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warau oni niwa fuku kitaru
笑の境遇が厳しいですね。
借金返済ものは読むのが辛いんですよ。追い詰められてくところとか。
でも山本さんなら!と。
1話目の表紙がまるで先月のオリンピックの写真みたいで時代が追いついた!って感じました?偶然でしょうけど。
二人とも忘れられない人だったんですね。
それにしても再会してからが唐突ですね。
福冨がいきなり!
なぜだ?ばかり言ってて、こっちがなぜだ?だよ。
福冨の祖父もなぜだ?
好きな人にだけは施しを受けたくないですよね。
500万返すまでにくっつくかな?
「地味」だと著者も書いてます。
昔の格言に似ている、笑う門には福来る→「笑う鬼には福きたる」
笑=エム君 三白眼 貧乏 卑屈
福=福留君 真面目 天然
鬼=借金取りのアノ人。人情派でエム君の援護もする。
三白眼の可愛い顔した笑君に、幸せになるように良い名前を付けた、と言うその父が不幸の種を生んでいた。
父の死後、相続放棄の手続き不能な時期(死後3カ月超過してる)に父の生前の借金の存在を取り立てが来て、知る。・・・気の毒。
破産申請するほどの額じゃない。メリットデメリット考えると働いて返済した方が良い額(十代で破産したら、ほぼ一生、車や家を買う時にローンを組めなくなる)
取り立て屋に、娼夫として売られる寸前に、偶然再会する元同級生、福留君。この人が侍攻役。
福留君との再会で起きる「一陽来復」。ヨカッタネ。
福留君は、笑君の不幸っぷりが気になって、同居を始める。
真面目な笑君を福留君の祖父も気に入って、助けだす。福留家に居候して仕事の紹介を受ける。
返済が順当に進捗していく。
全うに生きる努力は無駄にならない、誰かが見ている、あきらめないでって著者は伝えたいのかな。
どん底にいても、笑君は、自殺しようと考えない。生きよう、生きようとガンバッテ居ます。
そうやってもがいて居たらあり得ない幸運がどん底に落ちた笑君に訪れて、笑えるような状況に段々と変わっていく1巻でした。
この巻は、キス以外ありません。エロスを求める方向きじゃないです。心を温める内容。
山本子鉄子さんには珍しく?ファンタジーではない作品でした。
貧乏で両親も他界した主人公のところに、借金取りが現れたところからお話は始まります。金額は500万。どうやって払うのか。。
どん底の状態に、リッチマンな救世主が現れるという、シンデレラ物語です。
主人公の名前が笑(えむ)っていうのが笑えます。すごいシチュエーションながらテイストはコミカルなので深刻にならずに楽しめます。
お金持ちのボンボンである福富は、笑にメロメロ。自宅に住まわせてくれて、常々好きだと言ってくれる。それに笑はほだされていきます。
1巻はまだまだ始まったばかりで、あっという間に読み終わってしまいました。
主人公の笑(えむ)くんは、貧乏ではありますが、
決してかわいそうなヒロインではありません!
一本筋の通ったカッコ可愛いv受くんでありますv
私的には大好物ですv
一方攻様の稔侍くんは王子様なんだけど、
最近の◯ィズ◯ニーの王子様のように、
ちょっとどこか頼りないけど、
とにかく愛情はたっぷりv
いつもの小鉄子さんの作品のように、
両思いの二人がどうやって距離を縮め愛を育んでいくのか、
ワクワクして、時にクスッと笑いつつ見守る感じ……いいですね〜v
笑くんの貧乏エピソードが、
かわいそうなんだけど笑えちゃう!
朝御飯の話とか!(涙)
せっかく同棲(⁉︎)出来そうだったのに、
今後の進展やいかに⁉︎
……なところで終わっているので、
鼻息荒く、早く二巻!な感じですっ!
エロい展開?
ええ、この段階では小鉄子さんには求めていませんから‼︎
なんなら次巻にだってなくったって平気ですよっ!
……でも、恋の進展は期待vvv
笑くんの幸せを期待しつつ、評価は「萌×2」!
