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sei no gekiyaku
表紙の破壊力。
かなりの過激作品を期待して読みましたが、深い。
限界の快楽で生きている実感をあたえる
恐ろしい……劇薬だ。
死にそうな人を拾うってなかなかだよな。
生きているって実感せるのは愛なのか
死を感じさせるほどの快楽なのか
なんとも考える作品だ。
だぶんそういう読み方する作品ではない。笑
なんか不思議な関係なんですよ
どちらが依存しているのか分からなくなる
傷が深いほど他人の傷に触れても何も感じないからら言いたい事はいうけど、、、読んでいくと優しさがあるんだよなぁ〜そこが良いポイント
すごい痛々しい感じとか最後ムカムカしてスッキリ終わらない感じではないと思うのでハッピーエンド望む人も読めますよ♪
監禁陵辱の理由がわかると…。
っていうか極端すぎやしませんか?
兄と同じ名前で一番やっちゃいけない死に方をしようとしたから、一番効果的なやり方で?
知らない男にあんなこと生理的に無理じゃないですか?
忌引の時の部下の不始末で引責辞任?プレゼントした旅行でご両親を亡くしたのはお気の毒ですし、それで自暴自棄になるのも仕方ないけど…。
結果的にお互い救われて愛しい存在になって。
うーん、性と生。極限ですね。
あんなことされて解放されてもいきなり自立は難しいですよね。
絵が最初はギョっとしましたし、え?誰?とわからなくなったりしました。最後まで読んで良かったです。
重い題材の本です。
自分の不注意による事故で兄を亡くし、それにより気が触れた母により両親を亡くした男。
自分がプレゼントした旅行で両親を亡くし、仕事も婚約者も失った男。
そんな二人が出逢い、片方は『生』を握られ、『性』によって懐柔される。拘束され、ひたすらに過ぎた快楽を与えられ続け、突如解放される。
共依存系の激重背景BL。
迫力のある描写。
映像化もされる程ですから、素晴らしい作品ですが、個人的に好みではなかったです。
エッチでたのしいsとmを求めてる方には全然違います。
拘束された状態で自らシーツに擦りつけ射精する様を観察される等の屈辱的なエロ等が見られます。
終始嫌がる相手を調教するHは3話冒頭までですが、(一冊通して)ストーリーのしっかりした調教系が好きな方にはとても良いと思います。
3話中盤以降の誠の精神状態はよく分からないところがありましたが、ストックホルム症候群やショック療法を受けている状態に似た状態からの…と思えば納得かな…となりました。
誠の精神状態を脳内補完して、余田の心情も補完すると、しっかりしたストーリーが分かると思います。
補完を要する点・怖く暗い感じがしそうな(冒頭である)点・人の生死が絡むストーリーという点で好みが大きく分かれると思います。
また、お互いが唯一の状態で・前向きで幸せな終わり方をしていますが、読み手の精神状態が良くないときに読むと、上の3点が負担に感じるかもしれないなと思います。
個人的には、ハードな調教Hが見れ、ストーリーがあったのと、お互いが唯一で前向きで幸せな終わり方だったので、好きでした。
人生順風満帆に全てが上手くいっていたある日、両親の事故死からまるで坂を転げ落ちる様にどん底に落ちた、桂木誠。
生きてる意味を見られなくなり死のうとした時、
『捨てようとするなら、その命、、俺によこせ』と余田龍二と名乗る男に拾われた。
性による、生への渇望。
余田龍二とは何者なのか、何故、桂木誠を助け生きる意味を与えようとするのか、、、
極限の中で繰り広げられる、性への劇薬。
生きる意味を見つけられた時、ふたりにはどんな未来や世界が広がっていくのか、目が離せない。
映画を見て興味を持ち読んでみました。
正直実写映画の方は全く共感できず、暗い感じで好みじゃなかったんですが、漫画だともうちょっとポジティブというか、歪みすぎていない愛情というか。ちゃんとラブなところを感じられる雰囲気がありました。
そしてエロい…。生々しくてエロいぞ…。
クオリティ高いです。他の作品も読んでみたいなぁと思いました。
実写映画は何であんなに暗い雰囲気だったんだ?謎です。普通に良い作品でした。
読後は、なんか受けが可哀想で怖いなあと思ってしまいました。
内容もしっかりしていますし、2人の心の変化も納得がいくもの。
でも、受けの負担が多い気がして...
