ヤバイ…こいつといると性欲以外も満たされていく――

恋かもしれない(2)

koikamoshirenai

恋かもしれない(2)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神26
  • 萌×229
  • 萌16
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
13
得点
294
評価数
71
平均
4.1 / 5
神率
36.6%
著者
波真田かもめ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA(メディアファクトリー)
レーベル
フルールコミックス
シリーズ
恋かもしれない
発売日
価格
¥679(税抜)  
ISBN
9784040690629

あらすじ

ゲイの校正者・踊場は、建築学科の大学生・弥生の勢いに押し切られ、セフレ以上恋人未満の関係に。ノンケの弥生を自分との恋愛に引き込んではいけないと、距離を取ろうとするも、心は揺らいで――…。

表題作恋かもしれない(2)

弥生恭一 リア充な大学生
踊場優作 校正者,ゲイで年上好き

その他の収録作品

  • 照れ屋な男(描き下ろし)
  • カバー下:校正について

レビュー投稿数13

タイトル通り

かもしれない、というタイトル通りの展開になっていきます。

1巻では状況設定というか、校正者の踊場さんと、彼にアプローチする大学生の弥生の紹介ぐらいでしたが、2巻からだんだんとタイトルの意味が分かってきます。
踊場さんは、冒頭恋に破れていた通り、現在は恋にとっても臆病。弥生にアプローチされて体は許していますが、決して恋人という名前がついた関係になろうとはしない。そんな二人の名前のない関係が続くので、恋物語としてはややもやもやします。

0

まだあがいてます

シリーズ2作目なのですが、相変わらず踊場君が弥生君にのめり込まないように距離を取ろうとして素直じゃありません(笑)。
踊場君、1巻ではもう恋はしないと言いながら心のブレーキはそれ程かかってないなという印象だったんですが、2巻の方が悪あがきしている感じを強く感じました。
1巻の時点でもう手遅れ感出てたと思うのですが、どこまで頑張るのかな?と読みながら感じました。
弥生君は相変わらず真っすぐぶつかってくるのが好印象です。

0

こいかもしれない

気持ちや関係性をはっきりさせないまま、毎週会って関係を続けているんですね。
でいて、弥生のことを彼氏気取り…と思っているなんて踊場、悪いずるいエロい大人だわ。

「先週は…いい感じにできた気がするけど…」とか弥生は健気に踊場を思っているというのに。

「お前の気持ちに興味はない」な踊場ひどい。
言い合いになっても2人とも「じゃー金曜日に‼︎」と会う気満々なのが笑えますけども。

踊場は失恋の痛手や、弥生が真っ白で自分からはいつか去っていくとかノンケだからとか、BLゲイあるあるなことを勝手に考えているんでしょうね。

弥生はそんな踊場にも誠意を尽くして関係を大事にしたい「セフレの1人じゃ満足できない」とちゃんも気持ちを伝えるのがいい。
踊場も「お前が望むなら他の男とセックスしないよ」と約束してあげてよかった。

踊場が弥生との付き合いを、めんどくさいと言いながら、この感じ「濃いかもしれない」は笑いましたw ああ、そうくるのね、と。

萌えツボ
・弥生が踊場にやさしくしたい「その前とか後とか やさしくするの許してほしい」と抱きつくのがかわいい
・木地先生か偏屈で口が悪くて、ザ・作家という感じでいい

気になったとこ
今まで先生の絵は、目が大きすぎに感じたことがあり、それがだんだんましに?思えていたのですが、今度は鼻の穴がきっちり描かれているのが目立つようになり、個人的にはそこまで描かれなくてもいいのでは(気になっちゃうのめ)と思ったりしました。

0

恋かもしれないでいいじゃない!

