「グズグズにとけるまで抱いてください」 暴君ポルノ作家×快楽に弱い編集

とろけて開いて

torokete hiraite

とろけて開いて
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神102
  • 萌×283
  • 萌30
  • 中立11
  • しゅみじゃない8

--

レビュー数
25
得点
943
評価数
234
平均
4.1 / 5
神率
43.6%
著者
しゅがーぺろぺろ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
オーバーラップ
レーベル
リキューレコミックス
シリーズ
とろけて開いて
発売日
電子発売日
価格
¥689(税抜)  
ISBN
9784865544220

あらすじ

新人編集の夏目は、暴君と名高い売れっ子ポルノ作家・獄本龍之介の担当に。
我儘で気難しい獄本が突きつけた初仕事の条件は『抱かれて官能小説の執筆に協力する』こと。
考え抜いたあげく渋々条件を呑むが…。
「本当は後ろも気持ちいいんだろ」
「さっきから中の締め付けがすごいぞ?」
  読み上げる淫らな文章通りに獄本は夏目の身体を暴き、激しく抱き潰す。
これでもかと初めての快楽を教え込まれ、その先にあるのは…?
極上エロスの気鋭デビューコミックス!

表題作とろけて開いて

獄本龍之介,官能小説家
夏目貴文,編集者

同時収録作品社畜Mの不埒な残業

狩谷,業績No.1,絶対定時で退社するマン
瑞木,業績2番,残業好き社畜

その他の収録作品

  • 搦めてほどいて(描き下ろし)
  • エリートKの不埒な純情(描き下ろし)
  • カバー下 イラスト
  • カバー下 あとがき
  • 官能小説お題「緊縛乳首責め」(電子限定描き下ろし)

レビュー投稿数25

官能BLの金字塔

絵の美しさに惹かれて購入。
人気のポルノ作家獄本龍之介の担当になった編集者夏目貴文が獄本の魅力に惹かれて肉体的に溺れていくお話。
夏目くんが官能小説を読んで赤面する姿がウブで可愛い。
獄本が実は昔純文学を書いていて、夏目がずっとファンレターを送っていた相手であり…と過去の二人の関係も段々わかってきます。

編集者に小説家が官能シーンを読ませて二人でエッチなことをするというのはある意味かなり古典的な展開(BL的というよりポルノ小説的?)だけどとにかく描写が素晴らしい。
切ない表情、赤面した顔がとてもお上手!
受けは古風な美人で清楚なのにベッドでのギャップがたまらない。攻めも申し分のない美丈夫で、俺様だけど結局受けにメロメロになるのが良いです。
美形×美形の絡みが大好物なので最高でした。

0

デビューコミックスだって知らなかった

読み返し。
このコミックスがしゅがーぺろぺろ先生のデビューコミックスと言うことを知らずに読んでました。
これがデビューだなんて…!すごいです…!!!


編集者の夏目と小説家の獄本のお話です。
獄本先生の担当はすぐ辞めてしまうのですが、
そんな先生の担当になった夏目。
「お前が身体を差し出せ」と獄本先生に言われた夏目はー…。

1話からとてもエッチな展開が繰り広げられています。
ただエッチなんじゃなくて、獄本先生が書いた官能小説通りに身体を使うという
特殊なエッチさがあるんですよね…!!!

実はもともと夏目は獄本先生の別名義の作品のファンで
サイン会に行ったこともあるぐらいなんですけど
そこであったことがトラウマで、先生と会うのは初対面というふりをしていたりもして
その設定も読み進めるとすべてに繋がってきます。
獄本先生サイドのその時の様子を知ることが出来て、個人的には嬉しかったけど
獄本先生…不器用すぎるだろ…と思っちゃいました。
ほんと…大事なことは言葉で伝えるべきだなぁって。
ちゃんと思ったことを言葉にしていたら
二人の関係はここまで拗れることはなかったので、よりそう思いました。

何はともあれ二人が幸せそうな様子が、描き下ろしで見ることが出来るので
それを見たら長年の拗れぐらいもどうでもよくなっちゃいます(*´ー`*)


表題作以外にもう一つ読みきりのお話が入っているのですが
そちらのお話も面白いです。
獄本先生に繋がっているのがジワジワきましたw

1

とにかくエロにこだわりを感じる

しゅがーぺろぺろ先生の作品は、タイトルのとおり、エロがすっっっごく素敵です。
エロがエロい。そして、一コマ一コマこだわりを感じる。
指の動きとか、アングルとか、髪の動きとか、なんか一つ一つが躍動感でいっぱいで、こっちまでキャーー!ってなっちゃうんですよ。
そして登場人物がそれぞれなんとなく皆完璧じゃないところもいいんですよね。
弱さがあって、ずるさがあって、だけどお互いが大好きで。
すぐじわっと泣き顔になっちゃう受けちゃんが、一見うざいかな?と思う方居ると思うんですけど。
全然ですよ!!!!これがかわいいの!!!!
続、の方ももちろん大好きなんですが、先々月から新連載を開始されたとのことですっごく嬉しいです。

2

ティーンズラブ風

表紙と煽りからめちゃくちゃエロいのを期待して買ったんですが、う~ん…エロいこと沢山しているわりには萌えれなかったです。
絵柄が好みとは違いました。

あとなんかBLっぽさがとても薄いです。
受の性格が女々しすぎて、女の子みたいです。

弱々しくて可愛らしい受が、いやいや~って言いながらも大好きな攻めにひたすらエロいことされて、最終的には両思いになるティーンズラブみたいな作風だなと思いました。
絵柄もなんとなくティーンズラブっぽいです。

ちょっと受にメンズっぽさが無さすぎました。

1

絶対、続編読みます!!

