この恋は、心も身体も満たされる――…。

触れたとこからキモチいい

fureta toko kara kimochiii

触れたとこからキモチいい
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神14
  • 萌×214
  • 萌32
  • 中立3
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
11
得点
225
評価数
66
平均
3.5 / 5
神率
21.2%
著者
小木カンヌ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス moment
発売日
価格
¥660(税抜)  
ISBN
9784801964242

あらすじ

サラリーマンの沖谷は、頼れる同僚・先輩として社内でも人気が高い。
それには理由があり、実は沖谷は他人の喜怒哀楽オーラを感じ取ることができるため、良好な人間関係を築けている。

『こいつ、ほんと俺のこと好きだよなぁ』
無表情で朴訥とした後輩・古賀の感情も、オーラが見える沖谷には良く分かる。
彼の気持ちが“そういう対象"として自分に向いていることも…。
沖谷は古賀の想いに気付いていないフリをしたまま、優しい先輩を演じる。

しかし、その一方で、古賀から発せられる“好意(オーラ)"との相性が良く、あまりにも気持ちよすぎて、沖谷は彼の好意をより感じるために直に肌に触れたい…と、欲を出してしまい――…! ?


朴訥として一途な後輩ワンコ×恋愛に深入りしない美人系先輩の心安らぐ大人のピュアストーリー
満たされ度120%! ! !

描き下ろしマンガ8ページ収録!

表題作触れたとこからキモチいい

古賀 後輩サラリーマン
沖谷 先輩サラリーマン,他人の喜怒哀楽がわかる

その他の収録作品

  • おまけ(描き下ろし)

レビュー投稿数11

見えなくなって 見えたもの

見えていたものが見えなくなったら
見えなかったものが見えてきた

他人のオーラが見える沖谷(受)は、他人の顔色を伺うかの如くその力を上手く使い、上っ面な人付き合いをしていました。そんな沖谷の癒しは、自分に好意を寄せている古賀(攻)と飲みに行く事。ある日古賀からの告白で2人はお付き合いを始めますが、"好意を寄せてくれている"というオーラが心地よいだけで、古賀のまっすぐな気持ちに同じだけ答えていない自分に罪悪感を感じてしまいます。それでも徐々に距離は近づき、2人はめでたく初H!その矢先、いつもの心地よいオーラを女性に向けている古賀を目撃してしまった沖谷は、過去のトラウマを思い出し、体調を崩します。それからオーラが見えなくなり…。
オーラが見えなくなったら不安、古賀が浮気しているのでは無いかという不安…悩む沖谷は古賀と距離を置く事に。数少ない沖谷のオーラの話を知る門倉に相談に乗ってもらい、沖谷は古賀と向き合う決意をします。浮気を疑っていた事や、それが姉だったというオチ、オーラの話もして、2人は互いの想いを伝え合って、幸せになったのでした(^^)

門倉の、オーラが見えなくなった事や古賀への不安を口にする沖谷への助言のシーンが好きです!
オーラが見えるから本心を知るのが怖い
オーラが見えないから本心が分からなくて怖い
ワガママでビビりすぎ
オーラが見えなくても告白してきた古賀が頑張ってるんだから 沖谷も頑張ったら?
その通りですよホント!!!!!

オーラが見えない普通の人間になっただけだから、沖谷の悩みに対して何が問題なのか分からないと門倉は沖谷に話します。誰だって本心は他人からは分からないものです。だから不安になって悩みます。悩むのが当たり前です。でもその"当たり前"に今まで直面してこなかった沖谷は、その"分からない不安"を知りません。初めて"分からない不安"を悩みます。門倉は、浮気が心配なことや恋心的な部分に対してではなく、"分からない不安"に対して、それが普通の人なんだから、それ自体を悩むことは何の問題もないと言いたかったのかなって思いました。

今までオーラが見えていたから、オーラばかり追いかけていたから、その奥の"気持ち"を沖谷は見ていなかった、見えてなかったんだと思います。オーラが見えなくなったからこそ、意識は別のところへいき、見えていなかったもの・見えなかったもの・見ようとしていなかったものが、見えてきたんだと思います。すごく深いですよね。

最後までオーラが見えるようになることはありませんでしたが、私はその終わり方をしてくれてよかったと思っています。もしかしたら、またオーラは見えるようになっているのかもしれないけど、オーラよりも大切なものが見えるようになったから、何が自分に大切かが分かるようになったから、そこへはもう、目は向かないのかもしれないですね。

