地上100メートルで、逢いましょう

chijo100meter de aimashou

地上100メートルで、逢いましょう
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神25
  • 萌×249
  • 萌30
  • 中立8
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
15
得点
419
評価数
113
平均
3.8 / 5
神率
22.1%
著者
マミタ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
価格
¥660(税抜)  
ISBN
9784199607806

あらすじ

ビルの窓拭き職人の八代陣。今主に担当しているのは、日本屈指の大企業・白凰フーズの本社ビルだ。若手敏腕社長が跡を継ぎ、業績を伸ばしているらしい。ところがある日、なぜかその社長・環に呼び出されて大慌て!喋ったこともないのに…俺、何かしたか?わけがわからず焦りながらも出向くと、突然「私と付き合わないか?」と告白されてしまった!からかわれているのかと怒り心頭でその場を後にするけれど、その後も環からの熱烈アプローチは続き!?

表題作地上100メートルで、逢いましょう

大企業の若社長,24歳
窓拭き職人,32歳

同時収録作品39歳童貞、BLライターやってます

BL専門ゲーム会社営業,24歳
BLシナリオライター,39歳

同時収録作品24歳営業、BLライターに恋してます

BL専門ゲーム会社営業,24歳
BLシナリオライター,39歳

その他の収録作品

  • 番外編 オフショット~三井田透と久保田渉の場合~
  • あとがき カバー下

レビュー投稿数15

麗しいー……

マミタさん、初コミックスおめでとうございます!
小説の挿絵などでも拝見しておりましたが
やっぱりコミックスとなると感慨もひとしお…!!

若社長×窓拭き職人なんてロマンチック!
若社長の環が最初わかりやすく財力アピールしたので
そりゃまぁ八代にしてみれば不快ですよね…。
環にとっての強みはそこだったのかもしれませんが
スレていそうでピュアな心はかけがえのないものです。
恋に落ちる動機としてはちょっと弱いかな??とつい思ってしまいましたが
環にとっては世界が変わって見えるほど八代が眩しかったのでしょうね。
しかし環のスーツも八代の作業着もかっこよすぎ……。

『39歳童貞、BLライターやってます』
BLゲームのシナリオライターとなった三井田は
部長からリテイクをくらい落ち込んでいましたが
年下の久保が励ましてくれ、更にはBLを勉強しようと協力してくれますが…。

BLゲーム、やった事はないんですが勿論興味はあるんですよ。BLだから。
ただ根気がないのとゲーマー気質ではない為尻ごみしちゃうので
BLゲームを楽しめていらっしゃる方が羨ましいです。
シナリオライターさんは常に経験を脚本に盛り込んでいるわけではないでしょうけど
ある程度駆け引きだったり口説き文句とかだったり
経験値がものを言いそうですよね。あと想像(妄想?)力!!
三井田が頼りなさげなので心配でしたが
あんなイケメンが一緒だったらこわいもん無しじゃないでしょうかww

『24歳営業、BLライターに恋してます』
冒頭久保視点です。
三井田に避けられる理由、わかってあげても良さそうなものですが
久保も余裕無くなっていたのかな??
三井田を“無口で暗くて仕事もイマイチの三重苦”と思っていながら
自分にしか見せない可愛らしさにときめいているんだから
意地張らないで向き合ってあげれば良かったのに…。
これも若さゆえかなぁ。
更に好きになるだけなのでごちそうさまですけどww

番外編のハメ撮りは三井田にとってはハードル高過ぎじゃない!?
でも独占欲でそこまで積極的になれるなら
久保は今後もたまに嫉妬させたくなるかもしれないww

2つのお話ともマミタさんのお好みが非常に明確に表れていて
なんだか安心してしまいました!
目の保養もさせていただき、次のコミックスも今から楽しみ♪
ちょっとおまけの萌×2です。

6

なんでも持ってるお金持ちが、一番欲しかったものを得るまで

「メタラーさん」が良くて、遡ってデビュー作へ、の流れ。
絵柄がかなり好みです。
本作は大きく2作品収録。

「地上100メートルで、逢いましょう」
表紙絵でわかる通り、地上100メートルというのは高層ビルの窓拭きさんが主人公だから。
物語は窓拭きさんの八代が、大企業の若き社長・白鳳環に見初められ…的に始まりますが、この環が世間知らずというか、もちろん悪い人ではないしよく言えば天然?素直?なんだけど、特に金銭感覚において鈍感というか、自分の尺度以外の想像力を持たないというか。
いきなり八代を食事に誘って豪華フレンチを振る舞って、付き合ってください、そうすれば住まいも食も職も提供しようと言ってくる。
当然八代は怒って拒絶する…
だけど環はなぜ八代が応じてくれないのかがわからない…
…とすれ違う思いと、「住む世界」今までの生活・価値観etc…全ての違いを越えてやっぱり好きだ、という想いを貫いた環の成長、のようなもの、のお話となっています。
八代の方も、キスで応えるシーンは唐突感があったけど、環の本心からの心配や自分だけに向けてくる矢印を受け取ったんですね…
続くHも唐突感ありだけど…ガラス窓越しのデートの約束は可愛い。

