感応性プレイシングス

kannousei play things

感応性プレイシングス
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神62
  • 萌×254
  • 萌45
  • 中立11
  • しゅみじゃない5

--

レビュー数
22
得点
672
評価数
177
平均
3.9 / 5
神率
35%
著者
緋汰しっぷ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
発売日
価格
¥660(税抜)  
ISBN
9784801962842

あらすじ

SMバーでバーテンダーをしている遊良の前に客として現れた、野分という男。
明らかに付き合いで来たと分かるほど一歩引いてはいても、
品がありつつ笑顔も見せる優男なのに妙に慣れた口調で
「遊良くんならいけそう」なんて、からかうように誘ってくる。
遊良のことを尻軽なゲイだとなめきっている野分にイラつき、
もてあそんでやろうと挑発に乗ってやる遊良だったが……。

形勢逆転!マウントを取られ、ぐずぐずにされてしまい――!?


本当に支配されているのはどっち?

下半身凶悪なノンケ優男×穴で男を支配する女王ビッチ♂
腹黒オトナ同士、探りあいのマウントゲーム

表題作感応性プレイシングス

29歳,ショップ経営者
24歳,SMバーのバーテンダー

その他の収録作品

  • ACT.6(描き下ろし)
  • カバー下 キャラ紹介
  • あとがき

レビュー投稿数22

No Title

遊良(受)→SMバーのカウンターと、平日昼間はレストランのキッチン。
智宏(攻)→ショップ経営者

遊良が働くバーに付き合いで智宏が来て、2人が出会ったところからのお話。ただ、遊良は智宏に対して印象悪く、身体を重ねてもそれは自分が主導権を握れなかったことに腹を立て、そのリベンジのために次にまた会おうとする。最初の頃は智宏の考えがよめず、つかめない人という印象でした。逆に遊良は負けず嫌いの強気美人。
遊良がそうなったのは、過去に理由があり理解出来るのですが、智宏はいつから遊良を好きになったのか?ペットとしてではなくというのが、ちょっと摑めませんでした。
展開としては、とてもおもしろく、途中不穏な感じで、ヒヤヒヤしました。最後は互いに言いたいことを言える仲になり、ハッピーエンド。ただ、最後まで智宏のキャラが掴めなかったのが、残念でした。

1

もうスパダリでええやん

受けのビジュアルに惹かれて購入。ドS同士のマウンティングを期待したら、
まあ… あまりそういう感じじゃなかったのでちょっと残念。

遊良くんは面白かったです。でも攻めの智宏が、ねぇ (^v^;)

キャラが不安定っていうか、都合によって性格がコロコロ変わる。
生意気なヤリチンだったり腹黒Sだったり、最終的に一途なスパダリに⁇
その1つ1つの顔が上手く混ざり合ってなくて、毎回「オマエ誰や」ってなる。

そんな奴だから逆にすべてが噓っぽく見えてくる。
王道でも最初からお人好しなスパダリの方が刺さったと思う。

1

展開がミステリードラマ

 二人とも、あいつの事遊んでやろ〜って思ってるのが面白い。
 受け優位が大好きマンにとって満足のいく一冊。
 ただそんな軽い話ではなかった。
 ストーカーの話はすごくミスリードでビックリ。上手いミステリードラマ並みに「!?」ってなる。
 後半の怒涛の展開を迎えると、序盤の遊良が野分に言った「最初の印象が悪いものほど〜」ってセリフが伏線に思えてくる。
 
 今まで寝てきた数多の男からの贈り物(服)を巡ってのやり取りが、性癖に非常に刺さった。
 この作品、キャラクターから展開まで全てにおいて、いい意味で恐ろしい。

2

女王様受け最高

最初に読んだ時はまあ萌か萌2ぐらいかなという感想だったのですが、読み返してみたら"下半身凶暴"攻め×女王様受け っていう性癖ドンピシャ設定+しっぷ先生なのになぜ萌えなかったんだ?!と思いました。

