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こじらせプレイボーイと天然記念物級ピュア青年のリバラブ、爆誕!
kanashi
大学生の翔真は、ある晩ゴミ捨て場で潰れていた酔っぱらいを連れて帰り介抱。するとその相手は中学の同級生芦田だった。バイだという噂で皆から疎外されていた芦田をそのまま泊めてあげると、夜中に咥えられてる感覚で目覚めて…。
行くところのない芦田とのおかしな共同生活がそこから始まるのだけど、掴みどころのない芦田に振り回されてるうちに翔真は彼に惹かれていって…。
追えば逃げ好きなのに遠ざけようとする、その気持ちの裏の本当の理由に辿り着いた時2人は!リバ展開ありだけど自然で違和感なし。めちゃめちゃ可愛くっていじらしい2人だった♪
描き下ろしも最高だ〜!タイトルの「愛し」は「いとし」ではなく「かなし」と読んで、愛しいのと哀しいのは似てるのだな…と思ったりした。
くれの先生の作品は「メイジー・ラヴを綴って」が初読みだったのですが、世界観がものすごく刺さってきて。
ぜひ過去作も読んでみたいと思っていたので、シンプルながらも心掴まれるタイトルのこちらの作品を購入してみました。
リバは好きでも地雷でもないので、帯にある「BL史上最高のリバ、誕生」というのにはそれほど惹かれなかったのですが。
読んでみて、彼らの「リバ」は身体の関係だけを指しての言葉ではなかったのかなと感じました。
そういう部分も含めての「史上最高」なのだと解釈。
これまでたくさんの人と恋愛をしてきた芦田ですが、彼自身が成長できるような人とは出会えていなかったのでしょうね。
精神的に成長できないまま同じことを繰り返していた彼の日々は、翔真と気持ちを通わせた後、きっと変化していくんだと思います。
人を好きになることには理由なんてないと芦田のほうが良くわかっていたはずのに、翔真相手には衝動に身を委ねられずに臆病になってしまう。そんな芦田の人間らしい未熟さがすごく愛おしくてたまらなかったです。
そんな芦田に対して翔真はとっても大人な思考を持っていて、そんなところにも芦田は惹かれて救われたのかなと感じました。
とっても深くてグイグイ引き込まれて一気読み。
やっぱりくれの先生作品の世界観、好きだなーと再認識しました。
他の作品も読んでいこうと思います。
私なんぞに「深さ」を語るなんて不届き千万!笑止!とは思うのですがこの秀逸なタイトルに心が動いて仕方がないんですよね。
語らせて下せぇ……
この「愛し」は古文での「かなし」の意味が1番近いのではないかと思うんです。
通常の「かわいい、いとおしい」という意味より「心がひかれる、心にしみておもい」こっちの意味合いが大きい気がします。
【心にしみておもい】だからその重さが「かなし」なのかなと。
くれの先生は本当に人間が抱える様々な感情を掬い上げ、そして救い上げるのがド級にお上手!
今回は一言では片付ける事が難しいようなグチャグチャした感情を「リバ」という、ある種試すような行為を用いる事で表現させていらっしゃる。
「どこまで自分を受け入れる事が出来るの?」という芦田の「業」とも言える重い想い。そしてそれを拒否するどころか受け入れ、芦田に委ねる翔真。
これ、本当にBLとしての心情部分のストーリーがめちゃくちゃしっかり描かれてる珠玉の1冊だと思うんです。
ただ、やっぱりこの帯の【BL史上 最高のリバ誕生】は良くなかったと今でも思ってしまう…
リバというプレイでの意味合いで手に取る人も、逆に敬遠してしまう人もいたハズ。
確かに、この作品での2人のリバは最高のリバだとは思いますがそこを宣伝の全面に出すべきじゃなかったのに…と戦略には一言モノ申したい気分です。
どうか、この帯に煽られず、リバに惑わされず2人のまだ成熟し切らない青年のBLをじっくり読んで欲しい。。。
再会BLとしてもとても萌え所のある作品です。
少々糖度は少な目ですが、それもリアルさのある表現かと。
でも「それから」の「それから」とか…いつか見れたらなぁーと想い続けられる愛しい(いとしい)2人のお話しです。
読み返し。
流されやすい翔真と、中学校の頃の同級生の芦田のお話です。
なんだろう…リバ云々と言うより、同性愛に対するお話が主体になっていて
同性愛について深く考える作品でした。
翔真はノンケなのですが、そんな翔真が芦田を好きになります。
芦田は翔真のことを考えて突き放すのですがー…。
きっと、芦田よりもっと他に良い人はいると思うんですけど、
翔真が健気で一途で応援したくなります。
終わり方が終わり方で、これからどういう風に二人の関係が変わっていくのか
もっとこの二人のこれからが読みたくなりました(*´▽`*)
すごく個人的なことになっちゃうんですけど、
この作品を買った当初、リバの意味が分からなくて
なんだろうこの帯?と思い買って読んで、最後まで読んでもリバの意味がわからなかった当時を思い出します。
私はこの作品がリバデビューで、その後リバの意味を知りました。
リバが地雷の方もいらっしゃるので、こうやってわかりやすくリバって書いてくれてると有難いだろうなぁと今なら思います。
落ち着いた印象の表紙そのままに、じっくりと二人の心情が丁寧に描かれてるのは良かったです。しかし、最終的に両想いになってるのに、なぜかスッキリしない読後感でした。
翔真くんがメチャイイ子で、芦田が自分でも思ってますが、芦田には勿体無いと思ってしまいました。うーん、芦田に惹かれるのがちょっと納得し辛いかなぁ。なので萌えが不完全燃焼でした。タイトルの「愛し」から、勝手にラブラブなリバップルな話かと変な期待をしたせいかもしれませんが。
二人ともノリノリでリバってるのが本当のリバだと個人的に思っているので、この二人は行為こそリバってますが、帯でリバを謳うほどでもないのでは?