「39歳童貞、BLライターやってます」
私、こちらのお話もかなり好きでした。
小説家を諦めて、でも物書き的な仕事だから、とBLゲームのシナリオライターになった三井田。
しかし絡みシーンになるとダメ出しの連発で。それは、実は三井田には経験がないから…
それを告白された同僚の久保は…
…と展開していきます。いったい、久保はどこでスイッチ入ったんでしょう?という疑問はありつつ、後ろをほぐすシーンのズボン半脱ぎで〜のポーズは赤裸々。
ところがラスト、2人の意外な接点がわかって、へぇ〜〜〜〜!

「24歳営業、BLライターに恋してます」
↑のお話の攻め・久保視点。
恋人になった2人なのに、最近三井田から思いっきり避けられてもうダメなのかも…という心配なお話なんだけど。
これはまあ想定内の展開ですが、まあ誤解も解けてよかったね。

3

もっとじっくり読みたい素敵な作品

『となりのメタラーさん』がとてつもなく気に入ってしまい、
マミタ先生の既刊作品も読んでみました。
こちらもとても良かったし、なにより先生の絵が好きです。
かっこよくて可愛くてセクシーで!

表題作と同時収録作の二本立てでしたが、どちらももっとじっくり読みたかった。
それぞれ1冊ずつにして欲しかったと思うくらい良かった……でもその反面、少し物足りなく感じてしまいました。
両想いになってからの幸せな時間をもっと楽しみたかったです。
恋に落ちるタイミングも分かりにくかったかな。

ただ、両作品ともキャラが良くて、攻めがカッコいい!
ここ大事ですよね^^
何はともあれ、作家買いは決定です‼︎

3

「何でオレ?」に納得できる答え、あります。

地上100mは、建物で言うと通常の規格で33階だそうです。
ちなみにビルが建ち並ぶ東京都で100m以上の高層ビルは、2012年の時点で約420棟。
大体100mに近い感覚を味わうなら三茶のキャロットタワー展望台が126m、お台場のフジテレビ社屋が123.4m。
ジャスト100mも結構あって、愛知にはテレビ塔、ツインアーチ138、東山スカイタワーの3つ、京都タワー、横浜マリンタワー、秋田にあるポートタワーセリオン、富山のクロスランドタワーの展望台がそれ。
長々と書きましたが、とにかく「高い」のと、「ひとが外にいて良い高さではない」のは分かります。

【地上100メートルで、逢いましょう】(3話) 萌2
週4で仕事を請けている大企業・白鳥フーズの若き社長・白鳥(24)に「付き合ってほしい」と言われたビルの窓清掃業の八代(32)。
社会ひと握りいるかいないかの上位層に属する白鳥の感覚と、庶民代表の八代の感覚のズレが楽しい。
白鳥の秘書の滝山(童顔で可愛い)のアシストを受けつつコミカルに進む中、心理描写やベースとなる家庭事情もしっかり描かれているので、面白いだけでは終わりません。
言葉選びもいいんだなあ。
「わたしはなんでも持っている」からの「ちなみに母なら11人」。この流れが粋。
淡々と語りながらも、白鳥の育った環境の異常性がビシッと伝わってきます。
さらに2話ラストに天丼で「わたしはなんでも持っている」が出てくるところ。
読んでほしい。「うわー、巧い!」ってなりますよ。
「5分×2年」とか、社長に就任した日の白鳥の心境が1コマで伝わりすぎるほど伝わってくる1ページの大ゴマの表現もいい。
作画も良いし、見せ方のテクニックも良いので、ぐいぐい引き込まれます。良い。

【39歳童貞、BLライターやってます】【24歳営業、BLライターに恋してます】 萌2
小説家になる夢を諦めて、BLソフトのライターになった三井田(39)。
女性だらけの職場で、男は自分と営業の久保(24)だけで…。
年の差CPですが、三井田がピュアすぎるせいか、あまり違和感はなく。むしろ外見諸々の「属するカーストの違い」の方が目につきます。久保がイケメンすぎる。
1話目はよくある流れながら、2話目で三井田にモヤモヤが募る。
終わってみればそのモヤモヤも仕組まれたスパイスで、部長がナイスキャラという話。
描き下ろしが、マァー!萌えます。甘い。甘いぞ、君たち。

マミタさん、初読でしたが、大変良かったです。
どうして恋になったのか分からない作品も溢れているBL界において、「何でオレ?」問題に真っ向から取り組んで、説得力ある展開を読ませてくれる力量が素晴らしい。
作画も綺麗で、イケメンはどこまでもイケメン。フツメンはとことんフツメン。
過去の作品はハードル高めな印象だけれど、雰囲気が良さそうな新刊はぜひとも読みたい!と思えました。

