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身分違いの民族BL、感動の完結
ookami wa hana no kaori
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
泣けました!泣けて泣けて…。
なんですけど、なんか、え?そんな感じで?
やっと会えて全ては覚えてないイルウェスと妙に距離が近くて…。
愛してることは覚えてる!→ワォ!
今のイルウェスなのに?
なんだか展開が急ですね。そして正攻法で認めてもらって。
ちゃんと思ってることを言葉に出来るようになって、考えて考えてきて、その気持ち言葉がトグトを動かしたのかな?
西の国で2人はあの後。え?それって?
読み手に想像を働かせよって感じですね。
アルタもすっかり大人になったね。
後半はトグトとスレンのお話でした。
この石頭トグトが回り道させたんだな!
掟にこだわるんだから、もう!
まぁ、こうなるでしょう、という読み手側の想像通りのハッピーエンド。
イルウェスは記憶の、大切なところだけをまず劇的に取り戻し。トクドは粋な計らいをして、恋人たちを赦し、逃がす。
古い因習に囚われているのはトクドも同じ。ならば、自分たちの世代は自分たちで変えていこうとする、清々しいエンドでした。
予想はしていたけども、やっぱり泣けるんです。ううう。良かったねぇ、イルウェス、良かったねぇ、アルタ。
ただ、掟に従い、生きてきたトクドが全く愛情を知らずにいたというのは不憫。アルタの苦しみも、イルウェスの深い愛情も、トクドには想像に難いのです。
後半には、そんなトクドを救済する物語があって。やはり幼馴染のスエンは、トクドの唯一の人となって行く様子、で終わります。白鹿の運命を受け入れ、王族を愛さなくてはならないと気負っていたスエンはきっと。初めからトクドの事が好き。スエンはこれからトクドに愛情というものの素晴らしさ、温かさを教えて、これからの人生を支えてくれる事でしょう。
あ、ひとつだけ。アルタの顔や身体には初見の人はビックリする様な痣があって。
そもそもはその事で、村では君悪がられ酷い目に遭っていたし、災いをもたらすと思われていた。その痣に関しては以降言及される事も無い。ただ生まれつきなのか、何なのかは不明。何か意味のある事にしておいて欲しかったかも。だってファンタジーなのだから。
このシリーズは現在進行形の「狼の花嫁」も含め、まだあるみたい。
遡って「狼は恋に啼く」も読もうかどうか悩み中。
こんなに胸を締めつけられるとは…。
一気に3巻まで読み終えて、今、放心状態です。
純真なアルタの真っ直ぐな想いも、孤独に生きてきたイルウェスが初めて感じた愛も、感情に無頓着で王族としての義務ばかりを考えてきたトグトも、こころに触れることができず拗れてしまったスレンの気持ちも、全部があるべき形になって、やっと一息つけました。
2巻終盤の落石事故でイルウェスが記憶喪失になってしまった展開は、少々残念でした。
記憶を失ってもなお愛おしいと思う気持ちが消えないというのもおいしい設定ではあるけれど、2人のそれまでが本当に純粋で綺麗な愛と思えるような描写で描かれてきていたので、そこを安易に「記憶喪失」に頼ってほしくなかったなあという気持ちが生じてしまいました。
だって本当にもったいなくないですか?