エロい、泣ける、キュンキュンするの三点盛りでした…!!
どうしてもっと早く出会っていなかったのかと後悔するくらい素敵な作品です。
表題作の「とろけて開いて」の攻めである武田治先生は、一見冷たく一線を越えようとしない人なのかな?と思いましたが2人の想いが通じる前から受けである夏目くんを愛していると言っているとも同然の表情を何度か見せてくれます。
文字に表さなくても武田先生が何を考えているのか、読者に想像させる事ができるくらい絵が上手で読んでいて楽しかったです。

同時収録のお話も面白かったです!
久しぶりにオフィスラブを読みました。
受けの少し変わった考え方、攻めのスパダリ感、短いお話だったのにとても面白かったです。

続編があることを知らなかったので今から購入します!!

4

エロかった〜

作家と編集者のBLって結構ありますよね。
K 先生シリーズとか。


純粋に先生に憧れていた受けが、官能小説家に転向した先生の編集になり、純文学を書くことを盾にカラダを要求される・・・
結局なんのことはない、過去に出会った時からの両想いだった訳ですが、先生ポーカーフェースが過ぎます。もうちょっと分かりやすくフリがあっても良いと思いました。まあ、予想通りですが。

受けがかなり女性っぽく、そこが好みが別れるところだと思います。
とても読み易く、エロに浸れました。
作品内の官能小説が凝っていて良かったです。

5

官能小説プレイ

作家×編集という組み合わせで
王道なカップルになりがちかな?と思いきや全然そんなことはなく、官能小説を読み上げながらのえっちとかエロいし斬新だしすごく良かったです。

過去の獄本(武田治の名で純文学を書いていたとき)との出来事から何年も経っているのに、夏目の心を掴んで離さないのは憧れだけではない感情。
自覚してからの夏目はさらにエロ可愛くなったように感じました。

真相がわかってしまうと獄本が当時サイン会に来た夏目に対して冷たくしてしまったその理由もなんだか可愛らしく感じました。
これからは甘々で幸せな日々を送っていって欲しい~

続編も出ているのですぐに読みたいと思います。

2

大好きです!!

絶対に読んでいただきたい❣ただそれを伝えたい!!続編の2巻も!!是非!
新作も早く見たいな(^q^)

2

10年越しの

〖DMM電子書籍〗
修正 : 濃霧
カバー折り返し : 著者コメント
カバー下 : イラスト、あとがき
帯 : あり
裏表紙 : なし
電子限定特典 : 描き下ろし漫画2P「官能小説お題:緊縛乳首責め」
カバーデザイン : 円と球さん
備考 :
ひと言 : 夏目さんよ、憧れの作家の純文学の為とはいえそこまでするか?と心配になったりもしたけど、ここまで一途に想えるって素敵だなと。

〖紙媒体〗
未読

3

表情は口ほどにものを言い

表紙から「えろすだな」とは思ってました。
BL初心者だった頃はえろすなシーンには慣れなくて、そういうページはぱぱぱっと流し読みしていたりしましたが、おそらく中級者くらいにはなってきた今、えろすなシーンで表情をがっつりと観察するような変態に進化しました。

小説家と編集。
高校時代に心酔した作家へ送ったファンレターに返事が来たことから、文通を始めた夏目。
作家のサイン会でそのことを話したところ、「どちら様ですか」と言われて…。

トラウマから夢を諦めていた夏目が友人2人の計らいで編集の職に就いて、担当したのは官能小説家・獄本。この嶽本こそが夏目の夢を打ち砕いた張本人でした。
「未公開の官能小説の処女作を出版したかったら、からだを差し出せ」とか、「処女の気持ちを知りたいから、原稿を読みながらヤらせろ」的なすごい要求をしてくる嶽本。夏目は仕事と割り切ってからだを差し出すわけですが。

いやー、もうすごいです。
すごかったです、えろすが。
ほぼえろすと言っても過言ではないくらいのえろす。
えろす堪能派はもちろん満足できる作品ですが、えろすほどほど派やえろすなくてもいい派の方もえろす中の2人の表情をぜひとも注視してほしいのです。
先生、だだ漏れですやん…。
夏目もものすごく良い表情をしていて、無理矢理なのにこの表情…。こんなのを見せられた日には、先生だってあんな顔でガン見してしまうやろ!というのがいちいち手に取るように読み取れるのですよ!
あんなに2人ともイイ表情をしたえろすを見たのは初めてかもしれません。
それくらいにとにかく表情が良かったです。

