躾けて甘やかして可愛がって

shitsukete amayakashite kawaigatte

躾けて甘やかして可愛がって
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×23
  • 萌3
  • 中立1
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
4
得点
22
評価数
10
平均
2.6 / 5
神率
0%
著者
高山とも 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
オーバーラップ
レーベル
リキューレコミックス
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784824005205

あらすじ

誘惑の声で堕ちる糖度100% Dom/Subユニバース


「我慢なんかしてやれそうにない」
仕事熱心な会社員の山下は新しい上司の塔野が何かと気に食わない。
物腰柔らかくデキる部長だが、そばにいるとなぜか心が落ち着かないのだ。
しかし上司部下として過ごすうち、大事なプロジェクトをきっかけに二人は急激に距離を縮めていく。
塔野に心を開きつつあった頃、彼の強い『声』に山下の内なる“Sub”が覚醒し――…!
頭が真っ白になるような心地良いキス、解けていく身体。
触れた者のSub体質を覚醒させてしまうという力強い“Dom”のコマンドに抗えず…
気持ちいいことを教え込まれ、とろけるまで甘やかされる。
芯から痺れるような快楽の先に芽生えた感情は…
Dom/Sub黎明期の世界を描く溺愛オフィスラブ。

表題作躾けて甘やかして可愛がって

塔野、Dom、外部入社の山下の上司
山下、sub、営業のサラリーマン

その他の収録作品

  • 描き下ろし 塔野部長の憂いの理由
  • あとがき

レビュー投稿数4

翻弄されるスパダリ

あまあま・執着・溺愛好きなら、よっといでー!

Dom/Subユニバースというと、
登場人物がトラウマや暗い過去を抱えていたり、
シリアスな設定が多いイメージですが、
今作はタイトルに偽りなしのでろ甘っぷりでした♡

オフィスラブや甘めなDom/Subがお好みの方に
ぜひおすすめです♪

会社員の山下は尊敬する上司の代わりにやってきた
塔野に馴染めず、ことあるごとに反発してしまいます。
けれど、業務中に塔野から庇われたことをきっかけに
信頼関係を深めてゆきます。

穏やかで頼りがいのある塔野に惹かれてゆく山下ですが、
ある日、咄嗟に塔野が発した“言葉”に身体が強く反応してしまい…。

世界観としてはまだ一般的に“ダイナミクス”の存在が
認知されていないDom/Subの芽生えの時期を描いたお話です。

そのため、Domを自覚済みの塔野に対して
Subの山下は自らのバース性に無自覚であるどころか
“第二の性“自体を知らないという新鮮な設定で面白かったです。

その人柄の柔らかさとは裏腹に特別に強い塔野のDom性によって
Subとして覚醒させられてしまった山下。

ちなみに塔野の激強Domオーラによって
Sub覚醒させられた被害者?は山下だけではなく、
過去にも何人もいたらしく…どれだけ攻め力強いんだ!

その後、塔野から「君が必要なんだ」とパートナーとして求められ、
流されるままに受け容れてしまった山下ですが、Dom/Subのお勉強や
初セックスのための準備、塔野に食べてもらうお料理の練習に励んだり、
Subだからなのか?元からの性分なのか?塔野を喜ばせようと励んじゃう
無垢で健気な姿に心を鷲掴みにされちゃいました(๑ ˊ͈ ᐞ ˋ͈ )キュン

そんな素直でひたむきな山下に絆されてゆく塔野ですが、
穏やかで紳士なスパダリが余裕を失い、情熱的で嫉妬深い
盲目溺愛攻めになってゆく過程が好みド真ん中でした♡

普段は優しく包容力の塊なのに、
山下が自分から離れようとしていると誤解をしたときには
執着心剥き出しで、滲み出るDomみにギャップ萌えでした!

仕事をする姿はスパダリ感満載なのに山下のこととなると、
翻弄されて一喜一憂し思い悩む姿は恋に溺れるそこらの平凡な男と
何一つ変わらず、そんなありふれた攻め像がいとおしくもありました。

ラストでは正式にパートナー契約を結ぶ二人ですが、
本作の中ではパートナー契約=婚姻的な意味合いを持ち、
その届出を出しに行く二人の新婚さんオーラに胸が多幸感で
いっぱいになりました。

Dom/Sub作品ではありますが、プレイはいずれも過激なものはなく、
セックスの前の前戯的な甘い雰囲気のものばかりでDom/Subが
あまり得意ではないという方でも抵抗なく読むことが出来るかと
思われます。

画風はどこか懐かしさを漂わせイマドキ感はありませんが、
優しく繊細な筆致が個人的にとても好みでした。

今作がデビュー作とのことですが、
オフィスラブや日常系でも映えそうな作風で次回作も楽しみです♪

1

甘くて甘くて優しいDom/Sub

塔野(Dom)×山下(Sub)


舞台は、Dom/Subの幕開けの現代社会。
まだDom/Subの枠組みが明確には定まっていないから、
新たなプレイスタイルやルールを見つけながら、
お互いの本能を探求しながら愛し合うのだろ。

だから、あまりDom/Subのプレイとか感じがしないかもしれないけど、
でも、ただただ超甘くてエロエロなリーマンラブに溶けちゃう!