地味な笑と侍な福富のカップルに萌えました。
笑の表情にいちいちキュンとしてる福富が良いです。そしてそんな福富を意識し始めた笑が可愛いです。
一方的に福富からキスしただけで、まだまだくっ付きそうにないカップルが焦ったくて最高でした。
父親が残した借金を遺産放棄すら知らないだろう真面目な笑が、少ない貯金を下ろしてまで払う姿が不憫すぎます。
そんな笑を自分の部屋に住まわせて、好きかもから付き合って下さいって言う福富もちょっとズレてるけど。告白したのもキスしたのも笑が初めてって可愛いです。
福富のお爺さんが夜中にいきなり登場したのには笑いました。
笑の事情を知り自宅に住まわせて仕事を斡旋するとか予想が付かない展開が面白いです。
現実では決して笑えない主人公・笑の悲惨な境遇ですが、程よいご都合主義に笑ったりキュンキュンしながらページをめくりました。進展の遅さがリアルで普通にコミックとして読ませてくれます。心はおいてけぼりのまま、いきなり快感に突入したりしないお話も好きなので焦らされながらの2巻が楽しみ。
一年も寝かせてしまい、やっと読了しました^^;
いつもの小鉄子さんのキャラと同じ顔ですが、
安定感があって面白かったです。
1巻は、まだまだラブと呼ぶには程遠い展開でしたが、
今後を期待させるワクワク感がありました。
主人公は、貧乏・三白眼・卑屈の怒谷笑(いかりやえむ)。
なんつー名前(笑)
これだけで心を掴まれちゃいました!
その笑に惚れてしまうのが、
裕福・真面目・天然の福富稔侍。
この男子は地味です(笑)
でも好き♡
父の残した借金500万のために借金取りに追われ、
全財産奪われた挙句、住むところもなくした笑。
そんな笑を救いたい福富ですが、
笑には拒絶されてばかり(笑)
でも、笑は優しくて正義感溢れる福富が好きなんです。
だから、親切にされれば嬉しいし、
キスされればドキドキするけど、
卑屈な性格ゆえに素直になれません。
しかし、頼れる人は他におらず、
ついには福富と同居することに!
貧乏過ぎて、食パンさえご馳走だし、
初めてのジャムにドキドキしちゃう笑が可愛すぎて萌萌♡
その福富にはキョーレツな存在感の祖父・権造がいます。
笑の経緯を聞いた権造は、
笑を自宅に住まわせ、
仕事を紹介する提案をするのです。
この祖父がなんかカッコいい!
福富家の実家は造り酒屋なので、
その仕事の手伝い?と思ったら、
なんと紹介されたのは神社のワラ人形の回収!
衝(笑)撃!!
ここで1巻は終了なので、続きがきになる気になる(笑)
こんなバイトあるんやね〜
借金取りさえも魅力的なキャラで、
福富との関係だけでなく、そちらも気になります。
いつもの小鉄子先生ワールドなんだけど、
先生も仰る通り、とても地味な主人公たちです。
ただ、ド貧乏という苦労人設定がツボなので、
ここから笑がどうやって這い上がっていくのか楽しみです^^
『「怒谷の笑った顔好きだ。」ファーストキスは 親子丼の味がした。』
物語の随所に食べ物が出てきますがそれがどれも美味しそうで、フードが効果的に使われている作品は名作と勝手に思ってるのでこの作品にも期待しています。
福富にはそっくりの祖父が居て終わりの方で登場するのですが、その祖父と福富の会話がいちいち面白く山本さんて会話のセンスあるよなあと再認識。
他の作品に比べてシリアス目だしキャラも派手では無いですが敬遠しないで、色んな人に読んで欲しいなあと思いました。
表紙の笑くんの上目遣い見ました?上目遣いじゃなくて、三白眼だから上目遣いに見えるのかもしれませんが、あの表紙にきゅんきゅんしない人なんているのかな?いやいないな。
小鉄子さんの新シリーズまたまた可愛い受け候補ですね。
お相手の福富くんは優等生だし、優しいし、まっすぐだし、今までの作品にいがちな黒髪好青年だけど、実家が造り酒屋で名前も稔持ってのがなーんかいいですよね。そして、今回は福富くんのおじいちゃまがこれまた良いキャラで、借金背負った主人公と言う暗い設定なのにこのおじいちゃまが出てくるのなら絶対ほんわか家族ものになりそうだなぁと期待できますね。
まだ付き合ってもいないことだし、小鉄子さんだし、エッチどころか付き合い始めるのも焦らされるんでしょうけど、そこまでのハラハラドキドキがたまらないのでエッチまでいくらでも待つ覚悟はできております。
小鉄子先生らしいふわっとした設定の、借金を背負ってしまった受けの話でした。父親の借金を背負った怒谷は借金取りから一度はゲイ向けクラブを勧められるけど、それに乗ることはなく地道に働いて返済することを選び、高校で同級生だった福富のマンションに居候します。借金があるからといって悲愴感漂う雰囲気でもなく、怒谷の心や体が傷付けられることもなく、ただ穏やかにストーリーが進行していきます。
怒谷に好きだと連発する福富のことは、正直まだそんなに理解できていません。高校時代から好きだったのかもしれないというような発言をしていますが、高校を退学した怒谷をずっと探していたというわけでもなく再会したのはあくまで偶然だし、彼が怒谷のどこに惹かれているのかはもっと掘り下げる必要があると思います。2巻以降で怒谷が退学した時の福富の心情などが描かれるといいですね。福富の祖父が今後怒谷をどう扱う気なのかも気になるので、続きを待ちたいと思います。
担当者の方が「エロ全盛のこの時代に。。。」と笑うあとがきマンガのところで、ハッとしたのです。そういや、エロ描写ゼロ?!今更気付くかと自分でもびっくりしました。私にとってですが、山本小鉄子さんの作品は、読みだしたら止まらないし、エロがなくても読み終わった後の満腹感が大きいんです。この作品の二人もいいですね!
