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himono tokidoki shanairenai
受けの思い出の品(チケット)を捨てた攻め。それに対して当たり前に受けは怒ります。そこで反省すればいいのに、「こんなことで怒んないで」と受けに言い放ちます!
信じらんない。人の大切な物捨てとして何言ってんの?即別れるわ。
木村部長かわっっ!イケおじ(攻)もいいけど、たまには可愛いおじさん(受)もアリです。ガッツリ42歳はちょっと苦手ですが、春田先生の可愛い42歳(ちゃんと歳とってるけど綺麗だし可愛い)ならアリです
誰かと朝チュンしちゃった木村部長は、脱ぎ散らかした服から相手が男だとわかり「なんだ男か〜!(女の子と比べて)めんどくさくないからよかった」と安堵したのも束の間、相手が部下の西口(23才の今時イケメン)だとわかりガンメンソーハク、、が、メンタル強め(というか中年の諦念)なのでドギマギしながらも日常に戻っていく…
一方西口くんは、憧れの部長に近づけた!と内心ワクワクな可愛い23歳。若い、、!
好きになったのは西口くんから。でも、彼の優しさに、強引さに、少しずつ心がほぐされて、どんどん自分の中で西口くんが大きくなっていくのを感じる木村部長。好きになるほど、自然体でいられなくなる、不安になる…ここの描写がリアルで素敵だなあ
最終的にはまあるくおさまりますが、もっと二人のイチャラブが見たかった!表題作のほかに、大学の美術講師と学生の短い話が一本です
「ひもの」である必要までは無いかもしれませんが、会社ではバリバリの素敵上司なのに、プライベートでは世俗と関わり合いたくないという性格設定を端的に表現するにはひものはグットチョイスの様に思えます。
一見余裕で受けをからかっていると感じちゃう位の雰囲気の攻めですが、意外にも必死のアピールを繰り返すさまが愛らしい。
最初はよくある「片方が酔っ払って記憶が無いままホテルにINしたらしく、起きたら真っ裸だし記憶が無い・・・」というスタートですが、中年上司の受けが「全く覚えてないが、散乱する服が男性スーツ。女だと責任問題が面倒だから男で良かったか。」と安心するという下りとそこでシャワールームから出てくる素っ裸の攻めのかっこ良さに参りました。
ひもの、といえばホタルのヒカリを思い出しますが、まさにそれのBL版といった感じです。
こちらは、部下に押しまくられる独り者おじさんですが。
木村部長(そうとうえらい)はできる男。周囲の信頼も厚くモテる。でも、家に帰ったらだらしない、”ひもの男”。
そんな木村のことが大好きな部下、西口。押して押しておしまくり、なぜか流されてしまうかわいいおじさん、木村なのでした。
それだけと言えばそれだけなのですが、おじさんのギャップ萌えというところでしょうか。
もう少し会社でのかっこいいシーンとかあると、家でかわいく流されてしまうギャップにさらに萌えたかもしれません。
安心して楽しめる一冊。
春田先生にしては珍しく、歳の差がほぼ親子なこと以外は王道ですが、好きな絵柄とキャラのじんわり感で面白かったです。
同時収録は年上×年下なので、1冊で両方美味しい。
◾︎西口大介(23歳)×木村誠(部長,42歳)
42歳で地雷物件扱いされないのは相当良い男だ!!!と思ったら、タイトル通りの干物男!!干物女が流行ったときだったのかな。でも独身男の一人暮らしなんてこんなもんかな〜とも思う。
木村にガチ恋で構ってちゃんを繰り返す西口も、ちっっさい文字でデートっていう木村も、萌え散らかし。
23歳に撫でられて内心喜ぶ42歳…クる。
半券捨てちゃって面倒くさい人、はちょっとダメージ食らうかも。こういうのを許したり許されたりして人間は付き合っていくんだよ。
◾︎名画のように恋を
こっちは年上×年下です。
春田先生ロード中。
絵の力!
木村さんは読み進むごとに可愛さが増し色気も増し、ページ進むごとにぐっと刺さる表情が現れてもう虜です。
猫のうーちゃんに相談する場面はいつも、色気ダダ漏れの可愛さが全開で悶えました。
撫でられて照れるところとか!こっちが照れる!!
