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銀行マン、スーツを脱いだらヒラヒラ下着と萌えコラボ。
underground blue
女性用下着フェチ、セフレ関係、エロを描いていても下品にならないところが毬田先生好きです。
キャラたちの根が真っ当ですもんね。
だから、女性用下着も、それを履く紺野も、それを愛する山城もかわいらしく見える。
画力はもちろん先生のセンスがいい。
□夜限定の彼
こちらの女装も下品じゃないし違和感ない。
自然に見えながらも、ちゃんと男性だとわかる。
すばらしい描き分け力。
もちろんストーリーもいい。
□俺が知ってる彼のこと
こちらも好きなお話でした。
そして、あとがきに大共感。
「エロを描くのも好きだけど 今まで描く機会がなかった」
「だってシリアスまんがで突然強烈なエロきたらびっくりするじゃん??」←コレ!!
他の作家さんの作品で先生が仰るビックリすること多々ありますw
でも、毬田先生はそのポイントを押さえられているので、ストーリーもエロも違和感なく楽しめる。
「帯ごときに尻を隠させはしないッッ」に笑いましたw こういうプロの作家さんの心意気好きです。
◆アングラ・ブルー(表題作)
紺野のスーツの下から出てくる女性用下着がとってもギャップがあって、エッチで可愛かったです。見た目も性格も女々しいところがないので、本当に下着だけに女性的要素があるというのが良かったですね。山城がランジェリーのデザイナーなので、単に紺野のエロさを楽しむためだけではなく、彼に似合うランジェリーを考えたり彼に制作意欲を刺激されたりと、仕事として真剣に楽しんでいるところを見れたのも、紺野と真摯に付き合っている感じがして好感が持てました。エロとストーリーのバランスの良い作品でした。
◆俺が知ってる彼のこと
ノンケ攻めとゲイ受けでセフレ関係から始まる物語なので、切ないシーンも覚悟しましたが、攻めの安達が案外細かいところに気付くタイプで嬉しく思いました。緊張している時は手が冷たくなるという松岡。彼の心中に思い当たって自分からなりふり構わず行動する安達が好きになりました。
毬田さんの作品は読後感がすごく好きなのです
今回はレーベルがジュネなのでエロ盛りだくさんで読み応えGood!
受の隠している秘密
それは女性ものの下着を身に着けたいということ
可愛い下着をつけたい。
そんなある日、女性ものの下着ショップをジッと見つめているところを
学生時代に同級生に見られてしまう。
サクッと名刺交換されてしまったからまずは口封じ
なんてごはんにいってからがアレヨアレヨでしたねw
そんな簡単に穴解放すなwとも思いますが
雰囲気で長さちゃう感じも良い
ワタシ個人が女性ものの下着にトキメキがないので
そこのところが萌えないな~とは思いつつ、
女性もの下着をつけて少々恥ずかしそうにしている受に萌えている攻
の視線はちょっと良かった。
学生時代からの恋心をいまだにくすぶらせててここぞとばかりにがっつくのも良。
流されたはずの受がいつの間にか~なんていうのも可愛かった
今まで、プラトニックなお話やら朝チュンなお話やらが多かった毬田先生。
ご自身も後書きで描いてらっしゃいますが「エロいのも好きだけど描く機会が無かった!」そうで。
ピアスレーベルさんで思いっきりはっちゃけていらっしゃいますwww
でも、ピアスレーベルの中では結構おとなしめで「エロエロ」ではないかな。
設定が「下着デザイナー」×「女性モノ下着の着用に憧れるリーマン」なので、ほぼほぼ受がランジェリー着用でいたしておりますが、濡れ場もそんなに過激ではございません。
毬田先生らしい、両片思いからのすれ違いからのハピエンなので安心して読んでいただけます。