この作家さまの描かれる男子は、男らしい色気が出ててイイですね!好みです!
絶妙な緊張感がいい感じで、淡々と進みながら、じわじわと熱が高まっていく感覚がよかったです。
翔真が無口で余計なことを言わない、でも伝えるべきことはちゃんと言う。
流されているようで、ちゃんと考えて、自分なりに答えを出す。
ここが好感持てました。
で、芦田は受けなんかーーい!(勝手に攻めだと思っていた)と思ったら、リバるんかーーい!と2度ツッこんでしまい自分で笑ってしまいましたw(事前情報入れず、帯とか見ないようにしているので)
翔真に告白されてからの芦田のモノローグ…気持ちの揺れと行動のちぐはぐさが、言葉にして説明するのは難しい複雑なところを、独白とセリフと絵で上手く伝えているな〜と感心しました(偉そうにすみません)
ラストは正直ページ足りない?と少々残念でしたが、2人の距離感、キス、触れ方、表情などが色っぽくてよかったです。
こちらはリバの作品です!
リバの作品をはじめて読んだのですが、リバ自体は大丈夫、というかむしろ好きだなと感じました。
攻めと受けは中学の頃の同級生で、当時そんなに関わりはなかったけれど、ひょんなことから再開するところから話がはじまります。
正直言うときゅんきゅんする感じはあまりありませんでした。現実味を帯びた恋愛という風に感じました。ただ、翔真みたいな健気すぎる子は現実にはなかなかいないと思いますが、、笑
帯に「BL史上最高のリバ」と記載されてありましたが、もっといい作品あると思うので、リバ好きの皆さん探しましょう!
「愛し」と書いて「かなし」と読む。
しみじみと可愛いと思うとか、いとおしいという意味だと思うのですが、素敵です。
作者さん買いですが、リバあり、しかもBL史上最高とは…。リバ好きにとってはとても魅力的な煽り文句。
期待しかない状態で読みました。
ゴミ捨て場に落ちていた男を拾う始まり方です。
その男がかつての同級生で、バイセクシャルの芦田。
同棲していた恋人に追い出されたという芦田を翔真が泊める事になり…というストーリー。
泊めたその日、寝てる時にフェラされて意識するようになり、自慰の時にも芦田を思い出してしまったり…。
合コンに行っても楽しめないし、この時点でもうだいぶ芦田の事を好きになってます。
その上、芦田が付き合い始めた恋人とまた別れたと言って翔真とHしてしまうんですね。
翔真はどんどん芦田を好きになっていってるのに、芦田は自分が寂しい時だけ翔真に手を出しているようで、正直ちょっと不安になりました。
翔真はノンケだし、いい子だし自分となんか付き合っちゃいけないと思ってる芦田。でも翔真が受け入れてくれるから甘え続けてしまう。
自分の事を好きな相手を利用しているようで、あまりいい気はしなかったです。
付き合ったとして、芦田が翔真を長く愛せるのか、確信がもてなくて読了後もなんとなく不安。ハッピーエンドなのに少々不安がつきまとう。
多分あの結末の時点で芦田はもう翔真の事が大好きになってるんでしょうけど、大切にしてくれるよね?絶対よ?って確認したくなっちゃった。
リバに関しましては、私はそこまでリバの理想みたいなのはないので、不満ではなかったですが、最高!って感じでもなかったですね。
私は作者さんのエロ大好きなんですが、他の作品に比べて萌えが少なかった気がしました。