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いい話だな~!

セックス2回
内1回は話数跨いでるし違う日のセックスだけど流れだから1回でカウント
1フェラ

衝動的に自死を選んでしまった受の救済ストーリー。
いい話だった。
全体の流れに無理がなくてスルッと話が入ってくる感じ。
忘れたいと思ってそんなにスパッと忘れたり考えないようにしたりができるもんなのかと思ったけど、自死の衝撃でその前後もうろ覚えだから当時を思い出せなくても違和感はないんだと思った。
男同士のセックスに慣れてるようにみえる国己を岳がちゃんと追求しなかったのも夢だから。はぐらかされても不安になったりせずまっすぐに国己を好きだったのも夢だから。と考えれば辻褄が合うと思うんだけどつまり国己の記憶の中で岳はどこまでもまっすぐ自分に向き合ってくれてて自分を思ってくれてた存在だったという事で、自死の間際それを思い出せなかったのは学生時代から自分にかけてた呪いだったんだと思う。いい記憶も引っ括めて嫌な記憶として蓋をしてずっとしまってたから、あらためて学生時代を辿ることで、もともとの劣等感を忘れてたことで、新鮮に受け取れた。そんな感じがした。
どんなにいい人がいても自分がいっぱいいっぱいだとそんなのは見えなくなっちゃうのよね。
幸せになってよかった。

よいエロ

ピアスシリーズとは思えないしっかりした作品だったびっくりした。
読み終えた最後にジュネット広告ページで困惑して初めてピアスシリーズだと知った…。

ちゃんとセックスは2回
書下ろしでふんわり1回
挿れるまでの段階をふんだ愛撫のシーンが2回

ピアスなのに全然セックスしてなかったんじゃない?!と思ったけどしてた。
ピアスシリーズって頭使わずにとにかくエロを浴びられるシリーズだと思ってたから私が触れてない間に変わったんだな…話がちゃんとしててとても良かったと思う。
受が絆されるというかセックスに積極的になるのが早かったように感じたけどこれはもともとの素質なのか因習のせいなのかが気になった。因習もあるのかな…2人して揃って体調崩したのは結果的に呪いではなかったってことだと思うけど新生活でさらにお互いに不安を抱えての家出だったからってこと?
ファンタジーぽく考える余地を残しながら説明不足にならないイイ展開だったと思いました。

蛇と星屑 コミック

秋生ちゃけ 

主要キャラにゲイがいないBL

ヤクザ絡みネタだけど主人公は心が読める情報屋攻で、不器用な下っ端ヤクザが受。

濡場は6回。
うち1回は夢オチ。

心が読める系BLは、読んだ心の内を指摘するかしないかに別れると思っているがこれは指摘するBLだった。
心が読めることを公表して進むと、そのこと自体がストーリーから置き去りにされてしまいがちだと思うが本作はあくまでも心を読める力を活かして情報屋としての依頼を受けていく話になっていた。
心が読めることで周りの騒音に傷ついたり人の好意が信じられなくなったり、そういうありがちな流れがなく、受との恋の駆け引き?みたいなところに焦点当てて進んでいくのが無駄がなくて良かったように思う。
絵も綺麗だし孤児院に被害がなくてよかったしいい話だった。

個人的には描き下ろしのSM拘束具プレイが最高だった。これだけであと20ページくらい描いてほしい。

シュールさとエロが同居してる

濡場は6回くる
抜けるエロ。花丸。


最初のエロが早くてスムーズすぎて困惑したが秀逸な台詞回しと予想のつかない展開に引き込まれる。
絵柄も話も独特だと思うがおもしろい。
童貞同士で下調べもせずスムーズに貫通したのも、攻が念願のセックスとはいえ1回抱いただけでほぼ初対面だったのに好きになってしまっていたりしたのも、作風というか独特な展開でそこまで違和感なく読めてしまった。