山下は、真面目で一生懸命な会社員。
新しいイケメン部長の塔野に落ち着かない存在。

2人は重要なプロジェクトを通じて、
急速に距離を縮めていって、
山下が塔野にドキドキしながら心を許していまう。

ある日、塔野の強い声によって
山下の内なるSubが目覚めしてしまう!
山下は塔野のDomとしての命令に抗えず、
彼の優しいコマンドに従っていくことに
とろけるようなキスや触れ合いに身体が解けていく!
その支配的な一面に山下が引かれて、
快感に心はまるでお菓子みたいに甘くなっていく!
つまり山下が塔野の前では完全にメロメロ状態!

最初は職場での関係だけのに、
週末も一緒に過ごすようになって、
お互いの欲望を満たし合う、
甘く刺激的な快楽の時間に・・・
完全ドエロ展開に突入!

でも、そんな2人の関係に揺れが訪れる。
塔野の元妻が登場し、
山下の心は乱されてしまうんだけど、
逆に塔野は甘辛なお仕置きで山下の心をときめかせて、
もう、胸キュンで腰ガクガクという感じだね〜〜!

というわけで、
お互いの存在によって内なるの限界や、
蕩けるような愉しみを解放し、
ますます2人のラブラブ具合は深まっていくのだ!

最後は、パートナーとしての証に感動しちゃう!

甘くて甘くて優しい溺愛が詰まった、
糖度100%の濃厚なチョコレートを食べるような、
心地よい幸せ感に包まれるDom/Subユニバースでした。

1

デビュー作

読み終わってから何で購入したんだっけと悩んでしまいました。
こちらの作品はデビュー作ということでしたが、描き慣れてない感があり絵が不安定でした。特に顔が安定してませんでした。首もおかしくてアップは粗が目立ってしまっていました。

帯にDom/Sub黎明期とあるのですが、確かに主人公の周りには居ないようで一般的では無いし数も少ないようでした。

ただ凄く驚いたのが上司が部下に食事を作りに来て欲しいと自宅に呼んだり、その日のうちに手を出したりとDom/Subユニバースは置いといて突っ込みどころ満載でした。

塔野は特別に強いDomらしいのですが、いつの間にそこまで山下に好意を抱いたのか不思議でした。ちゃんと理由らしき事は描いてあるんですが腑に落ちなかったです。

そして仕事のお話も何だか頭に入って来なくて、この作者さまは自分で理解して描いているこか疑問に思ってしまいました。

塔野を巡って会社のNo.1とNo.2の女性達が業務時間内にバトルをしていたシーンとかは失笑ものでした。これっていつの時代のつもりで描いたのでしょうか?

2

昭和感

デビューコミックスの作家さまです。
リキューレさんフェアのために購入。

絵柄、お話、キャラクター、全部が、何だろう古いと感じる…。
感情移入も難しくて、どうして・どこで・いつ好きの気持ちが芽生えたのかちょっと分からなかった。。

新しい上司の塔野(Dom)×仕事熱心な山下(Sub)、山下は初めは前任者に懐いていたからか突然上司になった反発か塔野を嫌います。しかし塔野の仕事の姿勢を見て考え直している矢先、塔野の強い言葉でSub性が覚醒し、快楽を教えられ甘やかされ、心も惹かれていきます。

強いDom性からSub性が呼び起こされる、は理解できましたが、
Domとsubの関係が欲望を抱く関係で説明されるのに違和感が生じました。
Dom/subのケアの先に心が繋がって身体の関係に至ったり、行為のひとつに身体の関係があるイメージで、こちらは身体の関係を描く手段としてDom/subの設定が利用されているような、逆転していてモヤモヤ。

パートナー関係となろうとしたのも、気持ちより性であり、どうして惹かれたのかやっぱりわからなかったです。
塔野や山下の性格や個性ではなく、Dom/subの属性で繋がっているようにしか読めず、難しかったです。

絵柄はアナログだからか、古くからいる先生ってこんな絵柄だよねってなる絵柄。バブル時代は教科書でしか知らないけど、そんな時代の作品の印象。

申し訳ないけど、私には、寒いオヤジ、って作品でした。

4

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