僕を悪い子にして

boku wo waruiko ni shite

僕を悪い子にして
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神49
  • 萌×267
  • 萌30
  • 中立12
  • しゅみじゃない6

--

レビュー数
21
得点
615
評価数
164
平均
3.9 / 5
神率
29.9%
著者
灰田ナナコ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
gateauコミックス
シリーズ
僕を悪い子にして
発売日
価格
¥679(税抜)  
ISBN
9784758077378

あらすじ

“親に愛されている”真面目で成績優秀な優等生・白石は、クラスメートで“金持ちの道楽息子”の不良・不動に知られたくない秘密を見られてしまう。
黙っている代わりにセックスさせろと言われ、所構わず抱かれる日々。
癒されることのない生傷を乱暴に暴いていく不動に、けれど白石は快楽を覚え始める。

正反対に見える二人の、誰にも言えない共通点――
愛を知らないふたりが愛し方を知る…

表題作僕を悪い子にして

不動斗真、金持ちの道楽息子 高校生
白石真、真面目な優等生

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • カバー下:キャラクター紹介

レビュー投稿数21

共依存の予感

背景が薄暗いDKモノ。

一見正反対な二人(生真面目と不良)。攻くん(=不動)が受ちゃん(=真)の秘密を知ったことによって急接近し、真は口止めのために不動に無理やり身体を暴かれ・・・という痛いスタート。

セックス自体も甘い感じではなくひたすら真が可哀想です。ここのシーンは不動の背景がわかっても理解しがたい。なんでそんなことになったのか・・・?単なる暇つぶし?

そんななか、真と不動は言い合いになり、真は不動が過去に自分と同じように毒親に悩まされていたことを知る。そこから真の抵抗が実って不動は真に近づかなくなるが、真は逆に不動が気になって・・・。

両想いでいいのか?というところで1巻は終わります。台詞少なめ?なのとストーリーが巧みなおかげか168ページですがもっと短く感じます。

作画が安定しないのが残念です。

0

苦手要素多々

ハイキー・ローキーを読もうとしていまして、その前の作品も合わせて3冊購入しました。
事前に情報を確認しなかったので、好みが合わない部分多々で申し訳ないです。

まず、絵柄が、顔の大きさに対して目が大きすぎて気になってしまいました。
前髪長すぎ系も苦手。
キスや絡みの絵はとてもいいと思います。
マンガとしての流れは読みやすいです。

不動の登場シーン、昔の少女漫画みたいなキラキラ感で、わ!と声が出てしまいました。

ストーリーとしては
レイプが苦手です。
しかもあんなやり方。
なのに、真が不動を好きになるのが無理があるなと。

不動も虐待を受けていたのに、加害者になるのがどうなのと。

花火の時のキスの後「もう俺に関わんな」がキザすぎて、ぞぞぞと引いてしまいましたごめんなさい。小っ恥ずかしすぎてw

児童虐待とかレイプを簡単に扱うことに抵抗があります。
それらを恋愛、エロに安易に結びつける薄っぺらい手法が苦手です。ハッキリ言ってすみません。

で、結局両思いになるわけで。
不動が真にメロメロになりそうで、そこは良さそうです(1菅のモヤモヤを忘れて)
2巻も購入済みなので、そちらは楽しめたらいいな〜と思います。

0

ただのエチエチかと思いきや、、

タイトルと表紙で勝手にエチエチ作品と思ってましたが全然違いました!
しんどい感じでお話がスタートしたので少しひるみましたが、読み進めると救われる展開で良かったです。
最初に酷いことをする攻めが受けのトラウマに気づきヘッドホンをつけてあげるシーンはぐっときました。

0

同じ傷を持つ2人

不良と優等生の話。
2人の始まりは意外と殺伐としていたな。
もっと「心が先」っていう感じなのかなと思ってました。

2人とも過去が辛くて、しんどかった。
真の親は今はどうしてるんだろう?ゆっくり勉強できる環境は整ってるみたいだし、花火に行くおカネの余裕もあるようで、ちょっと安心してます。部屋で1人エッチしてる時、親が扉を開けないかと思ってハラハラしました。今は一人暮らししてるのかな?
不動の過去も辛かった。2人の子供時代を知ってる人は学校には居ないんだろうなあと思いました。
2人だけの秘密ですね。

