お日柄も良く

ohigara mo yoku

お日柄も良く
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神37
  • 萌×236
  • 萌31
  • 中立6
  • しゅみじゃない9

--

レビュー数
17
得点
428
評価数
119
平均
3.7 / 5
神率
31.1%
著者
まさお三月 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
価格
¥630(税抜)  
ISBN
9784403665806

あらすじ

幼い頃からの憧れの人だった航平と養子縁組で晴れて夫婦となった柊太。保護者的な立場から抜けきれない航平に対し、本当に彼が自分を妻として見てくれているか、柊太はいつも不安を抱えていて!?天然鈍感ハンサム旦那と純情一途な新妻男子の、すれ違い年の差夫婦の恋の行方は……!?

表題作お日柄も良く

藍崎 航平,飲食店店長
藍崎 柊太,大学生

その他の収録作品

  • それからの話

レビュー投稿数17

受けキャラが苦手なタイプ

すみません正直言ってしまうと、柊太みたいなキャラが苦手でして。
見た目もだし、言動があまりに子どもで。
相手のことを理解するとか信頼するとかそういう姿勢が微塵も感じられず、自分の要求、わがままばかり主張する。

航平を信頼していないから、些細なことでも嫉妬して拗ねる。

航平が柊太を安心させてやっていないから、柊太が不安になる、と言われていて、それもあるんだろうなとは思いましたが。

航平もよくわからない。
柊太を好きで、誠実に接していそうなのにそうではないてこと?

すみません、萌えも共感もなく、話を追うのに精一杯でちゃんと理解できていないです。

0

お幸せに

淡々とお話を進めるイメージの作者さんですが、とても惹かれる作品が多い作者さんでもあります。
理由を考えてみると、リアクションと絵の雰囲気、今もどこかで送られていそうな日常感が好きなのかなあという結論に至りました。作者さんの描く天然キャラも好き。

子供扱いされたくない柊太に兄分として大人としての格好よさを見せたくて頑張ってた航平が、負けを認めるまでのお話し。

第1話がなんと第3者(二池)視点で進むという驚き。
航平と柊太はこの時点で養子縁組を組んでいる夫婦。
その2人の仲を勘違いをして、はまたま三角関係と思い込み話は進んでいく。
のですが、私もすっかり勘違いしました。二池が横恋慕のちょいと泥沼系かと思ったら一ミリもそんなことなくて、1話ラストは二池と一緒にええーーー!?です。

もうもう柊太かわいいい。
大好きな航平とたくさんエッチしたいのに、いつも1回しかしてもらえなくて拗ねてる。
名実ともに夫婦になりたくて、二見に愚痴ったり考えた結果、ノンケの航平のために豊胸手術をすると言ったり酔ってエッチのおねだりしたり。
どこからみても、可愛い。
泣き方が「あーーーー!」なのも赤ちゃんみたいで愛しいです。

登場キャラほとんどに天然入ってて癒し気分満載でした。
女性キャラ(元カノなど)が多く登場するは作品は合わない場合が多いのですが、こちらは楽しく読めました。
みんながカップルを応援している姿が微笑ましい。

タイトルは書きおろしに掛かっているのかな。
式のときまで地雷を踏み抜く航平と行方不明になる柊太。
歳の差がある分2人はずっとこうなんだろうな~と未来も想像できて最後までにこにこしちゃいました。

エッチは少なめ
局部描写なし

2

養子縁組済カップル

今までまさお三月先生の作品はそんなにハマらなかったのでが、これは非常に良かった!!と思ったら、ちるちるのレビューではまさお先生の中で然程の位置にもなく、びっくりしました。何故?!

二池(ふたいけ 柊太と同じ大学)のキャラかとっても良い。出水(いずみ 二池の元カノ)のキャラもいい。まさお先生作品の脇キャラはもともと好きなのですが、女性の絡ませ方もお上手だったのですね。
コメディで楽しめ、かつBL漫画としても十分楽しめました。

柊太(大学生 受け)の「な?言っただろ航平さん淡白だって」の後の航平(カフェ店長 年上攻め)の顔よ。年上攻めの焦る様ほど萌えるものはない。

航平も覚悟して養子縁組してるわけで、皆んなそんなに苛めてやらんでもと思いつつ、萌えられて可愛くて面白かった!大満足!

2

ぐるぐるしつこい?