あんなにひとつずつ想いを積み上げるように絆を築いてきたのに、記憶喪失ルート。
それじゃどういう展開だったらよかったんだ!?と言われると、何のアイデアも出てきませんが…。
終わり良ければすべて良し。
冷め切ったトルドが1巻で変な態度を取っていた相手・スレンとのことも、前後編で出会いからしっかりと読むことができます。
お互いに真っ直ぐで、相手のしあわせを願い、ただずっと一緒にいられることだけを願ったイルウェスとアルタのような強い絆とは程遠いながら、王族としての役目というのはこれほどまでにひとの心を固くさせるほど重いものなのでしょうね。
いやはや、素晴らしい世界観でした。
ずっと手を出さずにいたジャンルでしたが、本当に読んで良かった。
あらすじは他の方が詳しく書いて下さってるので、私は感想のみ。
2巻で命をかけた二人の逃避行に涙しただけに、この最終巻はちょっとあっさりし過ぎていた感が否めません。落ち着くとこに落ち着いたと言えば、まぁそうなんでしょうけど。もう一波乱二波乱あってから結ばれても良かったんじゃないかと。イルの記憶が曖昧なままで二人が結ばれたのも、え?本当にそれでいいの?2回目だし、今度こそ本当に処刑ものだよ!?と思ってしまいました。好きな作品だけに、より自分の好みを押し付けたくなるのかもしれません。
あと、この作品はやっぱりBLよりもNLの方が向いている気がしました。王族だけは同性同士でも番になれるという掟なら、そのうち王族滅びかねませんよね。
同時収録のトグトとスレンのカプは、国の繁栄を第一に考えるトグトのキャラはまだわかるのですが、ヤンデレ入ってるスレンが最後まで好きになれませんでした。王族の番候補という立場であんだけ好き勝手やっといて、王宮を追い出されないというのも不思議です。白鹿は希少だから?
絵はキャラの表情や背景に至るまで申し分ないですし、ストーリーも独特の世界観があって惹かれる作家さんなので、これからの作品も楽しみにしてます\(^o^)/
当初花の痣やアルタが幽閉されたことにも理由があると思っていたんですが
本当にただの痣とただの意地悪な村人でした
狼設定もあんまり生かされてないです
面白かったですけどね
気になるのは、トグト×スレンなの? スレン×トグトなの?
攻スレンのレ○プっぽいけど、個人的には襲い受けがいいなぁ
このシリーズ大好きなのですが、最後が少し物足りなかったです。
記憶喪失になった2巻のラストでは、切ない展開を予想していました。ああ、これ3巻絶対泣くわ〜と。ところが、イルウェスとアルタの話は3巻の半分ほどであっさりめでたしめでたし・・・。アルタ(オルツィイ)がイルウェスの暮らす極北の地へ訪れてからは、二人を引き裂く邪魔者もいなくて、イルウェスの記憶喪失もさほど障害とはなり得ませんでしたね。とはいえ、倹しくも幸せそうな二人のラストにはホッとしました。一冊丸ごとイルウェスとアルタの話だったらもう少し余韻に浸れたのになぁ、と残念に感じました。
後半部分は白鹿スレンとトグトの話。
トグトは結構好きなキャラだったので、番はなにもスレンじゃなくても・・・というのが率直な感想でした。
すみません、高貴で清廉な印象の白鹿とは思えない軽率なスレンがあまり好きになれず。トグトは身分のせいで、イマイチ恋愛感情というものをよく分かっていないようなので、スレンは少々冷たい言葉をかけられたくらいで自棄を起こさず気長に想いを伝えていって欲しかったです。
『狼は花の馨り』の3巻目にして完結編。表紙のアルタがめっちゃ大人びてて、1巻からの時の流れを感じる絵柄です。
ネタバレ含んでいます。苦手な方はご注意を。
2巻は、二人で逃げ出すけれど追っ手につかまり離れ離れになっていたイルウェスとアルタが再会したところまで。
その二人が再会した、という所から3巻はスタート。
トグトの番になったアルタ。
事故にあい、記憶を亡くしたイルウェス。
白鹿のアルタと、王族ではないイルウェスという身分差に加え、さらに窮地に追い込む事態が二人を襲う。
アルタはトグトにイルウェスを忘れるよう言われるけれど、それでもなお募る恋心。
そしてイルウェスのアルタとともに生きてきた記憶は戻るのか―。
というあたりを軸にストーリーは展開していきます。
まあ、こうなるよね。
という結末。
今までたくさんの障害を乗り越えてきた二人にしては、終わり方があっさりしすぎた、という感じ。
後半はトグトとスレンの話が収録されていますが、この1冊はイルウェス×アルタの話だけにして、トグトとスレンの話はまた別の巻で描いた方がよかったんじゃないのかなあ…。今までの盛り上がりから失速した感が否めなかった。
トグトとスレンの二人の話も設定はすごくツボ。
なんですが、あっさりまとめられているからか、こちらも勢いに欠ける。
2巻で感じたスレンのイメージと、3巻のスレンのイメージが大きくかけ離れていたのも意外でした。
トグトはスレンを愛していたけれどスレンに振られたのかな、と思っていたので、こういう話だったのか、という。スレンに振られたトグトが、仕方なくというかやさぐれて(と言ったら失礼か?)アルタを番に選んだと思っていたので、トグトへの萌えが一気にテンションダウンしてしまった…。
スレンもイケメンのナイスガイだと思っていたので、欲しいものが手に入らないからと言ってああいう暴挙にでる男性だったのか、とこちらも萎え萎え。
そもそも番以外の人とセックスしていいんだっけ…?