同じ傷をもつ2人ですが、お互いがお互いを甘やかしてくれる存在、頼ってくれる存在なんだろうな。
不動の気持ちが少しわかりずらいので、続編に期待します。今度は不動がヤキモチ妬いたりしてくれるといいな。

0

絵が綺麗、ストーリーは飛ぶ

絵が綺麗です!不動も真もシュッとしていて綺麗です。綺麗さが目立ちますが、可愛いさも共存しています。想いが通じあったとき(?)のHシーンの可愛さにキュンキュンします。このときの不動はすごく可愛いです。

読解力のせいか、真が何きっかけでどうなって不動を好きになったのか、不動も何がどうなって真を好きになったのか、よく分からないです。
ハッピーエンドならいい!という方や、描写から分からないところを想像で補うのが好き!という方には良いと思います。

私は、完全ハッピーエンドがいい!想像で補うのが好き!派なので、良かったと思いました。
家庭環境はどうなった…?という感じはありましたが、2でなんとかなっているので、完全ハッピーエンドの方かなと思っています。

なにより…Hシーンは可愛いいです!!!

2

はじめは、受けの尻のことばかりが心配でした…

正反対で、それまで接点のなかった二人が
同じ痛みを共有することでどんどん深みにはまってゆく。
どこか閉鎖的な雰囲気が漂う、二人だけの世界に引き込まれました。

学校では常に成績首位で優等生の真は家では父から虐待を受ける日々。
ある日、クラスメイトの不良・不動に偶然そのことを知られてしまい、
黙っている代わりに体の関係を強要されてしまいます。

初めては無理やりな上、まともな準備もなしで痛々しい。
ただただ真の尻が心配でした。
同時に真の反応から親からは性虐待はなかったんだ、
とホッとしてしまいました。BL脳ですみません(笑)

不動に抱かれ続け、心身共に疲弊していた真が
保健室で目を覚ますと、隣のベッドで不動が眠っていました。

珍しく優しくしてきたかと思えば、不動の
あまりにも身勝手な発言に遂にブチ切れてしまう真。

「お前は知らないから言えるんだ」と不幸な境遇を訴えると、
「俺もそうだったから知ってる」と古い虐待痕を見せられて…
不動もまた壮絶な過去を背負っていたことを知らされます。

この一件を経て、真は初めて不動に興味を持ち始めるのですが
逆に不動はその日以来、真に興味を示さなくなります。

嫌悪していたはずなのに、いざ突き放されてしまうと
今度は不動を目で追ってしまうようになる真。

ちょっと意地悪されたくらいならわかるけど、
犯されたにも拘わらず、気になっちゃうって…中々にドMですよね。
自分と同じ境遇にあった不動の過去を知って、共感が生まれたのかな?

一方、真のことなど眼中にないかのように振舞う不動でしたが、
真が窮地に陥っていると駆けつけ、ぶっきらぼうながら助けてくれます。

きれいな顔で素行が悪くて、暗い過去があって、表情からは
感情が読み取りにくく、何を考えているかわからないけれど、
ふとしたときに優しくしてきて…

いや、もうコレ絶対かっこいいやつじゃん!
というくらい鋭く格好良いポイントを抑えてくる不動。
行動がわけわからんし、結構外道だけど格好いいんですよね…

「もう関わるな」と冷たくされるほどに真の恋の病は暴走してゆきます。
不動が置いていったヘッドフォンで、キスされたときにかかっていた
音楽を聴きながら自慰に耽ってしまったり…
しまいには後ろまでいじりだしちゃったり…唐突にすごくえっちです。

そうして抑えきれなくなった想いを告げるも
不動から「気持ち悪い」と拒まれてしまいます。

確かに不動の視点に立つと自分を嫌っていたはずの相手から急に
恋情+劣情を向けられたら気持ち悪さというか、恐怖を感じるかも…

けれど、真にとって頼れる存在が自分しかいないと
気づいたとき、不動の中の真が劇的に変わり始めます。

この場面の不動の感情の変化が少し抽象的でわかりづらいけど…
こいつこんなか弱かったっけ→俺が守ってやらねば!てこと?

