料理男子高校生×美人リーマン グイグイ年の差BL

日曜日にパウンドケーキ

nichiyoubi ni pound cake

日曜日にパウンドケーキ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神69
  • 萌×237
  • 萌18
  • 中立6
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
18
得点
553
評価数
133
平均
4.2 / 5
神率
51.9%
著者
阿弥陀しずく 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
on BLUE COMICS
発売日
価格
¥680(税抜)  
ISBN
9784396784249

あらすじ

「キスするから。
いやなら全力で
よけてよね」

無邪気な顔して
大人に迫るな!

武義は父子家庭で家事を切り盛りする男子高校生。
最近父親が家で絶賛するのが部下の“西田くん”。
女よりきれいだとベタ褒めする姿に若干引きつつも、
家にやってきた彼は、顔面イメージに反して
言いたいことはハッキリ言う、一本筋の通ったキャラ。
彼のことが気になりだした武義は、
翌日から「うちでメシを」と誘いまくり――?

表題作日曜日にパウンドケーキ

料理上手な高校生
武義父の部下、27

その他の収録作品

  • 描きおろし

レビュー投稿数18

私が初めて買ったBLマンガ!!

この作品は私が初めて買った作品です!
家族、人想いの鈴木家(父、武義)と外見が中性的過ぎて今まで色々と言われてしまったために人間不信寄りの西田くんのお話です
武義は高校生ですが、マメでえらい✨
西田くんは鈴木家でご飯を食べるようになるのですが、もうっっ!!そりゃ胃袋掴まれちゃうよね〜
そんな西田くんも途中から武義に対して素の部分を見せ始めて…またそのギャップにやられちゃうわけです
でもお互いにピュアなので見てて心がきれいになる✨
初めて読む方でも抵抗なく見れると思います!
とにかく愛おしいこのふたりをできるだけ多くの方にぜひ見てほしいです!!

0

年下攻め好きだけど

阿弥陀先生4作目です。
絵の構図、余白使い、少ないセリフでの表現が好きです。
特に「こんなはずでは」が好みでした。

本作は、武義が序盤ずっと表紙の表情が続いたのが気になって。
不信そうな目、とんがった口。
そういう心境だったのはわかりますが、にしてもずっと同じ顔やん、と思ってしまって。

そういうキャラだからか、その後の行動も違和感ばかり。
西田に対して強引に家にくるように進めたり。
無理矢理、不意打ちのキスを何度も。
こういう人嫌いなんです、すみません。

西田がきれいな顔しておとなしそうに見えるけど、実はそういう周囲の反応に対抗してきた気の強い人だとわかり、口の悪さも意外でそこはおもしろかったのですが。

武義にいいようにされて、不満ぽいのに拒絶はしない。
既にもう好きだったということなんですよね。

なので結局順調に両思いになるわけだけど。
私としては武義に違和感ばかりで萌えどころがなかったです。

0

素直に面白かった!

攻めが受けより一回りほど年下。でもこんなスパダリなかなかいないんじゃないかというくらい男前で素敵な性格。攻めのチート親父もカッコ良くて、こんな人理想の上司だわ、と思いました。

攻めが受けと付き合う前に話を聞いてくれた善良そうな友達。ツッコミが鋭くて地味ながら良いキャラでした。スーパーポジティブな攻めによって、容姿が美しすぎる事で嫌な思いをしてきて人間嫌いだった受けも最後は陥落します。コメディー調でほのぼのした絵柄だけどエッチなシーンでは受けがちゃんと可愛く色っぽくなっていて良かった。

たくさん笑わせられたのに、最後の方のケーキのエピソードには泣かされた。攻めのお母さんの教育は素晴らしかったんだなと思いました。年下攻めで最後に身長逆転くらいに体も成長するお話、大好きです。下克上的な。

1

のんびりと進む関係

阿弥陀しずく先生の丸みのある絵柄とマッチした穏やかな作品。
一応ヤることヤってるシーンはありますが、そこまでがっつりしていません。

ちょっとおバカな高校生(攻)と、知らず知らずのうちにほだされていくサラリーマン(受)。
サラリーマンが高校生の父親の部下、というのが物語全体において重要な設定となっています。

関係がいつのまにかぬるぬると進展していく2人を眺めていたらあっという間に読み終わりました。めちゃくちゃハッピーエンド!という終わり方ではなかったので、ちょっと物足りない気持ちも感じてしまいました。

