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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
竹書房版で中断したまま、続きを待ちかねていた10DANCE再始動。
出版社を移籍して再開し、新たに今回新装版がでて、
間を置かずに9月には3巻も出る予定なのが、楽しみにで仕方はない!
朝起きたら電子版(Kindle)が配信されていて、早速読みました。
1、2巻と統一感のある書き下ろし表紙がついたが、
本編の中身は基本的には旧版と変わりなく、内容については
旧版でレビューを書いておりますので、書き下ろしなど相違点のみ記します。
先に書いちゃった2巻のレビューでは、旧版とそれ程追加はないので
特に買わなくても大丈夫か?的なことを書いたのですが、
1巻は、本編には変化なしは同様、口絵扉の違い小さな番外編に加えて
特別編「Samba de men's love」が収録されている。
移籍後最初に書いたものとのことだが
「ええええ〜〜〜っ!」この特別編を1巻に持ってくる?という感じでした。
↑
注) 物語の先を少しでも知りたくない、『ネタばれ厳禁派!』の皆さんは、
この『特別編』はお読みにならない方がいいかな、と思います。
#5に出てきた新人編集の向井くんが成長し、ライターとして本が出版されている。
タイトルは「10DANCE」、W信也を描いたルポルタージュのようだ。
向井氏曰く「この二人が出会うことでこの本は生まれたんだ」……
始まりは英国のブラックポールという田舎町
競技ダンスの最高峰とも言われるイギリス三大大会のひとつ
全英選手権で日本人の少年がアマチュアチャンピオンに輝いた
と、本の冒頭が示されて、話は「現在」(#7の前)に飛ぶ。
この30ページの作品の殆どの「現在」は、体が動き出しそうな魅惑的なもの、
#7の世界選手権の直前あたりのエピソードで、
杉木が鈴木を食事に誘いいっしょに食事をしたある夜のエピソード。
なのだが、最初のたった3ページで二人の未来というか、
物語のゴールが見えてしまうのは、如何なものなのだろうか?
作者は「一度も読んだことのない方でも、お話に入れるように書いた」とのことだが、
これは一般紙移籍の影響なのか、どういう意図なのか、何なのか……
まぁ、確かに一般紙での物語の作り方としては、ありがちだとも思うが……
これが読書の今後のテンションと感動にどのように影響するのか?
不安と期待で3巻を待ちたいと思います。
10DANCEの一巻読み終わった。
やばいすごい好き格好いい鈴木先生も杉木先生も大好きあふれでるこのパッション上手く文字に出来ないが素晴らしかったいや素晴らしいこれからもずっと素晴らしい。
ダンスもダンス漫画も好きだから背すじをピン!ととかボールルームへようこそ(十巻いつかな……)とか。
10DANCE、最高! でもゆっくり読まないと。五巻しかないから、ゆっくり、読まないと!
あー、絵がいい。先生たち、顔がいい。顔がよすぎる。スタイルまでよすぎる。顔もスタイルもよすぎるダンサーなんて、ずるいよ、卑怯だよ、はまるに決まってんじゃん。
しかも渦巻いちゃうの?
感情、渦巻いちゃうの? やばいよ楽しいよ。
きっちりオールバックでキリッとした紳士たちときゃいきゃいしたラティーノたちのじゃれあいも最高。
わざとそっけない態度とってやきもきさせて、愛らしいとか、手乗りなら欲しいとか、紳士たちSが多いな! 構って欲しいとか、しっぽひらひらとか、服ひっぺがしたいとか、泣いちゃってるラティーノたちかわいいな!
杉木先生、海外のラティーノたちにもモテモテかよ、最高だよ、鈴木先生妬いちゃうじゃん。
でもあの二人(ダンス的に)相思相愛だから……。付け入る隙ないから……。
さて、ゆっくり二巻読もう。
自分のツイッターからコピペ
5巻を温め切ったので、やっと読もうと思います。1〜4巻を読み返してからいざ!大好きな作品すぎて読むのがもったいないのです。
超本格ダンス漫画です。掲載誌に紆余曲折はあったけど、とにかく続いてよかった。BLというよりメンズラブですが、メンズのラブにすらまだまだ到達していません。唇は奪ってるけどね!
