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hoshino doubutsuen koimonogatari
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
純粋な恋心をひたすら享受して浄化作用がある癒やしBLでした。
獣人ではなく擬人化なので人間には動物に見えています。
動物同士が寄り添って日向ぼっこしてる姿やじゃれ合って遊んでる姿。
動物園で見たときはかわいいなぁと微笑ましくみてた光景が
擬人化されるとキュンキュンするのはどうしてでしょうねぇ///
種族違いでも仲良くしているカップルがいたり、
言葉が通じない人間の飼育員に片想いしてる動物がいたり、
優しくて心温まるラブストーリーが詰まっていました。
ちなみに個人的にはインタビュー記事のサンプルがすごく参考になりました。
迷ってる方はチェックしてみて下さい(^^)♪
内容はオムニバス形式になっています。
動物が人型に見えて言葉が交わせる人間・栗原を中心に、
色んな動物の恋模様が展開していきます。
動物だけでなく、最後には栗原のBL未満なお話もありました。
脇キャラの動物も個性が光っててニコニコしちゃいます♪
◆ツツキとシッポ (2話+描き下ろし)
シジュウカラのツツキと、ニホンリスのシッポのお話です。
どこかから動物園に連れられてきた新入りのシッポ。
慣れるまでゲージに入れられたまま園内に置かれるのですが、
シッポは巣箱に入ったまま顔を見せません。
面倒見の良いツツキはシッポが気になりゲージ越しにエサを運んだりするのですが
これが求愛行動に見えてすっっっごく可愛いのです!!!(∩´///`∩)
美味しいモノを分け合うって愛情表現に種族は関係なし+゚。*尊い*。゚+
ゲージから出されたあとはいつも一緒のツツキとシッポ。
ツツキから"シッポがかわいくてしょーがない"がダダ漏れてるのが萌えて萌えて…///
種族違いとか全然気にして無くて純粋にお互いが好きなんだな~と
難しいことは全て抜きにして一緒にいられる幸せだけを大切にしてる姿。
2匹の微笑ましさにとても癒やされました。
◆ビートと七田(1話+描き下ろし)
飼育員の七田に片想いしているイワトビペンギンのビート。
当然ながら言葉は通じません。
それでも気持ちを伝えたくて頑張るビートに切なキュン(;///;)
一念岩をも通すと言うべきか。
少しでも七田に想いが通じたようでこれまたウルリ。
すごいよ、ビート。想いの強さに心打たれたわ…。
◆ランカンとオーリー(2話+描き下ろし)
こちらは同種族・ライオン同士のお話です。
群れのリーダーであるレオとランカンは幼なじみのような?古い付き合い。
けれどほしの動物園に移動してから環境が変わり、距離が遠のいていきました。
のちに産まれたレオの息子・オーリーは子供の頃からランカンが大好き!
ちょこちょこ群れを離れてはランカンの元へ遊びに来ていました。
ランカンからすれば、子供の頃から見てきたオーリーは年の離れた弟のような感覚。
けれどオーリーは恋愛的な意味でランカンのことが好きで…。
ーーと展開するのですが!
個人的にめちゃくちゃ萌え要素が詰まっててニヤニヤしっぱなしでした…!
小さかった子供が成長して愛する人を手にしようと頑張る姿なんて萌えしかないじゃないですか!!!
は~…オーリー可愛すぎ。最高。
そして意外に重要人物・レオ。
レオとランカンの間には無自覚のまま成就しなかった感情がほんのりあって
この成就しなかった未満の関係も萌えにささるのですよ~~~~!
そしてレオとオーリー父子対決?に感じられる描き下ろしにニヨニヨ。
ハッキリした三角関係ではないけれどトライアングルも良きです(∩´///`∩)
ふぁ~…これから動物園でライオンが寄り添ってたら違う目でみちゃうわ、これ。
◆栗原と岡 (1話+描き下ろし)
動物が人型に見えて言葉も交わせる栗原。
動物とは仲良くなれるけれど、その特殊な力は人間としては異質で馴染めず…。
人と関わるのが苦手な栗原でしたが、動物園でせっせと写真を撮る大学生・岡と出会います。
子供の頃から変な目で見られ続けて萎縮してしまった栗原。
そんなトラウマを岡の笑顔が溶かしていくのがジンワリ温かいです。
まだBLになるかならないかの未満な関係なんですが
そんな部分も微笑ましく見守りたい気持ちになりました(﹡´◡`﹡ )
ほのぼのなんだろうな~という予想をつけつつ購入。読んだ瞬間心が浄化されていきました。
読後の癒し効果はすさまじかったです。疲れた心が一瞬で癒されました...