突発的に死のうと思ったけど邪魔されて、捨てる命なら自分にくれと攻めの良いようにされていく。
攻めに翻弄されている受けは、死ぬ前の正常な気持ちに戻っている様子なので、ただただ虐めているように見えてしまいます。
楽になるために死のうとしていたのに、攻めに引き留められたことにより踏みとどまった受け。
この時点で、きっと彼は無意識下に生きることがあり、攻めによって引き出されたのだと感じます。
行きつく先はどこまでいっても共依存。
でもそれがお互いにとって最善の選択だと感じました。
映画のリバイバル上映の話題から興味を持って読んでみました。性によって「生」を植え付け、受け攻め共に救済されるっていう、描きたいことは強く伝わってくる気がしました。同時にキャラを無理に動かしてる感も強くて、違和感が酷いです。
描きたいもののために、キャラの自然な言動を封じてしまったような、逆にキャラの「生きている」感を失くしてしまったような、とても不思議な作品。キャラを作者のマリオネットと見れば納得ですが…それはどうなんだろう。
死を決意した桂木は、飛び降りる直前に余田に拾われ、快楽漬けにされます。でも手を引かれた時点ですでに正気に戻っていて、一瞬魔が差しただけのよう。部屋に連れてこられたときには死の匂いはすでに感じず、表情も思考も正常です。この状態で好き放題される桂木を見るのはただ居た堪れないだけでした。
桂木のセリフや行動も流れに沿わず突飛で違和感を覚えることが多く、次にこの展開に持って行きたいからあのセリフを言わせたのか…と腑に落ちる感じ。
徐々に性と生に目覚め…なんて描写にはなってません。自殺志願者と結びつける安直さと読者の脳内補完頼みな点が好みじゃないです。大袈裟に煽るあらすじも逆効果。読後はそこはかとなく不快感が残ります。
描きたいものの理想が高すぎたんじゃないかなあという印象でした。
何回読んでも本当に最高
最初は受けが精神的にも肉体的にもギリギリで、攻めが助ける話かと思ったけど、それ以上にトラウマを抱えている攻め。
2人が互いに依存しあって、知らないうちに支え合いながら生きていく。なんとも言えない感情になります。
最後はハッピーエンドでほっとした
控えめに言って、、、最高
映画化が話題になって購入して今初読みです。R18映画の場合局部はどうなるんでしょう?電子書籍(ひかり)は真っ白抜きだったので、ひょっとしたらそれよりは情緒ある作りになってるのかも。
前半はSM器具を使った強姦をただ見てる状況です。この辺り、絵が好みならもっと楽しめたかもしれませんが、いかんせん自分がエロスを感じる絵柄ではなくて。強姦の描写も絵柄の線が細いこともありそこまでハードには見えません。それが読みやすさでもある。
後半は主役2人の生い立ち。これも自分は過去のあれそれを理由に今があるより、何もないのに異常性があるタイプの変態が好きなので、刺さる内容ではなく。ただこの展開が好きな方は絶対いると思う。作品自体好き嫌いが分かれそうだ。
とてもハードにエロスだと聞いたので
期待して読ませていただきました((ノェ`*)っ))タシタシ
動機はいつでも不純。もこデス。
作品としては起承転結仕上がってて良き。
実写化されていますが、実写に選ばれた理由はわかる。
エロス的な部分での評価しか見てなかったですが
個人的にはお互いに欲している部分を求めあった
二人のドラマ性のほうが強かったかなと感じました。
突然、悪いこと続きで自ら命を絶とうとした受。
自らのせいで受と同じ名前の兄をうしなった攻。
生きる意味を見失っているのなら、生きていることを感じさせてやる。
暴力的な性快楽を教え込む前半戦。
正味、冷静に見てしまうとそんなそうそうに快楽堕ちせんやろ
なんて思いますが、読み終えてみるときちんとドラマ性がみえてよかった。
明るい話ではないのでご注意。
性的描写は強めに描かれますが、エロスは思いのほか感じなかった。
電子限定の書下ろし。
お互いを知り、求めあい、生まれた気持ち。
確かめ合う初々しさがちょっと良かった。
あんなことやっといて初々しいもないもんだがw
この作品は、危険です。
以下に挙げる場面を見たくないと思った方は、引き返してください。
1) 対象となる人間に何の感情も抱いていない人間が、ただただ攻め立てる
2) 最低限の栄養分のみを与える監禁
3) 嫌がる人間に、ひたすら性的な刺激を与え続ける
ほんとに無理でした。
無理な視点からレビューさせていただきます。
人間というものは愚かなことに、「理解できないことを知りたい」と思ってしまうことがあります。
感情移入過多気味なのにバロウズの『ジャンキー』を読んで、1週間食事も取れないほど病んだり、海外ドラマで出て来た名前を検索した流れで猟奇殺人ファイルをがっつり読んで、またまた「自分にも黒い部分があるかもしれない」なんて病んだり。
自分という人間が分かってきたので、今はそういう無謀な検索はしなくなりましたが。
昔、ある鬼畜系AV監督が訴えられた事件をご存知でしょうか?
