被写界深度(下)

hisyakaishindo

被写界深度(下)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神210
  • 萌×282
  • 萌31
  • 中立15
  • しゅみじゃない5

--

レビュー数
32
得点
1486
評価数
343
平均
4.4 / 5
神率
61.2%
著者
苑生 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
シリーズ
被写界深度
発売日
価格
¥694(税抜)  
ISBN
9784813031628

あらすじ

──早川の3年間 ちゃんと見ときゃよかった
旧校舎屋上の扉を開くと、気持ちよさそうに歌を口ずさむ早川がいた。
屋上以外では会う事のない奇妙な関係だった。
だけど、「あの日」から早川が屋上に来ることはなくなった。
今でも時々、最後に見た早川の顔を思い出す。
偶然か必然か、止まっていた時間が動きだす──…!

3年の空白、めぐりあい、合わさる時間、新鋭・苑生が描くモラトリアムラブ

表題作被写界深度(下)

紺野遼平、写真学科の大学生、20
早川秀一郎、インディーズバンドのギター担当で遼平の同級生

その他の収録作品

  • いれるいれないの話
  • ある日の後戯
  • カバー下:早川サイド、紺野サイド

レビュー投稿数32

この先の2人も見たかった

あれ?、なんか雰囲気違う。髪型が違う?って思ってたら3年経過してた。紺野くん大学生しながら写真撮影のバイトしてる。
多田さんとの会話で、この3年間の出来事がわかる様になってるの。多田さんが若者の恋バナ聞くの大好きってなってんの面白かった。
そうか、紺野くん同じ彼女とくっついたり離れたりしてたんか。カッコいいからもっとたくさんお付き合い経験あんのかと思っちゃってた。

3年間離れてる間ずっと気になってた早川くんと再会しちゃうんだよ。やっぱり、結び付きある人とは離れてもまた出会うんだろうな。
最後に会話を交わした時からずっと早川くんへの感情はどういうものなのか考えてた紺野くん。
再会後、相変わらずカッコいい紺野くんにドキドキする早川くん。あんなに来るもの拒まずヤリチンだったのに、今は違うのね?やっぱり、音楽再開したから?それとも、紺野くんの事がずっと気になってたから?

お酒が入るとつい飲み過ぎて陽気になるわ意識無くなるわの紺野くん。朝起きると知らないお家って事もよくあるそうなのに、女の人に迫られたら自然に避けてたんだって。

きゃーーーー、二人とも二人ともやーーーーん♡
なんか、ハタチ過ぎて見た目大人っぽくなってるけど、純愛やん?
いざ、想いが伝わりあって致しましょうか♡ってなった時、早川くんがネコなのが意外だったけど良かった。最初の強姦まがいの時は、早川くんがタチだったからそうなんのかと思いきや、離れてる間に見たゲイビで紺野くん似のタチにされてる相手が気持ちよさそうで………。ってそんな理由?貪欲だし、若さゆえの柔軟性。
結局最後まで致さないままで終わってしまった。
この続きは、小冊子の方であるのでしょうか?
電子配信されてるので、また読みたいと思います。

苑生先生の作品は、眼福。とにかく顔がいい。私の好み。ページ捲る度にカッコよ………。ってなる。
基本的には、高校時代の早川くんがドンピシャなのだけど、大学生の紺野くんもカッコいい。

このお話、先生続き描いてくれないかな?

1

早川、よかったね!

扉がバタンと閉まり、早川が屋上に来なくなってから3年の月日が経ち、二人は二十歳に。

たぶんそんな別れ方をしたからこそ、紺ちゃんは早川のことを何度も反芻し、早川への気持ちが熟成したのでしょう。

改めて上巻を見直すと、屋上でのキスの後「お前本気で言ってんのか?」と言ってる紺ちゃんの表情、嫌がってないように見えるんだよねー。
驚いたというか、考えているというか。

多田さんのお友達の梅ちゃん、パンセクシャルなんでしょうかね。
確かに、はなから恋愛対象から人類の半分を除外するなんてもったいない気もする。
梅ちゃんの言葉を聞いて、紺ちゃんもストンと腑に落ちた感じ。

