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歪んだ双子とペット契約
ai to makoto
クズな男が登場しがちな森世さん作品ですが、今作はいません。
愛し愛されたい、理解し理解されたい。
2人の間に加わった異分子により徐々に変わる関係。
3人3様の愛が交錯するみつどもえストーリーです(﹡´◡`﹡ )
最初の印象で双子攻め×Ω受けの2:1の関係と思いきや、1:1:1の関係でした。
(3Pを期待すると少し違うかも…?)
三角関係にオメガバース要素が加わって、新鮮な三角関係を見た気がします。
特に双子の関係が萌えでした!(∩´///`∩)
元彼の借金を背負い途方に暮れる受け。
いよいよ体を売らなければ…と考えを巡らせるとこと、セレブな双子に拾われます。
双子は首に噛み跡があり、同じΩだと言われ、安心して飼われることに…。
見た目も言動もそっくりで区別がつかない双子に戸惑いつつ、受けは個々を理解しようとします。
そんな中、双子の秘密を知り、平和だった3人の関係に歪みが生じてーーー。
受けは不憫な生い立ちで愛に飢えてます。
双子はとても優しくて、受けを家族だと大切にしてくれる。
初めての経験に心を綻ばせる受けが健気で可愛くてキュンキュン( ´͈ ᐜ `͈ )
なので受けも必死で双子を理解しようとする。
最初こそ見分けがつかない双子でしたが、よく見ると微妙に性格の違いが見えてきます。
受けが双子を完全に見分けられる様になった時、双子の片割れに変化が…。
実は双子はΩとαで、番同士でした。
そうきたか!(ФωФ)
とても仲のいい2人だけど、その内面は負い目があり…。
番システムはΩにとっては番のαが唯一なるけれど、
αにとっては唯一ではないんですね。何人でも番になれる。
子供の時に発情期に遭遇して首を噛んでしまったことにより番に…。
Ω兄はいつか自分が捨てられるかもという恐怖感と、自分に縛られるα弟に申し訳なさもあり。
α弟は、Ω兄に「自分は裏切らない」と信じて欲しくて言動も何もかも同一化させてて。
純粋な愛情も持ち合わせているけど、根底にある愛はちょっと違ってたのが新鮮でした。
最初何もかもソックリでベッタリ依存しあってる様に見えたのですが
受けが間に入り、気持ちを素直に言い合った後の変化が無理をしてなくてとても良かったです!
双子の間にあった愛情は形を変えたけれど、子供の時から支え合った気持ちに偽りはなく。
受けを交えながらなんだかんだと仲良く暮らしてる姿にジンワリしました(;///;)
面白かった…!!
表紙は首輪で鎖に繋がれてますが痛いシーンはないので大丈夫です♪
たっぷり愛されてますのでご安心を…v
森世さんのオメガバース2冊目は、1冊目(ロマンティック上等)とはまた全然違うタイプのお話ながら、これもとても面白かったです!
オメガバース設定はエッセンス的に上手く活かされていましたが、それがストーリーのメインにはなっていないので、あまり得意じゃないって方にも読みやすいのではないかと思います。
発情の描写は控えめですし、妊娠も出産もないです。
△ならではの関係性がもたらす面白味をめいっぱい堪能できるストーリーでした。
双子の〔愛司〕と〔誠司〕の関係は、見た目をそっくりにして、四六時中一緒にいて、双子ならではの一心同体という感じなのですが、そうしていることにはある理由が潜んでいて……一見仲良しに見える愛司と誠司の関係は、蓋を開ければ双子ゆえの雁字搦め。
個を殺して、一心同体でいなきゃいけないって呪いに囚われている2人。
そこに異分子の〔斗和〕が混ざることで、【双子ちゃんたち2人で1人×斗和】から次第に【みんなが1対1】に変化していく過程が描かれています。
3人の関係がとにかく絶妙なんです!
