僕はすべてを知っている(5)

boku wa subete wo shitteiru

你的一切我都知道

僕はすべてを知っている(5)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神76
  • 萌×238
  • 萌14
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
18
得点
575
評価数
130
平均
4.4 / 5
神率
58.5%
著者
高久尚子 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
シリーズ
僕はすべてを知っている
発売日
価格
¥648(税抜)  
ISBN
9784199607073

あらすじ

加賀のモノを触診中、意識しすぎて思わず勃起!!

初めての公私混同に、悩み動揺する金沢。
でも、この想いが恋なのか知りたい──。
意を決した金沢は、お試しで加賀に抱かれることに…。
ところが翌日、キスマークを見咎められ、
犀川に呼び出されてしまった!!
戦々恐々の金沢は、

「関係を続けるなら、担当変更を」

と宣告され!?

表題作僕はすべてを知っている(5)

加賀 清史,28歳,歯科医,遅漏患者
金沢 悠二,男性治療の専門医

レビュー投稿数18

挿◯のまだ先の試練

5巻。

ここはのっけから大進展で、遂に加賀と金沢先生が!と始まります。
覚悟をすれば意外と男前な金沢先生。
しかし無防備だから加賀との関係性は犀川にも知られて担当替えという流れになっていくんだけど…
そこで犀川と加賀の面談ということになり、加賀の自分の症状についての考え方が明らかになる。
こういう流れがうまいなぁ〜と。
そう。ここまでなんか不自然だな、と思ってたんですよね。なんで加賀が治療に通っているのか。
特に恋人はいない。
イカなくても快感は得られる。
…と思ってんならクリニックに来なくていいじゃん。
ていうか、そういう気分でいたから治らなかったんじゃないのでしょうか。
でも犀川との面談で遂に加賀も心を決めるのですよね。
金沢のために。
このあたり、自分からはなかなか言葉にしないズルい男の側面があった加賀の本心というか柔らかい部分が遂に見えた!と感じました。
で、自分でもイケるかも、と思いつつの金沢先生との初挿入Hに臨むわけだけど。
「すみません」と顔を見せずに体を離す加賀のカット。
ここが最高に切ない。

いや〜難しいですね!
射精ってそんなに大事なことなんですね、なんて超ヒトゴトですが。
やっぱり金沢先生が専門医だからコトがややこしくなるのかな。
犀川x歩組はコミカル、でもこちらのCPは切なくてシリアス展開ですね。こうなると金沢先生のキャラが抜け感となって救いになってます。
そして思うのが犀川先生の偉大さ。器も大きく治療の大局をつかむというか…名医だ。

0

・・・

感想
EDの治療を男性医が、男性の患者に対応しています。パートナーと一緒じゃなくて、患者独りで診察を受けて居る。
この5巻を読んで、ホルモンは感情が動かしているのだと、よく理解出来ました。
雄って、メンタルで左右される繊細な生き物なんですね
このコメディ・シリーズを読んで、救われたり、励まされたりしている人、多いんじゃないかなと思いながら読みました。
雄は、言葉一つで、萎れたり、元気になったりしてしまう生き物だなら、女性とちがって、独りで生きていきにくい生物なんだ・・。

0

悩んだ直後でも大の字で熟睡できる金沢先生が大好き

 セックスもついに最後までできたのに、思いはすれ違ってしまう。焦れったい展開が続きますね。1巻で歩に粉をかけていた時には、加賀がこんなに繊細な人間だったなんて夢にも思わなかったなぁ。子供っぽく拗ねるような表情を見せることも多く、感情が顔に出やすいところも最初の頃の印象とは本当に真逆なんですよね。だからこそ分かりやすい相手のはずなのだけど、金沢は金沢で鈍感だから気付かない。お互い気持ちは同じはずなのに、話せば話すほど空回りして、物語があらぬ方向へと進んでしまうのがもどかしくて。

 別に負け惜しみでも何でもなく、本心から、セックスの時に射精できなくても構わないと考えている加賀。実際、彼は金沢が気持ち良さそうにしているのを見ているだけで充分幸せそうだし、誰かと触れ合いながら射精はできないにしろ、自慰ではイけるんですから射精の快感をまったく知らないというわけでもない。そんな性生活でも不足はないのでは、とも思います。

 でも、金沢にとっては遅漏はあくまで病気の範疇で、その域から脱して考えることはできないんですよね。その専門医だからこそ、本気で愛した人と精神的に何のわだかまりもなく交わった時には、射精できるはずだし、させてあげたいと考えてしまう。やはり男性の快感の大きな目安となることには変わりないですから。どちらの考えにも共感できるんです。だからこそ話し合って、セックスにおける自分達の考えの交点を見つけて欲しいなと。互いに相手の気持ちに敏感な人間だからこそ、思い込みに囚われずに、言葉を尽くしてより深い関係を築いて欲しいなと思います。

0

働く男同士の恋愛

最初は犀川×歩がもっと見たかったな〜と思っていた私でしたが、完全にハマってます。仕事や男性としての葛藤が挟まってくるところが大変面白い!