弥生が一生懸命なのに踊場が距離を取ってて弥生をセフレ扱いで最初は嫌だなあと思ってました。

でも一緒に過ごすうちに二人がどんどん意識しまくり会うのが待ち遠しくなり、恋人じゃないと言い訳して。
もう弥生は真っ直ぐに踊場に向かってるし、でも面倒だとは思われないように気を使ってて、弥生を応援したくなります。
踊場に素直に弥生とちゃんと向き合って!弥生に優しくして!と何度も思いました。

まあでも年も離れてるし若い子を相手にこんなことをしていいのか?と踊場は線引きしてるのかな。ズルいところもあるし。

恋かもしれないでいいじゃない!もう。

最後に出てきた作家さんに踊場がなびいてしまうんじゃないかと心配しましたが、逆に作家さんに会えて話せた高揚感を弥生と共有したいと思えて。

無垢な弥生をどんどん仕込んで行きますね。大人として真面目に恋人になってほしいです。

0

ロールキャベツ男子な踊場に萌え

 踊場が弥生からの好意をちゃんと認識していながら、結構振り回していましたね。それは別に安心して胡座をかいているわけではなくて、年齢差やノンケへの配慮だったり、自分が傷付かないようにするための予防線でもあったりするんでしょうけど。でも、弥生にとっては狡い大人のやり口には変わりなくて。踊場の態度のせいで喧嘩したりもするけれど、お互い週1の逢瀬を楽しみにしているのは同じで、顔を合わせれば自然と楽しそうな表情になる2人。今はまだこれで十分なんでしょう。ゆっくり距離を縮めていく2人を見守りたいと思います。

0

起承転結の転、果たしてどう転ぶか

「二人とも人間だけど…?」
この台詞と弥生の表情がたまらなく好きです。痺れます。

毎週金曜日に踊場の性欲を満たすことになった弥生。
童貞力の為せる技なのか、たぶんノンケだから女の子に接するように自然にしてしまうからなのか、若干空気が甘いです。
そこに抵抗を感じつつも、踊場としても悪い気はしないわけで。無理矢理湧き上がりつつある感情を切り捨てようとする場面が何度も出てきます。

起承転結の起承部分が描かれていた1巻に続いて、2巻では転に部分が描かれています。
踊場に対する気持ちが何なのか確認したくて飛び込んでいったものの、ゲイやノンケ以前に「お付き合い」自体に馴染みのない弥生が「同性愛者である」というだけで世間にどう見られるかを垣間見たり、忙しさですれ違ったり、いらないケンカをしたり、過労で寝込んだ踊場の看病をしたり、ふたりの距離も歪ながら近付いていきます。
その一方で踊場に「優しくしたい」と願う弥生はやはり踊場から見たら「彼氏気取り」なわけで、弥生の方も「彼氏気分」ではあってもまだ「彼氏」と言い切れない歯痒さもあります。

そんな中、踊場に人生を決めるほどの影響を与えた作家・木地との出会いが2人にどういう影を落とすのか…。まさかのダジャレオチで終わった2巻。3巻が気になるところです。

弥生の若さゆえのパワーをしみじみ感じる一冊でした。
一度聞いただけの住所に自転車で行く行動力と体力や、踊場のあちらの好みをどんどん吸収して上達していくところ、セックスだけではない関係が築けると信じているところ。何も知らないからこそ、知っている踊場が躊躇して踏み出せないところへ恐れずにどんどん踏み込んでいける。
その差が埋まるのももう少しかな、と予感させる踊場のモノローグに期待しつつ…。

ちなみに余談ですが、食べ物が出てくる話が好きすぎて、表紙にちらっとでも食べ物の気配を感じ取っただけで購入するわたしですが、この本の表紙は今のところ、わたしのものすごい量の食べ物BLコレクションの中でダントツに良いです。

2

ふたりの関係が変わっていく様が秀逸

2巻になると、ふたりの関係が急速に変化していきます。
恋人として振る舞いたい弥生君、もうそういうのから遠ざかりたい踊場さん、この二人の気持ちのベクトルがずれていきます。
といっても、ふたりの関係性はほぼ順調。ケンカしたりすれ違ったりしつつもきちんと前へと進んでいきます。

