チャラ男×一匹狼なDJ のパリピ系ラブ★

君の音が鳴り止まない。

kimi no oto ga nariyamanai

君の音が鳴り止まない。
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神16
  • 萌×221
  • 萌24
  • 中立6
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
13
得点
242
評価数
68
平均
3.7 / 5
神率
23.5%
著者
cielo 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス アメイロ
発売日
価格
¥630(税抜)  
ISBN
9784801957664

あらすじ

『テクノが好きとか言ってクラブで男に誘われておっ勃てて、結局セックス相手探しかよ』

田舎じゃセックスしかすることがなくて、学校帰りは合コン三昧のリア充・三条。
本当は趣味のテクノの話がしたいけど、まわりに興味ある奴はゼロ!!

「ナマの音楽を感じたい! 」と年齢を誤魔化し、ついに一人クラブへ潜入する。
カラダを溶かし、下半身に響く――初めて経験する“音"に虜となる三条だったが、
そこで目にしたのは同級生・五十嵐がDJとしてプレイする姿で…!?

教室の隅で独り、音楽ばかり聴いてる根暗なアイツが、夜は誘うような目で“音"を操る。
「俺のプレイで勃ったの?抜いてろうか」嫌みたっぷりで挑発する五十嵐に
負けじと口止料としてセフレ関係を強いる三条だったが…!?

表題作君の音が鳴り止まない。

三条夕夜,チャラ男系高校生
五十嵐南,留学して20才の高校生

同時収録作品捨て猫に愛を与えてはいけません。

山田大作,アパートの大家,40才
河内歩夢,攻めの遠い親戚,22才

その他の収録作品

  • あとがき。

レビュー投稿数13

パリピなノリで軽やかに

表題作、他1篇収録。
表題作はとてもあっさりとした読み心地でした♪
対して、同時収録作品はどっしりシリアス風味で、
表題作の軽やかさと同時収録の重みでバランスのとれた1冊でした。

明るく素直な性格と人懐っこさから高校ではいつも友達に囲まれ、
女の子にもモテまくりの天然ヤリチンの三条は大のテクノ好き。
けれど、共通の趣味をもつ友達を見つけられずにいました。

ある日、単独で潜り込んだクラブイベントで、
地味なクラスメイトの五十嵐がDJをしていることを知ります。

五十嵐の意外な姿に驚きながらも、身近でお仲間を見つけた喜びと
DJとして活躍する五十嵐に羨望を抱く三条でしたが、酔いの勢いで
キスをされ、五十嵐がゲイであることを知ってしまいます。
そして、“口止め料”代わりに身体の関係をもつようになった二人でしたが…

とはいえ、五十嵐も手慣れた感じで満更でもなく、三条も初めての
男相手の割に抵抗もなく、色々と軽くてちょっとびっくりでした。

でも、そんな身体の相性の良さやテクノ好きの共通点から
それまで話すこともなかった二人は急速に近づいてゆきます。
男同士の障壁も感じることなく、どんどん五十嵐にハマってゆく三条。
それまでは対人関係は軽く、去る者追わずなスタンスだったのが
五十嵐にだけは執着を見せるようになっていきます。
また、五十嵐も最初はそんな三条のチャラさやあけっぴろげさを
拒んでいたけれど、三条の真剣な想いに絆され、次第に受け容れていきます。

学校では陰キャを装っている五十嵐ですが、三条の前では
自分で後ろの準備をしていたり、ア〇ルプラ〇突っ込んだり、
大胆でお色気たっぷりな年上のエッチなお兄さんでした。
そのくせ、三条から好きと言われただけで真っ赤になるような
ウブさもあって、可愛らしい一面もありました。

卒業後は日本と海外で離れ離れになってしまう二人に不安を感じましたが、
同性同士で付き合うことも遠距離恋愛もさらっと乗り越えちゃいました。
描き下ろしの後日談では、画面越しにイチャエロする二人のお話でした。
触れ合えない寂しさはあっても、変わらず甘々な二人が微笑ましかったです♪


同時収録の『捨て猫に愛を与えてはいけません。』は読み切りですが、
受けの抱えるものが思いの外重く、どしんと響く読み心地でした。

アパート経営をする40代の大家・大作とある日、
突然大作の元に現れた遠縁の親戚の子・歩夢のお話。

ある日、大作は歩夢の住む部屋の騒音の苦情を受け、
現場に駆けつけたところ彼の特殊な“嗜好”を知ってしまいます。

しかも、元々の嗜好かと思いきや、過酷な体験が原因って辛い…
最初はドン引きしていた大作も歩夢の不憫な姿に情に絆され、
ついつい世話を焼いてしまいます。
だって、本当に捨て猫みたいですもんね。