先生のこじらせ具合も好きなパターンで、10年も思い続けて、妄想で人気官能家になっちゃうってどれだけ好みの顔だったんだ!?
好きな相手との妄想でベストセラーというのは他の作家さんの作品でもいくつもありますが、会ったのはたった1回、10年前。また会えるとも分からない相手を、それだけ長い時間妄想し続けた先生に乾杯。

同時収録は定時上がりくんと社畜くん。
同じプロジェクトを担当することになった相容れない2人が、わちゃわちゃしつつも仲良くなっていくのですが、ところどころで定時上がりくんの気持ちが漏れてました。

受け目線のストーリー進行でも攻めの好きがだだ漏れというのは、本当に読んでいて楽しいものです。
えろすに抵抗がある方にこそ読んでみてほしい作品でした。

2

表現の仕方が好き

表紙からしてとってもえっちですね。最高です。
夏目君は大好きで文通までしていた純文学作家のサイン会に行ったら「どちら様ですか?」と言われてしまい、先生と一緒に本を作りたいという夢を捨ててしまう。
その後就職して6年働いた会社は倒産して……って夏目くん幸薄そうで最高ですね。
友人にお願いされ編集の仕事をすることになるけれどそれが官能小説部門の担当で、その相手がまさかの昔好きだった先生というとても分かりやすくていい導入でした。
こんなのもうえっちな展開を期待しないわけがないですね。
そして期待を裏切らないえっちさでした。
なによりお互いに想い合っているという一途さがいいですよね。


同時収録作品もえっちでよかったのですが、上司がクソなのでそこには腹が立ちました。
でもえっちで最高で大好きです。

3

耽美さを楽しむ作品

エロいし、エモい。絵柄がすでにエモい。絵柄から漂う、官能小説のような独特の色気。耽美という言葉がとても似あう。

正直、耽美な世界を楽しむ漫画であって、二人のなりそめはそうでもない。
一ファンである受・夏目が作家をしている攻・武田と文通の末、想いを通わせるが、初のサイン会で「どちらさま?」と言われてトラウマになったまま、大好きだった純文や武田のファンから離れる。
どうして武田が「どちらさま?」と言ったのか、作中で語られるが「マジかよ、お前……童貞こじらせてんのか?」と言いたくなる理由だ。
でも、なんか、おせっせのシーンがエロいし、エモいから、まあいっか!ってなる。

できるなら読んで。正直この作品に対するキャラクターたちの動機付けとか「おいおい…マジかよ……マジかよ…」ってなったけど、それを超越する耽美さがこの作品の魅力です。
ストーリーが悪いワケじゃないんだよ?受は健気で純でかわいいし、攻は強引な俺様系と見せかけて執着っ気あるし、大変素敵なんだよ?
2巻出るっていうけど、ほんとマジ楽しみすぎて吐きそうだもん。

あと、レビュー中に何度かエロっていったけど、本当はエロって単語を使いたくない。エロとはなんか違う。耽美なんだよ。いや、エロいんだけど、そうじゃなくて、耽美って感じなんだよ。エロと耽美の違いな。色にすると、藤色と桜色って感じの。
美しくて、エモい、エロ。
伝われ。

3

タイトルに偽りなし!

エッロ!!
修正が白抜きなのがもったいないです。
ストーリー性もあって、編集者と作家(しかも官能小説家)という設定も好きです。

10年来の秘めた想いを実らせる、実は素敵な純愛作♡
ただ、攻めは素直じゃなく、受けは悲劇のヒロインチック。
なので、本音を言えずにすれ違い、なかなかうまくいかないもどかしさがある。
ただ、作家である獄本に突き放されても、最後は諦めずに向かっていく夏目が健気でよかったです。

でも、好きなのに知らんぷりする極本の気持ちは理解できませんでした。
その後、何のアクションもなしで、偶然の再会に身を任せるって……ちょっと物足りない。
偶然の再会も運命的でいいですけど、純文学を書けなくなるくらい夏目を思っていた人の態度とは思えなかったです。

4

心臓がもたない!

めちゃくちゃ当たりな作品に出会えて高ぶりました!
胸がズキュン!ズキュン!最高すぎました!私にとってエロは癒やしでしかないので幸福感でいっぱいです〜〜
過激な作品な方だと思うので、初心者向けではないような気がします!気になっている方いたら!全力でオススメします!!

