フルーツ、ガトーショコラ

fruit gateau au chocolat

フルーツ、ガトーショコラ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神24
  • 萌×244
  • 萌32
  • 中立7
  • しゅみじゃない7

--

レビュー数
16
得点
399
評価数
114
平均
3.6 / 5
神率
21.1%
著者
キタハラリイ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
コアマガジン
レーベル
drapコミックスDX
発売日
価格
¥657(税抜)  
ISBN
9784866530413

あらすじ

金曜の夜、二人だけの特別な時間---
外見も内面も正反対、でも食の好みだけはピッタリな米倉と椎名。メシ友という微妙な関係のまま、金曜の夜を楽しんでいた矢先、椎名から思いがけない秘密を打ち明けられて…?
きみの魅力に触れる度、恋に奥病になるーー

表題作フルーツ、ガトーショコラ

椎名航生(イケメン・米倉の取引先の営業)
米倉駿人(繊維会社・営業)31歳

その他の収録作品

  • degestif(描き下ろし)

レビュー投稿数16

大好きな人と食べるものなら、なんだって美味しい

イケメン年下ですます攻め(敬語攻め)の魅力たっぷり、そして美味しそうな料理とデザートの数々に喉がゴクリと鳴っちゃう、素敵なお話でした✨

誤解によるすれ違いとか、ショッキングな出来事なんかは起こらず(強いて言えば攻めが忙し過ぎて会えなくなる、というのが2人の耐えどころ?)、ひたすらに優しいお話。
再読して良さをもう一度噛み締めました◎
仕事帰りの疲れた心と体に沁みる……

キタハラリイ先生の優しくて綺麗な絵柄が大好きです。

今日、先生の別作品(「ベルガモット&サニーデイ)を読んだ時も同じだったんですが、リアルに読みながらお腹が「ぐう」と鳴りました…//
こ高級寿司、ガトーショコラ、筍と海老の炊き合わせ生湯葉添え…(覚えてるものを羅列)仕事の後、夕飯食べてない状態で読んだらダメなやつですね; 食べた過ぎて泣いちゃう。

そしてそして、年下攻め・椎名の「反則ですけど前借りごめんなさい」からの、キス!からの、怒涛の猛攻!……た、たまらんです。。

イケメンしごできソフト男子にこんな雄みを見せられてアプローチされたら、自分なら即落ち、いや前借りキスの時点で落ちる。

で、そんな椎名がえちの時は全然強引じゃなくて、ひたすら優しい。攻めはするものの紳士で安心できて、朝がちょっぴり弱い、最高の年下攻め様でした。

特別な料理や高級料理ももちろんいいけれど
大好きな人と一緒に食べるごはんは、なんだってとびきり美味しいよね、と2人と一緒に幸せ気分に浸らせていただきました✨ごちそうさまです♡

0

一休みして美味しい物を食べに行きたくなります

美味しい物を食べるのが好きな米倉と椎名。
見た目も中身も全く違う二人が、毎週金曜日の夜に美味しい物を食べに行く。
どうして自分なんかを誘ってくれるのか。。。

美味しい料理がたくさん出てきて、それを楽しむ二人を見ていると、それだけで幸せにな気分になります。
私も久々にのんびり美味しい物を食べに行こうかなぁとワクワクしてきました。
それにプラスして、彼らの展開もあり、ホント好きなものか感じのお話。
いつもカッコいい椎名だけど、年下っぽいところが見えたり、地味だけど米倉の誠実で温かい雰囲気など、登場する人物の人柄もほんわかします。

0

美味しものが食べたくなる( 'ч' )

なんとも甘くて優しい(*˙˘˙)♡
いつのまにかゆっくり育つ『好き』を見せて頂きました。


受け様の米倉、攻め様の椎名はともに会社員。
丁寧な仕事をする米倉の事を好ましく思っていた椎名です。
週末ごとに、美味しいオススメの食事を共にして親しくなっていく。

『美味しい』って感覚が同じって一緒に過ごすのに大事な事だよなぁ。
やっぱり「美味しいね」って笑いあって食事する時間って嬉しいし楽しいですもの。

ゆっくり関係を進めていくのかと思いきや、椎名ってば1話目で告白。
それからも食事を共にし、帰り際のキス。
椎名の事を意識していく米倉(*´꒳`*)

自分に自信が無いように見えてた米倉ですけど、好きだと分かってからは、潔くってカッコよかった。

年下攻め様になる椎名の丁寧な口調が優しくていい( ^ω^)
えちの時でも、丁寧さをキープで米倉を気遣うのを忘れない優しさ。
年下の攻め様のかわいさがよきかな( ˆᴗˆ )
そして、好きだから大丈夫っていう米倉の男らしさ。

素敵なかみ合わせの2人でした( ^ω^)