二人の間に芽生えたものは愛情か、同情か、あるいは依存?

元々が孤独な二人なだけにその愛情はまっすぐで、
互いへの想いが強くなるほどに、二人だけの世界に
閉じこもっていきそうな予感がありました。

でも、二人の始まりが辛かっただけに、
最後は愛あるセックスが見れて良かったです。
やっぱり最後は甘くなくっちゃ♡

0

痛みを知る者同士

2巻が出ていたのを知って、こちらも読み直しつつレビューを。
久々に読んだら不動がイケメンすぎてビビりました。
こんなにイケメンでしたか!!

母親が失踪して父と2人暮らし。
ストレスや鬱憤をすべてぶつけてくる父に萎縮して、学年1位の成績優秀者だけが得られる学費免除を取り続けていた真。
虐待されていることを隠すためにプールの授業を欠席しているところに素行の悪い不動がやって来て…。

不動がイケメンです。
登場から途中まで何かと酷い子だけど、まあ、顔面が相当イケメンです。金持ちが顔で選んで施設から引き取ったのも頷けるイケメンっぷり。
イケメン無罪!とは言ったもので、酷いことをしていても許せてしまう。おそろしい、イケメン…。

不動と真は「虐待」という悲しい共通点でつながっているのですが、気になるのは真の傷はおそらく消える。ほとんどが殴られた痣なんですよね。でも不動の方はこめかみに何度も煙草を押し付けられた跡や左肩のひどい火傷で、これは絶対に消せない。
真の傷が消えてしまっても、同じ気持ちでいられるのかなと、ちょっと不安になってしまいました。

それにしても最初は「虐待されていることをバラさない」という口止めだったはずの行為がなくなって、花火大会の日に爆音が苦手な真を不動が気遣ってくれてからの真がえろすです。
不動にすがる真もものすごくえろすです。
こんな二面性を見せられたら、さすがの不動も完落ちですよ。
さらに不動がすごいのは、恋を自覚した瞬間に花を散らせるということです。赤面しつつ花を散らすイケメン…。イケメンが過ぎる。このコマ、スマホからiPad、PCに至るまで壁紙にしてやろうかというくらい、わたしも完落ちでした。

というわけで、気持ちが通じ合って終わり、と思っていたこの作品。
まだまだイケメン鑑賞させていただけるようなので、だいぶ遅れて購入したての2巻に行ってまいります!

1

よかった!

ハイキー×ローキーを読んで絵の綺麗さとエロシーンのテイストがなかなかタイプだったのでこちらも買ってみました。
ハイキー×ローキーよりも話の流れがスムーズで読みやすいなと感じました。
絵が綺麗でエロシーンも書き方がくどくないので、エロは多いですが、腹8分目ぐらいのちょうどいいお腹いっぱい感でした。腹10分目のエロもいいですが、読後感がいいのは8分目ですし、読み返したくなるのも8分目の作品だと思います。
ストーリーとエロのバランスがよく、読みやすい作品です。今後も定期的に見返すことになりそうです。

1

胸糞注意でした。(お好きな方申し訳ありません。)

んーー胸糞悪くなりました。
共依存で暴力的な描写があり、私にはあわずでした。
絵はきれいでした。読みやすかったです。

2

好きだなと思いました

攻めの斗真くん、真くんの隠したいことを知ったことによって無理やり真くんを犯すとかとんだクズ野郎かよ。と思いながら読んでいました。
自分自身も似たような境遇にあったことがあるのだなと思うと…「お前のやってることも親と変わらないのでは!?」とさらに腹を立てたりもしたのですが、読んでいくうちに、真くんには普通の環境で苦労も知らずに育った相手ではなく、似たような傷を持った相手が必要なんだなと感じられて、最終的には2人には幸せになってほしいと思いました。
好きなシーンはやはり花火と雷のシーンです。
大きな音がダメな理由も斗真くんだから理解できるし、どうしたら落ち着くのかわかる。似たような境遇を経験していて、人には隠したい傷を知られてしまっているから虚勢を張る必要のない相手が現れたら縋りたくもなるだろうなというのも私はわからなくはないのでそこまで引っ掛かりはしなかったです。
あと、単純に絵が好みでした。
読んでよかったです。

0

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