友達の佐古さんがまた良くて、深入りしそうでしない超アシストしてくれるお友達ですが、この人に見せる木村さんの顔がまた可愛さ余って色気百倍みたいになってて可愛い!ほとんどえろい!
攻の西口くんも、第一印象かなりドライなゆとり系に描かれてるのに、けっこう必死だし足掻くし、一生懸命木村さんを好きなことが意外でハマってしまいます。
自分では年上のカレを甘やかしてるつもりで、あんまり抱擁できてないのがうまいなと…
押してみたり引いてみたり、空回りして傷つく表情にやられます。
木村さんの方が、持続する恋愛が下手で、相手を長いこと繋ぎ止める自信が自分になくて、なのにいつもより若い相手にかなり初々しく悩んでる(のがまた可愛い)のを、
西口くんは全部は多分わかってないまま。
ここが20差のギャップといえるかもしれなくてある意味リアルです。
でも西口くんの態度や台詞がどんどん真摯になってって、「寂しい思いはさせません」からの「離れたくない」まで、早く!しっかり!捕まえろっ!とすっかり脳内後押しするようになってました。
木村さんから「幸せだ」を引き出せたからヨシ合格、みたいな。
オマケでも、半券を捨てるのは大人かどうかには関係ないよ!そこはわかれよ西口!てなりました(笑)
木村さんを好きなのに仕事中の西口くんの態度の悪さが謎ですが若さか。若さなのか。
外に出てデートしたい派なのに朝は弱い、でも朝からデキる西口くんとか、そういう何気ないページにも若さが表されてて、気づいてる木村さんとわかってない西口くんとか。やるせないけどきゅんとする。
ハッとする表情も攻受どちらもふんだんで、随所で漫画につかまれました。
で。
木村さん可愛くて疲れてて、外見描写的にはまあわかる、て感じなんですけど、
今、42でモモヒキ使う人、干物以前に化石…ほぼいないんじゃないでしょうか…
刊行がギリ平成ですが、木村さんのオヤジ文化設定は昭和イメージ。あれはよくて52まあ62才てとこだと思います。
趣味で野球好きな人いるだろうけど〜、
DAIG●とかな年代で、モモヒキはないなーて。
春田先生、別の「好きにしちゃってごめんなさいね」の社長さん、あれが42でちょうど良いぐらいではと思った。
漫画だし。属性だし。と言われたらそれまでですが、
わかりやすくオヤジにする方法が乱暴で、
そこは、この作品もか…と、残念でした。
BLのオヤジ描写って、なんか、老人的にかなり老けて描かねばならないとか、お約束があるのかな?
ファンタジーでいいなら別に還暦設定でもいいのではとか、
30越えに求めてるものが早すぎるなと、いつも思います。
(そのたびに、BL読者ってオトナを夢見てる中高生を想定してんのかなあとか自分が恥ずかしくなるけど読む)
素晴らしい絵できゅんきゅん楽しめましたがモモヒキで萌2です。
木村さんが52だったら神だったかもと思います。
春田先生の絵はとても好きなのですが、他の作品は乱交など、
プレイが結構ハードで余りお気に入りではなく、
読み返さないことも多いのですが…
表題作は一途な大人同士の恋模様が描かれていてとても読みやすいです。
エロティックなシーンも春田先生らしくしっかりありながら、
ハラハラさせるストーリー重視の構成で、
一途な部下と「ひもの」な上司の不器用な恋を楽しめます。
タイトル通り社内恋愛もの、社会人同士、上下関係萌えの方、
同じように「絵柄は好きなんだけど他はストーリーが合わなかった…」
という方にもぜひおすすめしたい作品です。
歳の差約20歳!部下攻め上司部長受け。
独身の部長木村(主人公)は仕事が出来て頼れる上司。一方入社2年目の西口は仕事もあんまりヤル気がないようで。
からの~あー、酔っぱらって朝起きたらのパターンですか、はいはい。と思ったら…。
木村が久しぶりの恋にジタバタしたり西口の元カレをめっちゃ気にしたり、やっぱり若い方が…とネガティブになったり。おじさんの悲哀とか感じますね。
最初は干物生活を壊さず西口の事なんて存在すら認めてなかったのに。
西口は意外と誠実でマメで面倒くさい木村をまるごと好きで。どんなスーパー攻めだよ!