何かの拍子でその事件を知ったわたしは、単なる好奇心だけで事件の詳細を調べてしまったのですが、未だにトラウマになっているくらいの情報を目にしました。
この作品を読んで、かなり薄れていたトラウマが蘇ってきて、しんどかったです。
逃げ場をなくして、ただ性的な刺激を与え続ける。
それも相手に好意を持っているわけではないのに。
「やめてくれ」と何度も懇願する相手に対して、どういう精神状態だったら、そんなことが出来るのだろうかと。
その状態が延々と2話分続いて、3話目でストックホルム症候群の傾向が出てきます。
桂木が余田に感じているものを作者さんは最終的に「愛」に昇華していますが、わたしにはそうは見えませんでした。
監禁されて、命を握られた極限状態で「この男だけが自分を生かしてくれる存在」と思い込んだ脳が、正常な判断を出来なくなったままに見えてしまった。
表紙の美しさに惹かれて、軽い気持ちで手に取ったことを後悔してもしきれない。
好奇心だけでは乗り切れないので、読む際は本当に気をつけてください。
うーーん。悩
内容や絵柄が、ちょっと古くさい?ような気がしました。
それも少し前じゃなく、大分前の感じ。
なので、最近の本を読み慣れてる方は…けっこう読むのがキツいかもしれないです。
昔の作品を読んでると…何か…違和感?を感じる時ないですか?
コッチが恥ずかしくなる様なセリフとか、描写とか、内容とか。
キャラクターの『ドンッ!キメ顔!』って感じのコマ割とか…。
伝えるのが難しいですが、
『古いBL。』『昔のBL。』
『コンビニとかで売ってるレディコミみたい。』
…という例えが1番近いし、分かりやすい気がする。
読むのがキツかった原因は、もう1つ。
内容や絵柄に、「古い。」とは違う違和感があるんですよね~。
・ものスゴい衝撃顔してるのに、思ってる事が「33歳!?」とか。(いや、そんな驚く?そのあと、若いのに~云々言ってたけど 攻は受がどんだけ老けて見えてたの?笑)
・一体どうなってるんだ??という、骨格や姿勢。
・感じてる時の受の動きとか擬音が、なんか気持ち悪い。(腰カクッカクッとか、乳首スリスリスリとか)
・いちいちクサイ台詞や表情。
…等々。
小さい事なんですが、積み重なって積み重なって…読むのが苦痛でした。
逆に、読み進めたい要素が全くなかった。←
なんか、(あー…きっと作者さんの性癖なんだろうなー。こーいうのが好きなんだろうなー。)が詰まっている感じ。
1度、違和感を感じてしまったら最後。
もう…全部が目に付く。知らないフリをして読み続けるのは、無理でした。
コレは…SM…?SMになるか、一応。
道具とかは、とてもよく調べて描いてあってスゴいんです!
でも、どうしても…「体どうなってんだ?!」が浮かぶし、『カクカク』『スリスリ』達が…。涙
気持ち悪く感じてしまって、受け付けなかった…。
読み始めは、設定が珍しいので「どうなるんだろ~?」と、ワクワク読めるんです。
なのに、そっからはもう「何かキツい。」のオンパレード。
キャラは見た目も言動も、古いというか、寒いというか、ダサいというか…そんな感じだし。
内容も見てて恥ずかしくなるというか、読み進めるのが苦痛。
出だしの設定だけは良いので、ホントもったいないな〰️。泣
迷いなく、『しゅみじゃない!』評価でした。
生きることを諦めた誠を、余田が拾い快楽によって生を実感させていく。
目が覚めたら全裸で繋がれ、服も奪われ食事も管理され、覚醒している時に与えられる耐えがたい快楽。
そんな日々から、どう進展していくのかが凄く気になって、読み進めてました。
自分が生きているのは余田がいたから。そんな気持ちから余田を求めるが、余田はそっけなく自分との関係は嫌々だったのではと、思い込むところがせつないです。
また余田も兄の死によって抱えているもので、誠を受け入れられずにいるのを引きずるのもかなしい。
そこからの、二人のラブラブ進展は本当に良い!性描写だけでなく、心理的描写もしっかりしていて、読み応えがありました。
今さらかもしれませんが、初めて読みました。
感想はただひたすらに最高でした(T-T)
ドラマチックなストーリーに、この作品のテーマである"生"と"性"がしっかり描かれていて物凄く感動いたしました。
こんなに読みごたえのある作品は久しぶりな気がします。映像化されてると知り、すぐそちらも鑑賞してしまいました。
緊縛とか苦手意識があったのですが、テーマがテーマなのでどんどん読み進め、夢中になっていました。
さらに、甘さがしっかりあり、心が寄り添うシーンからはずーーっと胸キュンでした。切なくて、共依存でも構わないから幸せになれと心から願ってやみません。
ストーリーの骨組みから、失礼ですがなにからなにまでこの作者様はレベルが全然違うと思いました。すべてが上手い!