2

さらっと美味しいお話

さら〜っと流れるように読めました。

卑屈メンが1人で勝手にいじいじぐるぐるを2周以上すると、めんどくせ〜っとなってしまうんですけども、そこはキタハラ先生、いじいじしながらもさく〜っと進めてくれました。

卑屈メンは、まず自分の中でぐるぐるが長くて、やっと自覚しても、それを相手に伝えるまでが長いので、つい長いんよなぁ〜となっちゃうんですよね(それが好きな人もいるだろうけど)でもまだ本作はさくさくな方でよかったです。

かたやイケメンナイスガイな椎名が、非の打ちどころがなく、君に欠点はないのかい?と思いましたが、ま、そういうキャラもありですね。

最初の頃、米倉の無自覚なかわいい所を見て、抑えつつも頬を赤らめて、好意があるんだなと思わせる椎名が良かったですし。

一晩を共に過ごした翌日「平気じゃなかった人」になっていた椎名がかわゆすぎました。

あと、オネエのマスターがいいキャラでした(本作に限らずオネエキャラの無敵感ってすごいですよねw)
「イケメンのカテゴリ別1位みたいなの〜」がうまいこと言うな〜とツボでしたw

あと、米倉の元カノが米倉のことを「自分には勿体ない人だったのよ」と言っていたのが良かった。

BLあるあるの嫌な女性キャラでなく、卑屈メンの良さをわかっていて、それを周りに伝えていたのがとても好きな場面でした。

1

料理の描写が綺麗

絵が綺麗で丁寧、話もまとまっててエッチシーンも可愛いのですが、どこかスッキリしない作品でした。

「イケメンに見初められる理想のラブストーリー」ね、米倉(受け)のシンデレラストーリーね、以上!って感じです。ノンケ×ノンケの説得力も感じませんでしたし、BL漫画特有の葛藤もなく。そもそもノンケかどうかも曖昧に進んでいくので(米倉行きつけのイタリアンの店員がゲイっぽいのはミスリードなのか?)、集中力を欠いた。

絵はとっても綺麗です!主軸である料理の描写もうまい。トーン使いが美しい。

2

キュンキュンが止まらない!

癒される~~~。
地味な米倉と、取引先の年下イケメン椎名は金曜日に美味しい料理を食べるメシ友。
米倉は自分なんかと食べるより…と自虐発言をしてしまい、椎名が告白。

それからの椎名の猛攻と優しいキス。

あーん、ときめくよう。幸せだよう。早く好きって言っちゃいなよ!まさか言えない間に何かあるんじゃ?とハラハラしてました。

でもそんな事はなく、米倉もようやく椎名に気持ちを伝えて。
甘々だよう!何だよ、あんなに悩んだり敬語で話したり恋人までの距離をソワソワ過ごしてたのに、いきなり!やったね!

もうこの先はイチャイチャラブラブで読んでてにやけます。ご馳走じゃなくても隣で美味しいご飯が一緒に食べられて幸せで、それだけでいいのです。

とりたてて事件が起こったりすれ違ったり劇的な出来事もないお話なのですが、このキュンキュンがたまらない!久しぶりにキャーっと叫びたくなりました。

8

楽しそうな2人の金曜日が羨ましすぎてお腹が空く‼︎

タイプの違うリーマンが会社も違うのに仲良くなって毎週2人で遊ぶっていう設定だけですでに萌えが無限大∞

キラキライケメンと黒髪メガネの地味メンが「美味しいものを食べるのが好き」っていう共通の趣味を通じて仲良くなって、毎週金曜日の夜を楽しそうに一緒に過ごしてる2人が羨ましくてですね!
純粋にいいなーいいなー週の終わりにこんなご褒美があったら毎日仕事頑張れるなーって思いながら読みました。
ぶっちゃけBL展開しないストーリーでもいいっちゃあいい内容かなと思うところもあるんですけどね、でもまぁ腐脳だからさ、メンズが2人揃ったらやっぱ恋は始まってくれないと。

といいつつ、あまりにナチュラル〜に恋が始まるんでゲイなんだとばかり思って読んでたら両方ノンケ設定だったところには「ノンケだったんかい‼︎」と突っ込まずにはいられなかったです。
ノンケ同士であんな毎週チュッチュしてたんかい‼︎ なにそれ萌える。
あと敬語同士なところも萌えでした♡
エッチ終わったらお手手繋いで、敬語でピロートークして、お前ら可愛いかよ〜

地味メンの米倉が少々ネガティブ思考なもんですから途中「辛気臭ぇな‼︎」ってなりましたが、結局2人の可愛さの方が優ってしまって、終わり良ければすべて良し的なホッコリ感で読み終えました(^-^)