ーーーーーーー感想とネタバレーーーーーーー
とくにお気に入りなのはシジュウカラとリスのペア。とても優しくてちょっぴり切ない2匹の番の関係がたまらなく萌えにヒットしました。
世話好きのツツキが新入りのリスを気遣いなにかと世話をしていくんですが、なんとかシッポに顔を見せてもらおうとする行動の可愛い事。せっせと木の実や種を運んでいるツツキに除々に心を動かされていくシッポでした。
好きなポイントは、ツツキがシッポのことを「尻尾も大きくてやわらかそうなんだ...」というこの部分。どうしてかきゅんときました。可愛い...
ゆっくりと心を通わせて行く2人。シッポの過去に触れるときに少し切ない雰囲気を出しますが、彼を想うツツキがそれを包み込んでいきます。
もうひとつポイントなのは、動物の姿が人間に見える栗原との交流です。
シッポと話せた!とか彼との交流の日々を、栗原に報告していくツツキの純粋さがたまりません。
お互いに大事で、大切に想っていて、何かしてあげたいという気持ちが溢れているペアでした。
全篇通して、動物の姿と人間の姿が混合しながら物語は描かれていて、1話で2度美味しいような萌えが味わえます。
【新入りのリスに、なぜかいつも餌をお裾分けしてあげるシジュウカラ】
【ある特定の飼育員に、なぜかベッタリのイワビトペンギン】
【群れに属さない雄ライオンに、なぜか幼い頃から懐いている子ライオン】
動物園で、こんな珍しいことが起きると人間は「あの動物、恋してるのかしら~♪」
なんて、人間目線で妄想を広げたりしますが、そんなロマンをBLの世界で叶えてくれたのが、この漫画です。
美術学生の栗原君は、生まれつき動物が人間の姿に見えて、しかもお喋りができる能力がある。そんな彼が動物のスケッチをしながら、動物たちとふれあいつつ恋模様を見守るストーリー。
この作者さん、きっと動物がお好きでその習性の知識もおありなんでしょうけど、動物たちのディテールに凝っているんです!
栗原君の見える人間の姿の動物たちは、みんな洋服を着ています。実物を見ると分かるのですが、シジュウカラは胸元がネクタイをしているような配色なので、みんなちゃんとネクタイをしています。しかもそのネクタイの太さで優劣を決めてるエピソードが自然に盛り込まれています。
ライオンはファーのついた洋服を着ていて、たてがみを表現している!
こういう細部にこだわった作品って、非常に好きでして、クスッと笑えるんです。
基本、種族やその動物の習性を越えた不思議なほのぼの恋模様なのですが、少し切なかったのは、イワビトペンギンのビートの片思い。飼育員の七田君に恋をしているのですが、いくらビートが求愛ポーズをとっても、いつも一緒にいて独占していても、ビートの言葉が分からない七田君にはその愛は伝わらず。「そろそろビートにも番を」なんて言われてしまう始末。空回りしながら、自分の気持ちを七田君にただ知ってもらいたい様子は、結構ホロリときました。
動物が大好きで、動物の不思議な行動に妄想を膨らませがちなロマンチストな方!
この作品かなりおすすめします!