受が攻への気持ちに葛藤するけど攻も受に対しての執着が同時進行して互いにすれ違ってるようでちゃんと通じあっていくのがたいへん可愛くてよかった。

巻末まで幸せ

Kindle版で読了。巻末のサボテンの話で幸せがふりきって涙が出た~~~~イイ~~~~~~。゚(゚´▽`゚)゚。

挿入セックス3回。受けだけイカされるのが2回。濡場としては計5回?
攻めの脳内であられもないのが1ページ。
尿道ブジーがある!手錠もある!
しかしガッツリSMセックスという感じではない。マイルド。

設定はSubDomのパートナー制に近いのかなと思った。
首輪可愛い。
押さえつけられて痛めつけられるより少し強引なセックスでよくてちゃんと正当に愛してほしいMと、M調教されてた奉仕系S(褒めて伸ばすタイプ)
受でMの雅親がかなり単純というか気持ちがコロコロ変わったり流されやすくて素直なところを可愛いと思えるかで見方が変わってくるかもしれない。

本能的な部分での征服欲とか被虐心とかの気づきや向き合う姿勢と心情がわりとわかりやすく言葉にされてるからすんなり入ってくるというか読みやすいと思う。
感情移入に集中しやすいけど、雅親が尿道ブジー突っ込まれてるのに聖司君を蹴飛ばして本気でキレてるところとかは感情のジェットコースターで、もうすこしイかされてた余韻とかを出してもいいのではと思ったり…ナカ怪我したらどうするんだっていう聖司くんのマジレスにたいへん共感。ほんとにね。泣き顔で怒る受は好物なのですこし残念に感じましたが、全体的にストレスなく話が進むので一気に読みきって最後には大満足の読了感。

雅親の「嬉しい!!」で私もとってもHappy
褒められて喜んじゃうよね…かわいいね…
作品テーマがSMではあるけれど最後ほのぼので締めくくられるのがとってもよかった。


名前の頭文字がSとMになってるのがいい。
この法則でいくと圧倒的M不足らしいからサ行から始まる名前の人が多い事になるのかな?気になる。

受がなし崩しにぐずぐずにされるエロが好き!

5巻まで読みました。
未完なのでえっちの回数が数えられてません!が!ほぼ毎話セックスはしています(いまのところ)

でも3話までは絵面的に女体だからこれをBLと言ってしまっていいものか…という気持ちもある。
TL受け付けないって人は嫌かもしれないけどわたしは大好きでした!!!!!!!!!女の子の先輩も可愛くてえろい!!!!!!!!!!1粒で2度美味しい!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ほとんど受の視点で話が進んでいくから、攻の事を意識し始めてからがとにかく可愛い。逐一可愛い。
小林先輩は女の子扱いされたいって言うけど実際のところ甘やかされたかっただけなんだな…自分の気持ちも初めてのことでちゃんと消化できないまま悶々とするけど攻の救済スキルが高くてちゃんとセックスで満足させるあたり1種のスパダリ枠では???

音声化の際は攻は古川慎さんか江口拓也さんにおねがいしてほしいですお願いします。

歳下設定がいまのところあまり活きてきてないように感じるのでなにかあるといいなと思います。

ほぼエロだけど家族の難しいところにちゃんと焦点を当ててる作品

えっち9回
フェラ1回


ほぼセックスしてた!
寝る前の語らいみたいなシーンが何度かあったがほぼヤってた!
全編通してエロエロという感じ!
しかしながら絵柄が可愛い感じだからかグッとくるというよりほわほわハッピーライフという印象。

しかしながら東京からやってきた攻が北海道の受の家族に受け入れられていく過程、苦難、家族との微妙な距離感を避けることなく不自然に感じさせず作品に落とし込んでいたと思う。すごい!
上手く言えないんだけど、ゲイカムアウトは家族が受けいれてくれるといいおうちだねという感想になりがちだが、手放しに喜んでくれるという訳ではなかった感じが良かったかもしれない。
受ちゃんを育んだ大地ゆえか、ただたんにしあわせだねよかったねでおわらず乗り越える壁がまだあったからか…すこしリアリティがあったのが良かったのかな。

攻の「好きになっちゃったんですけど(号泣)」が私の中でハイライトでした~ときめいた~
泣き虫かと思ったらそんなことなくて、もともとが落ち着いた性格なのに辛いことがあって感情のジェットコースターだったんだなあと思いました。そこがよかった。