うーん。同性婚からスタートするお話ですね。
夫の航平は嫁の柊太の幼稚園からの初恋の相手。
近所の憧れのお兄ちゃんから初恋へ。でも何度も失恋を繰り返しとうとう柊太が高校三年の時にお付き合いが始まり、柊太が二十歳の時に結婚。養子縁組をしました。
が航平は淡白でいつまでも保護者的で。

柊太がずーっと航平にヤキモチを焼いたり、もっと妻として求められたいとぐるぐるヤキモキの繰り返しで。

航平にも言い分があり柊太の初恋の相手だからこそカッコ悪い所は見せられないと。

最後は航平が嫉妬して柊太を家出先の友達の家から姫抱っこで連れ帰りやっと強引に求められ…。

うーん。もうちょいなんかこう物足りない。柊太と航平のやり取りや柊太のぐるぐるに飽きてきました。

柊太にとっては初恋で航平にとっては最後の恋と言うのは良かったですね。
しかし女好きの航平がいくら一途でも柊太と結婚してくれるとは。確かに柊太が不安なのもわかるかも。

2

安定の変な人

もう、まさおさんなので、今度はどんな変な人が出て来るかな、と思って読み始めました。これは、変な人がサブだったかな?無理やりsろ、めんどくさい人が主人公だった。

超絶ニブイ大学生の視点で語られるこの作品、その友達は養子縁組をしているにも関わらず、付き合いたての恋人みたいに不安でうじうじしてて、相手を信じられない柊太。誰に恋をしてるのかな、と誤解に誤解を重ねたが、喫茶店のマスター。航平だと知ってビックリ。

何にも動じない、恋にもくよくよせず鈍感なこの柊太の友人と、柊太は良い対比。
しかし柊太がウジウジし過ぎててイラっとします。

そんなわちゃわちゃを楽しむ作品。

1

斬新な目線展開。

なんだこれは!!

と、読み進めていくうえで、すごい衝撃だった。

二池がBLの主人公と思ってました。

店長かな、藍崎かな、どっちとくっつくのかなって


結局お騒がせカップル(夫婦)かよ!ってなるんですが

そのカップルはメインなんだけど

なんかメインって感じがしなくて、BLなんだけどなんだかBLっぽくない

そして好きになれない。。。

でも、二池と出水さんが好きすぎて(普通のカップル

いい人たちすぎる。。。

二池くんのおっさん趣味?もいい味出してます。

数年後の話で
「出水さんと二池くんが来てるよ」っていう店長のセリフに

「また出水さんの愚痴聞かされるのかなー 本人となりにいるのに」
っていう藍崎のセリフが

二池くんと出水さんの良さが出てますよね~

1

ただただ構成がもったいない…

まさお三月さんの作品を朝から読み直しております。

7話編成で1組のCPの出会いから現在、そして数年後まで読めるこちら。
舞台が喫茶店、攻めは長めの黒髪イケメン、受けは眼鏡と好きな要素が詰まりに詰まっているというのに思う存分萌えることができず。

全ては構成のせいではないかと。
作品を楽しめる大きな鍵を握っているのは、登場人物への思い入れだと考えています。
「おもしろい子だな」でも「笑える」でも取っ掛かりは何でもいい。
「この子/この人、好きだなあ」と思える登場人物が見つかったら、ストーリーへぐんぐん引き込まれる。
そういうひととなりって、恋をしている過程が一番分かりやすいのですが、この作品ではあえての既婚設定スタート。馴れ初めも何も分からないまま、読者に分かるのは① 喫茶店の店長と大学生はご夫婦 ② 店長はモテて、大学生はヒス気味という少ない情報の中、読み進めないといけないのです。
まさに世話焼き大学生・二池と同じスタンス。
「初めまして」からの空気読んでいこう感満載の中、BL脳なわたしたちは二池より先に「あの2人が夫婦だな」と気付くわけですが、だからと言って2人のどちらにも思い入れがない。だから他人事なのです。

2話目の途中でやっと二池がわたしたちの水先案内人というか、代理人のような立場なのかな?と気付くものの、興味のある内容をもっとがっつり聞いてほしいのに!という歯痒さが残る。

3話からようやく馴れ初めが読めます。
ここから先がとっても良いので、なぜこういう順番にしたのか。奇を衒わずにふつうに読ませてもらえたら…という気持ちが強まってしまう。

「こんやくはき」のコマの柊太はすっごく可愛いし、指輪のエピソードも良い。柊太の健気な思いも切ないし、さすがまさお三月さん!という魅せ方をしてくれています。
兄として、初恋の相手として、今は夫としても恥ずかしくない自分でいないといけないという気持ちが先に立って、「恋人」としての自分を出せずにいる店長も萌える。既婚設定ならではの「結婚したからすぐに夫婦になれるわけじゃない」という流れも、2人それぞれのジレンマの描き方も良いのです。
「お前にとっては最初でもオレにとっては最後だからー」のくだりなんて、胸が引きちぎれてしまうかと思うほどの感動です。