このような素晴らしい作者様を知れて良かったです。
読み終わった後、人生観を揺すぶられるような強烈な劇薬でございました。
とても良かったです
話題だったので、期待しながら読みました
絵が綺麗でエロかった
どことなく冷たい印象も受けながら情事の描写は熱がこもっていてそのアンバランスさが絶妙でした
生きることを諦めた男の人生をもらう、なかなかインパクトのある設定でした
人体実験さながらの快楽を与えられて生きていることを実感させる
目的は何なのか、そこがもう少し描かれていても良かったのになと思いますが、攻めも受けも人生の中で辛い出来事をお互いがお互いのおかげでそれぞれに乗り越えていく
なかなか堅苦しい説明になってしまいますが、一読の価値ありです
舞台化もされ、何かと話題になっていたので気になって読んでみました。
もうほぼ中身はエロ放題なのに、すっごく骨太のストーリー展開がある。
本当にビックリしました。
エロ中心な定型的BLも多い中、一周回ってってこのような作品が出てきた事に衝撃を受けています。
しかもデビュー作がこれって・・・。次回作も楽しみな作家さんとなりました。
助けた側、助けられた側、かと思いきや後半で立場が逆になる。両方が救われるこのお話が大好きです。
数ある作品の中、どうしてこの作品が舞台化されることになったのかそのいきさつが知りたくなってきました。
電子書籍のサンプルでためし読みしたところ、私好みのなかなかハードな内容にかなり食指は動いてはいたものの、後回しにしていたので映像化を機に読みました。
素性も明らかにされない相手に監禁、拘束され、ただただ激しく責められるなんて最高にゾクゾクする展開にかなり期待は高まりましたが、話が進むにつれ、常識的な理由付けできれいに整頓されすぎてしまって、こういう作品が映像化されるんだなぁ~と妙に納得しながらもちょっと物足りなさを感じました。
むしろ相手のことを想うあまり1,2本ネジがぶっ飛んでるくらいの方が好きな私としては、変に理由付けしないで、感情のままに突っ走ってるくらいの方が勢いがあって面白かったかも。いくら劇薬でも処方箋付きの安全使用じゃあ、ちょっとなぁ~(苦笑)
ややご都合主義なところはあるものの、伏線も回収されているし、読みごたえがないわけではないのですが、当て馬が出てくるなり、元同僚が嫌がらせをするなりして、二人の関係を引っ掻き回すなどもう一波乱乗り越えた二人だったら、もっと滾ったのに。始まり方にインパクトがあって期待が大きかっただけにちょっと残念でした。
実写がもうすぐ公開ですね。
SM好きなので電子連載中にアンテナに引っかかってきて単話版で読んでいたのですが、まさかこれが実写映画化されるとは思いもしませんでしたよ。
でもこれぐらいディープな方が逆に映画にしやすくて面白いのかもしれない、と予告編を見た段階ではわりと好印象に受け止めています。
が、それはそれとして。
本作品自体の感想はというと、BLの皮を被せたアダルトコンテンツだよなーっていうのが私は率直な感想でした。
読み物のSMじゃなくて、AV的なSMというか、、Mっ気のある女性が読むとすごい扇情的なんじゃないかという気がしますが、調教シーン自体に読む面白さがあるでもなく、受け視点で描かれるのでエロエロになってる受けを攻めと一緒に愛でて楽しめるでもなく(というか前半の攻めは存在すら薄い。ただ受けに快楽を与えるだけの役。これが余計にAVっぽく感じるのかも)、ストーリーもまた、前半の身体の解放から後半徐々に内面の解放へと移っていく、といったようなこの手のSM作品で描かれがちなものをうわべだけさらっとなぞったような感じで、綺麗にはまとまっていますが、たくさんの素晴らしいSM作品が見つかるBLジャンルにおいては平凡で読みどころもなく、全編ほぼ読み流しになってしまいました。
受けと攻めが揃って悲劇のヒロイン思考なのは作者がそうだからなのかな。
・・・と考えてふと思ったけど、キャラの思考=作者の思考に思えてしまうのって、キャラにキャラが無いってことですね。
この点もテンプレをなぞっただけのような読み応えのなさを感じさせる原因かもしれません。
電子書籍で何回か最初の部分だけ読んでいて気になって発売日近くに購入しました。
受けが、攻めに緊縛等々色々やられて最終的に受けの快楽に目覚めるのですが、目覚めた後の今からやるよっていう時に受けはとても笑顔になります。
どうしても私はとてもその顔が好きになれなかったので中立に。
ちなみに、攻めは医者なので時折受けの体を心配するシーンがあります。
映画化の話題でしばしばちるちるのニュースに登場していた本作品、普段は紙の本派なんですが、今回は電子で買ってみました。
導入部から前半はかなり延々と露骨な性的シーンが続くのですが、白抜き修正のせいか、タブレットのツルツルした画面のせいか、読んだ印象もツルツル、さらさらしたものになってしまいました。
その後の、二人のそれぞれの心情の変化も、なんだかあっさりしたもので、性が劇薬過ぎたので、生がイージーモードになったみたいでよかったねって感じでしょうか。
ハッピーエンドでよかったですね、としか。
うーん、紙の、物理の質感があったら、もうちょっと印象が変わったのかなぁ。
電子で読む事の、慣れの問題もあるかもしれないけど、これ、スマホで読んじゃったりしたら、さらに評価下げちゃったかも。
セルフツッコミ
そもそも、紙の本で手元に置きたいって程の熱量なしに読んだのもアレだった。
そして、映画の方は予告スチールの、あのセットはないなと思った。
性描写が激しめでドキドキが止まりませんが笑、
同時に生きることへの執着や熱を感じ、非常に面白かったです!文句なしの神作品だと思います。
自殺願望があった受け 誠を救い、代わりに命を貰う攻め 龍二。生きることとは、体を巡る血や汗の熱や重みとは、を誠に対して快楽と羞恥により激しく体に刻み込み、命を感じさせる…す、凄すぎる。
しかし龍二の実態は、幼き日に兄を死に追いやってしまった罪悪感の中でもがき苦しむ医師でした。誠が兄と重なり執着し、命を粗末にするやつを懲らしめたい。歪んでいるかもしれませんが、罪滅ぼしのように働きながら生きる龍二は、生きているのに死んでいるかのような精神状態でした。
誠が龍二に救われたように、龍二もまた、自己を恨んで生きることをやめたのは誠の存在が大きかったので、誠に救われていたんです。
一方的だった感情や怒りが、のちに互いに互いを思うようになってきたこと、その変化が凄く素敵でした。
生きることをやめた人間の心の変化や、執着心や罪悪感が愛情になっていく様子が描かれていて、読んでいて胸が熱くなりました。オススメでです!