【電子】シーモア版:修正グレー塗り、カバー下なし、裏表紙なし

4

いつもの切れ味が全くない、綿菓子のようなお話し。

……と書くとマイナスな印象ですが、これはこれで、好きです!
好きです!
……大切なことなので二回言いました。

ただ、キタハラさんのこれまで読んだ作品が、
ちょっとガツンとパンチの効いたものだったので、
ついついそれと比べてしまい……

今回はかけらも毒のない優しい作品。
ある意味、らしいといえばそうなのかな。
根底は変わっていないのかも。

とにかく美味しくて優しいお話し。

欲を言うなら、もう少し米倉さんに悩んで欲しかったし、
椎名さんが米倉さんに惹かれていく過程が欲しかった。

でも収まりどころは良かったし、
何より二人の美味しそうな笑顔がいいv

夜に読むと、次の日のランチが待ち遠しくなる。
お腹が空いて、評価は「萌×1」で!

5

ミニシアター系の可愛い映画のよう。

「いつも。掠め取られるような。キスをされる。」
「雨の日、静かな夜道の傘の中で。
地下鉄へ下がる薄暗い階段の途中で。
ひと気のない、お店の軒先で。」
詩情溢れるモノローグ。美麗な絵。匂いや湿度まで感じられるような、丁寧に綴られる二人の心情を読み手側も丁寧に感じたい作品です。キタハラ先生の作品は「はきだめと鶴」が初読みで、心が痛すぎて、二度と読めないのですが、こちらは安心して何度も読み返しました。
大人だから、臆病にもなる、可愛い恋ものがたり。
小さな映画館で観たいような。

11

おいしい食べ物を一緒に食べたいのは?

おいしいものはおいしいというだけで既に特別。
だけど特別なひとと食べたらもっと特別になる、という話です。

31年間、リア充を横目にひたすら地味に生きてきた米倉の唯一の楽しみはおいしいものを食べること。
取引先との合同打ち上げで出会ったリア充代表のようなイケメンリーマンと食べ物の好みで意気投合して以来、金曜日に2人で行くおいしい店巡りが続いて…。

という始まりです。
米倉は自分に自信がなくて過小評価しているタイプなので、王子様のような椎名が自分「なんか」と二人で食事に行って本当に楽しいのか戸惑います。味覚が合うひととの食事の楽しさは無限大ですよね。未散ソノオさんの「SOS」のような居心地良さそうな関係なのに、米倉は長年培った「僕なんか」精神を発揮しまくりです。

椎名が性格もイケメンすぎて…。無駄にカッコつけないんですよね。カッコ悪い自分も全部見せてしまう。はっ、もしかしてこれはイケメンだけに許された「こう見えてオレ本当は…」的テクニック!?と思う隙もなく、椎名に対しては不器用で臆病なところもあったり焦ったり欲張ったり、イケメン設定が霞むくらい必死で恋する男という感じです。

椎名の関わる超多忙プロジェクトのせいで会えない期間が出来たことや若干トラウマになっている米倉の元カノの絡みなどを経て、米倉も自分の中でどれだけ椎名の存在が大きくなっているか気付くわけですが。
あまりにもスムーズに進みすぎて忘れがちでしたが、ふたりともノンケですよね?その辺りは最初に米倉が「僕なんかより女の子と…」と言う以外は特に触れられていません。
でも椎名が米倉を気にするきっかけになった米倉の仕事のやり方は本当に素晴らしいと思うし、ふたりとも食事している時間の表情が何とも言えず幸せそうで、「男同士?問題ないね!」と思えてしまうのです。
椎名の直球勝負に比べて米倉の態度や台詞は、拗らせすぎた臆病さのせいで時々ずるく感じてしまう。でも良いのです。気持ちを伝えるシーンで全部吹き飛びます。しあわせ。大満足。

これだけ言って「神評価」ではないのは顔のフォルムが若干縦に伸びすぎな印象だったことと、最後のシーンの言葉選びのせいです。すっごい細かいことで本当に本当に申し訳ないのですが、冒頭と同じモノローグを重ねてきて印象付けるやり方はいいなと思ったんです。気になったのは
「君と食べるならどんなものだってどんなものより美味しいから」
ここです。一瞬「ん?」ってなりませんか?わたしだけ?細かすぎ?「どんなもの」を重ねることでダブル重ねの印象づけを狙ったのは分かるのですが、AとAを並べて「Aの方がいいよね」って言うのは分かりにくい。ふつうに「何よりも美味しいから」じゃだめだったのかな。うーん、それも何か変。「この上なく」「今まで以上に」もしくはスパッと切って「どんなものだって美味しいから」とか。
いえ、あの、ごめんなさい。ほんと細かすぎて。ちょっと自分を殴ってきます。

橘くんと川邑部長の話も読んでみたい。兼生ももっと見たい。スピンオフ、出ませんかね?

9

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