お話もそうですが、これは表紙のカラーイラストが素晴らしいですよね。ブルーのランジェリーに包まれたお尻ともっこりさんのコントラストが大好きです。
女性ものの下着に興味のある主人公紺野、下着売り場で高校の同級生山城と遭遇。そして下着デザイナーの山城との関係が始まる。
最中山城は「かわいい」と何度も言うのが、たまらなく良い。高校の時から紺野に惹かれていた事を知るほどに萌える。作品は全体的に上品でとても良いです。
他の毬田ユズ先生の作品も読んでみたいなぁ。
〝女性下着を身につけたい〟願望を胸の内に秘める紺野は
かつては同級生、現在は女性下着のデザイナーとなった
山城と偶然にも再会します。
再会後に二人で飲みに行くと、紺野の秘めた願望を
見抜いていた山城が女性下着をプレゼントしてきて…
二人を見ていると誰にも言えない背徳的な性癖を
満たし合える関係って幸せだなあと思ってしまいました。
だって、互いの嗜好に理解があって、しかも我慢しなくていいんです。
だからこそ、二人の関係は元・高校の同級生から
秘密の共有者へ変わると急速に深まってゆきます。
ノンケの紺野が女性下着をつけることで雌の顔つきになってゆき、
図らずも山城に組み敷かれることに快感を得てしまっているのが
また色っぽく、山城の欲望を掻き立てます。
紺野の体って骨格もしっかりしていて筋肉もついて、どこから見ても
男の体なのに、女性下着を着けると妙に映えて艶めかしいんですよね…
あと、紺野が毎回律儀に山城のデザインした下着を身につけるところに
愛を感じました。
山城も紺野が自分が以外のデザイナーが作った下着に嫉妬したりして、
エロいだけでなく、しっかりイチャラブも描かれていて良かったです♬
1つだけ、バイで元々紺野を性的な目線で眺めていた山城はともかく、
紺野もまたノンケの割に男に抱かれることにほぼ抵抗なかったなあと
そこだけ少し気になってしまいました。
『夜限定のカレ』
高野はたまたま友達と立ち寄った女装バーでいけ好かない
大学の同級生・篠原が働いていることを知ってしまいます。
秘密にすることを条件に抱いてみると、篠原は思った以上に可愛くて…
結果、散々引いていた側の高野が篠原に逆にハマッてしまうというお話でした。
意外にも惚れたら素直でチョロい高野でした(笑)
『俺が知ってる彼のこと』
性格が正反対の安達と松丘は会社の同僚でしたが、
ある出来事をきっかけにセフレの関係になってしまいます。
エロエロな始まりに反して最後は意外にもピュアな結末が
待ち伏せていてキュンとなってしまいました。
松丘が一途で可愛すぎます///
◾︎山城(下着デザイナー)×紺野(銀行マン)
パンツ、特にソノ部分が空いているいわゆるスケベパンツものが好きで、その点クリーンヒットな作品なのですが、惜しむらくはやはり修正ですね。修正で大事なパンツが見えない!
他の方のレビューをでは修正ストレス薄そうなので残念。あとがき見ると毬田先生もその点気にして描いてくださったようなのに…。最後にも描きますが、電子書籍(ひかり)はかなり真っ白の白抜き修正でした。
パンツの縫い目や皺の描き込みは好きでしたが、デザインが今ひとつ好みでなかったのも残念。
でもフォーマルに甘いパンツでギャップ萌とか、散々すれ違いの原因にされた挙句に邪魔と言われるパンツとか、要所要所で面白さと可愛さのツボにハマってきて楽しい作品でした。
かなりどうでもいいレビューですが、紺の(紺野)ブルマネタがくるかと思いきやこなかった笑
※電子書籍ひかり 白抜き
絵がキレイ‼︎そしてエロい‼︎
ストーリー良かった
毬田先生の描かれる男性はどこか可愛らしさがあって素敵です
今回も受けが可愛いらしくて、下着姿ももちろん、何気ない仕草とか、愛されてる表情とかとにかく可愛いかったです
表題作も楽しく読めたのですが、その次の女装男子のお話が良かったです!
