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junai no sseinen
作家さんの新作発表
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「獣」シリーズとしての5作目ですが、内容は大郷xカオル編となっています。
相変わらずカオルが主導権を握ってのセフレ関係を続ける2人。昼間社内で会ってもおくびにも出さず、夜はいつものホテルで。絶対にカオルは家に大郷を入れない…
徹底して深入りを避けようとするカオルだが、大郷を突き放してしまった後また昔の愛を得られなかった子供の自分の夢を見だして、自分も追い詰められていく…
気付いた千春にチクリと言われ、自分が折れて大郷のマンションに足を運ぶカオル。
…と、ここで完全に仲直り?というかセフレではなくしっかり心で想い合う恋人同士になったのかと思いきや!
大きな波乱が起きるのですね〜。
これもカオルの幼い頃のトラウマ、愛を恐れ、愛を遠ざけてしまうカオルの頑なさ。
藤堂グループの取引先としてアメリカから来日したイアンは、カオルのアメリカ時代の元セフレだった!イアンは復縁する気満々で…
そこに藤堂グループに来社した大郷と鉢合わせ、カオルのお尻を触っているイアンにムッとする大郷に気を良くしたカオルは、2人の男への接し方を間違えてしまう!
イアンとの思わせぶりをエスカレートさせ大郷の嫉妬心を煽りに煽った挙句、カオルに蔑ろにされた大郷は傷つき、捨てゼリフを吐いて立ち去ってしまうのです…
そこからのカオルはボロボロ。自分でも自業自得なのがわかっているから逃げ場なし。
そんな時イアンのパーティーで女連れの大郷を見て精神崩壊スレスレになってしまうカオルだが!
カオルと付き合うには覚悟がいる事を再び悟った大郷が、ハラを決めてカオルと向き合います。
救われるカオル。
大郷はほんとイイ男です!カオルを包み込めるのは大郷だけでしょう。
カオルのツンもデレも全て大郷のものなのです。やっぱり大郷xカオル編好きだ〜!
「御曹司の教育係」
巻末は、千春と一輝がお互いにホメあう話。カオルがドッちらけで聞き流しています。
獣シリーズの5作目。
今作は大郷に出会う前はクールで割りきった関係しか持ってこなかったカオルの恋愛に関しての子供っぽい面を発見できた作品でした。
ただ問題だったのは…その子供っぽさ加減が行き過ぎてしまったこと。
大郷が自分をどれほど好きかという事を見たいがために悪戯が過ぎてしまうのですが、普通なら怒られても仕方がないことをカオルがしてしまいます。
大郷はカオルよりも年下なんですが(見えませんよね?笑)、彼が懐が深くて尽くす男で良かったです。
カオルは女王様の印象だったんですが、その女王様を大郷がきっちり支えていたんですね~。
大郷の男前度がアップした作品でした。
藤崎こうさんってこういう画風でしたっけ?出てくるキャラ出てくるキャラ、みんな前髪が顔にかかっていて鬱陶しくてしょうがなかったです(泣) 自由業ならまだしもサラリーマンでこれは非道い。10年以上前の作品だから目を瞑るべきなのか…。
妙に登場人物が多いと思ったらシリーズ途中の一作なのですね。タイトルの「青年」とは前半は攻の大郷、後半は受のカオルを指しているような気がしました。カオルが色々なことに気づいて、少し感情豊かに変わって行く様子が良かったと思います。この辺はシリーズ通して読むと更に面白いのかも。
基本的には大人同士の恋の駆け引きで物語が進んでいくのですが、二言目には「まさかこの俺が、な…」と自嘲気味に独り言を言う二人に苦笑してしまいました。どんだけ自意識強いんだか…。まあ、そういう意味でもお似合いの二人だと思います。
快楽に溺れる夜と他人のフリを決め込む昼間とのギャップ。
あからさまに見せつけるエロスをがっつりと堪能しました。
そして恋人の気持ちを測りたくて、嫉妬されることに喜びを覚える。
カオルにしては、幼稚すぎるとは思いながらも2人だけで完結出来る間はイチャイチャの延長として見ることが出来ます。
しかし「第三の男」イアンが加わってからは大郷の気持ちを無視した振舞いが悪目立ちしてエスカレートしていく程に心がざわついてしまいました。
大郷の優しさに甘えすぎたカオルが、母親に対する嫌悪の情を重ねて追い込まれていく姿はそれなりに同情はできても身勝手の印象は拭えません。
けれどカオルを愛してやまない大郷の「どういたしまして」に心奪われてしまい、そんな笑顔を見てしまったらカオルの所業も子供の独占欲と、好意的に見守れるようになってしまいました。
なんとカオルの昔の男(セフレ)が登場!!
とにかく大郷が自分に見せる嫉妬や執着が見たくて
2人の仲をわざと大郷に見せ付けるカオル。
だけど、とうとう大郷がキレテ!!
母親を見てひねくれてるから、そこらのさじ加減が解ってないみたい…
大郷に捨てられたと思ったカオルは本当に壊れまくりで、どうなる事かと思いましたが、
最後には本当にカオルを解ってるのは大郷だったと、器の大きさを見た感じかな。
やりすぎのカオルもおバカさんだけど、可愛いかったよ。
そして相変わらず千春の事を勘違いしてる一輝は偉大(笑)
まぁ勘違いというか
一輝の前では本当にそういう千春なだけの事といえばそれまでなんだけど…
でも千春好きvv
シリーズ五作目のメインは大郷×カオル。
カオル、バカだー!!
このシリーズの登場人物全員に言えることかもしれませんが、カッコよくて賢いのにバカなのだ。それがいちいちギャップ萌えのツボに入ってくれる。
基本的に女王様であるカオルなので、大郷を振り回してます。「大郷ほどの男を振り回す美人」という構図はかなり萌えるのですが、それだけでは終わらない。
嫉妬されるのが心地よくて、大郷がわざと嫉妬するような言動を取るんだけど、加減を間違ったカオルは、大郷を本気で怒らせてしまう。
「捨てられてしまう」と思ったカオルの落ち込み方は半端ないです。トラウマが出てきて壊れそうになる。
振り回すにしろ落ち込むにしろ、中間点というものがないのは何故だw
こんなカオルと付き合うほうは大変だよ。ホント、カオルと付き合えるのは大郷しかないねw
一番哀れなのはイアンだけどねw
藤崎先生の「獣」シリーズ、第5作目。
今回のメインカップルは、大郷×カオルです。
昼はビジネスパートナー、夜は恋人という関係に進展したものの
実質、SEXフレンド状態(?)な、二人が距離を縮めていきます。
やっぱりこのカップルの話はすごく好きだ~♪
大郷にヤキモチをやかせようとして、やりすぎたカオルは、
傷つき怒った大郷に、捨てられてしまったと思い込み、精神的に不安定に…。
普段女王様なカオルが時々見せる脆さがたまらなくツボです。
最終的には、大きな懐でカオルを包み込んでくれる大郷も、やっぱりイイ男。
さりげな~く主導権をカオルに譲ってくれるスマートさは
年下攻めとは思えません。
仲直りした後、繋いだ大郷の手をカオルがキュッと握るシーンが
あったのですが、その甘えた感じがものすごく可愛かったです。