殺して=欲情

レッドベリルにさよなら 1

red beryl ni sayonara

レッドベリルにさよなら 1
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神70
  • 萌×271
  • 萌42
  • 中立14
  • しゅみじゃない6

--

レビュー数
26
得点
774
評価数
203
平均
3.9 / 5
神率
34.5%
著者
みちのくアタミ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリアコミックス
シリーズ
レッドベリルにさよなら
発売日
価格
¥648(税抜)  
ISBN
9784861349959

あらすじ

許されない、渇望と衝動

昭彦は、子供の頃から誰にも必要とされず、自分の価値を見出せないでいた。
生きることを諦めかけたその時、命を救ってくれた男・和重は、永い時を孤独に生きる吸血鬼だった――。
恩人に何かお礼がしたい、と和重の元へ通う昭彦。
しかし「だったらオレを殺してくれ」と突き放されてしまう。
それでも彼の不器用な優しさに触れ、もっと知りたい、惹かれる気持ちは抑えられず――。

表題作レッドベリルにさよなら 1

孤児院育ちの青年
江戸後期生まれ,吸血鬼

その他の収録作品

  • さとうをたっぷり入れて

レビュー投稿数26

(2017年発売)昭和の良さを感じられる吸血鬼BL

2020年ぐらいに読破。絵が本当に美しいですね。
表紙をご覧の通り「人間x吸血鬼」なんですが、「不憫攻めx不憫受け」は個人的に珍しい。
舞台は1960年代、江戸後期を含みます。

<モヤった点>
・「アダムの肋骨」も同じ印象だったんですが、ところどころにツメの甘さというか、
「あぁ…こういうシーンを描きたいから無理やりこの設定でこの展開にしてるな」みたいな無理くり感を感じます。
「ここでこんなこと普通言う?or する?」みたいなのも含めて。
将門が一体何をしたいのか?もそうですし、キャバレーであんな大っぴらに、他の店員に堂々と見られるような形でお金渡すとか。
(「はじまりはナカから」ではそういうのは全く感じず、素晴らしかったです)
「自然に展開させていった結果そうなる」とか「キャラがそのままの性格で自然に行動・発話している」みたいなのを感じたかったです。

<良かった点>
・「小林少年」www
怪人二十面相を追う、明智小五郎の助手ですねw
・「お前さん」がイイ!
ちなみに個人的な話ですが、勤め先に女性社員を全員コレで呼ぶロマンスグレーのカッコいいお偉いさんがいて、皆キャー2言って喜んでました。
・テーブルが我が家のと同じで嬉しかったw
・攻めが洋食屋でバイトってのもイイ

バイト先は深夜営業の喫茶店?と思ったら、なんと「深夜喫茶」という店舗形態が当時普及したんですね、へぇえ。
師夏(もろなつ)はビョルン・アンドレセンがモデルだったんだな~納得。
ホント美しいですよね~。

<注意点>
・14歳の少年が裸+ソックスガーターで成人男性(将門)とイチャ2…というシーンあり
・受けは妻子持ちだった

0

まだまだこれからの第1巻

なぜかビリーバリバリーさんの作品だと思い込んで読んでいました。みちのくアタミさんではないですか。あとがきに初めての人外とあり、あれ狼モフ描かれてませんでしたっけ、と思ったら違う作家さんだった。。絵でわかるだろ。。自分。

さて、シリーズで3巻まであります。第1巻は舞台を整えた感じで、吸血鬼だけれどそれに目一杯逆らって生きている和重と、人間の小林少年の出会いから始まります。押しかけ女房の小林。帰れと言いながら合鍵を渡すまでが1巻です。
和重を吸血鬼にした将門が恋路を邪魔してきそうです。

1

No Title

初読み作家さん、表紙の絵が好みだったのと、
吸血鬼設定が好きなので!

一巻はまぐわい無し、ストーリー展開が中心です。

和重は吸血鬼。
半世紀も前に死にかけの吸血鬼に血を求められ、
受諾したら自らも吸血鬼に。
「お前さん」っていう呼びかけが昭和な雰囲気。
片や、孤児院育ちの不憫な身の上、金髪の昭彦。
命を救ってくれた和重に押しかけ女房しているうちに惹かれていく。

将門と師夏がなんともいかがわしい雰囲気です。
巻末の傘のくだりがほっこりして好きです。

1

不憫攻め(人間)× 吸血鬼の物語

吸血鬼ものが読みたいなあと思って探していて、みちのくアタミ先生のこちらの作品に辿り着きました。
7年前の作品ということで、今とは少しだけ絵柄が違う感じがするかも?60年代ファッションや黒電話などが目に楽しいです。
吸血鬼の昭彦(受)と、昭彦を吸血鬼にした張本人である将門、どちらも美しく、麗しいお姿で眼福✨

現代のお話だろうと勝手に思い込んでいたら、なんと1968年の日本が舞台のお話でした。
ところどころ、時代を意識したタッチのコメディ調の絵が出てくるのが可愛かったです◎

落ちてくる鉄筋から昭彦を守ってくれた吸血鬼の和重。部屋にきのこが生えている吸血鬼です笑
全3巻なんですが、この1巻では大きくストーリーが進むと言うよりも、キャラクターとその背景紹介という感じだったかな。

不可抗力的に吸血鬼にされ、自身は死ぬこともできず妻と娘を見送り、隠れて鶏の血を啜って絶望する和重。
死にたいと思う気持ちはあるけれど、飢えるあまり目の前の食べ物(保存血液)には手を出してしまう、そうしなければ人を襲ってしまうだろうからー
その人生の寂しさと彼の葛藤に胸が痛みました。。

和重に惹かれていき、和重宅のトイレであんなことしちゃった昭彦との関係が今後どう深まっていくのか、続く2・3巻が楽しみになる、吸血鬼シリーズの幕開けでした・:*+.