ひさびさに読み返したら、さらっと鈴木(ラテンチャンピオン)が「今度生まれてくる時は 女に生まれてくるわ」と言っていますね。「わがままな子猫ちゃん」と言われてたりもする。
私は断然、鈴木×杉木派ですが、どっちになるんだろうな〜なこの2人。対等な関係ではいてほしいので鈴杉寄りのリバ希望。挿入なんてなくても心の交歓がされていればそれで満足ってところもありますが。どんな関係より濃密であってほしい。
特別編の始まり方を読むだけで涙が出そうになる。鈴木が有名人、杉木は"スタンダードのチャンピオンだった人"、2人の笑顔。神以外ありえないシリーズです。
ダンスを教えあうことになる鈴木と杉木。鈴木の方はそもそもなんでそうなっちゃったの!?からスタートします。
安易にBL展開にならないのに、キュンキュンします。何気ないポーズが、ダンスシーンがとにかく色っぽい!!そして、お互いのダンスを尊敬する中で、惹かれあっていく2人。しっかりBLになっています。
くすっと笑えるシーンもあります。2人がまじめにやればやるほど、ユーモアのあるシーンになっていることもちょくちょく。周囲の登場人物も楽しいです。
競技ダンスがメインのスポコンストーリーで恋愛はそんなに主張しない内容を想像していたのですが、めちゃくちゃラブコメでした(笑)
ダンスしながらラブコメしてます。
結構な頻度で笑わせに来るのでコメディとして面白かったです。プリンセスになっちゃうリードでめちゃくちゃ笑いました。
恋愛要素に関してですが、ダンス込みで本能で惹かれあっている状況なので、人間ドラマ的な距離詰めを楽しみたい人には物足りないかもしれません。
ダンスを通して惹かれ合う描写が面白かったので私は満足です。
一巻の本編ラストはやる気はあるのに上手くいかないしんどい引きでしたが、当人達にしか分からない何かが伝わってきて良かったです。
特別編は内容自体は好きですが一巻の巻末には適していない内容に思えました。プロローグっぽかったです。
10DANCE、復活。
この日を待っていました。
「10DANCE」は私がBLにはまりはじめた時に出会い、その面白さに驚き、正に「♯私を構成する9冊」に入る作品です。
元々競技ダンスは好きで、Eテレ(当時は教育TV)で全日本とかやってると必ず見て、高校生の時名香智子さんの「パートナー」にシビれてた…
この「10DANCE」は結構イカつい絵柄で、鍛えている男性の肉体、その美しい躰がくねって躍動する様、まだ何も起きてない2人の間に流れる濃密な空気、そこに段々甘い色が入り込んで。
ダンスのレッスンでは喧嘩ばっかりしてるような2人なんですけどね。
その不思議な作品の魅力にはっきりと取り憑かれていました。
今新装版としてまたこうしてここに来てくれて、嬉しさしかないです。
確かに巻末の「特別編」はありゃ?と思ったけど、ここには妄想の余地がありますね。
私の妄想では、杉木がこうなってそうなって鈴木がああなる。
ただ、杉木の明るい笑顔がとってもいいので、多分読者納得のいい展開になるのでは?
「10DANCE」再始動、やはり純粋に嬉しいです!
2巻が出たあと待てども待てども次が出ず・・・なんで出ないんだろうってヤキモキしていました。
1〜2巻は旧版を持っているのでどうしようかなぁと迷ったのですが、ヤングマガジンサードに移って最初に描かれたお話がこの1巻に追加収録されていると知ってはスルー出来ませぬよ!( ✧Д✧)
本編 #01〜#05
番外編「紳士はラティーノがお好き」
(以上は旧版にも収録済み)
+
特別編「Samba de men's love」 32ページ
(ヤングマガジンサード掲載作品/今回初収録)
旧版の1pおまけマンガ(#02その後 消えないマジック)、カバー下マンガは収録なし。
口絵は3カット(旧版の表紙元絵、#02扉絵、#04扉絵のカラーバージョン)が新しく追加され、旧版に収録されていたもの(#01扉絵のカラーバージョン)は収録なし。
内容は地味〜に修正がされているかも。
とりあえず10ダンスの大会で踊る最大曲数が30曲から「40曲」に修正されているのはひぇぇ〜〜だった。ダンスの世界むちゃくちゃハードだ…
新しくなった装丁は、黒い部分に10DANCEの種目が羅列されているのがパッと目に入るんですが、1〜3巻を並べてみると、
1巻は「Tango」(スタンダード)
2巻は「Slow Foxtrot」(スタンダード)
3巻は「Samba」(ラテン)
と、ハイライトされている種目が違っているので、これも意味があるのかな?とじっくり再読するきっかけになりました。
(→表紙で2人が踊っている種目とイコールになってるっぽい?)
今回初収録の「Samba de men's love」は、置き位置の難しい(率直に言えば“無くても良い”)内容だなーと思う半面、今後の展開へのワクワクも募るような読み切りでした。
これから世界に挑まんとする男達のある夜のエピソード。
痺れるような最後の1ページで、これは読んで良かったと思いました!
直球とも思えるタイトルは読者への意志表示なのかな?
一般誌(しかも青年誌)に移籍と聞いた時は「そんな移籍ってあるの?!」とびっくりすると同時に「どうなるのかな?」という不安もありましたが、結果的にはより自分の理想に近いもの(青年マンガの体裁でBがLしてるのが一番好きなんです^^)が読めそうな気がして、今は期待の方が断然膨らんでいます!