大作が自分に向ける感情が同情だと知っても、
それでも嬉しいと喜ぶ歩夢が健気でした。
おじさんに拾われて、幸せになれてよかったね…

0

さらりと読める作品

絵がキレイでストーリーも読みやすい
オシャレでさらりと読めるお話

攻めは人気者の高校生で、受けは同級生だけど留学してたから年上
ちょっと受けに高校生感がないから、そこの設定はもう少し違っても良かったんじゃないかと個人的には思います

音楽のお話もけっこうしっかり書かれているので面白いと思う反面、冷静にさせられちゃうのでそこは難しいところなのかな

攻めが終始明るくて人気者で人たらしでその辺に嫌味がなくて、素敵な男の子でした
受けは、これぞオシャレ地味目男子
実はエロくて可愛いかったです

0

cieloさんの初コミックス

この作家さんは電子書籍サイトで何度か無料雑誌や分冊版でお見かけしたことがあったのですが、単行本として読むのはこの作品が初めてです。
あとがきで初コミックスと書かれていましたが、読んでいてそれは全く感じませんでした。
この作品は分冊版の1話目が無料だったのが読んだきっかけですが、今から読むなら単行本版をお勧めします。
表題作の描き下ろし漫画がありますし、『捨て猫に愛を与えてはいけません。』も収録されているので。

全部で2つのお話が収録されていますが、表題作の方は色々気になる事はあったものの、主人公2人の関係だけを見れば夢が溢れた若い2人に頑張ってほしいと思える作品でした。
女の子なら誰彼構わずHするという三条が最初は好きではありませんでしたが、五十嵐に対しては他の誰とも違って~という流れは王道な展開ではありますが萌を感じました。
三条は本気になると結構一途でワンコなのかな?という感じもします。
実は2人とも片親なのですが、家族の気配が作品中ほぼ全く感じられないのと、五十嵐が2年もオランダ留学していて20才でまだ高校生、2人とも一人暮らししたり長期に一人で海外行ったりと結構裕福なのかな?と2人を取り巻く環境が気になりました。

その点、同時収録作品の方は主人公達の生活環境も作中で説明されているし、無理を感じない展開だったと思います。
こちらの作品のキャラも小さい頃から生活環境は結構シビアなのですが、この作家さんの好きな設定なのかな?と思いました。

0

テクノを聴きたくなったよ

絵柄がとても好みでした。
特に長髪系の子・五十嵐。
学校では髪を結んで地味メガネ、そんな子が実はゴリゴリのテクノをフロアでプレイするDJというギャップも非常に面白い。
見た目攻めの方でもいけると思ったけど、こういう子が受けっていうのもイイですね〜。誘い受けの所もまたイイ!
その上、ヘアを剃ってるというのもイイ!いかにも海外で経験してるって感じ。
…と五十嵐はすっごくいい感じなのですが。
逆に、攻めになるノンケのモテチャラくん・三条の印象が薄口だったかも。女性相手のヤリチンという設定もあんまり好きじゃないし…
ただ、五十嵐とラブになってから友達に隠さず気持ちを言っちゃう所なんかは可愛いですね。
五十嵐が三条に相談せずにオランダ留学を決めてしまうお話「永遠とゆびきり」では、言って反対されたりケンカして別れるのが怖かったと泣く五十嵐と、続く甘々Hが良かった!終わってからもギューって抱き合ってる所。

「捨て猫に愛を与えてはいけません。」
アパートの大家x遠い親戚の男の子、の話。
受けのバックグラウンドが暗い。やはりいくら同意の上でもヤリ部屋にするのはアウトですよねー。引いたわ。しかもお決まりの暴力プレイ。
大家さん(40才設定らしけど若く見えますね)がほだされてくれて良かった。この可哀想な子も一安心です。最後は明るく終わるので「萌」。

描き下ろし「もしもし、ひそひそ」
日本xオランダの遠距離恋愛中の三条x五十嵐。
三条はスカイプで、キスしたい触りたい抱きしめたい!と吠える。すると五十嵐が画面の向こうで擬似フ○ラをはじめ、ノった三条と2人で画面越しにエロエロ、というSS。

1

読みやすい

絵が綺麗で読みやすかったがイマイチ盛り上がりにかけた。黒髪長髪は攻めの方が良かったかな。
表題作よりも同時収録のヒモ男受けが好き。ちょっと暴力描写もあったためだめな人もいるかもしれないが絵があっさりしているため抵抗なく読める。転がり込む系は一回捨てられてからがイイ。
表題作よりもそちらにもってかれてしまったが最後の後日談でテレセならぬビデオ通話セックスはもっとネタとして横行してほしいと思う。VRAVみを感じるし実際にそこにないもどかしさがあればなお良いため次作にしてでももっと広げてほしい感じだった。

