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no color baby
淫乱であるというレッテルを否定するのではなく、それを盾にして虚勢を張って生きている眞白。
浮気をしている発言をし、訪ねて来た眞白の弟の秋人にまで手を出す最低な彼氏と付き合っています。
こんな彼氏、洋一でも好きだから、いつかは自分だけに夢中になってくれないかと淡い期待を持って付き合っているのかな。自宅を飛び出しクラブで大地と出会います。
この大地は笑顔でもあまり目が笑っていません。受けのためには一線超えることもためらわない、隠れた危なさを感じました。
自分だけを優しく愛して大切にしてくれる大地によってビッチの皮が剥がれ、本当の素直で健気な眞白が見えてきます。今まで知らなかった感情を経験しごちゃごちゃ覆われていた物が無くなり、ピュアな眞白がすごく可愛いです!
秋人が純粋そうに見えてかなり歪んでいましたね。初回は私も騙されました。
最低な元カレ洋一と同様にクズな性格の魅力でストーリーを大いに盛り上げてくれました。
不幸な受けを攻めが救済するシンデレラ的展開と大きなコマ割りで魅せる迫力あるエッチなシーンをたくさん楽しめました。
ラストシーンでタイトルの意味が分かり、眞白という名前に込められた奥田先生の思いが分かり更に感動しました。
奥田先生の午前2時まで君のものだけ既読で、興味を持ちまして、出版順に読もうと手にとりました。この後、5冊読みます。
他の方も書かれていますが、絵柄と作風が緒川先生に似ていますね。
特に、弟の狂気じみたところとか。
ド淫乱が初めて誠実に愛されて感じまくるセックス。
そうして幸せを感じ、自分を肯定できるまでになる。
ということが描かれたかったんだろうということはわかります。
が、それしか感じませんでした。
ド淫乱で自分は(弟のせいで?)愛されないと思っている眞白。
ただ純粋に眞白を思う大地。
ドSでクズの洋一。
あたおかな弟。
どれもこういうキャラですよという役割のみ。
人間味とか深さが何もない。
ただセックスと愛あるセックスと歪んだ愛(根拠不明)を描きたい←緒川先生の作品で見たすごく苦手な作風でした。
冒頭の弟が現れての、眞白と洋一のやりとりが意味不明だと思ったら、洋一が弟をやっちゃうところで(弟の快楽堕ち感)ああ、緒川先生で見たやつか…と妙に納得してしまいました。
思っていた展開よりも重い感じで面白かったです!
洋一と別れるときにキスして「楽しかったぜ」って言っていたのは洋一なりに少しは好きだったんじゃないかな、と解釈しました
洋一は軽き恋愛を楽しみたい人だったから真白とは根本的な考えが違っていたので別れてしまったのも仕方ないかなと思いましたがこの後洋一も幸せになって欲しいと思いました
無理矢理するシーンでは真白(漢字多分違う)の気持ちが伝わってきたのもよかったです!
弟がただただ狂気じみてたけれど、それも愛ゆえなのかーと思います。家族は絶対に許さん
私的にはめちゃくちゃおすすめですが、話が重いのでそういうの好きじゃない人はやめといたほうがいいと思います
【黒髪美人受け】【純情ビッチ受け】が性癖なので購入しました。
表紙買いな感じでほとんどレビューも読まず前情報も調べずに読み始めたら、ガッツリ自分の地雷に引っ掛かってしまいました。
受けの設定は好きなんです。純情ビッチの黒髪美人くんは大変好みで可愛いです。
攻めがスパダリ溺愛攻めなのも良かったです。
ですが【近●相●】が地雷なので、ガチのブラコンのキ●●イ弟がマジで気持ち悪かったです。元カレもDV男でクズだし、しかもそのDV彼氏とブラコン弟がセックスして、更にはそのセックスを報告してくる胸糞展開で、本気で気色悪かったです。
メインカプ以外の絡みが苦手な方や、地雷が多めの方は注意して下さい。
本当は一途で、優しくて、真面目で、誰かに愛されたくてたまらないクソビッチ・マシロがダイチに出逢って変わっていく話
ビッチが好青年のテクにオチる話でしょ?エロい!と思って読み始めたら、、想像以上にストーリーが深い(マシロの弟まじでこわい)
はじめに出ていた黒髪刈り上げくん(名前を忘れた)が某なんちゃらヘヴンのキングに見えたり、そのせいでマシロが(髪色違うけど)ジョーカーに見えたりして、ドキドキしながらはじまったのに、こんなに幸せエンドを迎えるとは、、!