この三角のかたち、文字じゃなくて図で描いて伝えたい感じなんですが、
一般的に多い「1辺繋がってなくない?」ってやつ(図で表すならこう「∧」)じゃなくて、3人全員が右向きと左向き両方の矢印で繋がっているような感じ(リサイクルマークの矢印が右回りと左回り両方向ある感じ)。
そしてその関係性の妙を作り出すのにオメガバース要素が上手く活かされてるところが巧い。
あと、3人全員に固定された感じの“攻めっぽさ”とか“受けっぽさ”がないところもバランスの良さを感じさせるのかもしれません。
斗和が双子に飼われている形なんだけど3人の精神的な関係性はいつも対等で、リバップルっぽいというか、3人できゃっきゃしてる感じは百合ップルっぽくもあって、だからこの絶妙なバランスが成り立つのね!っていう説得力に繋がっている気がします。
やー、面白かった\(^o^)/
かなりナイスな三角関係モノでした!
三角関係好きさんに全力でおすすめしたい!!!
オメガバースの、Ωってだけで虐げられるカースト設定も、フェロモンに支配されたαとΩが気持ちと関係無く”運命の番だ”って盛り上がるストーリーも、もう飽き飽きしてます!
そんななか、設定を取入れつつ、意外なストーリーを読ませてくれたのがこの作品!
あぁ、私はオメガバースじゃなくて、気持ちがこもってない設定だけ追ったストーリーにウンザリしてただけで、おもしろい話にはまだこんなに惹きつけられる。
元カレに騙されて借金背負ったΩの十和が、ソックリなセレブ双子(愛司と誠司)に拾われる不思議な始まり。
でも十和がピンチの時に、愛司は「家族の一員だ」と助けてくれた。
親を亡くしてから一人だった十和に居場所ができる、十和の物語だと思って読んでました。
でも違う、この話の主人公は双子の愛司、そして誠司、十和、それぞれの物語。
愛司と誠司、小さい頃は何でも分け合える子供だったのに、成長すると、愛司は社交的だから人気があって、誠司はαだから特別に見てもらえる。同じだった二人は違う二人になった。
そして抑制剤を隠され、発情期になったΩの愛司の首を誠司は噛んでしまい、二人は双子なのに番に。親は愛司だけを切り捨てようとしたけれど、抑制剤を隠されたことを知っていたのにすぐに対応せず、愛司の首を噛んでしまった誠司は二人で生きていくことを決める。
同じ髪型、ソックリな外見で、子供の頃のように区別がなく見えるのに、
Ωの愛司には、もうαの番・誠司しかいない、嫌でも誠司に依存するしかない。
誠司も負い目があるから、愛司がΩのペットを拾ってきても受け入れて、愛司の希望を叶えてきた。
二人ともお互いのことが好きだから一緒にいたのに、その大事な理由を見失ってる…
それと二人は二人だけで良いとシニカルに構えてるけど、やっぱり双子で番なのは異常だってわかっていて、でも自分ではどうしようもできないから、誰かの目を通して”異常だ”って確認したがってる。
そして、それと同じくらい自分達以外の誰かに、自分のことをわかって欲しいと切望してる。
そんな二人にとって、愛司と誠司を見分け、普通じゃないことより、好きだって気持ちを見ようとする十和はまさに”救い”!
十和だから、依存と負い目で繋がっていた双子に、”好きだから一緒にいる”って気持ちを思い出させて、お互いにそれをわからせることができたんだと思う。
愛司が暴走しなきゃならなかった理由、暴走する決心をくれた十和の理解、誠司の告白、十和はナチュラルになんてすごいことをやり遂げたことか!
双子で番の愛司と誠司、二人は二人で愛し合いつつ、十和を取り合ってるテイなのが楽しそう。そしてそれを受入れ、十和にも居場所ができた。
なんてパーフェクトなトライアングル!