2

攻めの気持ちに萌えた

続編が出ると知って購入しました。

夏目は会社が倒産したところに幼馴染みから編集の仕事を紹介されて、高校時代に憧れていた作家と担当者として再会します。

その作家は純文学を書いていたはずが、何故か官能小説家になっていて。
未発表作を完成して純文学を書いて貰うために、夏目は身体を差し出すのです。

官能小説家の獄本が夏目とのセックスの最中に見せる、ふとした表情がとても気になりながら読みました。

獄本を好きだと気が付いた夏目は獄本から離れようと退職届けを出すのですが、仕事を紹介した幼馴染みに「諦める」ことだけはするなと言われます。

夏目は駄目だと思うと直ぐに諦める人生を送って来たんですね。
それを今回は諦めないで獄本に会いに行きます。
そして好きだという気持ちと、担当を続けたい意志を伝えるんです。

獄本も思わず抱きしめて告白します。夏目を今まで忘れた事がなかったと。サイン会で初めて会った時に忘れたフリをしたのは、未成年でもろ好みの顔をした夏目が現れて焦ったからだったようです。

そして官能小説家になったのも、夏目が忘れられなくて純文学に手が付かなかったというオチで。

獄本はとんでもない執着攻めでした。両思いになってからがデロデロに夏目を甘やかしていました。

獄本は超人気の売れっ子作家でホテルの最上階に住んでいるのですが、テレビでちょっと流れていたくらいと編集長の言葉くらいしか売れてるのが分からなかったので、もっと獄本の人気ぶりを読んでみたかったです。



2

トロトロな受か可愛い

初っ端からとろけてました!!

学生の頃、大好きな作家と文通までしていたのに、いざサイン会に行ったら、覚えてすらいてもらえなかった夏目。
10年後、会社が倒産し幼馴染みの勧めで編集者になり、担当を任されたのが以前大好きだった作家。でも今は官能小説を書く獄本龍之介だった。
獄本龍之介は夏目に身体を差し出せば、純文学を書くと提案し、夏目はそれに応じるが。。。

作家と担当のあるあるな展開。
でも、10年前の出来事が関連して、ただ身体を求めるだけでないところが良かったです。
と言いつつも、Hの多さは凄い!!
そして、かなり濃厚!!
初めて見ました。挿入時に受の良い所に当たるよう、外部からその場所を押す攻!!
そして、初っ端から感じまくってる夏目くんの素質に脱帽です(笑)
仕事としてのHもいいのですが、やはり思いが通じ合った後のHは、それまで以上に激しく愛溢れるものです。

夏目くんの学ラン時代も可愛いです。

4

約束された勝利のエロ

表紙からして絶対に好きだという予感があったのですが、本文読み始めたらやっぱり好きでしたね…………
小説家を扱った作品が好きだというのもありますが。

お話はきちんと筋道立てて展開しているのに、道中のエロの度にただただ「エッチだ…………」と語彙力を失います。そのくらいエロスに満ち溢れています。もう最高。
攻めの先生が、鬼畜系なのかと思いきや、積年の片想いを拗らせた執着攻めだったのは嬉しい誤算でしたね!好きです、そういうキャラ。
受けの夏目くんは、作中のプレイに使用される官能小説そのものの「男を覚え堕ちていくかつて無垢だった処女」という感じで、これまた素晴らしいです。
(彼をモデルとして小説を書いていたのだから、当然とも言えるのかもですが)

そして、潮吹き描写について!
個人的に好きな描写のひとつではあるものの、これまでなかなか良いなと思える描写に出会えてなかったのですが、こちらの作品は……やってくださいました。絶妙です。もう最高!!(2回目)

読み終わってみればひたすらに「えっちだったな……」という感想になってしまうので、つい初めから読み直してしまう。そしてまた語彙力を失う。
永久機関のごとく楽しみ続けられる、神がかり的作品かと!

9

なんちゅうエロだ!

途中までは何だこれ?と思って読みました。
いきなり強姦?いや合意だけども。
エロエロエロでこちらもぐったりです。しかも意味がわからず。

受けは高校時代攻めの純文学作品のファンで文通をし、いつか編集になって一緒に作品を作ろうとまで書かれてたのに、サイン会で自己紹介したら知らないと言われ…。それ以来色々諦めてきた受け。
失業し友達に編集者の仕事を紹介されなんと攻めの担当に!

しかし後半になり受けが攻めへの気持ちを自覚し打ち明け、攻めも実は受けとの10年前の文通や対面を覚えてて、一目惚れでそれ以降受けをモデルに官能小説を書いてきたなんて!
再会した時のことを恨んで酷いことをして意趣返ししようとしたらなんと断らずに乗ってきたのでそのまま…と。

それからは怒涛の甘々展開で。いや受け開発され過ぎでしょう。攻めも溺愛で純文学書くから一生責任取れみたいな。

前半の滅茶苦茶さに買ったことを後悔したものの後半の種明かしでなんとか中立寄りの萌で。

1

いや、意外といい

エロ特化作品かなー、と邪推しながら読み始めましたが、意外にも印象に残るエロ作品でした(いい意味)。
あとがきで、エロは初めてと書かれていたのでさらにびっくり。

純文学出身ながら、今は官能小説家をしている武田先生。昔武田に憧れて、ファンとして文通していた夏目は、サイン会で他人のふりをされたショックで、編集になる夢をあきらめていた。
ところが、ひょんなことから官能小説家になった武田先生の編集担当に。