1

オランダってDJの本場なんだねぇ

好きな音楽でつながるって、いいなぁ、うらやましいなぁって思うのですよ。
田舎の高校生でテクノ好きなんて本当に稀有な存在。
そこが共通するだけでも身近に感じてしまうのは当然だと思うしね。
「音楽」って人の根源を揺さぶるものなんで、セックス感覚も一緒にゆらゆらしてしまうものなのかもしれない。
そこのところを今作は上手に表現してて、こだわりを感じた。
だから、どこにでもありそうな普通の話が「音楽」という要素で魅力的に仕上げた感じはしました。

ただ、どうにも引っかかったのは、受・五十嵐のバックグラウンド。
父子家庭で、祖母に育てられたそうなのだが。
でも、なんで高校生のうちに、よりによってオランダに留学したの?
しかも1年じゃなく2年間?勉強せずにDJ修業してたの?父親がよく許したよねぇ。
父親がオランダに住んでる設定なのかとも思ったけど、そうじゃなさげだし。
最初から大学生カップルにした方が、まだ自然だったような気もしますが…

1

軽く読みやすいお話。

絵が綺麗で好みだったので購入。
前情報は一切ありません。(ちるちるさんで取り上げられてるのも、未チェックでした…汗)
攻めくんはチャラ男というほどチャラくもなく、普通にリア充な男の子。
音楽を通じて仲良くなる過程は良かったんですが、事が性急すぎるような。
まあ、尺の問題もありますしBLなんでそういう展開になるのは仕方ないのですけれども、田舎の高校生を何度も云ってる割にゲイへの抵抗のなさってどうなんですかね?
ネットでそういう情報が入ってくるから?うーん。
そう!田舎なんですよね。
普通に東京でもよかったような??
絵は綺麗で読みやすいお話なので、絵の評価で一段階おまけ。お話だけなら「萌」ですかね。

0

軽い人たちがいっぱいです

初読みの作家さんでした。絵がとてもお上手で髪型や顔の雰囲気にバリエーションがたくさんあってとても読みやすかったです。個人的には表題作の攻めキャラ三条くんとクラブのオーナーさん、ナンパしてくる可愛い子がお気に入りです。クラブのオーナーさんは髭で髪型も短いのに女っぽい格好なのが素敵です。

ストーリーとしては主人公の三条くんがあまりホモに抵抗がなく、女も飽きたし…くらいの気持ちで南に手を出したところが軽すぎていただけなかったです。そんなチャラ男を四年間も日本においてオランダに留学しちゃうって言うのは嫌な予感しかしません。


1

とっても美しい!

私はこちらの作者さんの作品はこれが初めてでしたけど、とにかく綺麗!美しい✨

終始おしゃれな雰囲気でした。舞台が海外になったり、音楽が主題になっていたりするからでしょうか?

絵の丁寧さはもちろん、キャラの心の動きだったりなんかも細やかで分かりやすく丁寧さを感じて、すーっと読み切ることができました。

続編もあるのでしょうか?とにかくこの方の次回作が気になります

2

音楽好きな高校生同士

地方都市の高校生同士のお話です。
攻めはテクノが大好きだけど、周りに同じ趣味の人がいなくて寂しい思いをしている派手めのイケメン。顔がいいので女子にはモテモテ。
受けは、攻めと同じクラスで、休み時間にいつもヘッドフォンで音楽を聴いている地味めの高校生。音楽好きの攻めに話しかけられたりしても、社交的じゃないのであまり会話が成り立たず、友人づきあいはありません。

ある日、攻めは地元のクラブでDJナイトがあることを知り、どうしても行きたくて未成年なのを隠して潜り込みます。そうしたらそのクラブでDJパフォーマンスをしていたのが受けだった、という展開。

何となく、オタクがお仲間を見つけてウキウキ、みたいな連想をしてしまいましたが、好きな音楽が似ていたことで一気に距離が縮まる2人です。受けはDJをしていることが知られるのが嫌なようで、それの口止めも兼ねて身体の関係もできます。受けのDJプレイが気持ちの良いものだったので身体も興奮して…という攻めの方の気持ちは(視点キャラにもかかわらず)イマイチ理解できませんでしたが、もともとゲイだった受けの方の気持ちはとてもしっくり来ました。ヤリチンだった攻めが受けと寝るようになってどんどん純情になっていくのは可愛らしかった。
あと、受けがDJ留学していたため2歳年長だというのもなかなか良かったです。
初めて知った作家さんでしたが、絵がとても綺麗だったのがびっくり。


同時収録作が一本。こちらは40代のアパート大家×若い店子というカップリングでした。
受けは夜な夜な複数の男を連れ込んでヤリまくっています。痛い目に遭わされないとイケないという痛々しいキャラですが、幼いワンコっぽい面も。
それにほだされてしまった大人の攻め。痛くないプレイしかできないけど大丈夫なのかな…とちょっと心配になりました。

1

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