続きが読みたい
なんかわからないけど、惹かれる
けど、認めたくない
そんな心の葛藤が、受け攻め共に見られててとても面白かった
最後のお話も、キレイにまとまっていて読み応えのある一冊でした
アングラ・ブルー、夜限定のカレ、俺が知ってる彼のことの3作品が読めるお得な1冊です(^^)
表題のアングラ・ブルーは、女性モノ下着店前で立ち止まっている紺野(受)を偶然見かけた高校の同級生である山城(攻)が声を掛ける所から始まります。女性モノ下着のデザイナーだった山城から誘われ、下着を身につける紺野…2人は深い仲になります。紺野を思って下着をデザインする山城は、水泳部の紺野の脚が好きだったから、偶然会った時声を掛けたと伝えます(描き下ろしで分かるのですが、学生時代水泳部だった紺野が気になっていたようで、偶然は偶然ですが、友人から出没しそうな地域を聞いていました。)。いい感じになるのかなと思いきや、それから2ヶ月会わない日々…わりとあからさまに避けられる紺野。友人の結婚式で再会した2人、そこで山城は、好きだから避けていたことを紺野に告白、2人はめでたく恋人になります。自分がデザインした下着以外の可愛い下着を着けていた紺野に対し、"下着"に嫉妬するなど、山城は可愛い人。仕掛けられた側なのにハメられグズグズの紺野も可愛いです笑。
夜限定のカレは、趣味を兼ねて女装バーでバイトをする篠原(受)と、偶然友人に付き合って店にやってきた高野(攻)が、試しにヤったらお互いにハマる話です(^^)弱みを握るかのごとく寝顔を撮る高野でしたが、最中を動画に撮っていた篠原が一枚上手だった笑!しかも、昼間と夜の雰囲気の違いがイイぞ篠原!描き下ろしでは高野は篠原に告白。しぶり続けたようですが2ヶ月後めでたく付き合うようです(^^)
俺が知ってる彼のこと、こちらは1番作品的には量が少なめですが、1番おススメです!男に掘られるのが好きな松丘(受)と体だけの関係だった安達(攻)でしたが、ある日松丘から"もうやめよう"と言われます。ヤってる最中はいつも体中が熱い松丘なのに、去り際に手を掴むと、その手は冷たかった…緊張すると松丘は指先が冷えることに気がつく安達は彼を追いかけて、一から始めようと告白、2人は恋人になるのでした(^^)体温で気がつく嘘と本音が、すごくイイなって思い、お気に入りです!!
全体的にエロくて受が可愛くて、楽しく読めました(^^)/
表題作のストーリーだけなら"'"萌"'"だけど、
ピアスシリーズというレーベルの必須項目の
・エロ補給は満タン
・絵がキレイな事
・同時収録が面白かった
のでプラスの"'"萌2"'"とさせてもらいました。
レビューで
「ストーリーがなかった」
「お話が唐突すぎる」
「なぜノンケのウケが唐突に肉体関係に?」
などの意見が散見されましたが、
私個人の独断を申し上げれば、
「It's ピアスシリーズ」
です。
本来のピアスシリーズが本気と書いてマジと読む!の実力を出すなら、
デザイナーが御パンツを頭にかぶりながらミシンをかけてる!
くらいの描写が、なければいけないと思いますd( ̄  ̄)。
某女優さんのお相手のようにね。
ハイ、承知しております。私個人の意見でございます(´・Д・)」。
ただ、ストーリーは攻めのデザイナーが高校生のように失踪、引きこもりはストーリー的に萎え条件かなー。
これでストーリーがいいなんていったら、ソッコーてで"'"神"'"を差し上げたいわ。
あとはいきなり体の関係という点は
攻めのデザイナーは押し倒しつつ
「オレ、バイ」と言っている、
受け銀行員は
「女性下着をつけている所を見られてるし、似合ってないと思いつつ、本能に抗えずつけてたものを褒められたので気分はアゲアゲからの流されサムライ」、
という解釈をしたのですが、どうでしょか?
なーんてとにかくピアスシリーズだ!
チッセー事は気にすんな!
ワカチコ〜、ワカチコ〜♪☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
そうそうそこまで言っておいて肝心の
****** エロ情報 ******
ナニはスマホで拡大してみましたが(どうか探究心旺盛と言って)、うっすらとトーンでなんとなく形になってるかな?くらい。
お袋さんの存在はよくわからなかったですが少しハミお袋さんがあるかな?