武田が色々な俺様Hをしかけてくるのですが、夏目に原稿を読ませながらのプレイが神々しいまでにエロいです。

ポルノグラファーやK先生シリーズ、古くは由利先生など、傲岸作家と純情編集はよくある設定ではありますが、こちらは恋愛自体は素直な流れながら、毎回のHがなまめかしく、近年こんな作品はないのでは?というくらいエロティックでした。

それでいて、夏目のかわいさ、健気さ、強さとともにストーリーがしっかり描き込まれていて記憶に残る作品でした。

1

エロと純愛。そしてほんのりツンデレ要素

見事な王道エロストーリーでした。王道なのに飽きさせない。
表紙がややダークな感じだったので鬼畜、凌辱系かと思ったのですが、全然キツくないエロです。痛い系、無理矢理系苦手な方でも大丈夫な範囲かと思います。
軽く脅されての始まりにはなりますが、基本純愛です。安心して読めてエロも楽しめる一粒で二度美味しい作品でした。

文学青年だった、主人公・夏目貴文は、学生時代憧れの作家・武田治先生と文通し、将来編集の仕事に就きたいと夢見ていました。
ところがやっと会えた武田先生のサイン会で「どちら様ですか?」と拒絶され、激しく傷つき夢を諦めてしまいます。
ところが数年後、社会人になった夏目は友人に頼まれ編集の仕事をすることに。
担当は傲慢で俺様な官能小説家・獄本龍之介。
実際会ってみると、獄本は以前憧れた武田治先生と同一人物。
まず初めに俺から原稿を貰いたかったら、この作品に出てくるような処女をお前が身体を差し出して実際やってみろと言われ…。


さてここから原稿を音読しながらのエロが始まるのですが、読み始めたばかりなのにムラッと来た先生、原稿無視して本番に突入!!(←まだ1話です)
後ろは初めてのハズの夏目、いやだいやだ言いながら、感じまくり。
もうこの表情、泣き顔、非常にエロい!!
エロもスピード感があり、擬音も多め。
(私の好きなヤツです。美味しく頂きました。ありがとうございます)。

この作品の担当を最後まで出来たなら、また純文学を書いてやってもいいと言う獄本の言葉を信じ、獄本の言いなりになる夏目。先生との関係を続けるうちに、いつしかとろける程感じるようになってしまい、先生に抱かれたくてたまらない体に。
先生にキスされそうになり、ようやく自分の恋心に気づき、先生を拒絶。「こんな気持ちのまま仕事を続けることは出来ない」と退職届を書く夏目でしたが…。

まぁ、結局2人の盛大なすれ違いと勘違いで拗れてしまったお話なのですが、獄本先生が昔夏目を知らないふりをした理由があまりにひどすぎて「お前は子供か!?それとも極端なツンデレなのか!?」とつっこみ入れたのは私だけじゃないはず。
先生の照れ隠し?の一言のせいで人生ボロボロになりかけた夏目が気の毒でした。
(まあ、より道をしつつも幸せになれたので良かったとは思うのですが)


ともかくこの本の見どころは、少しずつ心境の変化を見せつつも、どんどんエロに嵌っていく夏目と、ずっと心に想いを秘めながらエロで爆発してしまう獄本先生の激しいHシーンですかね。
必ず1話に1エロ入っているとのことなので、「お、来るか?来るか?」と別視点で楽しんでいる自分がいました(笑)
そして、作品の半分以上はエロなんじゃないかと思うぐらいエロ多めなのですが、何故か飽きない。普通これだけ見たら食傷気味になるんですけど、アングルとか、2人の心理描写とかを絡めて、ちょっとずつエロも変わっていくんですよ。
脅されながらの仕事としてのエロから最後はあまあまな恋人同士のエロへ。
そして、始め怖いと思っていた先生が最後にはギャグキャラになっていく様も面白かったです(笑)

若干、一昔前の昼ドラっぽいなという設定ではあったものの(弱みを握られ身体の関係を強要されるあたり)デビュー作でこれだけエロを描けるのはすごいし、エロいシーンの受の顔が堪らなく好みなので、また新たなエロを読んでみたいなと今から次回作、期待しております。

最後に、電子で買ったのですが、真っ白すぎて「あ、そこにあったのか…」と受の股間を何度も探すはめになり物語に集中出来ない所があったので、せめて次回はもう少し修正甘めでお願い致します。

古き良き王道設定、そしてエロを十分堪能出来る一冊でした。
エロ成分を補給したい方、おススメです!!