オメガバースでこんなにも惹きつけられる話が読めるなんて、脱帽です。
オメガバースで3P、そのうち2人は双子…背徳的な雰囲気たっぷりな今作ですが、すっごく良かったです。
以下、あらすじ無視なざっくりとした感想を。
誠司の子供らしい嫉妬が原因の1つでもあった、あの不幸な出来事。
それにより、以後ずっとお互いが負い目のような物を持つ事になります。
根底に愛情はあるけど、なんとも悲しかったです。
歪な2人を唯一理解してくれたのが愛情に飢えていた斗和。
斗和の存在が、凝り固まった2人を楽にさせたんですね…。
最終的に誰が誰とくっつくとかではなく、皆それぞれ愛しあって仲良く暮らします。
最初は見分けがつかない程そっくりだった2人なのに、誠司が見た目変えるんです!
髪型を変えピアスを外し、見分けバッチリ。
そんな心境の変化は、2人が楽になれた証みたいでホッとします。
表紙はなんだか怪しい雰囲気ですが、愛がいっぱいなお話でした。
あ、カバー下はロマンティック上等の某キャラが登場。
双子が幼稚園、某キャラは大人(?)で年齢差あります。
某キャラ、相変わらずでした…(^^;;
あんな大人になっちゃダメよ〜(笑)
森世さんによるオメガバース、3Pです。
陣形は攻め2人に対して受けが1人。カップリングは双子である愛司(オメガ)と誠司(アルファ)×斗和(オメガ)という組み合わせ。
元彼の借金を負わされた受けが、もう身売りするしかない、という瀬戸際でセレブな双子に声をかけられたのが始まりです。
一晩だけのはずが気に入られ、ペットのように首輪をつけられて豪華なマンションで飼われることになるのですが、双子がかなり訳ありだったり病んでいたりで、いろんな展開が起こります。
受けのオメガ・斗和くんが、癖のある双子たちに気に入られるのも頷ける、とても良い子でした。自分の育ってきた環境がひどかったのにひねくれもせず、世間的には忌避されそうな双子たちの事情を知っても見る目を変えません。元彼に騙されて借金を負わされたのに、「好きだったから」と責めることもしない。(クソみたいな元彼に大変ムカつきましたが、受けの代わりに双子が怒ってくれたので良しとします)
そして攻めの双子。アルファとオメガの双子で、そのために歪んでしまった人たちです。まったく同じ顔、同じ髪型、同じピアスを開け、インナーワールドのような世界で2人いちゃいちゃしていましたが、そこに受けの存在が入ってきたことによってその世界が壊れ始めます。
ネタバレになりますのであまり詳しい内容については触れませんが、受けを好きになることによって双子たちの仲が壊れるだけではなく、受けの存在が2人をつなぎもするという展開がとても良かったです。双子のどちらかと受けがくっつくよりも、双子両方に可愛がられる受け、という3Pのほうが個人的に好みだというのもあります。
とても美しい、いろんな方向を向いた愛に満ちた世界でした。
既刊『ロマンティック上等』と並ぶ、オメガバースの名作でした。
スピンオフというほどではないですが、前作と世界観のつながった作品のようで、カバー下のおまけマンガに前作のとあるキャラが登場していました。
面白かった(●´Д`人´Д`●)いやこれ好き。
顔も声も仕草もそっくりな双子に出会った受。
なんとかして大金を手に入れなければいけないさなか、
なんとそのお金を肩代わりする代わりに双子に飼われることに。
一緒に生活していくなかで見え隠れするはたからみれば
異様な部分。
そっくりだと思っていた双子の実はな違い。
オメガバース設定含めの起承転結がすごく面白かった。
森世さんの作品らしい病み部分もあり。
これはぜひその後も読みたいと思わず思わせてくれる作品でした。
どうまとめるのかと思いながら読めたのがワクワクで楽しかった。
良作です☆
3Pと言えば、一人の受けが、タイプが全く違う魅力的な二人の攻めに求められて…(私としては攻め二人の間にも恋心があると更に萌えるのですが)というのが王道の黄金パターンだと考えていたのですが、おおっ、双子攻めという手があったか~とウキウキしながら読みました!
