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ヤバイ…こいつといると性欲以外も満たされていく――
koikamoshirenai
読んでるだけで癒されております。満たされております。
もう恋でいいじゃない。1巻を読んだときそう思いましたが、
まだ粘るかww( ̄∇ ̄)というのが今回の感想。
セフレ。
以上でも以下でもない関係が後腐れなくていい。
めんどくさく無くていい。
でも距離は自然と近づいてて。
癒され満たされている自分がいて。
弥生のあきらかなグイグイに萌えつつ、
落ちそうで落ちない踊場さんが楽しかったです。
次回はなにか起こりそうなラストでしたね。
好きの自覚と芽生えと。
そこの変化がすごく好きなので
大事に描かれてるといいなと思いました。
楽しみに待ちます☆
もう完全に恋になっているのに、無理矢理自分の気持ちに蓋をして、恋じゃない安全地帯に留まろうと抗っている踊場さんと、ノンケの鈍感力で甘い恋人関係になだれ込もうとしている弥生くんの攻防の第2巻。
踊場さんの抵抗も、もうほとんどちょっとしたポーズレベルですが、そんな二人の前に、それぞれ、ちょっかいを出してくるキャラが登場してきます。
ノンケだった弥生くんの前には同じ大学のオープンゲイの男子、篠くん。
踊場さんの前には、ずっと憧れの存在だった作家の木地先生。
果たしてこの出会いは、これからの二人の関係をどう変えていくのか…。
というところで、第3巻に続く、と。
年上の踊場さんの往生際が悪いのも、年下の弥生くんのただただ優しくしたい気持ちもよくわかる。
さて、この続き、木地が私の地雷キャラ臭いのだが、どんな展開になるのか楽しみ。
いや、もう恋でしょう!と読者は誰もが思うと思いますが、
ご本人同士はそう思っていないままに、2巻。
「セフレ以上恋人未満」になった弥生と踊場さん。
弥生は、自分の感情にとても素直なところが可愛い。
一方の踊場さんは、ダサいメガネの見かけなのにこれがエロくて
ギャップが面白いのだが、ゲイの彼は
若くてイケていてノンケの弥生に対して複雑な思いを抱いている。
そしてこの巻では、踊場の憧れの作家・木地が登場。
当て馬……なのか?どうなる?
食事をしたり、仕事をしたり、描かれる日常の中で
もどかしくも微笑ましく進んでいる2人の恋にちょっと波乱の予感。
今回、読みながらえ〜〜〜っ!と叫んでしまったのは、
ヒロノくん、弥生のいとこだったんだ!というあたり。
確かに、ちょっと雰囲気似ているかも〜!
そして更に、何が驚くっていって、波真田さんの筆の速さ。
この作品1巻が出てから4ヶ月でもう2巻、他の作品も出ているのに。
しかも、絵も内容もクオリティーが維持されている。
焦らしプレイで、どこまでも待ちます!というのも読者の醍醐味の一つだけれど
作風と同じく気持ち良くテンポ良く新刊を出して頂けるのは、とても嬉しい。
この作品の魅力の一つに、校正の仕事が詳しく描かれていることがあるが、
カバー下(なのかな?当方電子)の校正ゲラ拝見に、ほお!と感心し、
うーんと唸ります。
こういうところ、今後も楽しみです。
「二人とも人間だけど…?」
この台詞と弥生の表情がたまらなく好きです。痺れます。
毎週金曜日に踊場の性欲を満たすことになった弥生。
童貞力の為せる技なのか、たぶんノンケだから女の子に接するように自然にしてしまうからなのか、若干空気が甘いです。
そこに抵抗を感じつつも、踊場としても悪い気はしないわけで。無理矢理湧き上がりつつある感情を切り捨てようとする場面が何度も出てきます。
起承転結の起承部分が描かれていた1巻に続いて、2巻では転に部分が描かれています。