5

官能小説家が職権濫用した裏は…

官能小説家×新人編集者。
官能小説部門の編集部への転職間もない夏目は、誰も長続きしない官能小説家・獄本の新たな担当となった。
彼の作品を盾に、官能小説のヒロインのように抱かれろという要求を呑んだ夏目だが…

実はこの二人、まったくの初対面ではなく過去に面識があるのだ。
獄本はかつて夏目が大ファンだった純文学作家・武田と同一人物で、何度か手紙のやり取りをしていたのに、サイン会で初めて逢った時に知らないふりをされたのが原因で傷付いたという過去があるのだ。
そんな状況で無理難題を吹っ掛けられても身体を差し出す夏目に対して、獄本にも職権濫用する裏があるって事で、蓋を開ければ一途な純愛だった訳だ。
でもこれで獄本が純文学から官能小説家に転向した理由も察しがついたけれどね。
…自作の官能小説のヒロインに反映させる程に夏目に思い入れがあったんだね…

ただ、個人的にはどエロを期待していただけに、愛情を汲み取れると鬼畜・調教色ってのが薄まってしまう気がして、興奮度が下がってしまったのが残念。
夏目に関してもどうも奥手な文学少女っぽさが気になってしまい、”清楚な人が淫乱に目覚めた”って醍醐味を味わうには今一つだったかも知れない。

それにしても紙コミック版の新刊特典を見てみると、官能小説家・獄本センセーの妄想が滾ってますな(笑)
(*電子書籍版の描き下ろし内容はコメント欄にて)

同時収録作『社畜Mの不埒な残業』は、定時退社派・狩谷×がっつり残業派・瑞木のリーマンもの。
短編ながらもきっちりお仕事しています。
ライバル同士のはずなのに、まだ両想いになっていないうちから至近距離で密着している様子にニヤケてしまう。
二人ともどことなく可愛げが滲み出ていて好感が持てるキャラクターだった。

作者にとっての初コミックという事でちょこっと身体のバランスが崩れているコマもあるが、脇役の女性キャラも手を抜かずに全体を丁寧に描いているのが好印象だった。

3

渋茶

電子書籍版の描き下ろしは『緊縛乳首責め』
縛られて乳首を執拗に舐められ続けてイってしまった夏目。
余韻が残って敏感なままの身体には下着を着けたまま縛られていたものがもどかしく、「脱がせて」とねだったものの、獄本は「『脱がせて』と『抱いて』は同義なんだ!!」と更に興奮、暴走する羽目に。
ちょっと待った、なんでそーなるの!?(笑)
もはや”官能小説のヒロインなりきり”ってのは関係がなくなっている気がせんでもない…

G 先生の意外な純情と、必死過ぎる劣情。(と、エロきゅん♡)

小説家と編集って、なぜに隠微な妄想をかき立てるのでしょうね。私も好きです♡
そして、大抵驚くばかりのイケメンだったりして、その顔でもって、人気作家だったりする。
まだ学生だった頃、純文学の小説家、武田 治 に憧れて編集を目指していた夏目。熱心に送ったファンレターにいつも丁寧な返事をくれていたので、サイン会で名乗れば挨拶を交わしてくれると思い込んでいたのに…。「どちら様?」と、冷淡に返され落ち込んでしまう。後にこれは夏目のトラウマとなる。10年後、編集の仕事で再会したその作家は官能小説家、獄本 龍之介を名乗っていた。

この獄本先生が 無茶ぶり。原稿を取りたければ躰を寄越せと『小説家BLあるある』を申し付け、これまた『編集BLあるある』で、アッサリ抱かれる夏目。夏目ーーー⁈っていう。この先生が意外にも甘い。
ぬるい。全然です。鬼畜なんかじゃありません。どちらかというと、『初めてなのに、こんなに感じちゃって、なんで僕は…。』と、感じ過ぎている夏目に常に煽られているのは先生の方。
もちろん夏目は抱かれているうちにほだされているので、先生に仕事で抱かれている事を切ながるのですが。読み手側としては、先生の方が、甘く切ながっているのがバレバレなので‼︎これがもぅ、可愛くて仕方ありません‼︎ 有無を言わせず、自分の書いたとおりにしろ、と迫るのですが。セコい‼︎ アンタそう言って触りたいだけだろ⁈ 挿れたいだけだろ⁈ キスしたいだけだろっ⁈…そして、いっぱいいっぱいになった夏目にキスは拒まれます。プーッ!ちょっとした攻めザマァな展開。
先生が必死過ぎて、笑えます。萌えます。これは意外にもセコくて、可愛い。
先生も夏目を愛しているのですが、それなりに事情はあって。大人の臆病さと、意外な純情が顔をのぞかせるのです。

絵は色んな先生方の影響を受けてるなぁ、と思いました。好きな先生に似ているので読みやすいですが。あと、特に夏目、顔の大きさに比して、口が小さ過ぎる。最初、食いしばった時だけかと思ったら、ずーっと小さいので、先生の大きそうなアレは入るんだろうか?と、余計なことを考えてしまいました。