小鉄子先生大好きで作家買いしてます!!
個人的には小鉄子先生のエロが好きなのですが、
今回の『笑福』には無かったのが残念で評価低めにしました。
BLにあまり体制の無い方でも読めるような話でした。
話の展開はまだ余り進まず、恋!って感じもゆるぅく
進むのかな?って思いました。
2巻はエロ有りと最後描いてあったので、2巻期待!です!!
作家買い。
小鉄子さんはコミカルな作品も書かれますが、今作品はどちらかというとシリアス寄り。でも、シリアスに特化した作品ではなく要所要所で笑いを誘うシーンもあるので、ドシリアスが苦手、という方でも楽しく読めるんじゃないかと思います。
という事でレビューを。ネタバレ含んでいます、ご注意ください。
主人公は20歳の笑。
笑、と書いて「えむ」と読む。
彼は小学生の時に母親が家を出ていき、それ以来父親と二人暮らし。父親は頼りないところもあるけれど、それでも二人助け合って生きてきた。
その父親が急逝。そして、残されたのは500万円という借金。
もともと貧乏暮らしだった笑にそんな大金を払えるわけもなく、困り果てていた時に再会したのが高校生の時に同級生だった福富くん。
「優等生」の福富くんとのトラブルがきっかけで高校を中退した笑にとって、福富くんは会いたくない人物ではあったものの、借金を返せない笑は彼の家に身を寄せることになり…。
というお話。
お金持ち×貧乏くん、というCPは他の小鉄子作品にも登場しますが、今作品の受けくんは若干卑屈なところがあることもあって、雰囲気はややシリアスモードな作品です。
が、この作品をシリアス一辺倒にしていない大きな要因が。
それは攻めの福富くん。
イケメンで、お金持ちのお坊ちゃんで、素直でいい子。
と、スパダリ風味満載な彼ですが、とんでもなく、
天然ちゃん。
なのです。
高校時代に笑と一悶着あったこと。
それを彼がずっと気にしていた、というのもあるのでしょうが、彼はずっと笑のことが好きだったんでしょうね。でも、その自分の恋心に気づいていない。が、唐変木なわけではない。本当にいい子なので読んでいて気持ちがほっこりします。
笑のほうも。
彼は自身の過酷な環境に負けたくないというガッツがある。
父親の残した借金も、放棄する術はあるんです。あるけれど、父親が残した借金を放棄することを良しとしない。
青い正義感だったり、父親に対する愛情だったりするわけですが、一生懸命お金を返そうとする、心根の優しい男の子なんですね。強がってはいますが、自身の環境に屈することなく健気に頑張る請う青年なのです。
そういった可愛らしい男の子たちを取り巻くのが、借金取りの男性(この男性の名前は1巻では出てきません)と、稔持のお祖父ちゃんの権造さん。
この二人の大人が、今後のキーパンソンになっていきそうな魅力的な脇役さんたちです。
借金取りさんは、にこにこしていてつかみどころがない感じ。でも、借金回収のためには容赦しない。
そして、権造さん。
権造さんさんがナイスすぎて笑えます。
借金を背負った笑の、理由や現在の状況を孫である稔持に聞いたお祖父ちゃん、自分のうちに来いと笑を誘ってくれます。コンビニよりも割のいい仕事を斡旋してやる、とのことですが。
この仕事が笑えます。こんな仕事あるんだ、という感じ。
これからも、仕事を斡旋してくれながら、笑のことを助けてくれるのかな。
現段階で稔持のライバルはじいちゃん、といったところか。
小鉄子作品なので、もちろん、と言って良いでしょう、1巻では濡れ場はなし。さてさて、この二人がくっつくのはいつになるのやら。
最後に、描き下ろしとして笑がじいちゃんに斡旋された仕事の裏話的なショートストーリーが収録されています。
爆笑必至です。
オカルト…、なはずなのに、こんなに笑って良いものだろうか。
ぜひとも、手に取って読んでいただきたいです。
小鉄子さんて、他にも連載を抱えている作家さまですが、クオリティーは全く低くない。複数の連載を抱えて、これだけの作品が作り出せるってすごいな、と思いつつ。
次巻を楽しみに待っていようと思います。