2

穏やかなお話

メタラーさんからマミタ先生の作品読んでみたくなっての一冊

こちらも可愛らしいお話でした

表題作は個人的に映画のような進み方で、流れるように進んでいきました
穏やかではげしくはないけれど、温かなお話

社長が可愛かったな
素直で純粋で、よくある自分の気持ちにきづかないかパターンとはちょっとニュアンスが違うのが良かったです

もう1つのお話も良かった
マミタ先生のお話に出てくるキャラクターはみんな温かいなぁとあらためて感じました

1

5分×2年=∞

作者さんデビューコミックス。
「ねえ、おんなのこにしてあげる」がとっても好みだったので既存作品も手を伸ばしました。
年下攻め年上黒髪受けがお好みの作者さんでしょうか。
私も好きです。
大企業の若社長×窓ふき職人
言葉を交わしたことはなく、窓越しから始まった恋物語。

すっごく受けにも攻めにもキュンキュンしました!
特に白鳳(攻め)の八代(受け)を見つめる表情とコマから溢れ出る光。
恋してるって伝えてました。
ただ初恋なばかりに想いに行動が追いついていないのが可愛い。
価値観の違いから、初デート?は失敗に終わり気を失ってしまうほどショックを受ける姿は可哀想だけどふふっと笑みがこぼれてしまいました。
八代からすると突然過ぎてドッキリだと思われても仕方ないとは思うような行動でしたしね。

最初は人任せだったアピールも、八代の入院をきっかけに自分の足で言葉で伝えに行く姿、時折見せるお坊ちゃま感と年下っぽさ、ツボでした。
本当に8歳も年下?って思うほどの貫禄と言葉遣いなので尚更です。
ガッツポーズだったりエッチの時に見せる甘えたな感じは年相応で萌萌。

エッチはさらっと。
局部描写なし。

同時収録「39歳童貞、BLライターやってます」
「24歳営業、BLライターに恋してます」
こちらも年下攻め年上黒髪受け。
受け視点と攻め視点です。
攻めが実はずっと恋してるっていうのがツボなんだと最近気づき始めました。
そして押される受け。
でも流される訳じゃないんですよね。
なぜと考えるのがよき。
こちらもそんな作品。
39歳童貞~の方は元々読み切り予定だったと思うので流されているように見えるけど24歳営業~のほうでモダモダしてます。
エッチ度はこちらのほうが高し。

修正(紙)
白抜き



1

独特の空気にハマりそう

2作収録されてまして、表題作が特に好き。間違った方向に頑張り続ける社長と貧乏清掃員のお話で、独特の間がすごくハマる感じでした。恋のキラキラをスローペースに描いてくれてて、作品の空気に気持ちよく浸れるんです。
細かいとこを見れば仕事してないし色々変だし、秘書に操られる社長で大丈夫?ていうフィクションです。でも箱入りお坊ちゃまが初めて恋をしてやっと報われたところに感動があって、すごく良かった。あ、お付き合い即Hには早すぎだろ!とツッコミ入れておきたい笑。最後がバタバタしすぎで作り手側の都合が分かり過ぎでした。
描き下ろしは表題作のHにしてくれると良かったのにな…まだもっと読みたいカプです。
もう一作は編集とライター。こっちは部長の力添えで仲直りする二人のお話。
表題作は秘書、後半短編は部長と、どちらも第三者がいなければ上手くいかなかった可能性のあるカプで、そこはちょっと引っ掛かりました。
作品の空気がクセになる感じで、ずっと読んでいたい気持ちになります。作家買いしようかな。

0

社長が年下なのがイイ

◆地上100メートルで、逢いましょう(表題作)
 ストーリー展開は、社長と庶民の恋愛として結構王道だったなという印象でしたが、庶民である窓拭き職人・八代の方がずっと年上で、社長である環には敬語というのが新鮮で、なんだか不思議な感覚でした。しかも、彼が受けなんですよね。最初こそ失敗してしまったものの、真摯に反省して、誠意を持ってバラの花束を贈るなど、環の純粋な人柄が素敵でした。

◆39歳童貞、BLライターやってます
 表題作とはがらりと雰囲気が変わって、こちらも面白かったですね。BLゲームのシナリオ担当だけど童貞の三井田が、年下の久保に手解きされるのは可愛かったです。初めて関係を持った後、あまりに頑なに避け続けたところはちょっどどうかなと思いましたが、ついこの間まで妖精さんだったので仕方ないのかもしれませんね。

2

色々な職業の組み合わせ

紙本
修正…見えない描写、トーン
カバー下…あとがき漫画
カバー折り返し部分…コメント

1

後出し情報について行けず

絵もキレイだしお話も良かったです。
2作とも年の差ですね。

良かったんです!けどもなんというか掘り下げが足りないといいますか、短いというか…。

2作とも後から小出しで好きになった理由や色々出てきます。タイミングについていけないのかな?
いきなり始まって、へ?って感じで進んで、実は主人公はこんな境遇で育ちこんなキャラになったから、こういう風にしかできないんですってなって。

男同士のハードルは一切なしで余計な葛藤にとらわれずに読めます。

1

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