早川は三ノ輪と入谷という友達を得る。あと杏ちゃんも。
音楽に打ち込み、音楽を忘れるための性行為が必要なくなった。

恋人になった紺ちゃんとのベッドでのシーン。
枕元に置かれたローションとゴムはレジ袋と共に置かれ、買って来たばかりと予想される。
早川くんは一途に身持ちを堅く過ごしていたのね、と実感。

そう言えば表紙ですが、あれは早川が紺ちゃんのテーマソングを歌っているのかな?
そんな早川を近くで見ていたいという紺野が見つめている。
上下巻並べるよりも向かい合わせにするのが相応しく思えて、ふとやって見ました。

1

「お前だからした」

ここの台詞の紺ちゃんが尊くて物理的に頭抱えました。好き

そして!そっからの早川の告白リターンズ。たまらん。なんだこいつら超可愛いつらい!でもしあわせ!!!!

タダさんの友達(名前がわからない)の助言も、きっと役に立っているから、やっぱり世界はカラフルな方がいいなと思う

短髪の紺ちゃん爆イケです。ありがとう

そして!無事にゴールインしてエッチしよ、ってなったときの「お前どっちやりてーの」「こっちやってみたい」「汁ダラダラの方?」「ダラダラの方」っていう会話がなんかマヌケで可愛くて大好き!そしてやっぱりマヌケな彼シャツ、可愛いよぅ、、可愛すぎてつらい

なんかバーン!ずっぷり!みたいな初心者らしからぬ初回からどエロいセックスするカップルも大好きなんですが、変に潔いクセにモダモダしてるのもリアルで可愛い。注文の多い早川も可愛い(ウケなんだろうけど元ヤリチ●だけおっていろいろ手慣れてる感あってイイネ)

くっつくまでが楽しくて、そのあとはあんまり萌なかったりするんですが、この二人はその後も見たいです。可愛いなあ、、余韻♡

0

上下合わせてのレビューです

いや〜男子高校生いいですね大好物です。そこからの再開もの‼︎まず設定から大優勝です。

そして、苑生先生の絵がまたお美しい‼︎それだけでも読む価値があります。登場人物の感情がよく表現されていてすごく可愛いです。やっぱり学生は感情の変化がすごく大きいですよね。好意だったり嫉妬だったり…そんな複雑な感情がよく描かれてサクサク読み進められる作品だと思います。既刊の兎の森も高校生ものですが、また違った萌えがありますので未読の方はぜひに〜

0

"2人で"鍋パーティー

◾️紺野遼平×早川秀一郎 元同級生
カメラ雑誌ばっか見てるような一途な男の心の一部に自分がいるみたいなことが美味しかったりするのに、別れてしまうんだなぁ。

今度は紺野がタラシです。悪い男だ〜
そして相変わらず"恋する"早川がとてもいい。考えても考えても仕方なのない相手の思いを考えに考えてしまう、まさに恋。その描写が厚いから恋愛を読んでる気分が高まる。
作画がいいもんだからキスシーンの高まりもすごい。横顔が美しいよ〜美!美です!!

セックス描写あまりない記憶があったけど、挿入がないだけでキスたっぷりでじっくり描いてくださってました。bookliveは修正白海苔です。下の毛描かれてて嬉しい。そして大好きな指にゴムつけて後ろを慣らすシーン…作画最高。いい男といい男の共演。

2人の間に生まれる沈黙とか、間とか、セリフにある「…」の使い方が好みです。笑いどころのときもあり。

萌2〜神

0

空白の時間にも変化していたもの

下巻はすでに3年の月日が経過しており、大学生になった紺野目線でお話が始まります。

あの屋上での告白から早川は屋上に来なくなったが、早川が音楽とまた向き合えるようになったことを内心喜んでたんだと思います。
だけどあの告白は本当に嘘だったのか…それは3年たっても心に残したまま。

そんな時に紺野のバイト(撮影の助手)繋がりで、インディーズバンドのギターをしている早川と再会するのです。
あんな感じの別れで、3年間の空白もあったのですが学生時代の友人ってすぐにまた距離を縮められるのが良いですね。
早川も、期待したらいけないという気持ちと「もしかしたら」という気持ちの狭間で精一杯のアクションを起こしたり。
紺野は、トラウマを乗り越えて音楽に真っ直ぐ向き合うようになった早川の一生懸命さに惹かれていたんですね。
告白のやり直しからの流れにドキドキが止まりませんでした。
ゲイビを2人で見るシーンには笑いましたがw
たっぷりとページをさいた前戯からHのシーンが色っぽくて、エロくて萌えでした。
特に早川に尺られてる時の紺野の顔です!とてもとても良きでした!
最中の会話も2人の関係性のまんまに、過剰に甘くならないのがかえって好きでした。