10

見えることと、言葉のほんと

小木カンヌ先生のデビューコミックスです。
人のオーラが見える沖谷と、職場の後輩の古賀のお話。

沖谷にとって、オーラって確実性のあるデータみたいなもの。見えると人間関係に役立つし、沖谷の事を大好きな古賀のオーラは気持ちいい!緊急お直しキットみたいな感じなんです。
でも、古賀の好意を知りながら恋にはならないとか宣言しちゃったり。

なかなかなわがままさんですよね~
でも、古賀とセックスしてからオーラが見えなくなるんです。
確実性の有るデータなしでは、不安定になってぼろぼろ。でも、沖谷がオーラが見える事を知っている同僚と話してから、初めてオーラ無しで人と向き合って行こうと気づくんです。

古賀は愛想なしだけど、言葉に嘘がない。お互いに言葉と態度で伝えるには、嘘がない真実の人なんです。
沖谷が、気づいた事はほんと良かった!

ところで、古賀は黒髪短髪年下垂れ目、ガタイ良し。かなり年下攻めとして優秀なスペック(私的にです!)
2人のセックスとか、いわゆる美人受けの沖谷とベストマッチでした。
ちょっと臆病な沖谷と天然混じる古賀の恋になる話。読んでみて良かったです。

きれいな作画で、小木カンヌ先生の作品を追ってみようと思いました。

あ、私はオーラ見えなくていいです。みたくない事の方が多そうですしね!

0

表紙が色っぽ過ぎる❗

まず表紙の沖谷くんのうっとり顔にノックアウトされてポチりました。巻頭イラストの流し目もゾクゾクするくらいセクシーで、これを手元で拝めるだけでも充分元取れるな、と。でも、想像以上にストーリーやシチュエーションもよくできていて面白かったです。生真面目な古賀くんが発するオーラの心地よさに惹かれて、好きでもないのに距離を詰めようとする沖谷くんですが、いつの間にか正直で誠実な古賀くんを本当に好きになってしまいます。ところがある日突然オーラが見えなくなってしまい、戸惑ったり空回りしたり…。
普段はイケメンのサラリーマンな沖谷くんが、エチシーンになると頬を赤らめて伏し目がちになるのが美人受け好きにはたまりません。黒髪短髪タレ目の古賀くんも男っぽくて好みでした。
ただ残念なのが、服の仕立てをやっていたせいか衣服の描き込みの甘さが目についたこと。Yシャツやジャケットの胸ポケットが描かれていなかったり、襟元が平面的だったり…
人物がとても魅力的に描かれているだけに気になってしまいました。
でも、この作品がデビュー作とのこと。これからが楽しみな作家さんであることは間違いなしです❗

0

これは萌えた!!


部下×上司で受けはオーラが見えてしまう体質。
といっても「悲しい」「嬉しい」の二パターンくらいの大まかなもの。
ちょっとスピリチュアルな能力ですが、そのおかげで世渡り上手。

一方、攻めはというと自分に正直に生きていて、そのせいか空気が読めないし、嘘はつけない性格。
人に気を遣うのも苦手で人付き合いが悪く、受けとは正反対で表情が読めないのですが、オーラは正直。

受けに好意を抱いていて、実は内心メロメロ。
受けの行動に一喜一憂するオーラが可愛くて、ちょっかいを出していたのですが、ある日受けの方が我慢できず手を出してしまいます。

そこから二人の関係がグンと近づきます。
攻めから告白されるも、受けはオーラが見えるが故に人間不信に…。

そのため、「本気の恋はしないけどエッチしたい受け VS 好きじゃなければエッチしない攻め」が確立。
エッチはしないものの、デートをしたりとなんだかんだ甘い恋人同士のような二人。

やっと決意を固めるも、突然オーラが見えなくなる受け。
まるで魔法が使えなくなってしまった某少女のようですね。

オーラが見えなくなり、途端に人の感情が察せなくなった受け。
もちろん攻めの感情も分からない。

恋に不器用だけれどお互いを想い合う二人が、どうなるのか…気になる方はぜひ購入してみてください。

0

とにかく 手 がエロい!