1

名作

タイトルと表紙に惹かれて購入しました。
好みの絵ではなく、何気なくでも迷うことなく購入したのですが、自分の直感に感謝したい。
一読目はさらーっと終わったのですが、心に残るものがありすぐに読み返し、ずるずると三回目、四回目と読み返してしまいます。
会話の間やテンポと絵が非常に合っていて、よいドラマになっているんだと思います。
私の語彙ではとても表現しきれなくて悔しいのですが、ストーリー、絵、テンポ、キャラ、タイトルがこんなにもバランスよくあう作品ってそうそうないです。

1

1話目で心鷲掴みにされました

父親を巻き込んだお話の展開は初めてだったのと、作者さん独特のテンポに
何これ面白いー
と、どんどん読み進めてしまいました。
ページをめくる手が止まらない系の作品は読了後すぐにまた2周目に突入してしまいます。

父親の会社に移動してきた部下の西田さん。女性より美しい風貌の持ち主だと家で父親がほめるので複雑な気持ちでいた息子の武義。
ある日自宅に西田さんを招くと言い出して…というお話です。
父親が西田さんを好きなんじゃなくて、西田さんが父親の方を好きだったんですねー。
面倒見の良い素敵な上司なんですもんね、お父さん。
まさにチートキャラですよ。

武義の西田さんへのまっすぐな気持ちの伝え方とか、ちょっと強引な所も高校生らしさが出てていいんです!
学校での友達とのやりとりとかもいちいち可愛い。

武義の卒業式のお話、第8話がめっちゃ良いです。
ホロリとさせられます。
背もすくすくと伸びて、素敵な彼氏に成長しました。
続編あればいいな〜。

2

著者は、奇妙な間合いに乗せる名人

「舟を浮かべて」の奇妙な面白い二人が、
美人リーマンx高校生のバージョンで復活したような物語、と言えばいいのかな。
面白かった。

浮世絵風と言えばいいのか、無表情の静止画で笑いを取る作風が好きです。

女性より綺麗な西田さん。
武義君が一目惚れして、ぐいぐい勝手な理由で寄り切り勝ちしてしまう。
お人よしな西田さんは、武義君にNOと言い切れず、乗せられてしまう。押されっぱなしで少し気の毒。
いつもはチート勝ちする父、でも息子の懸想に気づいても注意出来ない。

武義君、高校卒業した後、進学せずアルバイトだけにしたみたい。
大丈夫なのかな?
続篇が出たら、嬉しい。読みたい。

1

絵柄とストーリーとテンポ

年下攻めに一家言ある方からのおススメ

◾︎武義(たけよし,高校生)×西田朔哉(武義の父の部下)
絵柄とストーリーとテンポがばっちり合ってます。無理やり笑わせにきてる感じはしなくて、でも間や表情でクスッとできる、商業BLには珍しい良さがあります。

父親に頼まれてサクサク料理を作るところとか、かつては母親と料理を作ってたところとか、所々でるポジティブさ、たんたんというあだ名…武義がいかに良い家で育った魅力的な人かじわじわ伝わる。
その上で8話でヒェっとなってしまいました。ビジュアルも大変良い方向へ成長してる〜〜〜

西田のギャップもよかった。突然の「がっかりだぜ」には正直ビックリしちゃいました。上司の息子さんだぞ…そこまで激昂すること言ってないだろどうした…
後半ほだされきって。でも上に書いた通り、絆される理由もわかる。いい男だもの武義くん。ほだされきって自分からキスしてお風呂に誘うまでに…犯罪だぞ!!
まっすぐな武義のセリフに面食らって赤くなる西田が良いです。何度もみたいこのやりとりを。

0

もう本当に面白い

一コマ一コマ、台詞一つ一つが魅力的で面白い。30分ドラマ1クールで23時からやってほしいなぁ。初めに見た西田くんのV形口元かわいい。女の子より綺麗といいつつ、漫画的なデフォルメされたものでなく、現実にいる“女の子より綺麗な男”を描いてるところ、父(素敵な!)との何気ない会話に良い関係が滲み出ていたり、学校でボーッとしちゃう武義もどのシーンも魅力的で、そんなのはこの作品でしか味わえない魅力だと思います。
特別コメディでないのに吹き出しちゃうような空気感が大好きになりました。
西田くんの武義に対する表情の変化が面白すぎて、後半は素のクールな部分が出てきて、男の子同士の会話って感じが良かった。
登場人物も多くなく、無駄に過去話を入れず、全体も無駄な描き込みやトーンもなく、読みやすくて頁をめくるのがワクワクしました。

7

初心で可愛い……

タイトルと絵柄が気になりつつも、早数年……
何かと機会がなく、なかなか手にすることができませんでしたが……
漸く!! 読むことが出来ました!!!