はわわわ〜♡ 可愛い♡ 可愛いよ〜♡
まずこの、表紙の可愛らしさに魅かれて。
擬人化BLなら、その動物の特性を活かして欲しいといつも思っているのだが、
本作は、とってもとっても活かされているかと思う。
作者が元々動物好きなのか。とっても勉強されたのか。
それぞれの特性と愛らしさが存分に発揮されていて。とてもいい感じ。
物語は、動物たちの話す言葉が分かるという、絵を描く青年、栗原くんを中心に、
擬人化された動物たちの恋を描いていく。
◆ ツツキ(シジュウカラ)としっぽ(リス)
絵面的にも多分一番可愛い♡
家族や仲間を亡くして、この動物園に引き取られて来た、リス・しっぽ。
寂しくて、きっと怖くて。哀しくて。
ケージの中の巣箱に引きこもって過ごしていたしっぽを心配して、
いつも気にしているツツキ。
面倒見の良い、兄貴分のツツキのお陰で、段々と外の世界に慣れてくるしっぽ。
もぅ、何を置いても、しっぽを慰めようと、
くるみや何かの実を一生懸命、しっぽのケージに届けようとするツツキ。
擬人化された男の子の姿だったり、動物の姿であったり。
その両方ともが健気で可愛いくて♡
後半の物語では、少し強くなったしっぽが、ツツキを支えたいと頑張ります。
シジュウカラのお腹の黒い模様をネクタイに見立てて、
皆んな黒タイにシャツ着用。ネクタイの太いヤツが威張ってるっていう可愛い設定。
割とタイトめなネクタイ着用のツツキが、その生真面目さに合ってるファッションで、
そういうところも心憎い♡
◆ビート(イワトビペンギン)と七田(飼育員さん)
ネタ的にはよくある、飼育員さんに懐いているペンギンのお話。
ビートの言葉は、七田には通じない。仕方がないけど、とても鈍い。
「どうして告白したいの?」という栗原くんに、ビートは、言う。
「なんでとかじゃなくて。伝えたいんだ。そういうもんだろ。」
なので…。全然通じて無かった二人の言葉がちょっと通じてるみたいに、
聞こえるシーンは、胸がきゅっとします。
夢なのか、想いが見せた魔法なのか。
ある日、七田は、擬人化されたビートと会う。
ビートが七田が思ってたより、おっさん(そして強面)のルックスっていう…。
そう、七田は自分が「受け」である事に気付いてはいない。
◆オーリーとランカン(ライオン)
きっと一番切ない物語。
年上で、面倒見のいいレオと一緒にこの動物園に来たランカン。
いつも一緒に居たかったのに。
レオは結婚して、子供を作り、いつしか新しい群れを作る。
ランカンは、そんなレオの家族に遠慮している。
生まれた子供は、オーリーといって、ほんの小さな頃からランカンに懐いていた。
ランカンの事が大好きなのだ。
「ずっと俺のだいじな人」
オーリーは父を超えたいと願う。
父は「獅子は我が子を千尋の谷に落とす」を可愛く可愛くやってのける。
シューンって。張り飛ばされる、オーリー。
そのオーリーの真っ直ぐさに絆されるランカン。
父は、二人で生きていけと伝える。
父、レオと、特にランカンは無自覚だったけれど、二人の間には確実に、
恋のような、それをもしかしたら超えているかもしれない確かな愛情があって。
それを想うと泣きたくなります。
レオの子、オーリーだけがそれに気づいているというのもいい。
エロくは無いけど、オーリーとランカンには交尾シーンがあります♡
◆栗原くん(動物の言葉が分かる、美大を目指す予備校生)と、岡(大学生)
最終章に、現実の人間の恋の始まりを予感させていて。
それもとても温かい。
動物の言葉が分かることで、気持ち悪がられて、引っ込み思案になっていた栗原くんに、
多分初めて、自分を受け入れてくれる友達が出来る。
それを温かく温かく見守っている動物たち。
柔らかく優しく。きゅんと萌え♡
『じんわりと心を温めてくれる』という、担当編集さんの言葉に偽り無し。
優しい気持ちになれるストーリーです。
栗原くんのルックスが、しっぽ(リス)に似てるのも可愛い♡
動物が人間の姿に見えておしゃべりもできる人間の栗山君が、動物園で様々な動物たちと交流するお話。
ケモ耳世界のお話とも、人外ファンタジーとも違う、見える系ファンタジーな所がちょっと珍しい。
基本設定は動物同士の恋模様を、栗山君が相談に乗ったり観察したりするお話ですが、栗山君のいない時やいない場所でも彼ら動物たちの生活は続いている訳で、それが、人型であったり動物型であったりと混然として展開していくので、物語世界の中に没入している時は大丈夫だけど、ちょっとでも物語世界との同調が弱まっちゃうと戸惑うかもしれません。