女王様受けには屈する攻めよりも、女王様を手懐け対等に付き合える攻めがお似合いですよね…最高です。

なによりもゆらくんの色気すごすぎませんか!あんなのに迫られても余裕綽々でいられるちひろすごい…そしてツンデレ女王様なのに意外とかわいいところもあるゆらくんが本当に好きです…付き合ってからの2人がもっと見たいなと思いました。

1

いろいろ惜しい

なんだろう、、いろいろ惜しい感じです。

まず、作画。儚綺麗な感じなんですが、身体のバランスが結構崩れるところがあり、エロに集中したいエッチなシーンで「ん?」が多発し、集中できませんでした…。

メインCPは、経営者攻×フリーター受。自信ありげな客を逆にメロメロにする!的な設定だと思うんですが、その説得力がちょっと薄いかな?痛々しい過去も、会社員時代の話も、バーのオーナーとのあれこれも、後輩くんのストーキングも、詰め込みすぎたせいかなんだか空中分解している気がしました。強気ツンデレという設定は好きです。

1

こういう攻め好き

とても色っぽい絵を描かれる作家さまで、特に遊良の表情に何とも言えない艶があって惹かれました。

実はこちらの作品はかなり前に読んでいて、評価だけしてたのですが再読して良かったのでレビューを書いてみようと思ったんです。

最初はどちらも相手にそれほど気持ちは無くて、遊良は抱かれた時に主導権を握れず馬鹿にされたから見返してやろうと、智宏に至っては遊良の二面性に興味を持っただけでした。

そんな二人が遊良のストーカーをキッカケに一緒に暮らし始めるんですが、智宏が遊良の髪にドライヤーをかけたりしてとっても甘いんです。そんな暮らしが遊良は心地良くなって来た時にとある人物に傷付けられる事があって、智宏が心配するのに遊良は反発して部屋を飛び出して行ってしまいます。

ここからまた違う人物によって、遊良が危害を加えられるんですが、そこに出会した智宏の怒りに本気を見てギュンと来たんです。
車の中での遊良の話した過去の出来事は痛々しかったですが、また逃げようとする遊良の手を掴んで不器用ながらに本心を伝える智宏にキュンキュンしました。

それからの二人がとても幸せそうで、エロは多いのですがそれだけじゃない稀有な作品でした。こういう攻め大好きです。

2

絵が綺麗で耽美的

表紙絵の綺麗さに惹かれ、購入しました。
期待通り、とても絵が綺麗で
線が細く少し儚げな美人受の雰囲気によく似合ってる感じ。
読んでて読みやすいです。

柔らかい雰囲気だけど隠れドSな攻・智宏と
強気美人受・遊良のマウンティングラブ。
お互いに興味本位で身体の関係を持ったところ、どんどんお互いに惹かれていくストーリー。

過去のトラウマで自己肯定感が低く、自分には身体しかないと思い込んでいる遊良。
その遊良の強気な態度が、
智宏に甘やかされることで徐々にグズグズになっていく様子がたまらなくキュンとします。

Hシーンもとても耽美で。
ちょっとSMプレイもあって、刺激的です。

読んで損はしない1冊かと思います。

1

「体はこういうふうに 使えばいいと 知っている」

という帯通り、一筋縄ではいかない受けの話です!この謳い文句最高ですよね!!笑
いやぁ、遊良くん最高に可愛いです
とっても魅力的に智宏を誘うけど、腹の中はドス黒い…笑 お互いがお互いを利用している気になっている二人が、次第にそれ以外の感情も持ち始め…?
遊良くんが少しずつ智宏に心を溶かされていく過程が絶妙で、でも知らず知らずのうちに夢中になっているのは智宏も同じで、
全く素直でない二人が本当に大切にしたい相手に気付く、個人的に愛しくて仕方がない作品です。
絵も綺麗で非常に見やすく、遊良くんが優位に立っている時と攻められている時との表情の描き分けが素晴らしいです。そしてどっちもえっち。笑
読み応えもバッチリで、何度も読み返している作品の一つです。おすすめ!!

1

けしからんほど良い!

なんだ、これはああああ!!
すごく好き!