美人の双子の番という禁忌さだけでもかなり萌えるのに、辛い過去を持ちながら可愛いペットのような斗和が、愛司と誠司の間にある恋愛感情を否定することなく、そっくりな二人に翻弄されながらも一人一人を理解しようとし、愛していく過程にきゅんときました。
相手を想うあまり臆病になったり、罪悪感にとらわれて本当の気持ちをきちんと伝えきれていなかった不器用な二人が、斗和を挟んで恋のライバルにまで発展するほど気持ちがピッタリ重なったんだなぁ~としみじみしつつ、やってることの子どもっぽさに可愛くて笑ってしまいました。
3Pもおいしかったですが、斗和をどんな風にトロトロにしてくれるのか愛司と誠司の絡みの違いも、うう〰️っ、見たかったなぁ〰️(切望)
森世さんの2冊目のオメガバースは3Pならぬ愛があふれる三角関係
初っ端の展開に Ωが3人?!と思いましたがそれぞれが家族愛に縁が薄いワケあり
オメガバース大好きなんですが、ほんとに良かったです
そして裏表紙にはあの人が・・・
私は双子モノは初めて読みましたが、双子好きには絶対オススメだと思います。
双子って、描く側からしたらめちゃくちゃ大変だと思うのですが…
誠司と愛司、パッと見、そっくりですが、つむじだったり、仕草が逆だったり、するわけですが、そんな二人が、お互いに左薬指に指輪をしているのが大変萌えました…
最初は、3Pじゃなくて双子同士の話がガッツリ読みたいかも…とか思っちゃったりしましたが、読んでみたら、話の展開的に斗和の存在がとても大きいので、結果的に、読み終えて、斗和がいて、お互いによかったね…と泣きそうになりました。
ただ、初め読み終えて、愛司は結局何で花が嫌いになったのか理由がちょっと消化不良気味に感じましたが、これは私の読みが甘いからかもしれません…
それでも、双子同士でも、α、Ωであるが故にお互いに運命を左右され、依存しあい、倒錯的な関係性になっていく過去も今も描かれていて…
めくるめく官能的な双子愛にゾクッとしました。
先生の違うオメガバースも読んでみたくなりました!
ただ、「奥にち○こして…」の台詞には思わず笑っちゃいました…
元から森世先生の大ファンなのですが、この作品を読んで改めて好きだな〜と実感しました。
作品のテーマは、斗和と双子の愛司と誠司の歪な三角関係。私は三角関係や3Pなどあまり好きではなく、最初はこの作品を読むことを躊躇ってしまったのですが森世先生の作品だからと読んでみたら、、、、何度読み返しても足りないくらい好きになってしまいました。
主要人物は三人とも魅力的ですし、それぞれ人間らしく足掻く様子が感動的でした。
愛司と誠司も外見はそっくりな双子なのに、実はアルファとオメガということや過去にあった出来事のこともあり、心の底の根本的な部分やそれぞれの行動の動機が少し違う気がして。読んでいて何だかとても面白かったです。
特に、最後の部分で『あいとまこと』タイトルの意味が分かった気がしてうわぁ〜となりました。
斗和との出会いを通して愛を(再)発見出来た愛司と、過去のしがらみを乗り越えて今まで抑えてきた『誠』の自分を表に出すことが叶った誠司。そんな意味が込められたタイトルなのかな〜、と思います。
終わりはみんな仲良くハッピーエンドで終わったので嬉しかったです。愛司と誠司が内心を打ち明け、どこか吹っ切れた感じがするところも。今まで必死に愛司に似せてきた外見を変えた誠司も。
これからも三人で幸せに日常を送って行くんだろうな〜と勘ぐる事が出来る安心感が高い終わり方でした。(でも続編期待してますあと出来れば斗和と誠司にくっついて愛司には他の大事な人が出来てほしいです(ブツブツ))