行くことが決まり、友達のまま離れるかと思いきや、右山が日本を立つその日、空港でやっと右山が告白…。
長かった…。やっと!やっと!っていう感じです。
勿論左京も承諾し、恋人になるのですが、イチャイチャする時間は無く、搭乗時間。
恋人になった瞬間に遠距離になるのです。
6年後、左京も追いかけるようにNYに行き、16年間越しで2人のハッピーエンド…!
16年目の結末。とても長いように感じますが、その間友達として隣にいることが出来て、恋人として遠距離ながらも過ごし、幸せだったのではないかなと思います。素晴らしかった…。まだ世間では一般的ではない男同士の恋、BLならではの16年間だったのではないかなと思います。