エロい?っていうかなんか受けがかわいそうになっちゃって。
最初の印象は無精ヒゲで自殺未遂とかクズ感出してたのに中味はとても純真な好青年でした。
いや〜一生懸命生きてたのにだからこそ不幸に喰われてしまったというね。
攻めも確かにかわいそうなんだけど、許せないとかいうのが動機だったとこがね。確かに繁華街のビルから飛び降りたりしたら巻き込まれる人がいるから迷惑です。たしかに正論です。
なんかまぁお互いがお互いの生きる意味になる。家族を無(あえて)くした二人が共に生きていく。って話なんですかね?
レビューされてる方みなさんがBL上級者で、読みも深いのでこの作品はレビューを見てから読めばよかったと後悔しています。
ジュネット、ピアス路線なのでエロさはかなり濃いめなんだろうと覚悟してたのですが、(しかも表紙も肌色バーン!って感じだし)予想を上回る出だしでしたね。SMってものがわかってないので、クリ○ナルマインドとかでよく描かれている性的虐待の犯人かと思ってしまいました。
でも、途中から急に監禁されている桂木は命を助けてもらったと言う思考になるし、そうなると余田の方ももう好きにしていいとばかりに足かせを外すし。そこからの二人は時折コメディなシーンさえ出てくるほど変わってきます。
最終的には作者さんが言わんとしているところの生と性についてぼんやりと考えさせられましたが全体的に色調も暗いし、桂木の体もやせぎすだしで個人的には萌えませんでした。
こう言うのが苦手な方にはレビューを見て、どこに注目するか前もって勉強してから読めば理解もしやすいかなと思います。
実写映画化するって本当ですか?
どこまでやれるでしょうか…?
確かにストーリー的にも練られているので、エロ少な目でも楽しめると思いますが…。
全てを失い自殺しようとした元エリート・桂木 誠と外科医・余田 龍二の絶望と再生の物語です。
桂木の自殺を止め、「その命、俺によこせ」と自宅に連れ帰る余田。
桂木を凌褥し、その体に快楽を教え込んでいく。
「性」を教え込まれ、「生」を実感させられる桂木。
一方的に与えるだけの余田だが、余田は自分には「性」の交わりを感じ「生」を楽しんではいけない…という強い自制心が働いていて…。
両親・仕事・婚約者…全てを失った桂木と、兄・真琴と両親を失ったことを自分のせいだと考え、人を救うことだけに人生を捧げてきた余田…。
その2人が「性」による快楽を覚え、「生」を実感していく。
まるで劇薬のように、一度覚えたらやめられない。
徐々に互いを認め、必要とする2人。
先に好きだと告白したのは桂木だったが、余田も同じ思いだったろう。
因果のように死んだ兄と同じ名前の男を抱き、同じ名前の男に命を救ったことを感謝される。
兄や両親を死なせてしまった自分には、救えない命があると思っていた余田は、桂木によって呪縛から解放されていく…。
まるでストックホルム症候群のようだと思いました。
酷くされ、命を握られた中での余田の優しさや笑顔は罪です。
しかし、この2人はお互いがお互いを心から必要としている。
最後は思いが通じ合い、求めることを許したら止められないという思いが伝わってきました。
共依存ではなく、それぞれが支え合って生きていける2人だと思います。
それにしても実写化かぁ…
エロかったー!
家の様々な場所で様々なプレイをしているので、もはや勉強になります!という域。
恥ずかしながらエネマグラの正しい使い方を初めて知りました。
ああやってトントンするんですね……
玩具プレイでここまでバリエーションがあるのは初めてです。
とても楽しめました。
通じ会ってからのお風呂プレイで、ゴムが複数個用意されているのは最高でした。
一個じゃないんかーい!