描き下ろしの早川のおねだりのバリエーション…確かにコレは色んなバージョンが見たくなる。
2人とも可愛すぎでした。

1

キラキラ

上巻から3年後のお話でした。
うやむやになったまま離れてしまっていたけれど偶然にも繋がって、ふたりの時間もまた、動き出して。
早川が音楽を諦めないでいてくれて良かったし、紺ちゃんもまっすぐに写真をやっていてくれて良かったし…これもう運命ですよね?(チョロい)
確実に屋上での出会いは間違っていなかったし、失敗しちゃった告白もこの未来を作るために大切だったのかなと思いました。

早川が音を紡ぐたび、音符と一緒に飛ぶキレイな泡がすごく独特で、でもすごくその表現に惹かれました。
水を得た魚そのもの、早川を生き生きとキレイに輝かせるものは音楽なんだというのがよくわかる表現ですごいなと思いました。

紺ちゃんは髪を切っててかっこいいしお酒飲んで陽気になってるとこは可愛いし、相変わらず写真にまっすぐ向き合う姿はキレイで…推せるポイントありすぎます。

すごく良い作品でした。
このふたりの未来のお話は是非見てみたいなあ…。

0

余白にこそ萌が…

スタイリッシュすぎる表紙と背表紙の漢字の多さに臆して、気になっていたけど敬遠していた作品、やっと読めました。辿りついてよかったです。

要所要所での余白の使い方が好きだなーと思いました。少ないモノローグや、言葉を絞って的確に表現された台詞、キャラクターの表情の微妙な変化で丁寧に描かれる心理描写が素晴らしいです。噛み締めれば噛み締めるほど、、というスルメ系作品というか、じっくりコトコトと煮込まれた3年越しの2人の関係を存分に堪能させていただきました。

もし紺野と再会できてなかったら、どうなってたんだよ~ってくらい紺野のことを好きな早川の一途さがたまらんかったです。再会後の乙女な感じが可愛い…。そして、それ以上に紺野がすっと早川のことを気にしていた、区分しづらい感情をかかえていたという意味では、3年間別れていてよかったね、と思えます。たぶん、3年前の紺野に早川を受け止めきれてた感じがしないから!3年熟成された紺野は、好意をダダ漏らしてくる早川へのリアクションに余裕があって、いちいちいい男なんですよ。もう紺ちゃん、ますます惚れるに決まってる!

あと、個人的な趣味なのですが、”どっちがどっちする?”を話し合うシチュエーションが好きなんですよ。結果、私好みの攻受でしたが、きっとこれどうであっても、早川の希望に沿うように、紺ちゃんなりに努力してくれそうな愛を感じました。行為中の馬鹿馬鹿しいような会話に表現される幸福感が後を引きます。

4

神神神

電子書籍で購入しました。
なかなかこのような素敵な作品には出会えません!
ありがとうございます。

0

大人になった二人

上巻があまりに切ない終わり方だったので下巻どう展開していくのかドキドキハラハラでした。
あの切ない告白から3年後、二人は別々の道を歩み連絡先も知らない状況から偶然の再開。
再開の仕方もそれぞれ好きなことをしている延長線上での出会いで、無理がなくてでも運命的で良かったです。

ただそこから想いを伝え合って恋人になるまでの経緯が意外とあっさりしていたというか、少し盛り上がりに欠けた印象でした。
紺ちゃんが早川を好きになる過程があまり詳しく描かれていなかったからかもしれません。
一巻からの切ない余韻を引き摺ってたので十分萌えましたが、二巻でもうひと山あったら恋人になった二人の関係性により萌えられたと思います。

紺ちゃんは個人的にはロンゲの方が好みでしたが短髪でも変わらずイケメン。
一巻ではどっちが受け攻めかハッキリ分からなくてハラハラしましたが紺ちゃん攻めで心底よかった!

あとなかなか挿入してもらえない早川がちょっと可哀想でした。
まあ私が見たかっただけなんですが!笑

3

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