私はこの美しい表紙を眺めているだけで
なんだか気持ちよくなれます…

作画は非常に洗練されていて、特に手の描写が魅力的でした。
中性的な男性の筋張った綺麗な手と言うよりは、厚くて本当の男の人の手みたいな肉感なのです。

その現実に近いような手が
男の胸を押したり、優しく頬を包んだり、挿入前にペニスを掴んだり…(ん?)

とってもエロい手で溢れているんですよ…!


お話の内容は、ちょっとツッコミは入るかな?と思われる箇所はありますが、特殊設定がメインのお話とはいえ、恋愛漫画な訳ですから、軽く受け入れてしまってお話の続きを楽しめれば良いんじゃないかなぁと私は思います。

展開も流れも、悪く言えばそこまで起伏はないものの、癒されるために読むには最適の内容でした。


本当に受けさんが気持ち良さそうな表紙だと思いませんか…?
共感して下さる方はきっとお話も気に入って頂けると思いますよ…!

8

どっちも素直

古賀(攻め)の生真面目さが目立ちますが、結局のところどっちも素直。というか真面目。
真面目で素直な二人がそれゆえにすれ違う可愛らしさよ。
あと古賀の、真顔のまま行動力にあふれているところが癖になります。

0

オーラがみえたら?

思っていた以上によかったです!
ファンタジー要素ありのお話なのですが、
それぞれのキャラがたっていましたね。

人のオーラが見える沖谷は、
後輩・古賀のオーラを気持ちよく感じます。 
それは、古賀が沖谷に好意を寄せているからで……

オーラ目的に付き合う沖谷ですが、
古賀が真面目で全然手を出してきません。

古賀が無表情でオーラがないと感情が掴めない^^;
だから沖谷もオーラに頼ってるわけですが、
ある日を境にオーラが見えなくなってしまいます。

古賀の気持ちがわからなくなった沖谷が、
オーラに従うよりも自分の気持ちをに従う事を選び、
古賀に素直な気持ちを伝えるところが良かったです^^

古賀は分かりにくいけど憎めない男で、
Hに関してはデリケートなところは面白かったです。

とても可愛くて幸せオーラ溢れる素敵な作品でした♡

0

エスバー?と誠実男の恋

作家さんのデビュー作とのこと。
とてもそうは思えないくらい、絵がきれいだし表情が細かい。なかなか面白かったです。

人のオーラが見えるという沖谷。一方、後輩の古賀は、沖谷のことが大好き。オーラがだだもれしていて、沖谷はからかい半分で親しくしている。
でも、実際に触れてみると驚くほど古賀のオーラは気持ちよくて。。

特殊能力故にこれまでまともな恋愛をしてこなかった沖谷。恋愛初心者で、古賀との関係をどうしていいかわからない。
秘密をしる同僚に恋愛相談しているところがかわいいです。

一方、古賀は無口で誠実。嫌がるようなことはすまいと沖谷への気持ちを必死で抑えつけているけど、沖谷のことが大好き。

沖谷が古賀を好きになって、初めて能力がなくなるところが、まあそうかなと思う。本気で付き合っても他人のオーラが見えるづけるというのも帰ってしんどいかも。

能力がなくなって、古賀の気持ちが分からなくなっても、また一から恋愛を始める二人がかわいいです。

0

特殊設定が面白かった

他人のオーラが見える主人公の受けが、後輩の攻めからなつかれてるのが読者視点でもよくわかるのが微笑ましいです。自分の能力を悪用しない主人公の人柄も好ましく読めました(多少攻めを翻弄するくらい)。自分の能力をきっかけに、攻めとの関係性や自分の攻めへの気持ちの動きに悩む受けが健気です。攻めは年下忠犬攻めと言う感じで、硬派なところも見えるのがいいなと思いました。絵柄も攻めはキリッと、受けは柔らかい美人な雰囲気で描かれていたのも素敵でした。

0

オーラ

好意や嫌悪や嘘、その他色んなものが目に見えてしまったら本当に大変な毎日だろうなと思いました。
沖谷はそれとうまく付き合ってオーラが見えることを長所のようにしていたけど、疲れてしまうのも無理はないな、と。
だからこそ古賀と居て癒されたくなったんですよね。
恋心は否定していたけど、本当ははじめから惹かれるところがあったんじゃないかな~

表情があまり変わらない加瀬の男らしい雰囲気はすごくよかったし、空気の読めないバカ正直っぽさもかなりツボでした。

0

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