しかし他のレビューでもあるようにエロいだけではありません。
消費カロリー高めです。
二人とも前を向いて生きていく流れの結末で、本編最終コマに桂木のあの顔をもってくるのはズルいなぁと唸りました。
タイトル通りの素敵なお顔でした。
「人の人生は平等か?」
答えは「否」だと私は思っています。
不幸は突然やってくる。幸せもまた然り。
そんな運命に翻弄され一度は命を捨てようとした人間が
また「生きる」意味を見つけるまでの再生の物語です。
なに不自由なくエリート会社員として過ごしてきた主人公・桂木誠。
順調に仕事をこなしてきましたが、ある日両親が、自分がプレゼントした旅行先で事故に遭い他界。忌引の間に部下がクライアントとトラブルを起こし、責任を取る形で退職。将来を共に…と信じていた女性とは連絡が取れなくなり、全てを失くし絶望の淵に追いやられた桂木は、酔った弾みでビルから飛び降りようとします。
それを止めた謎の男・余田。
「どうせ捨てるなら、その命、俺に寄越せ」と言われ、翌日目を覚ますと裸で体を拘束されていて…。
この物語の前半はひたすら桂木への調教によって話が進められます。
体の自由を奪われ、道具によって繰り返し快感を与えられる桂木。
「嫌だ」と言っても体は本能的に刺激を求めようとする。
それを冷静に責め続ける余田。
この世に引き留める人が居なくなってしまった桂木。
「欲」を失くしてしまった人間にいくら口で説得しても効果がないことを余田はよく知っていた。
だから中途半端なやり方ではなく、ギリギリなラインまで桂木に快楽を与え、「性欲」によって「生きている」ことを体で刻み込んだ。
でも本当に「生」を求めていたのは余田の方でした。
後半描かれる余田の過去。
子供時代、木登りをして落ちた自分を庇い亡くなってしまった自慢の兄。
兄を溺愛していた母は精神を病み、父を道連れに無理心中。
死にたい、死にたいと願った子供時代。
養護施設の先生に死ぬことを禁じられた余田は、医者になり少しでも多くの命を救うことで償っていく道を選びますが、救えなかった患者を見る度思い出してしまう家族のこと。
生きていても死んでいるような人生を救ってくれたのは、「性」によって再び生きることに意味をみいだした桂木でした。
自分が与えたはずの「性」の「劇薬」によって変わっていく桂木の姿を見て、「生」の「劇薬」を受け取ったのは、余田のほうだったのではないでしょうか。
もちろん前半はやや過激な性的描写が多く、そこで読むのを躊躇してしまう方も多いかと思います。
けれど、全体を通してのテーマは「性」による再生の物語であり、生きることへの問いかけでもある深い作品だと思います。
こちら側にまで熱が伝わってくるような、心に残る1冊でした。
激しいプレイと、濃厚なエロス、気になった方はぜひ読んでいただきたい!
電子単話が紙本化された、水田先生のデビューコミックスです。
私は『渦』で惹きつけられて以来、水田作品を追いかけ、『性の劇薬』も続きをドキドキしながら待っていたので、紙本にまとまってくれてうれしいです!
いくつか書店を回りましたが完売続出で、問合せた店員さんの対応からも注目度の高さが伝わってきました。
電子を追いかけていた方も、描き下ろしが収録、全サペーパーに応募できるので、紙本もオススメです。
(※全サ応募締切:5月31日 消印有効)
エリートだった誠は、両親が事故死、部下のミスの責任を取って辞職、婚約者にも捨てられ、何もかもを失くしてしまった。
人生に絶望し、ビルの上から飛ぼうとすると、男に引き止められた。
下を歩く人間を巻き込んだらどうするんだと責められ、「その命、俺に寄越せ」という男の表情には底知れない恐ろしさが…
男は、誠を卑猥な拘束具で縛り、指で玩具で誠を攻めたてる。
動くことができない誠は、男がもたらす快楽を享受することしかできない。
男は誠を監禁し、一日必要最低限の栄養と水分だけを与える。
いま誠の命は男に握られている…
男から与えられる恐怖と快楽で、誠の身体は変わってしまった。
強烈すぎる快楽を求めるようになってしまった。
それは、まるで劇薬…
誠に快楽を与え続ける男の目的がなんなのか?
性奴隷に仕立てるための調教なのか?
どうして男は誠を抱こうとしないのか?