踊場に対する気持ちが何なのか確認したくて飛び込んでいったものの、ゲイやノンケ以前に「お付き合い」自体に馴染みのない弥生が「同性愛者である」というだけで世間にどう見られるかを垣間見たり、忙しさですれ違ったり、いらないケンカをしたり、過労で寝込んだ踊場の看病をしたり、ふたりの距離も歪ながら近付いていきます。
その一方で踊場に「優しくしたい」と願う弥生はやはり踊場から見たら「彼氏気取り」なわけで、弥生の方も「彼氏気分」ではあってもまだ「彼氏」と言い切れない歯痒さもあります。
そんな中、踊場に人生を決めるほどの影響を与えた作家・木地との出会いが2人にどういう影を落とすのか…。まさかのダジャレオチで終わった2巻。3巻が気になるところです。
弥生の若さゆえのパワーをしみじみ感じる一冊でした。
一度聞いただけの住所に自転車で行く行動力と体力や、踊場のあちらの好みをどんどん吸収して上達していくところ、セックスだけではない関係が築けると信じているところ。何も知らないからこそ、知っている踊場が躊躇して踏み出せないところへ恐れずにどんどん踏み込んでいける。
その差が埋まるのももう少しかな、と予感させる踊場のモノローグに期待しつつ…。
ちなみに余談ですが、食べ物が出てくる話が好きすぎて、表紙にちらっとでも食べ物の気配を感じ取っただけで購入するわたしですが、この本の表紙は今のところ、わたしのものすごい量の食べ物BLコレクションの中でダントツに良いです。
恋かもしれない2巻です。踊り場さんと弥生の熱っぽさが増してます(*´°`*)
でもまだはっきりしない2人の関係…。
もう恋でしょー。踊場さん、認めて!
弥生は色々吸収しつつ成長中。でもやっぱり真面目で素直さが可愛い弥生です。
踊場さんにもっと踏み込みたい弥生。でもそれを言葉でずるくかわす踊場さん。
踊場さんも弥生を受け入れつつも、もう一歩踏み込めない様子。でも体も気持ちももう弥生を求めてますよね♡︎( ´ ` )
あとは踊場さんが腹を括って認めるだけ!
また3巻に続くようで、憧れ作家さんの登場により、踊場さんと弥生の関係がどうなってくのか楽しみです♪
建築学部の大学生×校正者というカップリングのお話です。
2冊まとめての感想になります。
本屋で2冊並んでいたので買ったらまだ完結していませんでした。ラストまで一気読みできなくてちょっと切ない。
ゲイの受けは、彼氏にフラれ傷心で竹富島へ赴き、そこで攻めと出会います。もう会うこともないだろうと、ゲイであることや失恋したことなどを打ち明けたのに、東京へ帰ったらまさかの再会。しかも年上だと思っていたのに年下の大学生でした。
秘密を知られている相手に深入りしたくないのに、大学生攻めは受けにまとわり付き、どんどん距離を詰めてきます。困っちゃう受けですが、性欲発散のお相手を探しているときに攻めと出くわし、エッチする間柄になってしまいます。
チャラい外見なのに真面目な攻めと、真面目そうな外見なのに性的にはそれほど真面目じゃない受けで、どちらもが互いに振り回されるようなやり取りに萌えました。初めてのエッチの時の攻めがすごく可愛くて、きゅんきゅんしました。ノンケとゲイのカップリングだと、ノンケの方がデリカシーがないことが多いけれど、この作品は反対にゲイである受けの方がデリカシーがなくて面白かった。経験のないことや、朝勃ちをからかわれまくり、赤面する攻めがかわゆくて、何というか愛おしい感じでした。
まだ恋じゃない関係ですが、読んでいたらもう果てしなく恋。あとは受けが覚悟を決めるだけな気がします。
でも2巻で脇キャラが2人出てきて、そちらも大変気になる存在です。特に作家の木地先生なんか、BLとして個人的にめっちゃ好みのタイプ。攻めの存在がなければこのまま受けとくっついてほしいキャラで、とっても困ります。(私が) キャラクターの無駄遣いやー!