エッチなシーンも色っぽくて良いです。痛いエッチもあるけど、最終的に幸せになるので良き
良い本に出逢えました
タイトルの通りです。描き下ろしまで読んでください。
ずっと自分を差し出して繋がりを求めていた主人公がありのままあなたが好きだという愛を受け入れられるようになるまでの話です。
誰かの何者かになりたかった眞白。
眞白を抱き締めたかった大地。
眞白を自分の望む兄にしたくてなにも省みなかった秋人。
誰の何者にもなろうとしない洋一。
恋愛に関係なく現代社会に蔓延る問題にも少し触れたヒューマンドラマ的側面もあり読みごたえがある。
エロシーン汁感があってめっちゃエロいです。
弟掘り下げ不足は否めないものの理想の家族の一員である兄を演じられる眞白に執着してたやつで、与えられることに慣れすぎて現実を見ようとしなかった眞白のifなんだと思います。
眞白は怖かったけど大地と一緒になりたくて自分を偽るのやめて心をあけわたしたのでそうはならなかったんですけど。
こうやってみると眞白オム・ファタルの味わいがありますね。
奥田先生の作品はこれで一通り読んだはず!
「恋する僕らは胃腸が弱い」と並んでこの作品が好きです。お話のタイプ全然違うけど。
最初は眞白(受け 表紙)が爬虫類みたいなんだけど、読み進めていくうちに大地が蛇だなと気づく。このストーリーを大地目線で描いたお話が読みたいです。大地の人となりがもっと知りたい。それには神をつけてしまいそうな気がする。
最初、大地の恋愛感情が唐突だな〜と思いましたが、よくよく考えてみれば恋なんてそんなもんだよね。
弟が結構あっさりフェードアウトしたのは驚きだった。
弟こっわ…
純粋な悪魔みたいな感じで、すごいな…。
兄のことが好きすぎて、兄のものを全部奪っていく弟。親も好きな人も。
受けの眞白はビッチかと思ったら、本当はセックスもあまり好きじゃないという。
好きな人のために演じていたという純粋な子でした。弟にいろんなものをとられて疲れ切ってる様子でかわいそう。
洋一は見た目が好みでした。あのあとどうなったのかな。
洋一に無理矢理やられて、自覚して泣いてる眞白がかわいそうで最高。
大地はスパダリだけど、好きになる過程がどっちも唐突で都合の良い存在みたいでした。もっと大地に掘り下げがあったら良かったです。
でも話も面白かったし、エロかった。
最後はハッピーエンドだったので良かったです。
弟がどうなったかだけ後日談として見たかったかもしれない。あの弟にもカウンセリングが必要だと思いました。
2話の「愛はギブアンドテイクだぜ」という台詞が、ずっと頭の中に残った。
洋一にひどくされても痛くても、望まれる自分であらねばと、取り繕い続ける眞白の姿が痛かった。
求められる自分、望みを叶える自分、それで得られるものは、愛ではなく「搾取」でしかないと、気づいていない訳ではないのだろうに。
だからこそ、大地に出逢えたことが何より尊く見えるし、昼の姿も夜の姿も、どちらも眞白のすべてではなかったのに、その両方をすくって、見つけて、愛してくれた大地に、どれだけ眞白は報われたことだろう。
繰り返してきた愛のない関係、家との軋轢、そういうので頑なだった眞白を、純粋な眞白への想いだけで、心も身体もほどいていく様は胸に迫るものがあります。
自分よりずっと生きるのが上手くて、眞白の一番ほしいものを幾らでも周囲から貰ってて(ゆえにその価値はわかっていなくて)、眞白が得たものも横からさらっていく弟の歪みは、読んでてしんどかった……。執着ではない、自分なりの幸福の形をちゃんと見つけられたらいいな、と思う。
大地が当たり前のように眞白を選んだ時、彼をこれまで苛み続けていたものは、溶けてなくなったのかもしれない。
ラストシーンの透明な泣き笑いが、本当の眞白の姿なのだろうな、と思った時、心から良かったと感じた。
月並みな言葉しか出せないのが心苦しいが、とにかく切なくて、だからこそしあわせで、ゆえにやっぱり切ない。そんな作品でした。
眞白の天使!救世主が現れたよ!良かったね!
とは思ったものの何と言うか既読感があるパターンを繋ぎ合わせたようなお話で。
弟が優秀な兄はゲイで、弟は兄眞白に執着し兄の恋人をかっさらってきて、とうとう体まで差し出して。弟に悪影響だからと眞白は実家を出て、求められたいからってビッチを振る舞いダメ男に乱暴なセックスされて言いふらされて。
そんなところにずっと眞白を見続けてきて大好きだという救世主?大地が現れて。
エッチもこの上なく気持ちよく、初めてこんなに大切にされて。何を言っても怒らず静かに優しく見つめてくれて。
カフェの厨房の人がキレイで本当はとっても優しいからって話したこともないのにここまで好きになれるかな?しかもビッチで有名なのに。
本当は優しい人だから好きになったのかな?
弟の魔の手が大地に伸びて!ハラハラしましたが大地には効きませんでしたね。逆にお仕置きされて無事解決。
そして大地と眞白はラブラブ恋人同士に。
初めてこんなに幸せで良かったね。素直な眞白にムラムラする大地でした。
たまに大地の顔が怖いときがあったので、まさか実は?と心配しましたが別にそんなことはありませんでした。
振り幅が大きなお話でした。