INの様子はシルで消してありました。
とにかく体のキレイな脚の長い2人のからみなのでエグさはおりません。
あ!最後のハート型御パンツはあれ!実在するのですか?先生教えて!と肩をゆすって問いただしたいほどでした。
あとがきには先生が修正という壁?に眉間にシワを寄せて格闘された様子が書かれてます。OKですっ、先生!、お疲れさまでした。
しかし本作を店頭でお買い求めの方はどうなさったんだろう。
だって表紙はバックでお袋さんはほぼ中間でその存在感ばっちり。
口絵もエッロ!です。
よく皆さんが仰ってる、カバーもかけてもらうのがはばかれる一冊なんですもの。
ただ、某電子書籍ストアの
「もっともっと売れたBLコミック2017 第3位」
でした。
やっぱりこういうときは電子を利用されてるという事かしら(=^x^=)。
ちなみに
2位は「もみちゅぱおっぱぶタイム」
でした。この作品も表紙もさる事ながら、タイトルの破壊力はショベルカーなみです。
あと、個人的には
「やりちん☆ビッチ部」
「尻で抱いて!巨乳センセイ」
「俺の陥没チクビが、先輩の舌ピで勃ちました」
あたりが気になるところです。
そういえば、先日
沙野風結子先生の「処女執事」を読んだのですが、タイトルはもちろん、その表紙がパッカーんの大開脚で受けちゃんのがポークビッツのような質感、大きさで書いてあり、こりゃあ書店ではさぞかし買いにくいだろうと思ったら、ちるちる、シーモア、Amazon、ではそのままなのですが、
レンタでは黒く塗つぶしてありました。
違いはなんでしょうねぇ。
とにかく、Amazonでは画面いっぱいに拡大して見れますので、ぜひご確認ください!
ただ「処女執事」はそのネーミングで「でへへ、エロ補給しよ」なんておもってたらノンノンノンでした。
確かにエロはありますが、SF入ってる、どんでん返しに次ぐどんでん返し。そして絶対にボーイズでなくてはならない本当のBLです。
こちらも是非御一読ください。
確かちるちるの2015年度小説家部門で11位だったはずです。
何度かレビューでも書いていますが、「BLに求めるのは食べ物と切なさ。えろすはなくていい」派です。
なのに雑食読み、かつ何もかも読み尽くしたい主義なのでピアスシリーズでもPINK GOLDでも機会があれば読みます。
たいていは刺激の強さに「うわっと…」となるのですが、この作品は表紙で「おおっと」となって、えろすの多さで「やはりピアス」とはなったものの、そこまでどぎついとまでは思いませんでした。
同時収録の短編2つも短いながら雰囲気のある作品で読み応えがありました。
【アングラ・ブルー】
表紙の下着の様子が男性用っぽくないな、ビキニタイプ?と思っていましたが、そういうことでしたか!たしかにその趣味はギリギリアウト。
女性用下着を身に付けたい願望がある紺野と、高校の同級生で現在は女性用下着のデザイナーとして働く山城の話です。
この話は巻末の「アングラ・ブルー future」を読んだ後にもう一度本編を読むとさらなるにやにやが楽しめます。
女性用下着売り場の前で再会。その後飲みに誘われて行ってみると「紺野って女モノの下着、着る人?」と言われて…。という始まりで、流れでカラダの関係ができてしまうのですが、黒髪ハーフアップ萌えのあるわたしには山城がかなりご褒美でした。
ストーリー的にはカラダから始まった関係だけど、紺野が自分の気持ちを自覚していくまでを紺野目線で描かれています。心理描写も丁寧で入り込みやすかったし、紺野がツンデレタイプではなくて趣味のことで卑屈っぽくなることもないので気分良く読めました。
女性との関係に違和感を覚えて、頭に浮かぶのはいつも紺野の競泳用水着姿だった山城が、単に足やフォルムが好きだっただけじゃないと自覚して、最終的に溺愛系に成長するのもたまりません。
ただ作画のことなのですが、だいたいは「ふふ、黒髪ハーフアップ眼福。紺野もかわいいな」と読めたのですが、大ゴマになるほどわたしの苦手なタイプの顔だったのが残念でした。好みの問題なので、こればっかりはすみません。
「future」の”カモがネギをしょって鍋の前“の紺野は可愛すぎて大好きです。
【夜限定のカレ】
誘われて行った女装バーで働いていたのは、同じ大学のいけすかないあいつだった!という話です。
いやはや、攻めの性格の悪さち空気の読めなさに引いてしまいましたが、これが若さなのでしょうか。受けは何となく最初から「この機会に好きだったあいつを食ってやれ」だと思っていたのですが、番外編を読んだら読みが外れていたようです。番外編の最後にこそっと書かれた一文ににやり。
【俺が知ってる彼のこと】
飲み会で介抱してもらったのがきっかけでセフレ関係になった会社の同僚の話です。
別の同僚の結婚式の日のできごとが描かれているのですが、やられました。最近捻くれた作品を続けて読んでいたせいか、てっきり受けは花婿が好きで攻めを身代わりにしているのかと思って読み進めていました。もっとピュアな話ですた。気付くべきときに気付けるって素敵。
表紙にドキッとして衝動買いでした!