電子連載中は謎が知りたくて、続きが待ち遠しくて仕方がなかった。
ある時、誠は自分の顔を見て笑った男に泣きながら怒りをぶつけた。
男は誠が泣くのを待っていた。
涙を流すほどの怒り、それは感情が動いている、生きていることの証だから…
そして「俺のために生きろ」という男に、
誠は「俺の中に入ったこともないくせに」と…
快楽で作り変えられた身体の欲望を思わず口にしてしまうと、男は初めて誠を抱いた。
事後に、初めて名前を名乗り合う、謎の男・余田と誠が初めて人らしく出会った瞬間です。
男の名前は余田、外科医です。
身体のことを知り尽くした医者だからこそ、どこをどうすれば快楽に達せるかがわかる。
死にたがっていた誠に、強烈な快楽を与えて、嫌でも身体は生きているんだってことを自覚させていたんです。
余田の思惑通り、誠は「生きること」を取り戻した。
誠は余田の部屋を出て、どこへ行くのも自由です。
でも本当に死にたがっていたのは余田のほう、人生を終わらせて欲しがっている余田に対して、誠が選んだ行動は…
電子発らしい激しいエロスです。
前半は快感を与えることが目的の調教的な激しさ、後半は人と人として出会って、愛を知り、その人自身を求める激しさ。
抱かれている最中に「離れたくない」と誠は懇願するから、腕を縛って余田の頭に通す。激しく動いても誠と余田の身体は離れることはない。
こうゆうプレイというか体位もあるのか!誠の激しい欲求を実感させられる、作家さんの発想がすごい!と、敬意を表します!
前半は誠の話、後半は余田の話。
どのどちらも痛々しい濃さがあり、そして二人が出会ったことで心の重荷が溶けていく。
数冊分まとめて読まされたと錯覚するくらい、内容が濃い一冊です。
水田先生の発想と世界観に圧倒されました!
電子だけで描くのをやめてしまう作家さんも多いから、水田先生が紙本デビューされて、作家としての駒を進められたことを一読者として、本当に喜んでいます。
水田先生の次回作も楽しみにお待ちしています。
そして『性の劇薬』に惹きつけられた方には、水田先生の電子作品もご覧になっていただきたいです。
生きることの悲哀、人としての悲しさ、そして愛を描いている読ませる作品です。
元エリートが飛び降り自殺しようとしたところを止められ下を歩いてる人を巻き込む気かと怒られ~の、「その命俺に寄越せ」と言われて監禁&拘束&調教!!!
調教シーンは見事な開脚に・・・華麗な吊るしに・・・ニヤニヤが止まらない(笑)
ただ与えられる恐怖と快楽にまるで劇薬のように落ちていく誠が、”生”を実感し
命を救ってくれたことへの恩を返そうとする姿に初ホッコリ!
攻めの龍二に影があり”闇抱えてます”感がたまらなくそそられるし、それと対照的に後半の誠の優しさが龍二を救ってくれる程の光なのがとてもじんわり心に来ました(悶)
少しでも興味のある方には是非読んで頂きたい作品です。
過激なのが苦手、SMは嫌、そんな方にも出来れば読んで頂きたいです。
この作品はBLで性描写もあるけれど、それだけでは言い表せない人間の「性」と「生」が表現されています。
人間ってやはり動物で生々しいもの。
生きるための手段に「性」があって、作者様が伝えたいことがしっかりと伝わってきます。
なにより絵が美しいです。
全く誤魔化しがなく、丁寧に描かれているのだなぁと感じました。
作者様の「性」と「生」に対しての向き合い方が本気です。
初コミックスというのが驚きです。
ここまでくるとBLも芸術だなぁと思いました。
作者様インタビューの記事読んで飛びついたわけですが。
これは「超ハードSMBL」、なのか?どんどん甘くなっていくではないか。
私はSMはそれほど好みではなく、甘いストーリーが好き。ならば好み通りじゃないの?と自分でも思うのだけど。
冒頭、自殺しようとした男・誠が謎の男に拾われて、死ぬ気だったのなら何されてもいいだろ?的に、拘束して器具を使ったりして調教されていく…
その男・余田(よでん)はどうやら救急医で、前から誠の事は知っていたらしい。誠はすっかり調教されて?余田を求めるけれど、そうなったら逆に余田の方はここまでやる気はなかった…って。え、えー?(ここは設定のブレを感じた)
ここの展開に目をつぶれば、ここから誠の方がトラウマを抱えている余田を包むような存在になっていくストーリーに変化していきます。
ちょっと辛口かもしれませんが、「極限のエロを描く」ありき、というか、そこがまず第一にあって、そこにきちんとした内容も持たせようとした結果の本作なのかな…と感じました。
つまり…エロは狙い通り振り切れていて、凄いし強力です。
が、ストーリーの方はエロに追いついてない。
ストーリーの側から見た時にはエロが過剰です。最後まで読んでみると、一番大切なはずのつかみの冒頭が、ん?なんで調教だったの?になってしまう。
ただ、これが初コミックスという事で非常に期待の作家さんであることは間違いないと思いました。
絵もとてもキレイ、カッコいい、筋肉の感じも良いし、アングルもいい。背景も手抜きなしです。
「セックス」が「生きる」にダイレクトに直結されて
人間の生身の部分、生存本能の描写にただただ圧倒されました。