木村の変化や可愛いところや、西口の木村の全部を受け止めるところは良かったです。
しかし新鮮味がないなあ。これはBLを読んできたら仕方ないので切り替えて楽しまないといけないのかなあ。
干物ってタイトルから某漫画を想像させるのですが、内容は働く男の恋愛ものでした
外ではしっかりしてるけど、1人家ではダラダラって干物なのか〜と今さらながらタイトルにもう少しひねりがあってもいいんじゃないかと思いました
お話は面白かったです‼︎
年下攻めで、いつのまにか上司が絆されてる展開
脇の佐古さんも素敵でした
いつのまにか、自分の方が好きになってしまったんじゃないかという不安って、大人の男の方がなんか切なくてじれったくて可愛くて好きです
一冊ほぼリーマン部下×上司、短編が1つ収録されてます。
表題作は深く考えなければラブコメとして普通に楽しめるけど、引っかかる点がぽろぽろと…
短編は絵がおもしろかったです。
●「ひもの、時々、社内恋愛」
仕事ができて女子社員からキャーキャー言われる完璧な部長の木村。
でも実態は汚部屋の住人で、恋愛も面倒くさい、愛猫に語りかけるだけの乾ききった”ひもの男”…
そんな木村に迫ってくるのが20歳近く年下の生意気な部下の西口。
西口に強引に振り回されるうちに木村もほだされていき、西口の存在感が大きくなってきて…
この話で引っかかる点、
まず木村は目が落ちくぼんで疲れ切った感じに描かれてるけど、実際の42歳って働き盛りでもっとパリッとしてるので、イメージで作り上げた空想オヤジにしか見えない。
それと西口がなぜ木村に惹かれたのかが曖昧。年上の紳士系が趣味と言いながら、元カレは同世代のかわいい系だし、憧れの上司から頼まれてるのに「俺がやるんですか?」って生意気なのも変!
”ひもの”の木村が本心では「誰かに甘えたい」と思っていて、その心の隙間に年下王子様が忍び込むのはわかる。
木村の中で西口の存在感が増して、もう一人になりたくなくて、元カレのことが気になるのに聞けなかったり、嫌われないように努力するのはかわいい。
でも、それって寂しい人間は優しくしてくれる人なら誰でも良くて、また一人になりたくないから引き止めてしまう、詐欺師に引っかかる理由と同じじゃないか!
西口が詐欺師なわけじゃなけど、”この人でないと”って恋する理由が欲しいところ。
20歳差は、ジェネレーションギャップも、人生のプレッシャーも、もっと深刻な問題があると思う。でもそこに触れてないからイメージだけの軽い話になってる。
10歳くらいの年の差だったら、軽いなりに楽しめたと思うけど…
●「名画のように恋を」
絵描き講師と、モデルにして欲しくてたまらない学生。
描いてもらうため、写楽の大首絵、モナリザ、真珠の耳飾りの少女と、名画に描かれた人物になりきる学生のコスプレが半端ないのがおもしろい!
ストーリー自体は、いつのまにか講師もほだされちゃって…ってテンプレ展開だけど、恋人になってからも名画コスプレをやめない!
最後のコスプレは、その名画をよくぞそこまで再現した!と吹き出しそうでしたw
リアル性をそこまで求める方ではないけど、あまりに現実と離れるとそこが引っかかってストーリーを素直に楽しめなくなります。
日中会社でデキる上司と頼られる男・木村(42歳)は
愛猫が待っている、片付いていない部屋が落ち着く空間。
ある日会社の飲み会の後
生意気な部下の西口(23歳)とホテルに…!?
干物男というか、
男の一人暮らしなんて大体こんなもんじゃないでしょうか…。
毎晩コンビニ弁当とビールだってわからないでもないですし。
(体には良くないですけど)
ただ、会社では完璧だと言われるくらいだから
洗濯とアイロンはしっかりやってるのかなとか
つい色々考えてしまいましたが気にするのはそっちじゃないですね!
生意気な部下・西口(23歳)、
最初はかなり余裕ぶっこいてんなーって思ったんですが
本気だとわかるデートのお誘いのシーンにきゅん!!