表題作についてのみレビューさせていただきます。
女装、ではなく女物の下着だというところが個人的にツボで、致しているときに攻めが受けに向かってカワイイカワイイと連発していて読んでいてにやけが止まりませんでした。笑
受けは自分の趣味を後ろめたく思っていて、でもそんな受けを丸ごと包み込む攻めの変態くささが読んでいて楽しかったです。
受けがイケメンなのにかわいくて萌えまくりでした!エッチシーンが多くて楽しかったですが、個人的にはもう少しパンティについてのエロでない話があったら嬉しかったです。
すべてのパンティ好きにぜひ読んでもらいたいです!
毬田先生にしては、ずいぶん挑発的な表紙だなぁと思ったら、ピアスシリーズなのですね。
あとがきでも「ピアスで描いてるよ」と話すと「ピアス?!なんで?!作風ちがうんじゃ?!」と全員にこう反応されたとありました。
確かに今までの毬田先生ってリーマン&シリアス目を丁寧に描いているってイメージがありましたけど、毬田先生がピアスで描くとこうなるのかぁと思いました。
エロいけどエロ特化すぎず、下品にならないのは綺麗な作画のおかげと出来るだけ心情も描こうとしているからでしょう。
表題作は同級生再会ものですが、女性下着のデザイナーである攻めと女性下着に憧れて着用したいと思っている受けという組み合わせで、これほど需要と供給、割れ鍋に綴じ蓋な二人もいないかと。
受けの履いていたお気に入り下着に対して、誰がデザインしたか判らないものを履いている……と嫉妬するあたりが、あぁ本物だ‥‥(笑)と思いました。
まぁノンケの受けがエッチに持ち込むあたりがどうしてそうなるのか少々理解できないのですが(下着をプレゼントされて、それなら実際見ても似合うって思うわけ?と実際履いてみる流れから至る)そこは目を瞑ります。
それまで下着着用でエッチをしていた二人。最初はせっかくの可愛い下着が汚れて勿体ないからという理由で脱いでいたのに、最後のほうは下着の存在が邪魔に感じてしまうあたりが、布一枚でも隔たりが許せないみたいな二人の近さを感じていいです。
同時収録の三作目「俺が知ってる彼のこと」が好きです。セフレ関係にある同僚の手の冷たさの理由を知ったとき……。気づいてもらえて良かったね、と。
何だろ…エ○チの時に、攻の山城が受の紺野に「可愛い」を連発するんですよ。
それがもう、読んでてキュンとなる(笑)。
エ○チシーンかなり多いですが、ただヤッてるだけじゃなく、本当にお互いが好きで好きで仕方ないって雰囲気。
表題作に限らず、他の作品もそんな感じでした。
この作者さんの他の作品も読んでみたいと思える内容でした。
(私の偏見ですけど)ピアスシリーズはエロ主体でストーリーはほとんど必要ないと考えていました。
今作は非常にエロちっくなのはもちろんのこと、ストーリーもきっちりあり、読み応えあり。
描く著者で、ピアスシリーズの印象がここまで変わるもんなんだなと感心しきりです。
特に気に入ったのが、攻めの山城のキャラ。
高校生だった頃はイケてない眼鏡暗め(キモメ)青年だったのが、社会人になって頑張って自分の外身を変化させたらしい。
でも芯の中身は変わってないから、心にわだかまりができると、何も説明せず勝手に自分に閉じこもってしまう。
いったん思い込んだら、視野が極端に狭くなる、そんな繊細なキャラにイライラしつつ、可愛かった。
毬田ユズさんは、私の中では働く男の社会人BLを描く作家さん、というイメージです。
前々作「ダブルセクション」では硬質とも言える受けの色っぽさ、前作「砂糖100グラム、恋少々」では真面目君が内包するエロっ子を描いて下さり、さて本作はなんとピアスレーベル!