と思ってしまった。
彼らのバックボーンや、スレンの絶望は理解できるものの、もう少しじっくり描いた方が二人の気持ちに寄り添えた気がします。
設定はとてもツボなのですが、個人的にこのお話の萌えポイントはアルタの一途にイルウェスを想う恋心と、アルタを守ろうとするイルウェスの男気、だったので、その部分が今回は薄かったのが残念でした。
萌えなかったわけではないのですが、もう一声欲しかった、というのが率直な感想です。
大陸の草原辺りが舞台の民族BL、3巻で完結です。
イルウェスとアルタの物語と、トグトとスレンの因縁回収スピンオフが収録されています。
「狼は花の馨り」
駆け落ちに失敗した二人。イルウェスは極北の地へ送られ落石事故で記憶喪失に。アルタは王宮に連れ戻され、王子トグトの形式上の番(つがい)となり、ただ真っ直ぐに「イルが大好き」と気持ちを隠さなかった頃とは別人のように大人びてしまったのが切なくて…
アルタはトグトと共に極北へ視察にやってきて、記憶喪失のイルウェスと再会したところから3巻は始まります。
アルタはトグトの番であってもイルウェスを忘れられず、ただ好きだと心が叫ぶ。
イルウェスも記憶を失っているのに、誰かを大切に想う気持ちだけは残ったままで、本能的にそれがアルタだとわかり、二人は番に…
そこからの展開はご都合主義的ではあるけれど、あんなに想い合ってる二人の悲恋なんて見たくない!
何かに執着したことがなかったイルウェスがアルタを愛し、ただまっすぐにイルウェスを想い続けるアルタの純真さに胸を打たれ続けたシリーズなので、「一緒に花を育てて、一緒に眠って、ずっと一緒にいる」二人の願いが叶って良かったとしか思えません。
「白鹿は愛を嘯く(うそぶく)」
白鹿と番うことを”王族の義務”としか思ってないトグトと、トグトが大好きだったのに”義務”だとわかって傷ついたスレンの因縁回収スピンオフ。
トグトにあてつけるように、王宮の女たちを食い散らかすスレン。手に入らないものが欲しくてあがき続けてるのが切なかった…
もうトグトの人の気持ちがわからない頑なさといったら…民を統べる王族として人心も勉強しなさい!と説教してやりたくなるし、スレンへの劣情にいまひとつ物足りなさも感じるけど、トグトにしてはこれ以上はないって決意がスレンに伝わったから、まぁ良いかな。
二人がカラダを結ぶのは描き下ろし「ある白鹿の憂鬱」に描かれてます。
このシリーズ、アルタのひたむきさに何度泣かされたことか…
予定調和だろうと幸せな終り方で良かった。心がすさんだ時に読み返したい物語。
民族的な建物・衣装・装飾、りゆま先生の丁寧な画力によって、狼と白鹿が始祖なファンタジーの世界観に引きこまれました。
eBookJapanで購入、コミコミ&eBookJapan特典のペーパーも収録されてます。
トグトにじゃれる狼が羨ましいのに素直になれないスレン、スレンの意味あり気な視線に戸惑う狼たちがかわいい。
決済方法に選択肢があるebjで購入して、コミコミ特典がつくのは嬉しい。