武義くんの高校生らしい無邪気さ、西田さんの綺麗な顔とキレたときの表情のギャップ……どれを取っても、とても良いお話でした。

武義くんのお父さんも人柄の良い方で……
BL作品に家族が出てくる作品は苦手な質でしたが(但しオメガバースは除く)自然な家族の描写として受け取り、読み終えることが出来ました。

「先生の作品を他にも読んでみたい」と、心から思いました。

1

イオンのフードコート最高かよ笑。

前に読んで凄い面白いなー!と思った覚えが。
再読、やっぱりすげぇ笑ったwww
なんもかんも今まで読んできたBLとは違う。
父子家庭の鈴木親子。
父親が最近やたら外見を褒める西田という男…
まさか父さん?!!
親父が男に惚れたんじゃないか…という息子の疑念から始まり、その事を話して西田にキレられ、キレた西田に一目惚れしちゃう息子w
でもって印象最悪のマイナススタートなのにめちゃくちゃポジティブに押してくる息子!!
もうね、攻め(鈴木息子、武義)の思考が想像のナナメ上行くポジティブさで。これは西田じゃなくても調子狂わされるわーー。いい!
お父さんはだれが見ても漢前だけど武義もナカナカのもんだよ、いい漢だと思います。
地味な外見だけれど武義の親友がまた良くて!!
いちいちツッコミが的得てるってかね…
塩対応だった受けがだんだん絆されて垣間見せるデレが良き。

2

この描き方、この台詞回し、好きだ

 スーパーポジティヴシンキングな高校生の武義が、綺麗な見た目に反して口も悪くズケズケものを言う西田に対して、一切物怖じせず押していく様子が読んでいてすごく楽しかったです。台詞や描き込みも最小限に抑えられていてシンプルなのに、思わず笑ってしまうようなシーンが多々ありました。今時いるのかなぁ、こんなに押しの強い高校生男子。いたらいいなぁ、なんて思いながら読みました。

 西田は男女関係なく人を勝手にホモ扱いして好き勝手言う人間が大嫌いで、恋愛にも大して興味のない手強いキャラです。でも、武義は父親譲りの誠実さを見せて最初の壁を難なく取り払ったり、何を言われてもすべて前向きに捉えたり、得意な料理で胃袋を掴んだりして、着実に西田との距離を詰めていきます。武義と話しているとつい毒気を抜かれてしまう西田に、こちらも笑ったり共感したり。チートな父親に負けず劣らず、武義も十分なチートキャラだと思いました。西田より身長が低いまま攻めになった武義だけど、最後の高校卒業時には西田を追い抜き、顔立ちも大人っぽくなっていてどきっとしてしまいましたね。シンプルでも次々とページを捲りたくなるような、素敵な作品でした。

2

全力で攻める怖いもの知らずの年下くん

10歳差ぐらいの年下攻めですね。
若いっていいなぁ、ポジティブいいなぁ…なシーンがいっぱいでした。

高校生の武義が好きになった相手は父の部下で、自分より10も年上。でも彼は背伸びしてる感もなく、ホントいつもそのままなんですよね。むしろ西田と一緒にいる時間が増えてから、どんどん表情も子供っぽくなっていったような…。私はそこも好きでした。

母を亡くし落ち込んでいる父を見ていられなかった。なんとか元気になってほしい…そんな思いであの日一人で焼いた「母の味」パウンドケーキ。でもそれを食べた父は、もっと泣いてしまった。表紙の二人が初めて顔を合わせる日に、お父さんはそれを焼いてほしいと息子にお願いするんですよね、控えめに。ラストまで読んでからここを思い返すとなんだか泣けてきてしまいました。

その、最後の告白シーンで持っていかれちゃったかな。お父さんを尊敬してて、「お母さんを大好きなお父さん」が好きで。それが奥の方まで全部わかっちゃう西田もいいよね。あ、もちろんイオンのフードコートも忘れてませんよ(笑)。「肩を抱くな 腰も抱くな!!」のやりとり可愛いかった♡何度見ても飽きません。

西田は武義をからかい半分で仕掛けてみたところから結果的にくっついた形だけど、もとから武義のモーションをかわせなくても「まぁいっか」みたいな気持ちだったんじゃないかな…なんて勝手に思ってます。ニヤニヤしながら楽しく読みました。