同時収録は全然関係の無い職場にお勤めの二人。私は表題作の夏目の同級生、営業の志賀と校正の泉が仲良すぎて怪しい!と踏んでいたので、この二人の話にして欲しかった。実際には志賀直哉と泉鏡花は気がおける間柄だったようなので、だから逆に仲良し設定にしたのかと色々勘ぐってしまう。作者も文豪になぞらえた名前を散りばめたそうなので、そこはもうちょっと洒落て欲しかった。
…で、絶対定時で退社するマン狩谷(イケメン)と、残業好き社畜マン瑞木(美人)の恋に落ちないわけがない、ショートストーリー♡ そもそも狩谷は瑞木を落とそうと目論んでいたので、パーソナルスペースもなんのその、顔が近い!近いんですが、思い繋がってから給湯室?でイチャついているところを同僚に見られて慌てるさまが超可愛いです!息の合った否定っぷり。もっと瑞木に色々したくて、獄本先生の官能小説を愛読してるところもご愛嬌。
そもそも獄本先生が官能小説に転向したのは…トンデモな理由だったのですが。純文学が書けなくなったとかそう重い理由では無いので、純文学を愛する夏目の為に二足の草鞋を履くことでしょう。
エッチでめでたし!な、ハッピーエロカワ、ラブストーリーでした♡

電子限定ショートは、緊縛乳首責め‼︎ あられも無く乱れる夏目に先生は、カァアーーーッ‼︎ です♡

6

僕はヒロイン

小説家と編集さん、良くある設定〜!
官能小説家と作品を音読する設定、アノ作品に似てる〜!
…という部分はありつつ、それをしのぐ面白さ、読み応えがあると思います。

受けの夏目くんはいつもスーツに身を包んでいますが、何となくフェミニンで可愛らしさが滲んでます。
攻めの官能小説家(元は純文学作家)の嶽本は、和服なんか着てイカニモ〜な「作家」スタイル。
そして作家x編集者設定の鉄板、パワハラ+セクハラで、原稿が欲しければ処女をよこせ、と。
というわけで、毎話にエロがガッチリです。
全編にわたってエロ多めなんですが、嶽本に抱かれ、開発され、感じて感じて…の中に嶽本への恋心がどんどん募っていくさまが何とも切ないのです。
私は受けがHの時泣き出すのが苦手なんですけど、この作品は嶽本が当初は鬼畜/傲慢設定ながら何故か甘美な空気が漂っていて、悲惨さや不憫さなどはあまり感じませんでした。
お互いが本心を隠しているために起こる行き違いという王道的すれ違い展開もありますが、夏目くんが自分の意思で2人の関係を変換させていきます。
嶽本の方も…というのはちょっとご都合的だったかなぁと感じましたが、想いが通じあってのエロは特にアツく描かれていて、率直に良かったなというエンディングでした。

「社畜Mの不埒な残業」
もう1編収録されている短編。リーマンもの。
会社の同僚で絶対定時で退社する同期内でナンバーワンの狩谷と、残業したいマンの社畜上等・瑞木のペアが組んでプレゼンする事に。
すると狩谷は信条を曲げて残業に付き合ってくれて、瑞木は狩谷って実はいい奴じゃん…と意識し始め。
実は狩谷が瑞木を好きだったのでした、というお話です。
短編なので展開は少々唐突ですが、仲良しさんになった2人の姿は思いがけずカワイイ。

デビュー作でかなりクオリティが高いと思います。今後の期待も込めて「萌x2」で。

9

女性っぽい受けが好きな方にはオススメ!

官能小説家と担当編集。
独特のエロスな感じが好きな組み合わせです。
エッチしながら朗読したりさせたり。
小説世界そのままに、官能的な空気を纏っていたり。

夏目(受け)は友人の紹介で官能小説家・獄本の担当編集となる。
獄本と顔を合わせてみると、以前夏目が敬愛していた純文学作家の・武田治だった。
夏目には、武田との間に苦い思い出があり…

そんな中、「自分の原稿が欲しければ、体を差し出して執筆協力をしろ」という交換条件を出された夏目は、それを受け入れることに…

以下、読んだ感想をそのまま書いていきます。
自分の中で評価が二転三転し、最終的にどうつけたらよいのか迷いました。

読み始め、まずこの攻めの小説家(獄本)が…
俺様暴君でムッツリなエロ小説家で、なんかムカつく…。
なんか嫌だーー!と。
処女の編集(夏目)をとろっとろに開発していくのが読みたいのに、ファーストプレイが「手始めにフェラからやってもらおうか」だと…?
(えー、そういう系なの?男性向けエロ本にあるような "ご奉仕モノ" みたいなのはあまり好きじゃないんだよなぁ…)
(でも受けは感じやすいし、2人の間には実は過去に何らかの誤解みたいなものがありそうだし、面白い展開になるかな!?)と思いながら読み進めると…

焦らしながら強気に攻める獄本がたまに見せる、切なげで苦しそうな表情が気になり始めます。
お互いの感情も徐々に見え隠れし、夏目は夏目で開発も進み、どんどんエロい反応をするように。