あれはやっぱり引き留めないとだよね部長…。
木村の同期(?)の佐古に恋愛相談したり
案外必死なのねとニヤついてしまいました。
部長のだらしないところも好きなんてなかなか懐デカいなー。
おやじ受けの素敵なところは
いい年して恋愛なんて面倒くさい、とか
答えをすっぱり出せないままに流されがちだったりとか。
西口の元カレの存在がめちゃくちゃ気になってるのに
「大人だから全然大丈夫」ってデカいフォントがウケましたwww
大人だから気にしないフリしてもむしろ逆効果だし、
野球観戦チケットの半券を取っておいたのに捨てられて拗ねるとか
(取り繕ってはいましたがww)
全然大人じゃないところも愛おしい!
なんと言っても絵柄が好みなので
いちいち西口も部長もかっこいい!!!
コミカルなシーンも含めて読み飽きなかったです!
読み切りの『名画のように恋を』は
大好きな森嶋先生に描いてもらいたいがため、
名画のコスプレをしてアプローチする宇野くんです。
全部ではありませんが「僕はぁ…」っていう喋り方があまり…;
でも健気だし押せ押せだし若さっていいなぁと思いましたww
ラブコメなのでさくっと読んでいいのかもしれません☆
表題作+短編1作です。
春田先生ですが、こちらのレーベルとすごく相性がいい気がします。他レーベルの作品も面白いのですが、こちらだとよりストーリー性がしっかりしてたり、大人向けの深みがある気がするんですよね。しっとり読ませる部分があると言うか。
今回は「干物男」が主人公ですが、笑えてキュンとして、恋愛の切なさに苦しくなってと、とても楽しく読めました。大人女子の姐さんにおすすめですよ!
内容です。
会社では「完璧」と名高い、デキる部長・木村。実はヨレヨレシャツに股引を愛用、ビール片手に愛猫・うーちゃんとたわむれる、干物男だと言う事を秘密にしています。ところがある日、生意気な部下・西口と酔って関係を持ってしまった事から、穏やかな干物ライフに波乱が訪れ-・・・というものです。
こちら、とにかく干物男こと、木村が魅力的です。キュートと言うんですかね。
職場ではパリッとスーツを着こなし、バリバリ仕事をこなし、部下の信頼もあつい。しかし、一歩自宅に入れば、汚部屋でだらしなくくつろぐのが心底好きな枯れ果てた男。もう、一人の方が気楽で恋愛とか面倒くさくなっちゃってんです。気持ちは良く分かります。
そんな男が、肉食系の部下(ゲイ)にロックオンされちゃったから大変!
この部下・西口なのですが、今どきの若者て感じで、上司に対する態度がなっちゃいない生意気なタイプ。もとから好みで狙っていた木村が、酔ってるのをいい事に食っちゃったと言った所。
・・・なのですが、読み進めるうちに、実は一途で木村にベタ惚れだと言う事が分かってくるんですね~。
西口と寝ちゃった事に動揺し、愛猫・うーちゃん(本名・うし子)に正座で話し掛けて相談する木村。うーちゃんがかなり重要なポジションでして、彼女を溺愛している木村が、いちいち話し掛けてるのが可愛すぎるのですよ!「うーちゃん、部下にぬがされちゃった」とか、「部下に告白されちゃった・・」とか!ごくごく普通の猫で、返事したりする賢い子では無いんですけどね。
それにしても、42才の世間的にはデキる男なのに、この可愛さはなんなんだ!!甘えた声でペットに話し掛け、「告白されちゃった」と、真っ赤な顔でつぶやく・・・。
また、最初は生意気で不遜だと思っていた西口の、意外な純情さ。木村をデートに誘うシーンなんか、必死すぎて格好悪いのに、その格好悪い姿がキュンとくる・・・!!
20も年上で、仕事もデキる、そして頑なに恋愛から遠ざかろうとしてる相手なんて、ちょいハードルが高すぎるよなぁ・・・。
あと、サブキャラの木村の仲良し佐古がいい味だしてました。おそらく同期だと思われますが、こちらはちょいワルといった感じの面倒見のよいオヤジ。個人的には、こっちとくっついてもいいくらいであります。
甘酸っぱかったりキュンキュンする所はもちろん、臆病になっちゃう大人の恋愛の切なさなんかもしっかり描写されていて、とても読み応えのある作品だと思います。
他、短編ですが、こちらは先生と生徒のドタバタラブコメ。こちらも一途な受けが可愛かったです。