装丁:ウチカワデザイン

3

どうしてそうなった

うーん、楽しみにしてたのですが…。
買い溜めしていた中で最後の方に取っておいたのに、あっさりしすぎて肩透かしでした。

男やもめの父の元に本社から出向で来た西田。
毎日父の口から語られる西田の外見を称賛する言葉に「父はもしかして…」と疑う武義だったが…。

初対面で雷に打たれたかのように恋に落ちた武義。
こっちはもう一目惚れだからいいのです。
そのあとの躊躇なくぐいぐい行く行動力も「若さだなあ」と微笑ましい。
母亡き後家事を頑張ってる少年に「頭の悪そうなクソガキ」なんて罵倒する西田に頬を赤らめるのを見たときは、ドMですか?と気になってしまいましたが。

問題は西田です。
いつの間に絆されたのでしょうか…。
そこがスパーンと抜けているので、勢いに流されて買い物デートからの本物デートまでは理解できても、家でのあの行動は唐突すぎて一瞬思考が停止しました。
「やったぜ!見たかったんだ、その顔が!」という台詞から、いつも不意打ちでキスしてくる武義に仕返し気分なのは分かったのですが、その先までいくと、えーと、ニシダクンハ、イツカラ、スキダッタノカナと急に片言になってしまうくらい動揺しましたよ。ほんと、いつから!?
わたしは何を見落としたのでしょうか!?

深読みタイムスタートですが、今まで見た目でいろんなことを言われて来た→男はぶん殴った→男、嫌い→女はぶん殴れない→女も嫌い→「どっちも恋愛対象じゃないんなら、俺個人としてスタート地点に立てるよね?」→今までこんなに食い下がってくるポジティブさんはいなかった→新鮮!→しかも胃袋掴まれてる→好き♡ということなのでしょうか。

突然卒業式まで飛んで、武義の背がものすごく伸びていたのには萌えました。
パウンドケーキの話も良かった。
でも「好きになる/絆される過程を読みたい」派には、一番読みたかった部分がないのです。
ずっと観ていたドラマの最終回だけ観られなかったくらいのショックです。
キスが嫌だったら全力でよけてと言われて、全力でよけてなかった自分を発見→嫌じゃなかった…→好き♡ということ?
読み返していろいろ考えたけどわかりませんでした。

ちなみに西田が美人に見えず、下まつげ=美人ではないぞと思っていたのですが、海の辺りから急速にきれいめなイケメンに見えました。恋してるから、というのだったのでしょうか。難しい。

1

ぐいぐいポジティブ年下攻めがかわいい。

いやぁ、若いっていいわねと思った一冊でした。(なんてババくさい感想か)

この頃、盛んに父が誉める西田という年下部下。肌も髪もつるつる、そこらの女の子よりも…という父(男やもめ)の言葉に嘘はなかった…。
父が西田を家に連れてきた時の武義の反応が好きです。まさに言葉を失って確実に彼の中で何か変化が起きたというのが見て取れる様子が4ページに渡って描かれているんだけど、それからの武義のぐいぐいぶりときたら。でもあまりにも正攻法で姑息さが皆無で読んでて応援したくなるんです。

そして父子タッグ。毎日仕事帰りに夕食を食べに寄るという提案をした武義に、西田くんの迷惑を考えなさいとお父さんはたしなめるのだけど、根負けして西田が受け入れたときにやったー!と無邪気に喜んでる父子の姿を見てこの父にしてこの子ありみたいな微笑ましさを感じました。裏表がないから西田も嘘をついて逃れられない、この人たちには嘘をつけないみたいなそういう感じ。
自分の父親がチートキャラだと気づいた武義だけど彼もいずれチートキャラになりそうだなという予感大です。(しかし就職しないの?チートじゃなくてニートになりそうよ…)

受けは美人さんなんだけど、なよっと系ではなくて昔からニューハーフだのオカマだの言われてきたのを片っ端から腕っ節で黙らせてきたタイプで、「恋愛も結婚も一切する気がなかった。」という難攻不落っぽいキャラなんだけど、意表を突くくらい真っ直ぐでポジティブで計算が一切ない攻めだったから心動かされたんだろうなぁと思いました。

東雲月虹さんもおっしゃってますが、武義が西田と父の関係をちょっと疑ってた…とこぼした時に西田が放つ怒りのセリフ「なんでもかんでもホモにしねえと気がすまねえのか…?」には、ほんと、もーしわけございません!!と武義に変わって土下座したくなりました(笑)でも許して。性分だから…。
そしてイオンのフードコート最高かよに笑いました。うちの近所のイオンにも来て!目撃して崇めたいわ。

全然内容には関係ないんだけど、個人的に覚えやすそうで結構覚えづらいタイトルでした。
日曜日はパンケーキ→はっ!パンケーキじゃなくてパウンドケーキだった!!と地味に衝撃→日曜日はパウンドケーキ、あれ?検索でてこない、日は不要だったのか?→日曜はパウンドケーキ へ?まだ検索でてこない、ここでようやく本を見る。→日曜日にパウンドケーキ 早く見ろ&覚えろってことで。


7

若さ+ポジティブ=無敵!!