とりあえず3巻が秋に出るそうで、そちらを楽しみに待ちたいと思います。
2巻になると、ふたりの関係が急速に変化していきます。
恋人として振る舞いたい弥生君、もうそういうのから遠ざかりたい踊場さん、この二人の気持ちのベクトルがずれていきます。
といっても、ふたりの関係性はほぼ順調。ケンカしたりすれ違ったりしつつもきちんと前へと進んでいきます。
当て馬ではないけれど新しく登場する人物が弥生くんの同じ大学の篠くん。ゲイであることを公表している人物です。
弥生くんはいい意味でフラットな性格で、偏見というものがありません。(そういう性格だから踊場さんともすんなり向き合えたんでしょうけど)
篠君と知り合ったことで、性的マイノリティであることを初めて現実に考えるきっかけになったようです。
弥生君、偏見がないのはいいのですが、とにかくあっけらかんとしてましたからね。若さゆえかと思ってましたけど、ようやく踊場さんの複雑な気持ちに少し寄り添えるようになってきました。
そんな弥生君の変化と向き合う踊場さんも少しずつ変わっていきます。
まだ恋とは認めてはいないけれど、会いたい・話したい・共有したい───そんな自分の想いがまっすぐに向かう相手が「誰なのか」をようやく認めます。
気持ちが揺れたり、定まったりしてくるのを眺めているのって、堪らないです。こういう作品に出会えるから、いつまでも沼から抜け出せないんですよね~。
弥生が一生懸命なのに踊場が距離を取ってて弥生をセフレ扱いで最初は嫌だなあと思ってました。
でも一緒に過ごすうちに二人がどんどん意識しまくり会うのが待ち遠しくなり、恋人じゃないと言い訳して。
もう弥生は真っ直ぐに踊場に向かってるし、でも面倒だとは思われないように気を使ってて、弥生を応援したくなります。
踊場に素直に弥生とちゃんと向き合って!弥生に優しくして!と何度も思いました。
まあでも年も離れてるし若い子を相手にこんなことをしていいのか?と踊場は線引きしてるのかな。ズルいところもあるし。
恋かもしれないでいいじゃない!もう。
最後に出てきた作家さんに踊場がなびいてしまうんじゃないかと心配しましたが、逆に作家さんに会えて話せた高揚感を弥生と共有したいと思えて。
無垢な弥生をどんどん仕込んで行きますね。大人として真面目に恋人になってほしいです。
ホンワカ癒しBL、2巻。
前回より微笑ましいシーンが増えてます。
まだまだ「恋かもしれない」状態の2人。
と言っても、どこをどう見て恋人にしか見えないのですが(笑)
ほのぼのとした甘々なやりとりに癒されました。
攻めの弥生くんは自覚云々の前に動いちゃう子なのか。
踊場さんに会いたい、抱きたい、優しくしたい、という感情がストレートで
今巻も素直な年下ワンコが可愛かったです( ´͈ ᐜ `͈ )
少し前進を見せたのは少し芽生えた独占欲。
そのヤキモチも控えめで、決して踊場さんの領域にズカズカ踏み込むことなく。
純粋で無垢ないじらしさに踊場さんが絆されるのが良くてわかる。
んで、まだまだエッチ初心者なので踊場さんのリードにワタワタしてる可愛さよ(^w^)
受けの踊場さんは「恋」を自覚しつつ蓋をしちゃってるのがもどかしい。
恋人同然の付き合い方と優しい触れ方に、気持ちをどう処理していいかわからず。
それでも自分の中に欠けてる何かが埋まってくんでしょうね。
「こいつといると、性欲以外も満たされていく」(帯より)
体先行の関係で、今も尚セフレだけど、性欲より心が満たされてるのを理解してる踊場さん。
なのに、ふいと弥生がしょんぼりする言い回しを使い、不器用な狡さを出して逃げる。
『ずるくて、ごめんな』のモノローグが切ないわ…。
言い訳ばっかしてる踊場さんの成長を求む!!
弥生側と踊場さん側にそれぞれ新キャラが2人出てきたので
どう影響を与えるのかが楽しみです(^^)
踊場が弥生からの好意をちゃんと認識していながら、結構振り回していましたね。それは別に安心して胡座をかいているわけではなくて、年齢差やノンケへの配慮だったり、自分が傷付かないようにするための予防線でもあったりするんでしょうけど。でも、弥生にとっては狡い大人のやり口には変わりなくて。踊場の態度のせいで喧嘩したりもするけれど、お互い週1の逢瀬を楽しみにしているのは同じで、顔を合わせれば自然と楽しそうな表情になる2人。今はまだこれで十分なんでしょう。ゆっくり距離を縮めていく2人を見守りたいと思います。