表紙からすでにエ〜っ!内容も中々飛ばしている感じですね。
絵柄が綺麗で体毛も描かれず、筋肉質ではないシュッとした体付きなので、レースのパンティをつける受け・紺野に対して不潔感やキモさは全く感じず、攻め・山城と同じく、似合う・かわいい、とドキドキしてくる感じです。
そこでHになだれ込むところがピアススタイルとも言えますが、そこは少々性急かも…。
それに、山城が紺野を急に避けるところも少々唐突に感じるかも。
それ以上に『再会した日』をお祝いしたい山城に引くかも!(個人的に記念日好きの男性ってちょっとどうなの?なので。)
と思いきや実はどこの馬の骨ともわからん通販パンツにヤキモチだったという。そこからはあまあまのHシーンが続きます。
「夜限定のカレ」「その後のオレとカレ」
腹黒策士ぶってるけど実は好かれて嬉しそうな女装受けと、結構天然な打たれ強い?ノンケ攻め。ケンカップルの誕生ですね。
「俺が知ってる彼のこと」
同期のかくれゲイ松丘と好奇心半分でセフレしてる安達。
安達をノンケに戻そうと身を引こうとする松丘の手の冷たさに自分への想いを読み取って、自分の中の想いに気付く。2人のやり直しがはじまる…という展開。
「アングラ・ブルー future」
メンズ下着にも目覚める山城。というより紺野がはいてりゃ何でもいいの。
表題作は下着のお話なのでパンティ着用エロが多いですが、概ねワタシお好みの全裸Hでした。
おつゆで白抜きを減らそう、という努力をされているようで、汁気が多い印象。でもピアスでも全般的に毬田ユズさんの持つ上品さは薄れていません。goodです。
毬田ユズ先生のイメージは、清楚じゃないですが、さっぱり目なエロで、キレイ目な絵柄にキレイ目なお話。
ですが、今作はいままでにないエロスでおどろきました。まあ、表紙から、ど、どうしたんだろう?!と思いましたが、たしかにピアスさんからでているんだな!!的な。
まず表題作のお話は、下着好き男子紺野と、旧友現下着デザイナー山城のお話。
下着デザイナーになっていつも思い浮かべるのは、紺野の体だったという話からのエロでしたが、エロ先行イメージレーベルのピアスさんでも、できるかぎり心情が書かれている感じななが毬田先生らしく思いました。
表題作以外には他に二編。
詳しく書いていらっしゃる方がいるので割愛しますが、そちらもえろかわいかったです。
他の読者さんの高評価につられて&疲弊した心と体には複雑な感情や感動より単純な癒しとエロ(?)が一番の特効薬ではないかというホントに意味不明な理論から食指が伸びた感じだったのですが・・・予想外に良かったです。
表題作。最初、女性用下着をプレゼント(詳細はみなさんのレビューやらあらすじから察してください)されたあと、『実際見ても似合うと思うのか?』でご自宅へ→という話になったところがもう若干理解できないんですが、そこはレーベルから判断すれば十分納得ということで(笑)
4話+1ですごく上手にまとめられている上に、なかなか上質なエロを多めにぶっこんでくれていて、それでいて会話も自然だし、全体的にとにかくキレイ。
私は初作者さんでしたが、読む前からみなさんが他のサイトでも『毬田さんがピアス!?』的なレビューを書かれていたのを読んだりしてたので、勝手にドキドキしながらスタートところがありました。
あとがきでは白抜きと戦った云々の話もあったり、エロも好きだけど描く機会がなかったんだよ的なお話もあって、『読む前から勝手にこっちでそこそこ高くしちゃったハードル、飛び越えていただいた』感じでした。
早速他作品もチェックしたので、お話重視の方の作品も購入させていただこうと思います。いい出会いだったと思います☆
女性用の下着を履きたい、という性癖の受け。ある日下着屋の前で下着に見入っていると、学生時代の同級生攻めに偶然再会。女性下着のデザイナーになっていた攻めは秘めた性癖を見抜き、受けに下着をプレゼントしてくれるようになって…。
女性下着のデザイナー×女性下着を履きたいサラリーマン、というカップリングの同級生再会ものになります。
まず、作風がしっとり系の毬田さんなのに、エロエロレーベルのピアスシリーズからの刊行だということにびっくりしました。毬田さんにエロのイメージがないわけではないのです、でもピアスってエロが主体というか、エロを重視しすぎてエロティシズムより笑いを呼んでしまう感じのレーベル(個人的な見解です)だと思うので…。