【電子】ebj版:修正-、カバー下なし、裏表紙なし
※訂正と補足
⑴旧版の1pおまけマンガ(#02その後 消えないマジック)は新装版にも収録あり。見落としていました。
⑵カバー下マンガは電子版には収録されていませんが、紙ですとカバー下に収録されているようです。
来ました新装版!
先にレビューをされてる皆様方と同じように旧版にて読んでいるもので、正直どうしようかと逡巡したのですが、加筆等もあると聞き、ゲット。
しかしやはり、移籍にあたり描かれた「特別編」がこちらに収録されているのは、正直なところどうなのでしょう? 結末がどうなるかをハラハラしながら読むタイプの作品ではないのかもしれませんが、終着点が見えている(想像できる)のは、今後の展開を楽しむうえでどうなるのか…。
「ここで見せる」という判断をされたということは、そんなことぶっちぎっちゃうくらいに濃い展開が来るものだろうと期待はしますが。
まずは、勢いで新装版1〜3までと一気読みしましたので、次は旧版と違いをちまちま見比べたりしていきたいと思っています。やっぱり読み応えのある作品です。
竹書房から講談社に移籍した『10DANCE』
講談社からの新装版は、1~5話に特別編と番外編がプラスされています。
スタンダードの杉木のノーブルな帝王ぶり、ラテンの鈴木の蠱惑的な色気、二人のぶつかり合いと、おたがいの才能に触れて信頼を重ねていくのが、ときにコミカルに、ときに本気に描かれているのがおもしろくて、ダンスにあまり興味が無い私でも10DANCEの世界観に引きこまれました。
麗人での連載時は、清楚でノーブルな杉木が乱されちゃうのか、男の色気を振りまいてる鈴木がメスっぽくなっちゃうのか、もしかしてリバも?ってBL展開を楽しみにしてましたが…
新しくプラスされた部分だけレビューします。
●特別編「Samba de men's love」
移籍時に紹介として掲載されたものかな?雑誌編集・向井が語る冒頭は、まだ語られていない物語の行方が想像できてしまうので、完結前に発表して欲しくなかった…ネタバレが苦手な方は注意してください。
ネタバレ大丈夫な私でもゴールを見せられた後では、そこまでの道のりがどんなに引きこまれるものであってもワクワク感が薄れてしまう気がします。
二人の部分だけ。時間軸は7話の世界選手権の前。杉木が鈴木を食事に誘い、はじめてのデート?に鈴木は浮かれて食べまくるけど、杉木の目的は親交を深めることじゃない。
杉木は「10ダンサーとしてチャンピオンに立ち、世界の王族セレブから招待状が届くことを想像しろ」と、その時のためのマナーを鈴木に叩きこむことが目的。
杉木がどこまで鈴木の才能に惚れこんでるのかがわかる瞬間でした。
その後、鈴木がラテンのエモーションを教えるためラテンミュージックのバーへ。
そこで客の歌で二人がサンバを躍る、二人に魅了される客達、すごく楽しそうなのに杉木の笑顔は上品なすまし顔で…
鈴木は怒るけど、サンバには黒い歴史もあるそうで、皆がラテンらしい陽気さを出している中で、呪術師のキャラを通しダンスで審査員をねじ伏せろと。
鈴木も杉木の個性を大事にしてるのがわかります。
●番外編「紳士はラティ―ノがお好き」
とりすましたスタンダードダンサー達と、ふざけたラテンダンサー達のひとこま。
ラテンダンサー達は女性用ヒール靴を履いてるところを見せ、高いヒールに小鹿のように足をぷるぷるさせてるのがかわいい!
それに杉木が日本では「あんよが上手」と手を叩いて声援を送ると話し、スタンダードダンサー達が手を叩くと、応援されたラテンダンサー達は頬を紅潮させて喜ぶ…それ、赤ちゃんへの声援だからw
ラテン野郎の扱いを心得た杉木と、単純なラテンダンサー達が微笑ましい。「紳士はラティ―ノがお好き」というより「ラティーノは紳士が大好き」って感じです。
移籍時に井上佐藤先生は「BLとして描く」と仰ってましたが、新装版発売にあたって追加されたエピソードに「以前の環境だと描くことができなかったお話」とツイートされていたので、麗人時よりダンス競技色が強くなるのかな?
物語の骨組みが太くなるのは歓迎ですが、麗人で期待していた二人の関係も見たいです。
新境地での変化は9月に発売される3巻を楽しみに待ちたいと思います。
井上佐藤さん初読みですが、こちらのサイトでの評価が高かったので読んでみました。
BLとしての萌え要素は今のところそれほど感じませんでしたが、競技ものとしては普通に面白かったです。というか、この二人には、最後まで恋愛感情なしに、最高のライバルでありダンスパートナーでいてほしいような気がします。それでお互いの彼女に、あまりにも四六時中一緒に練習している二人に、ホモかよと嫉妬してほしいような(笑)。
まだどちらが攻め受けかもわからないので、逆に色々と妄想する余地もあります。今後の展開が楽しみな作品です。