その辺さえ気にしなければ、どのカップルのお話もほっこりとしたいいお話だし、ちょっとした動物の蘊蓄とかも面白いし、栗山君自身にも出会いがあったりして、なかなかかわいくて良かったと思います。
生き物がめちゃくちゃ苦手なんですが、もし私も、栗原くんのように、動物達の言葉が分かったら…すっごく素敵で楽しくて感動的なお話でした( ◠‿◠ )めちゃくちゃ泣けました。例えば種が違っても仲良くしたい気持ちがあったり、自分ではどうにも出来ない壁に立ち向かったり、そういう、"私(人間)にとって当たり前の姿"が、健気で愛おしく感じました。動物達の擬人化もすごく自然で、栗原くんの視点と、他の人からの見え方と、当人自身達(動物)の目線が楽しめます。動物園という、人間にとってのテーマパークの中で繰り広げられる世界、それは狭いようで、深く感動的な世界でした( ◠‿◠ )
基本的に一話読み切りの短編集ですが、舞台が全て「ほしの動物園」です。
予備校生の栗原は、小さい頃から動物が人型に見えるうえに、話もできるという。
この物語は、動物園の動物たちが栗原の目を通して見える人型で進んでいく、いわゆる擬人化ものです。
シジュウカラ×リス
ペンギン×飼育員
ライオン×ライオン
カメラが趣味の大学生・岡×栗原
基本、動物同士が両想いになるハッピーエンドなのですが、1ペアだけペンギン×人間がいるので、それは読んでいて少しだけ切なかったです。
どんなにペンギンのビートが飼育員の七田のことが好きでも、一緒に暮らすことも付き合うこともできない…そう思うと報われない恋のような気がしてしまいました。
実際にはそこまで深刻ではなく、明るいテンションで終わるので救われましたが…
最後は動物園で仲良くなった岡と栗原がこれからどうなっていくんだろう…?というところで終わってしまうので、続編があったら是非読んでみたいです。
ん~~~。。。ケモミミとか人外とかモフモフとか大好きなので
動物園の動物が人間に見えて・・・ってところで購入したのですが
どーーーーーしても気になってしまうのが
大きさ・・・・。人間との対比のときに、人間と同じ大きさだったりリアルな大きさになったり
伸び縮みする違和感をずっと感じてしまいました。。。
さっきまで木の上に人間の大きさで止まっていた鳥が次のコマになったら
リアルな大きさになってたり。。。
作中の人間にみえちゃってる動物の伸縮が気にならない人は
神評価なんでしょうね。
お話はほのぼのしていて、かわいらしくてよかったです。
もうちょっとどうやって動物園にやってきたのかっていう
それぞれの背景がわかりやすかったらもっと感情移入できたかも。。
設定と絵のかわいらしさで評価・萌になりました。
シリーズになって他の動物もだしてくれないかなー。。。
シジュウカラとリス、ペンギンと飼育員、ライオン同士、人間同士、色々読めます。
萌えとはちょっと違うけど、かわいくって癒されました。
かわいさ求めて買ったので満足です◎
ペンギンはイワトビペンギンなんだけど、三白眼でガラの悪いおっさんキャラだったから実際ってどんななの?ってググったらめちゃくちゃそれっぽくって笑ったw似てる。
(ペンギン=コウテイペンギンorフンボルトペンギンのイメージだったもので)
で、このおっさん(って言うほどでもないんだけどね)が飼育員さんのことが大好きで、ペンギンの片思いで、飼育員さんは鈍感なんです。
このカップルだけ言葉が通じないんだよね。
気持ちを伝えたくて一生懸命なペンギンが可愛かった〜♡
一番キュンときたカプでした。
ライオンは年の差カプ。(年下攻め)
カッコいい系の擬人化イメージしてたら攻めも受けも可愛くて、こちらは動物の姿とのギャップが楽しいカプでした。
しかも攻めはライオンなのにめっちゃワンコだしw
ちょっと切なかったりもするけど、ほっこりじんわりのよき1冊でした!
【電子】シーモア版:修正-、カバー下○、裏表紙○、電子特典描き下ろし(1p)付き
ちょと不思議なお話でした。
動物の話が分かる人間、栗原くんを通して、動物園の動物たちが擬人化して動物同士で恋をする姿を描いた作品。
面倒見のいいキツツキと、動物園に来たばかりのリスのかわいい恋や、飼育員さんに恋するおっさんペンギンなど色々なカップルがいて楽しかった。
こういうほっこりする話はいいですね。
最後は、栗原くんと、カメラを始めたばかりの岡くんの、人間同士の恋まだ始まってないけど、予感ぐらいで終わる。そういうのもまたいいですね。
和みたいときに。