でも読んでみたら、受けがヨダレたらしちゃう感じのエロさとか、結構ハマってました。ピアスシリーズな割には(失礼)心理描写もしっかりしていて読みごたえありました。
受けは女性用の下着が履きたいサラリーマン。でも女性になりたいわけではなく、ましてやゲイでもありません。
そんな受けに、自分がデザインした下着をプレゼントした攻め。こちらはバイで、女性下着をつけた受けのエロさにギュンギュン。
バイとノンケのカプですが、やることは早いです、ピアスシリーズなので。他のピアスシリーズの作品のように、目と目が合ったら5分で合体、とかではないのですが、あっさり身体を許しちゃいすぎかなという気はしました。
あと攻めの対人スキルの低さにちょっとイラっとしました。それまでしょっちゅう会っていたのに、突然避けまくり、そのことで受けが不安がるのは分からなかったって、そりゃないよと思っちゃった。しかも、避け続けたことで一度受けを怒らせたのに、同じことを繰り返す。学習能力なさすぎか。
他の収録作が2作入っていました。大学生同士と、リーマン同士。
大まかに言えば、空気読めない感じの攻めと、健気ビッチな受けという組み合わせ。どちらも少々攻めにイラっとはしましたが、可愛いお話でした。
アングラってことで、アンダーグラウンド(人に言えない)な趣味を持つ二人てことで、
あまあまのエロエロって感じでした。
表紙からして流石ピアスだな~~って感じですよね(笑)
買うときちょっと勇気がいりました(笑)
エロエロって感じで何回もいたしてるんですけれども、
絵柄のせいかな?割と爽やかなな感じで、
読んでるときは「エロい」を感じずにさらっと読めました。
翌々考えるとエロい。みたいな。
内容としては、安定の毬田さん!恋愛の流れ、二人の思いの流れがしっかりしてて、
これまたストレスなく読めちゃいました。
エロエロも、ラブストーリーも、どっちも楽しみたい!って方に全力でオススメしたい一冊です。
良かったです!
アングルの攻めっぷりがさすがピアス!といったアグレッシブさで赤面するレベルですが、そこにピアスらしい下品さが出ないのは綺麗な絵柄のなせる技なのかな。
表紙も相当品のないアングルに関わらずやっぱり綺麗ですしね。
何より毬田さんの作風が素敵だった〜
エロエロながらもとても丁寧なラブストーリーで、読ませる方に重きをおいてらっしゃることがこの1冊でも十分分かります。
「男性デザイナーにはミューズ(女神)がいる」というのはよく聞く話ですが、それが女性下着のデザイナーでミューズが同級生の男子だなんて、そんなの(腐的に)萌えしかないじゃない!
山城の頭の中には恋とか愛とかの次元を超えて常に紺野がいて、唯一無二の存在なんです。
紺野に対してさも当然のように「綺麗だ」と口にするし、エッチの時には山城から見た紺野はどんな女神に見えてるのかな?って教えてほしくなるくらい愛おしそうに見てるし、なのに肝心のラブは超もだもだで。
山城のヘタレめ〜〜〜><とジタバタキュンキュンしながら読みました。
自分以外のデザイナーが作ったエッチなパンツを履いているのを見て浮気されたかの如く拗ねた挙句、対抗心を燃やしまくってけしからんデザインの下着を作って紺野に履かせてる山城さんの純粋ゆえの変態さがすてきです♡
表題作以外の短編2編も、エロいのにピュアな顔を見せる登場人物達がどちらの作品も可愛くて良かったです!
短編と言わずガッツリ読みたかったな。
「夜限定のカレ」の受け(女装男子)が泣きぼくろの色っぽいツンデレ美人でかーわいいんだ♡
女装子は攻めの方が好きなんですが、綺麗顔で自分から乗っかっちゃうような美人なら女装受けもアリだなと新しい扉が開きました♪
ところで白抜き修正になってからのピアスは作家さんがそれぞれに描き方を工夫されていることが多くなり、以前のヘンテコ斑点修正時代より私の中では断然好印象です。
白抜きの嵐になってもおかしくない攻めた構図が多い本作も、しっかり描かずにトーンで巧くボカして修正を免れているのでストレスフリーで読めました。
【電子】シーモア版:修正○、カバー下なし、裏表紙なし
銀行員の紺野が "女物の下着を履きたいと思っていること" は絶対秘密!なのに・・・
ある日ショップの前で眺めていただけで、高校時代の同級生にソレがバレてしまうなんて!!
しかもその同級生が女性用下着のデザイナーだなんて!!!