それだけにもっと最初からこの2人に肩入れして読みたかった!
最初の2話でえろすでしか愛情を測れないヒス気味な受けと、そんな受けをフォローしない八方美人な攻めというイメージが固まってしまって、うまく流れに乗り切れなかったのが残念でした。
ただたしかに二池は必要。二池の元カノも重要なので、この2人をどう自然に登場させるかと言われたら、こういう方法しかないのかなあ。うーむ、悩ましい。

1

結婚前に解消すべきだったすれ違いを結婚後にしてるとしか…。

発売直後に買ったけど、レビューがというか気持ちがうまくまとまらずに放置していた作品。
程よく内容を忘れているので再読してみたけど、やっぱり何度読んでも、新婚なのになにをこんなに受けはイライラ心配して嫉妬して怒っているんだろう…って思ってしまうんです。
町内会のお付き合いのバレーボール大会に、攻めの事を狙ってる奥さんがいるからそれに出席するなと怒り、攻めが折れてバレーボール大会を欠席すると言うとようやくホッとする…みたいなのって、ただのガキの我儘じゃない?と。
どうせ俺はガキだし男だしムネもないしってプンスカしてわーっと泣く。えっ?今更そこの段階?!みたいな…。

受けがキーキー心配になるのにも理由があって不安になる気持ちも充分わかるんだけど、何よりもそういうのって籍を入れる前に二人で解消すべき問題だったのでは?とどうしても思ってしまうんです。
それは男同士だからとか関係ないと思うんですよね…。男女の結婚だってそういう不安な点はクリアしてから籍入れるもんなんじゃないの?って。
結婚後のすれ違いを描いているのではなく、結婚前のすれ違いを結婚後にしていると私は思ってしまうので、結婚もしてるのに、今更そこ?って感じてしまうのだと思います。
これがプロポーズされた後だったら、すんごく共感できたと思うんだけど…。

主人公カプに関しては中立なんだけど、周りのキャラが好きなので萌で。

4

脇をかためる人たちがとてもいい

この方の作品は絵(眼鏡男子が特に)も話もどれも大好きで、この本も期待したのですが、今作は攻めの航平があまり好きになれませんでした。

結婚していてもう出来上がったカップルなのですが、愛されてる感がない受けの柊太が嫉妬しまくって痴話喧嘩しまくりから始まります。
それを傍で見ていた同じドイツ語クラスの二池がブレーンとなって、航平を誘おうとするところがとても楽しいです。
最後のほうは二池の元カノまで巻き込んでの恋愛相談がとても良かったです。

最初は嫉妬しまくりな柊太に、結婚までしているのに何故そこまで信用できないのかとも思いましたが、過去編を読んで航平の過去の遍歴を知っていたらそんな気持ちにもなるなぁと同情的になりました。
そして、もう柊太のことが好きになっていたのに、告白して断られたらショックだからと告白せず、流されて一夜だけとかいって他の女性となんて本当にがっかりです。今までどれだけ柊太が傷ついたと思ってるんだと思うと好感度だだ下がりです。
そして、過去でも現在でも傷つくのが怖いからと自分からは何も動かず、今までさんざん嫉妬させたあげく、いざ柊太に友人ができて同じことをされたら束縛しようなんて、一所懸命動いては傷ついている柊太が可哀想になりました、というより航平に対して腹が立ってしかたなく、そのことを指摘した友人の肥田にはもっと言って欲しいと思いました。自分は大分年上だし最後の恋だしとか色々事情はあるのはわからないではないですが、これから一生ずっといるのに取り繕っていてはいずれ破綻するだろうというのが何故わからないのだろう。
家出されて反省したみたいですが、もう少しというかもっと傷ついて海よりも深く反省して欲しかったです。

最後にちゃんとけじめをつけたことだけは良かったと思いました。

航平は好きになれませんでしたが、他の登場人物がとても好感を持てました。
特に二池の元カノ出水さん。この方の描く女性はいつも男前な人が多いのですが、
この人もとても男前ですごく好きです。
朴念仁でオヤジ入ってる二池もトンチンカンなこともやるけど、一所懸命柊太を応援している姿は楽しいし、航平の大学時代の友人の肥田と類沢もいい人。
この脇の方たちがすごく楽しく話を盛り上げてくれたので読了感は悪くないと思いました。が、航平の態度がだいぶ後まで好きになれなかったので萌を感じませんでした。

0

恋愛要素が物足りない

結婚(養子縁組)している年の差カプの話。
受けの幼少期(片思い時代)も途中で出てくるのですが、残念ながら冒頭で既に成立したカップルとして出てきてしまっているので、恋愛の過程に感情移入できず、物足りなさを感じました。読み終えた今でも、やっぱり攻めにとっては、恋愛の延長に結婚(養子縁組)があるのではなく、祖母が死んで天涯孤独の身の上となった受けのために、家族という居場所を作ってあげたかっただけではないかな、という気がします。家族愛>恋愛感情でも、現実の夫婦としてはありだと思いますが。

3

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