誤解やすれ違いが解消され、想いが通じ合う2人。
夏目にとって苦い思い出になっている出来事の原因が「えー!そんな理由だったのー?獄本(当時は武田)センセ、そりゃないぜー!」ではありましたが、ちゃんと想いを伝えられてよかった。
その際の夏目の反応が可愛かった〜!
清楚な淫乱。まさに獄本の小説に出てくるヒロインそのものです。

エロは…
官能小説との絡みや夏目のキャラ的に、女性らしい反応の受けだと思います。
めちゃくちゃ感じやすく達しやすくて、攻めが抱き潰したくなるのわかります!
しかし夏目くん、あれだけ激しく乱れて欲するのに、清楚に見えるとはこれいかに。

最初あれだけむっつりスケベの暴君ヤロー!と思った獄本も、最後にゃ「どちらがホントのあなたですか?」と疑うほど、あまあまに。
長年の罪滅ぼしとして、夏目のことを大切にして欲しいです。

同時収録作〈社畜Mの不埒な残業〉
残業NGな優秀社員×残業大好き社畜社員による、リーマンもの。

この作家さん、エッチのとき受けが女性っぽいのは特徴なのでしょうか。
スラリと筋肉のない美脚すぎて、腰から下だけ見ると、完全に女性に見えます。
修正がぼんやり白抜き(シーモア版)のため余計に。
表題作では攻めが蟻の門渡りを、挿入中常にいじり倒してます。
中からと外から、同時に前立腺をいじるこのような責め方はエロくて大好き!なんですが、
ところどころ修正がぼんやりとして輪郭もないため、肌や背景と一体化しすぎていて、tnkの存在感がない箇所がある。なのでそれが女性への愛撫に見えてしまうんですね。
この修正にはさすがにガッカリしてしまった…

媒体によって修正も異なるかも知れませんので、ご確認のうえご購入されることをオススメします。
かなり大きく影響すると思いますので、ぜひ甘めのものを!

9

ほんとうにあった1話1エロ


先生のインタビュー記事を拝見して購入を決めました

美しい絵を描かれる方だと思ったのでそこまで期待していなかったのですが

1話目からえっろ…!!!

すごいぞこれは、何がって絵柄と内容のギャップがすごい。
作中に、清楚な淫乱、という言葉が出てくるのですが、先生の可憐な絵柄とエロ濃ゆい内容がまさしくそんな感じなんです!
寒い室内で読んでいたのですが、股間だけが早急に暖かくなりましてね、
最後までぬくぬくしながら読む事が出来ました。ありがとうございました。


簡単に二人の事を私が感じたように書きますと

攻め先生は顔つきこそ意地悪そうで俺様みたいに見えましたが、そこまでではなく。作家先生然とした構えで、野獣、猛獣というよりは、受け君の前ではすこぶる顔が良いエロおやじみたいな雰囲気を感じました(すごく語弊がありそうですが、二人の年齢的に実際そうなんじゃないかな?)
でもなんとなく要所要所で、すぐに熱くなり過ぎでは?と思ったのですが、後半先生の気持ちを知って、そら仕方ないわなと。熱くならないわけがない訳がありました。
攻め先生の閉じたときの唇が ω みたいな感じなのが個人的に可愛くって好きでした。

受け君はおとなしめの子かな?と思っていましたが、美しく柔和な顔をしていても1話目から言いたいことはちゃんと言える子だったので、うじうじ受けが苦手な私には魅力的に感じました。
どうされたい?と聞かれなくとも大きな声で
前触って!
って言える子は可愛いですね(笑)
攻め先生の肉厚な唇とは違い、受け君はちいちゃくて可愛いお口です。
困ったり恥ずかしい事があると唇をかんでぷるぷるしてしまう所が子犬ちゃんみたいで、見ているこちらまで嗜虐心をぐぅっと煽られました…。


エロスの方は言わずもがなですが、個人的に新しいと感じたのは

会陰を撫でて前立腺を責める

というシーンでした。
蟻の門渡り、とも言われる部分ですが、裏には前立腺があるので気持ちいいらしいんですよ。攻め先生は受け君に

自分の書いた官能小説を読ませながら
直腸を陰茎でえぐり上げ
まるで女性器をいじくるように会陰を刺激して

いるんですよ。すごい、もう、いじめられてるんですよ…、受け君も事情があってイヤイヤしながらノリノリなので、最っ高なんです…。

描写もすごく好みでして、部分的に描かれるより、受け攻めの全身を沢山見せてほしい派なのですが、それういうコマが沢山ありました。
せっかく二人が一つになっているというのに片方だけ、とか、その部分だけとかにどうしても逃げがちなのですが、むしろ前述したようなコマが少ないくらいでした。

ずっとお互い何かしらお洋服を着ながらの行為でしたが、打ち解け合った最後は壁がなくなったように二人剥き出しでセックスしていたのが、なんとも満たされた気分になりました。

一番好きなコマは4話目の最後のコマです。
受け君のおしりが可愛すぎて……!!(間違った感想)


エロエロでとろとろで、体を暖めたい方にはもってこいの作品だと思います。
神2ぐらいです!!

24

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