表題作+各30頁ほどの短編2つが収録されています。作品ごとにいろんなタイプのキャラが登場し、たとえば同じリーマンでも年代も微妙に違っているんだろうと想像できて楽しめました。
表題作の『アングラ・ブルー』は、受けの下着姿に興奮した攻めが流れでエッチしてくっついて…なお話かな?と軽い気持ちで読み始めたのですが「1」→「2」→「final」→「after」の計4話+巻末に収録された描き下ろし「future」と、なかなかボリュームがありました。山城(攻め)がエッチになるとグイグイ攻めるのに度々だんまりを決め込むタイプというか、言いたいこと言わずに逃げ隠れしているので「黙って避けるなんて最悪だ!」と言う紺野と一緒に「そうだー!」となりましたが、紺野が(予想外に)受け身な性格じゃなくしっかり者。これは相性ぴったりなのかもしれませんね。それにしても、紺野の高校時代の水着姿がめちゃくちゃイイ!こればっかり、もっとずっと見ていたかったぐらいです(笑)。スタイル抜群、濃紺がいかにも似合いそう!
私は短編2つが特にお気に入りでした。エンディングに持っていく流れが好みです。どちらもこれから付き合うというところまで読めますが、今後が想像できるなぁという感じがしてよかった。もちろんエロも。気持ちを半分隠しながら積極的にノッてる受けがたまりません。
ところで。先のレビューでayaayacさんがおっしゃっていることが、作者の本を初めて読んだ自分でもよくわかるんです。つまりこの一冊から入っても、作者の魅力は伝わってくるんじゃないかな。「ピアス作品として」と「作者の作風」の両方がっつり楽しめる。エロ多めな作品が多いのかと思い調べたらそうではないんですね。ここのところ皆さんのレビューがよくupされて気になっていた作家でもあり、近いうち他の作品も読んでみたいと思いました。
「毬田先生、攻めてる!」が一冊通しての素直な感想です。
「アングラ・ブルー」
銀行マン・紺野がランジェリー・ショップを眺めていると、高校の同級生・山城に声をかけられた。山城は下着デザイナーで、紺野が「女モノの下着を着る人」なのを見抜く。山城がデザインしたパンツを紺野が履いて、サイズ感とか確かめてるうちにエッチな流れに…
リーマン紺野の白シャツ+ネクタイ+黒靴下+女物のパンツ姿がなまめかしい!
盛り上がってる最中に、紺野が興奮してる山城を止めるのはノンケの戸惑い?と思ったら、「パンツが伸びるから」って自分から脱いじゃって!もうピアスらしい展開にドキドキ…
二人は友達+セフレな関係を続けていくけれど、山城は何も言わず二度も紺野を避けるようになる。そのたびに紺野はヤキモキして、山城は山城なりに紺野が好きだからって理由があって…と、二人の関係の変化もちゃんと描かれてます。
山城が自作したパンツは、後ろはハート型、前も勃ったブツを出す穴が開いてる紐パン!なんてエロけしからんデザイン!それで69や騎乗位しちゃってます!
下着が縁を結んだ二人だけど、エッチの時に下着を邪魔に感じてしまうのが、その人自身を求めてるって感じがしてとてもイイです。
「夜限定のカレ」
大学生の高野は友達に誘われて行った女装バーで、嫌味で大嫌いな篠原が働いてるのを見かける。で、ヤらせてやるから黙ってろって篠原と関係を持つと、篠原は意外とかわいくて…
コミカルな短編で本編はあいまいなまま終わるけど、2ページの後日譚で良いケンカップルになりそうな未来が見えます。
「俺が知ってる彼のこと」
安達はノンケだけど、同僚の松丘がゲイだと気づいて興味本位で関係を持ち、セフレを続けてきた。でも松丘から終りにしたいと言われて…
これも短編。松丘が隠してる気持ちが切なくて、それに安達が気付くキッカケが良かったです。
毬田先生は、二人の気持ちや関係の変化を丁寧に描きだす作家さんってイメージだったのに、下着、女装、セフレってアングラなテーマをピアスレーベルに偽りないエロ風味に仕上げていてビックリしました!
それでいて、二人の気持ちや関係の変化もちゃんと描かれてて、二重に裏切られました!(もちろん良い意味で)
つまり、ピアスレーベルに期待した人も、毬田先生の作風が好きな人も、どちらも満足できる一冊だと思います。
最近のピアスの修正は真っ白に変わってますが、汁気やトーンをうまく使って存在感を出してるので修正はあまり気になりませんでした。
レジに持っていくのをためらう表紙ですが…
あとがきで作風、表紙、修正のことをゴルゴ顔で語っていて、毬田先生の気合を詰め込んだこの表紙に決まって良かったなと思いました。