当て馬ではないけれど新しく登場する人物が弥生くんの同じ大学の篠くん。ゲイであることを公表している人物です。
弥生くんはいい意味でフラットな性格で、偏見というものがありません。(そういう性格だから踊場さんともすんなり向き合えたんでしょうけど)
篠君と知り合ったことで、性的マイノリティであることを初めて現実に考えるきっかけになったようです。
弥生君、偏見がないのはいいのですが、とにかくあっけらかんとしてましたからね。若さゆえかと思ってましたけど、ようやく踊場さんの複雑な気持ちに少し寄り添えるようになってきました。

そんな弥生君の変化と向き合う踊場さんも少しずつ変わっていきます。
まだ恋とは認めてはいないけれど、会いたい・話したい・共有したい───そんな自分の想いがまっすぐに向かう相手が「誰なのか」をようやく認めます。
気持ちが揺れたり、定まったりしてくるのを眺めているのって、堪らないです。こういう作品に出会えるから、いつまでも沼から抜け出せないんですよね~。

0

きっともう恋

建築学部の大学生×校正者というカップリングのお話です。
2冊まとめての感想になります。
本屋で2冊並んでいたので買ったらまだ完結していませんでした。ラストまで一気読みできなくてちょっと切ない。


ゲイの受けは、彼氏にフラれ傷心で竹富島へ赴き、そこで攻めと出会います。もう会うこともないだろうと、ゲイであることや失恋したことなどを打ち明けたのに、東京へ帰ったらまさかの再会。しかも年上だと思っていたのに年下の大学生でした。
秘密を知られている相手に深入りしたくないのに、大学生攻めは受けにまとわり付き、どんどん距離を詰めてきます。困っちゃう受けですが、性欲発散のお相手を探しているときに攻めと出くわし、エッチする間柄になってしまいます。

チャラい外見なのに真面目な攻めと、真面目そうな外見なのに性的にはそれほど真面目じゃない受けで、どちらもが互いに振り回されるようなやり取りに萌えました。初めてのエッチの時の攻めがすごく可愛くて、きゅんきゅんしました。ノンケとゲイのカップリングだと、ノンケの方がデリカシーがないことが多いけれど、この作品は反対にゲイである受けの方がデリカシーがなくて面白かった。経験のないことや、朝勃ちをからかわれまくり、赤面する攻めがかわゆくて、何というか愛おしい感じでした。
まだ恋じゃない関係ですが、読んでいたらもう果てしなく恋。あとは受けが覚悟を決めるだけな気がします。

でも2巻で脇キャラが2人出てきて、そちらも大変気になる存在です。特に作家の木地先生なんか、BLとして個人的にめっちゃ好みのタイプ。攻めの存在がなければこのまま受けとくっついてほしいキャラで、とっても困ります。(私が) キャラクターの無駄遣いやー!
とりあえず3巻が秋に出るそうで、そちらを楽しみに待ちたいと思います。

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まだ続きます〜

恋かもしれない2巻です。踊り場さんと弥生の熱っぽさが増してます(*´°`*)
でもまだはっきりしない2人の関係…。
もう恋でしょー。踊場さん、認めて!

弥生は色々吸収しつつ成長中。でもやっぱり真面目で素直さが可愛い弥生です。
踊場さんにもっと踏み込みたい弥生。でもそれを言葉でずるくかわす踊場さん。
踊場さんも弥生を受け入れつつも、もう一歩踏み込めない様子。でも体も気持ちももう弥生を求めてますよね♡︎( ´ ` )
あとは踊場さんが腹を括って認めるだけ!

また3巻に続くようで、憧れ作家さんの登場により、踊場さんと弥生の関係がどうなってくのか楽しみです♪

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癒される

読んでるだけで癒されております。満たされております。
もう恋でいいじゃない。1巻を読んだときそう思いましたが、
まだ粘るかww( ̄∇ ̄)というのが今回の感想。

セフレ。
以上でも以下でもない関係が後腐れなくていい。
めんどくさく無くていい。
でも距離は自然と近づいてて。
癒され満たされている自分がいて。
弥生のあきらかなグイグイに萌えつつ、
落ちそうで落ちない踊場さんが楽しかったです。

次回はなにか起こりそうなラストでしたね。
好きの自覚と芽生えと。
そこの変化がすごく好きなので
大事に描かれてるといいなと思いました。

楽しみに待ちます☆

5

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