ちょっとチープな表現になってしまうけど
エロエロが快楽を追うだけのただのエロエロじゃないというか。
セックスが生きる実感を与えるという過程がまさに劇薬になってます。
無理矢理快楽を引き出し生存本能を呼び起こす。
愛のあるセックスで生きる活力が湧き出る。
そして死神(トラウマ)からの解放ーーー。
私の貧困な語彙では言い表せないので、ただもう、
セックスのパワーってすごい……(´⊙ω⊙`)
に尽きる。さすが人間の三大欲求。
まず冒頭から衝撃が強いです。
生きることを見失い自殺をしようとしている桂木は
飛び降りようとした瞬間、知らない男に止められ「その命、俺に寄越せ」と。
見知らぬ男の家に連れられ拘束具でM字開脚に固定。
玩具を使ってひたすら快楽責めが始まります。
初めて与えられる快楽は、死ぬほど辛く、とてつもなく気持ちいい。
鎖で監禁されて玩具で何度も何度も絶頂に導かれる。
与えられる食事量は死なない程度のごく少量。
桂木は死への恐怖を感じ、生きることへの執着を見せ始めます。
と同時に、助けてくれた男・余田への感情の変化が出だしてーーー。
ひたすら快楽を与える余田ですが前半は肉体的な繋がりはないのですね。
桂木が感情の変化を見せ、自ら入れて欲しいと口にし、初めて繋がる。
けれど、肉体的な繋がり=セックスをしてから余田に異変が…。
死んでしまい気持ちを持ってたのは余田のほうだったのかなと思いました。
過去の死神にまといつかれながら生きる苦しみがシンドイです。
救急医として人を助けながら、その実本人は生きることへの執着がない。
けれど桂木に出会えた。
血の通うセックスと愛情が生命力へと変わっていく。
劇薬がジワジワ浸食していく甘さが良きです(∩´///`∩)
1度は何もかも失った者同士だからこそ通じるものもあったのかな…。
とくに余田にとってはもう桂木無しでは生きられないでしょうね。
そして桂木の性格上、そんな余田をしっかり支えて途中で手放したりはしない。
2人の間にしか生まれない2人だけの世界を感じられて良かったです!
プレイ的なシチュでは、桂木が玩具で快楽に身悶え、
シーツに乳首やtんkを擦りつける様を余田がジッと見下ろしてるシチュがエロかった////
あと手足固定されたままディルドのついた椅子に座らされたりとか…////
初めて肉体的に繋がった時に桂木がどこに手をやればいいか迷う姿も良かったです(∩´///`∩)
トラウマから解放のキッカケとなるセックスで首の後ろに手を回して自分の方に引き寄せるのですね。
こんな些細な部分も伏線だったのか!!!とビックリしました。
描き下ろし漫画は14P+カバー下。
甘々な後日談なのですが恋愛に未熟な余田が可愛いですw
生命を感じながらのセックスはめちゃくちゃ甘く、
余田の年下攻めらしい部分が見られて大満足でした(∩´///`∩)
インタビュー記事に惹かれて。
電子で連載していた作品のようですね。
これは読む人を選ぶ『劇薬』そのものの作品だと思います。
事故で両親を失い、部下のミスにより職も失い、さらに婚約者までもを失った桂木は死を選び、ビルから飛び降りようとします。
それを救った余田(よでん)は、
「捨てようとするならその命俺に寄越せ」と桂木を拘束監禁し、「生きてることを実感させてやるよ」と性の快楽を与え続けます。
この作品、前半と後半でまったく様相が変わります。
前半は拘束ありのアナル開発。
これが約3話。
人体を知り尽くした医師である余田による、道具を使っての、かなり激しい開発エロです。
体の自由を奪われた状態での玩具責め。
イキたいのにイケない辛さから、自ら腰を振り悶え狂う姿はすごいです!
後半は謎多き余田の過去や、抱えるトラウマが語られていきます。
そして2人がお互いによって「生を実感し、生きていく」ことを選ぶ道筋が描かれていき、終結。
成功した人生から一転、すべてを失い自分の存在意義を見失なった桂木と、幼少期に自分のしたことが原因で兄を亡くし、それにより両親までもが無理心中してしまうという壮絶な過去を持つ余田。
2人の関係は共依存関係。
精神的にも肉体的にも激しく求め合うけれど、お互いに依存しなければ生を保てない危うい関係にあります。
余田は桂木を救い、桂木は余田を救う。
生と死と虚無の狭間で、激しく生にしがみつこうと求め合う、凄まじい依存愛とセックス。
まさに『性の劇薬』というタイトルにふさわしい『性』と『生』をこれでもか!と描いた作品でした。
突っ込みどころがないか?と言えばそんなこともないんですが、とにかくパワーに圧倒されてしまった感じですね。
描き下ろしでは、仕事に復帰した桂木の姿が。
社会復帰を果たし、2人の甘い生活も垣間見れたことに安心しました♪
2人の関係が幸せに結びつきますように。
作者様、初コミックスなんですね。
勢いある、ど迫力な作品でした。
拘束してのアナル開発は凄まじく、エロを超えて、エロの先にあるものまで見えてくるような描写でした。
快楽に喘ぐというより、度を超えた快楽の恐怖に叫びイキ狂うような描写は、この作品にとても合っていたと思います。
精神描写のエグさも、私は好きでした。
修正は輪郭のわかる白抜き。
遠景では真っ白、要所要所で白薄めな感じでした。