メトロ コミック

本郷地下 

依存していたのはどっちか

ダウナー系エロかなと思いハッピーエンドではないことも覚悟していたけど、一応ハッピーエンドかな…

ストーリーの本筋についてはほに良いレビューが沢山あると思うのでセックスと感じたことについて並べます。


濡場は7回。痴漢1回。
痴漢がもう1回くらいと思ったけどなかった残念。

挿入まで日を跨いでいる描写があるので水葵のアナルが丁寧にほぐされていていい攻だなと思った。
本編の半分くらいは情事で、攻・忍の乳首の攻め方がたいへんエロい。この作家さんはこの1冊しか知らないけど乳首でイかすの好きなのかな。天才。

浣腸されて感じながらも「汚い!」と越えきれない水葵。止めたのは自分だけどその先をやりたい期待と不安が綯い交ぜになってるような表情が良かった。

忍は終始表情に現れないけど、だからこそふとした一コマとか忍の動揺がセックスの最中でも分かりやすかったと思う。


家庭環境で追い詰められていた水葵にとって忍との快楽は一筋の光だったんだと思う。取り上げられて押さえつけられると、だめだということは刷り込まれるがそれがかえって興奮材料になる。水葵にとっては自分を引っ張りあげてくれる糸だったのかもしれない。
逆に忍にとって水葵はこの生を終わらせてくれる光だったっていうのが激しい対比ですごく辛かった。

やはり年の差CPは若い子の方が強いのだな~と思う。忍は弱くて、水葵どどうこうなるよりどういう形であれ「終わり」をくれることを望んで水葵を抱いていた。
「実のところ救われていたのは攻めで…」という話はよくあるがこれは完全に「攻めを救う」話だったと思う。救われたかな…。

涙腺が死ぬ

ハッピーエンドでよかった!!!!!!!!!!

セックスは最初に2回。あとは無し。
キスはあり。えっちではない。

最後まで本当に心配しながら読んだ…まさかとは思いつつももしかしたらが拭えずにページをめくる手が震えた本は久しぶりでした。

上巻で構築した関係が、かえって鬼道を臆病にしてしまった。
幼い頃から恋焦がれていた自分のドナーにやっと会えて、その人が自分を受け入れて自分を思ってくれて…失うのが怖くなって当たり前…
というよくある感情の波が力技じゃなく丁寧に描写されている。
「ほら!わかるだろ?!こういう展開好きだろ?!」て煽ってくるような作品がたまにある気がするけどそこはさすがヒコ先生だった天才。

レビューに神評価が多すぎて「ほんとか?」「どの辺の層に神刺さりなんだ?」とソワソワしながら読み始めたけど、心理描写と距離感の描き方に大部分を振りつつもプラトニックではない(エッチシーンがある!)いい本でした。
ヒコ先生の作品が好きだった古の腐女子は好きと思います(個人の解釈です)

書き下ろしで滝くんと柴田さんのCPが描かれてたのとってもよかったですね~~!
ここもっと掘り下げて欲しい!柴田さんの過去が気になる!スピンオフ待ってます!

愛してほしかったのに手に入りそうになると怖くなる

ほんのりネタバレ
上巻だけ読んだ感想

ひっさしぶりのヒコ先生作品を噛み締めながら、空白とかページの隙間と暗転で読ませる先生だったな~~と思い出した。

セックスは手こき1回、貫通1回。
がっつりエロじゃないけどお互いがお互いのことを思う度にえっちな雰囲気を感じてしまって(それが恋になるのよ~)

設定はファンタジーだけど、それ故に攻の孤独が浮き彫りになるストーリー。上巻では受の吉野が攻の鬼道に向ける気持ちがなんとなくほっとけなくてから感情を自覚して急接近まで。
吉野と鬼道の双方の視点を行き来しながら吉野がだんだん鬼道を理解していく過程が丁寧に描かれていると思う。
吉野の職業が教師という設定が、この鬼道の気持ちを推察するのにとても大事な点だったんでないかな~~~。ただのサラリーマンじゃいけなかった。子持ちの研究員とかでもいけなかったとおもう。