1

儚くて美しいお話でした

友達からのおすすめで購入しました。
全巻まとめてのレビューです。

線が綺麗で絵柄もレトロチックで時代軸に合っており、内容も儚くて美しいお話でした。和重が人を失う事への辛さを知っているからこそ別れを覚悟して過ごしている様子は切なかったです。でもそれ以上に昭彦が和重を思う一途さや、お互いに想いあってる姿がすごく素敵でした。そして将門様も師夏くんと共に過ごせて良かったなと思いました。

1

殺(あい)して=欲情

友達におすすめされて試し読みした後、購読させてもらいました。
みちのくアタミ先生の作品を購入するのは初めてです。

まずこの作品を読んでみて最初に思ったのは、絵柄が綺麗!!あとがきではキャラデザのモデルや時代の作画などアタミ先生のこだわりが知れて読む上でより楽しめました。

昭彦くんが師夏くんと出会った話を和重さんに話しているシーンでは「和重さんと同じで綺麗なんですけど…」という言葉に対し、硬派な和重さんが赤面してるのがすごくかわいかったです。

行ってらっしゃいと笑顔で見送る昭彦くんを見た和重さんが行ってきますとちゃんと返事の挨拶をしたり。他にも昭彦くんが用意していった夜ご飯を金の無駄遣いと言いつつもしっかり食べたり。昭彦くんの健気さに絆されている和重さんが微笑ましたかったシーンがいくつもありました。

そして尊敬なのか恋愛感情/欲情なのか無自覚な昭彦くんが初心で可愛かったです。

このタイトルにもあるレッドベリルとは宝石の種類の一つであり、別名 赤のエメラルドと呼ばれているらしいです。この作品にピッタリなタイトルだと思いました。

1

2.3巻が楽しみ

確かに先生のこれまでの作品とは雰囲気が異なりますね。こっちむいて〜、いやよいやよ〜、真夜中の〜、と読んできました。
それらの作品ではエロい展開になるのが速攻でしたがw 本作はそうじゃない。

あとがきで書かれていたように、絵も少し違う。この作品の世界観に合っていて美しいです。トーンが少ないのもいい。

ストーリーとしては、序盤のお話が動き出すまでががちょっとぎこちなさを感じましたが。
それでも、作画もストーリーもスッキリしていて読みやすかったです。

登場人物が皆、美形ですしね。
特に、和重が黒髪古風イケメンで好みです。和服も似合っていて萌え〜でした。メガネも。
昭彦を「お前さん」と呼ぶのも、なんともいいです。うふ。

将門は目が妖しくて不気味です。
自分がうっかり血を飲みすぎて和重を吸血鬼にしてしまったのに、罪悪感を抱くどころか、バカ呼ばわりするのはなんやこいつ?となりました。そういう人なんですね。

和重と昭彦は孤独という共通点があり。
少しずつ惹かれ合って、お互い必要となる存在になっていそうですね。今はまだかすかな感じだけど。
2.3巻楽しみに読みます。

1

吸血鬼×人間

吸血鬼に致死量まで血を吸われると、1度死んで生まれ変わり吸血鬼になってしまう。
和重は、妻も子供もいる普通の人間だったのにある日突然行き倒れる吸血鬼に血を吸われてしまい吸血鬼となってしまいます。そして不老不死となってしまい妻にも娘にも先立たれ、ひとりぼっちに...。
そんな和重はある日、孤児院育ちの青年・昭彦の命を助けてしまい、恩返しとして世話を焼かれるようになります。

1巻はまだまだ序章で、出会い、吸血鬼になってしまった過去、少しずつ惹かれ合う2人と和重を吸血鬼にした張本人がからんできます。
今後の展開が楽しみです。2巻に行ってきます。

1

吸血鬼ってセクシーですよね

みちのくアタミさんの作品を読むのは「はじまりはナカから」に次いで2作品目です。
吸血鬼の話を読むのも初めてで。
「はじまりはー」がめちゃエロかったので、この作品もかと思いましたが1巻はエロ無しでした。
他の作品も読まねば。

時代は1960年代が舞台との事。
始めの方で500円札が出てきた時は何度も確認してしまいました。ゼロ1個忘れた?って笑

作画がめっちゃ美しい…。
ホントに。
吸血鬼のキャラクター3人とも色気がヤバイ。
流れる血さえも美しい。

吸血鬼の物語は永遠の命を得たことによる哀しみみたいなのがせつなくて良い。
これからどんな切なさや葛藤のドラマをみせていただけるのか楽しみです。
いざ2巻!

1

銭湯シーンが好き

みちのくアタミ先生、相変わらず絵がお綺麗です。まだまだ謎の多い1巻。

◾︎昭彦(表紙 年下)×和重(黒髪)
シリアスな雰囲気かと思えば、ちょっと抜けてるシーンがあったりしてテンポが掴みづらかった。銭湯のシーンとか、和重の防御力高い殻が剥がれるシーンが好きでした。因縁の相手の将門と対峙してるのに銭湯で醸し出すほのぼの感とか、並んで歩いちゃう感じとか、命のやりとりをしているとは思えないな。

昭彦は18歳らしいですがちっとも18歳に見えない。和重も見ため年齢は24歳らしいですが、もっと上に思えます。舞台も高度成長期の日本らしいと、あとがきで知る。

1

この作品が収納されている本棚

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