最初の駆け引きのところから既に好きでした。
あとはもうどんどん引き込まれ放題に引き込まれてしまいました。
寂しい…。読み終わってしまったことがこんなに寂しい…。

自分を見下してくるノンケを手玉に取るのが好きな遊良に「男は経験ないけど、遊良くんならイケそう」と声をかけて来た智宏(チヒロ)。
今までならサクッとからだでグズグズにできたのに、智宏とはそうもいかなくて…。

まずいきなりSMバーです。
と言っても遊良はバーテン、智宏は友人に連れられてきただけ。
そんなわけで「女の子とはいつでも遊べるし、男もいいかな」的なノリで遊良を誘ってくるのですが、いつもと違ってなかなか主導権が取れないことにムキになってしまうのですよ。
そこから誘い誘われ、主導権の取り合いが始まるわけですが。

遊良は美人、智宏はイケメンです。
これだけでもう好き。
駆け引きのところでお互いに優位に立ってるつもりなのが、このあとどうなるの!?とハラハラドキドキします。
途中までそういう軽めの、クールな大人の遊び方で貫くのかと思いきや、遊良にストーカーが現れたり、避難場所として智宏を利用しようとした結果、一時的に同居しちゃったり、SMバーのオーナーが執着を見せたり、といろいろなイベントもありました。

最初は遊良が結構負けっぱなしで、「えー、そこで誘いに乗るなよー。一回焦らそうよー」と思ったものですが、結局何だかんだ言って会いたかったんでしょうね。
智宏の方も週末行けない週が続いて、平日に誘っちゃうくらいには気になってたり。
優位に見えていた智宏がハマっていくのが最高でした。
だってほんとほうっておけないタイプなんですよね、遊良が。
つらい過去があって、でもそれを忘れちゃいけないと思って、必死に強がってひとりで立ってる。そんな美人。
ストーカーに襲われても、その子のことを考えて被害届は出さない。そんな美人。
懐いたかと思ったら、突然いなくなっちゃう。そんな美人。
ええ、ほうっておけませんとも、そんな美人ならば。

智宏のスパダリシフトチェンジも小気味良くて。
後半は「もう好きじゃん!」っていう感じの智宏を存分に楽しんだあとの、描き下ろしで死ねる。萌えた。まっしろに萌え尽きました。

ストーカーに関しては「絶対この子だな」っていうので当たりだし、ストーリー展開はわりと予想通りでしたが、智宏が落ちるのが予想よりも早かったです。
先が読めてもどきどきするし、美人とイケメンだし、ふわふわいい気分で読める作品でした。
もう、表紙から良いですよね。家のカーテンにでもしたいくらい美しい。
本編も表紙の期待度を裏切りませんので、ぜひ。

4

攻めの人間性を掘り下げたくなる

 序盤、遊良がこの可愛い顔で智宏を喰ってやる、くらいの勢いだったので、タチ専がネコに堕とされる話?と思いましたが違いました(笑)。遊良はあくまでネコとして主導権を握りたいタイプ。掴みが既に面白いですよね。でも、彼は最初こそ智宏相手にも主導権を握れるものの、途中で呆気なく形勢逆転されて主導権を奪われてしまいます。タチだったのがネコに、という流れではないけれど、強気なネコが初めて弱みを晒すという意味ではちょっとした下剋上要素もある作品です。

 2人の関係は何か劇的に変化があるというわけではなくて。お互いの気紛れによって始まり、いつでも気紛れに終わらせられるフランクな関係。それをだらだら続けている中で、僅かな心境の変化がじわじわ広がっていき、変わっていくという印象でした。私が物足りないなと感じたのは、智宏の心情描写。終始遊良視点で描かれるので、どうしても智宏の気持ちは推測するしかなく。時折彼のモノローグもあるけれど、そこに至る思考回路を知りたいわけです。遊良よりも智宏の方がずっとミステリアスで、どういう人生を送ってきた人なのか気になるんですよね。なので、できれば彼を掘り下げる話が1章でも入っていればもっと良かったかなぁと思いました。全体的には、エロもストーリーも十分良質で満足です。

1

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