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異常なまでの執着愛。 それは兄が教えてくれた特別な感情
hikoi
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
兄弟ものは弟が拗らせがちな作品が多い気がするのですが
ご多分に漏れずこちらもそのタイプ…だと思ったのですが。
ぽやーんとしているかに見えた兄の直人、実は弟の柊弥の気持ちや行動に全て気付いていてなお且つ放置。それに加え自身は父親に想いを寄せているという展開。
ひとつひとつ驚きが重ねられているので
策士同士の攻防戦がみられるのかと思いきや、意外にもあっさりとしたお話だったなという印象です。
直人に実は血が繋がってない、と明かされた柊弥の反応があまりにも薄くてモヤ…。
あっさり気持ちを引っ込めようとするところにモヤモヤ…。
あんなに突っぱねたのにすぐ柊弥を好きになる直人にモヤモヤモヤ…!
そんな感じでラストまでずっとモヤモヤしてしまいました。
ん~~~~~ッ
兄弟のはずなのに 兄弟に みーえーなーいーーッ!
兄が可愛すぎるの けしからん
が 兄弟もののお約束なのか? 弟の方が体格よくて男っぽいってのは?
え? 設定にちゃんとあるじゃんって? 先に設定くらい確認しろって?
いやいやしませんよ 勿体ない 確認してから読まなきやいけないほどの好き嫌いないもん
精通した夜 兄のあられもない姿に当てられ そこから続く想い
兄を想い 壁越しの快楽に溺れる
うわ~~~い めんどくさ~~い
話が二転三転『ウソつきを探せ』みたいになってるぅ~
兄の秘めた想いを知り 敵わない相手への嫉妬で自分の惨めさに虚しくなる
兄を兄として見られたら 元のように兄弟として傍にいられたら
あら? これって 誰の話だった? いつから視点がすりかわった?
って 動揺するくらい 弟が覚悟決めたあと唐突に兄目線で話がすすむのよ
ほんとに唐突に
新しい家族を作り 動き出した恋しい人に距離を置くための別居
なのに上手くいくはずの 兄弟の関係では物足りなくなってくる
愛情を勘違いした自分のキモチから 想ってくれていた相手を傷つけたくせに
んんんんんッ あたしの思い過ごしかもしれないけど 最後に覗かせる弟の[裏があります]的ななんとも言えない顔
ねぇ ほんとは兄を絆したんじゃない?
可愛い健気な弟のフリで自分に縛りつけて 好きだと思い込ませたんじゃない?
いろんな見方ができる不思議な話
ハピエンのはずなのにちっともスッキリできないぃぃぃっぃ
あたしの中では 不明エンドに相当だわッッ
※ 紛れもないハピエンです かわいい短編のあと番外編に真相ありました(執念の粘り勝ちエンド)ww
まず評価を萌にした理由を話すと(絵が綺麗めで評価段階の真ん中が萌だったから)です。
実はそれだけの理由です。
帯のコピーが悪いです。
(異常なまでの執着愛。)←これには疑問符が付きます。
最初の方はいいんです。自分にはこんな風に執着する様な家族が居なかったので普通の弟と兄がどういった態度や言葉で生活しているのかは実体験として経験がありませんから、
普通だ!と言われればそうなのかー、と思うでしょう。
確かに弟(柊弥)の兄(直人)への思いは恋愛のソレであると分かります。さすがに兄と共に壁越しに(同時に)自慰に至る…
なんて事は通常ではないでしょうから。
疑問符がつき始めるのはこの後です。
柊弥はそこまで直人に恋愛的執着を見せているにも関わらず、兄が実は父親を慕っていて…実は自分は施設から養子になった事を告げ、父の再婚を知った事により半ば自暴自棄に柊弥に強引なキスをし、
「ヤらせてやるよ」とベッドへ誘います。
自分はココで兄に執着している柊弥は犯さんばかりに直人を我が物にし「父さんなんか忘れさせてやるよ!!!」とのめり込んで行くのだと思っていたのに、まるで夢から覚めでもしたかのように兄を組み敷いたまま泣き続けます。
正直…はぁ???って感じです。
しかもそれからの期間も手を出すどころか(前のように戻りたい)とか(僕が兄弟としてだけ見れるようになれば…)とか
もうイミフ過ぎて…
直人の気持ちもイミフです。
父親の再婚を機に直人と二人暮らしを始めると言い出す柊弥に驚きこそすれ拒否らない。ココから心情描写が直人目線メインになりますが…たまに書かれる柊弥の心理も(僕の気持ちは封印しよう)と、一体何処に執着なんてものがあるのやら(;´д`)
父親への気持ちは家族としてのものだったと気付く直人は柊弥の想いも自らと同じだと思い始めるが…直人自身が弟への想いに揺らぎ始め…思い返せば…って……そりゃ直人にとっては心地いい事ばっかだよ!だって柊弥は直人への愛情を兄弟だと思い込んで抑えていたんだから!
好きな人に甘々になるのは当たり前で、大事にされて心地良いのも之また然りだろ?!
そして直人はホントに躊躇なく柊弥への想いを伝え
いたしてしまうんだが…
本当にこの物語のどこが異常なまでの執着愛なのかさっぱり分からんまま初Hは滞りなく終わり互いの寝顔を交互に見る…………ン???
最後のコマ、柊弥の不敵な笑み…
フキダシ(心の声)は直人の柊弥への想い)だが、
もし、万が一、この直人の心理までもが柊弥の画策によって導き出されたものだとしたら……執着、なのか?!
どちらにしても確信が持てない以上はどうしようもない。
どちらかと言えば同時収録されている
(恋愛モラトリアム)の方が執着愛としては深いように感じるのは自分だけだろうか?
タイトル通りです。
逆に言えば読み終わり、スッキリしなかった。
「絵がチョー綺麗。」しか出てこなかったです。
私が買ったときは帯が付いてたのですが、その帯も悪いです。『異常なまでの執着愛』とまで書かれたら、執着系が好きな読者様は肩透かしを受けます。
もはや、断言レベルです。
「兄弟でその仲の良さは異常だよ。」と言われるシーンがあるのですが、その異常と言われる原因が読者によっては「え、そーでもないよね?」と思う人もいると思います。私もそう思ったひとりです。
話の中の驚きは確かにありました。それを深堀というか、それが出来ないのなら正直要らなかったなぁ。
急に、「彼への愛は種類が違ったんだ。」ってなったときはいつ、なんで変わったんだよ!!とツッコみました。
なんなら、「俺がそうだから弟もきっと違うって気付くだろう。」みたいな。。
結局、最後は過去を振り返って「アイツはこんなにも俺のことが好きなのか。」みたいな……。
絵だけで萌えです。
多分、帯見て期待しすぎちゃったのも悪かったんだと思います。