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junjo romantica
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
ウサミサがお互い好きであることに幸せを感じていて、私もそれに対して幸せを感じた巻でした。
美咲はもうウサギさんのこと本当に大好きで、それでもツンは忘れていない美咲が可愛くてたまりません。
個人的なこの巻のヒットは、孝浩さん家族と水族館に行ってきた美咲が「ウサギさんがいなくてちょっと寂しかった」って素直に言うところ!萌えました。
また、春彦さん、孝浩さんの事も少し深掘りされていて。春彦さんにも早く美咲の様な人が現れて幸せになってほしいなと思いました。孝浩さんの方は、ショタ美咲が可愛かった&孝浩さんも本当に苦労してたんだよな、そりゃ美咲のこと大事に思うよな…と。
長寿シリーズですので、惰性で買っている、マンネリだと感じている方も多いとは思います。私自身、伊集院先生でマンネリを感じ、大好きな作品だからこそやることがないならきれいに締めてほしいなと思っていました。しかしここ最近また面白さが盛り返しており、「このカップルをずっと見守っていたい…」という思いにかられております。
再熱ついでに最初の方を読み返していたのですが、育ってきた環境から周りに気を使いすぎてしまう美咲が「俺には気を使うな、俺を頼れ、俺に隠し事をするな」と言ってくれるウサギさんと出会えた事、家族に気にかけられることなく生きてきたウサギさんがちゃんと自分を叱ってくれて、ありふれた言葉でも欲しいときにほしい言葉をくれる美咲に出会えた事、そして今、この二人がお互いを大好きである事にものすごい幸せを感じます。
そんなことを考えていたせいか、再読時には美咲のモノローグの「ウサギさんのことを好きになって本当によかったなぁって思ってるんだよ」でうるっと来てしまいました(笑)
もう安定感のある二人ですので刺激的なドキドキというより、じんわり二人の行く末を見守りたいという感じです。
本編は『ウサギさん不在で水族館へ』と『クリスマス間近、義姉に関係がバレる』の二本立て。
あと純情ミックスでウサギ兄編が入ってたので、一瞬「え!?ウサギ兄にもお相手が!?」とBLスピンオフが始まるのかと思ったけど、過去を深掘りするヒューマンドラマでした。
美咲兄編も入ってた。
あとウサギさんと執事田中のエピソードに癒された。熊の鈴木さんとウサギさんが出会った始まりのエピソードがここに……!
BL以外の裏側エピソードもありつつ、ウサギさんと美咲は変わらずラブラブだった。
小説家:宇佐美秋彦×大学生:高橋美咲です。
前巻では、全然話が進みませんでしたが、今回は少し進みました!
本当に少しだけ・・・
前回は美咲の義姉が気付いた感じでしたが、今回は完全にバレましたね。
というか、美咲が義姉にバレてしまってパニックった→ウサギさんが宥める→仲直りHって感じで終わりました。なんだかいつもと同じパターンだなぁって思っちゃいました。←すみません。
あとは孝浩とウサギ兄とウサギさんの話でしたね。
これはこれでよかったと思いましたがやっぱりマンネリですね~。(結局は過去の話でしたし。)
正直、伊集院と薫子の話がなければ、もう少し早くこの展開になったのでは?と思いました。
本当に申し訳ないですが、本当に情で購入していますので、早く完結してほしいなぁと思っています。
孝浩も、普通に美咲がウサギさんの家に執着してはダメで自分の身の丈と合っている生活をすべきと思って一人暮らしを進めてるのであって、ちゃんとお付き合いしてるってことを言えば、理解はしてくれると思うんですけどねぇ~。(そもそも正論だし、一緒に住まなくても普通に近くに住めばすぐ終わる話なのでは?)ホント、早く言ってくれ!と思います。
基本的に1冊丸ごと「ロマンチカ」構成です。
そしてまだ美咲は卒論に苦しんでいる。
そしてそして、宇佐見はHで美咲の勉強の邪魔をし、兄・孝浩にもまだ告白できず。
そして同時収録の「純情ミックス」は、春彦と孝浩の過去エピソードです。
ウサギ兄・春彦編は、素直で優しい美咲が辛い過去に凍りついた春彦の心を意図せず解きほぐす、というエピソード。
美咲兄・孝浩編は、ご両親が突然亡くなり、小さな美咲を抱えて余裕もなく爆発する孝浩が宇佐見の家に駆け込む、というエピソード。
どちらも切なさがあって「いい話」なんだけど、もうこういうエピソードはいらないんじゃないかな〜。
私は一気に読んでるけど、この巻で刊行15周年だそうで、皆様のレビューにも習慣で買ってるとかありますしね…枝葉より本筋の進展を!と思います。
「ロマンチカ」に戻って、孝浩は毎回毎回美咲に独立を迫る。美咲はのらりくらりと話を逸らしたいんだけど難しく、その上お義姉さんが宇佐見と美咲の関係性にどうやら気づいたらしく…
自分の覚悟ができてないことに直面しパニクる美咲ですが、こうなってやっと先に進む芽が見えてきたかな。
孝浩はどう思うのかな、お義姉さんが取り持ってくれるかな、ちょっとドキドキしてきた。