母を亡くした父が、最近話題にするのは部下の西田のことばかり。
もしや西田に恋を…??と心配した武義は
家事を一通りこなせる普通のDK。
西田が家に来ると、挨拶も忘れてしまう程の美男子で
照れながら父を褒め称える西田はまさか…!?

序盤はごくごく普通の感覚の男の子です。武義くん。
元気が無かった父が元気になるならと
引かずに自分なりに受け止めようとする姿は
男子高校生にしては懐が大きい気がしました。
でも、西田の見た目と内面のギャップにノックアウトされて
もう常識なんてなんのその、
不意をついて西田にキスしちゃうくらい行動力ありまくり!!
恋をすると臆病になりがちですが
人によってはこれほどまでに前向きになれるのか…と
勇気をもらえた気がしますww

だからと言って、西田の意思はガン無視ってわけでもなく、
絶妙なところで年下感出して来やがるので憎めない!
調子こいてるのかと思いきや、
しおらしいところを見せたりして
更には胃袋まで掴まれちゃ逃げようがない西田…。
尊敬する上司の息子だからというだけじゃなく、
武義個人の言動に(若干不本意ながら)惹かれたのは
自然なような気がしました。
西田の内面が男前じゃなかったら、
武義は本当に好きになっていたかな??
恋に落ちる音をきいたのは、素の西田を見てからなので
“あの容姿でこの性格”で全部好きなんだろうな。顔が好みって大事よね。

西田の「なんでもかんでもホモにしねえと気がすまねえのか…?」には
こちらが「申し訳ございません!!!」となりましたが
気がすまねえよ、腐女子だもの。いやごめんなさい。

4

白い

押せ押せ男子高校生×(攻めの)父親が家に連れてきたハイパー美人さん部下

萌えには至らず。
気になったのが白さです。描き込みが少なくて視覚的に寂しい。
二人がいるのに、そこで人が生きている感じがしない寒々しい部屋になってます。
今時のさらっとした絵柄や勢いで読ませる話なら気にならなかったかもしれませんが
絵柄がちょっと古めで、独特のテンポで話が進んでいくので、描き込み多めのほうが良かった。

受けはハイパー美人さんですがある事情でまっさら未経験です。
その容姿のせいで苦労しており、ホモ弄りが大嫌いで(ホモフォビアではない)、なかなか気が強い。
この男を落としてほだされ受けに変えた攻めは、なかなかのツワモノ。

しかしいくらほだされたとはいえ、
尊敬する上司の息子(未成年)と関係を持つのはどうかなと。
高校生のうちはおあずけしてもよかったんじゃないかな。
この攻めなら余所見せずに待てたと思うんだけどなぁ。

0

意外性ありました

電子で試し読みしてからの購入なんですが、キャラが想像の斜め上いってました(笑)
一冊丸ごと表題作です。

武義は父親と二人暮らしで、食事全般担当。
ある日父が、以前から容姿を褒めていた部下の西田を家に連れてくる。
父が西田に惚れてるのかと思ってたら、西田の方が父を尊敬しているみたい?
そんな西田が気になっていた武義は、西田の本当の性格を知り更に好きになってしまい…。

武義が可愛いです(笑)
素直で真っ直ぐで、少々KYながら西田にグイグイきます。
西田はその綺麗な容姿のため今までホモやらオカマやら揶揄われてきて、そんなふうに揶揄う輩が大嫌い。
その影響で人間嫌いとなり27にしてDTなんだけど、そんな西田に隙を見てはキスする武義。
胃袋を掴みつつグイグイくる武義に西田は絆される訳ですが、あれ?つい先日まで怒ってたよね?となりました。
まぁ、武義は素直で良い子だからな〜そうなるのも仕方ないのかな〜うーん…。

最終話は武義の卒業式の日の事で、武義の背が伸びて西田を越してる事やその後の二人のHに萌えました。
でもってイオンのフードコート…女性二人の意見に激しく同意です(//∇//)

武義父が西田を綺麗、など言ってたのはただの感想で、そこに他意はありません。
何かしら絡んでくるのかと思いきや(笑)
そんな予想外なはじまりとキャラ達でしたが、楽しい一冊でした。

…しかし武義、就職しようよ…( ̄▽ ̄;)

5

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