表紙もカラー扉もダブル眼鏡です。ダブル眼鏡でそこが殊更取り上げられず自然に進行する作品は稀有な気がして嬉しい。

イイ男2人がパンツ一丁で喋ってるシーンが大好きでして。濡れ場シーンの前後どっちでも構わないんですが、色気のない会話と色気マックスのギャップが好き。互いに心開いてる感じも好き。

二人とも大人なんだから、「好きです付き合いましょう」でスタートする恋愛も稀有なのでは…金沢先生ピュアで可愛いけど。それはそうとして、はっきり言わない加賀もずるい気はしますけどね〜でもリアルならこれぐらいの駆け引きは有りかしら。

0

金沢真面目すぎぃ。一旦忘れよう!

いつのまにかこのシリーズもすっかり加賀と金沢カップルがメインですね。

うむむ。良かったんだけど…。
金沢がやっと気持ちを自覚できてやっと加賀と恋人としてセックスをしたのに、どこまでも真面目で。
そりゃ医者で担当医だったしわかるけど、そんなに加賀の為にばかりじゃ加賀も楽しくないですよね。

加賀の為にどうしても治してあげたくてさらに勉強して。本まで加賀に見られてしまって。
ますます追い詰めちゃうよ。

金沢の真面目さが恋愛面でも行きすぎて加賀がちょっと可哀想。

でも金沢の素直さは可愛いですね。次巻でどうなるか!

二人とも髪が白くてメガネの時もあるのでたまに見分けがつきませんでした。

0

言葉にしてみて想うこと。

6巻を読んでから読み返してみると。こちらの方が相当エッチだったのだなぁーとしみじみ思う。お互いの気持ちが分からないからと、よもやセフレ⁈ と悩む程に身体を重ねる加賀先生と金沢くん。背中から脇にかけて(っていうのがもぅエロいよねぇー。体位とかあれこれ想像しちゃう。)沢山のキスマークを見咎められ、そういう事なら診察担当を代わりなさいと犀川先生に言われる事となり。加賀先生も悩むけれど、大切な人=金沢先生 の為に犀川先生の元で治療を続ける決意をします。この時の犀川先生も加賀さんも男前!ですね。
物語の中盤でも、僕たちの関係がまだ恋愛なのかどうか分からないと言いますが、分からないと言いながらも、冒頭で金沢先生は割とはっきり言葉で伝えに来ているんですよね。そこから確かめましょうなんて言って、押し倒しちゃうからグダグダしちゃったわけで。
ですが、金沢先生のあの「加賀さんも僕のこと好きですよね。」っていう言葉が6巻を経て、とても大切な言葉である事が分かるので…。最初ピンとは来なかったですが、告白の言葉として、とてもいい。言質を取るわけじゃないですけど、言葉にして伝え合うことで安心したり、駆け引きでは無く、お互いを信じて想い合うことが出来るというような気もします。もぅそうなってからは、優しくてあまあまです。もちろん乗り越えなくてはならない遅漏問題もありますが。
自分はキレイでもカッコよくもない! なんて途中悩む金沢先生ですが、(酔っ払うと直ぐ寝ちゃうし。)こんなにエロ可愛いと思わなかったよ‼︎ というくらい本編では致しております。加賀先生の快楽を優先したいとご奉仕したがる様も可愛いです!下半身専門医にあるまじき下手くそさで、そこも萌えます。「もっと上手くできるかと思ってたんですが…。」って。何この可愛い人⁈ 無自覚に煽ってます。…ので、加賀先生もイケるかと思ったんですが…。それはもう少し先になります。ハッピーエンドをキメます!とあとがきにも力強く書かれてましたので、楽しみです。

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それぞれの恋愛、それぞれの悩み

まだ完結していませんが、5巻まとめての評価とレビューで失礼します。

いやはや、面白かったです。
医者設定は珍しくないけれど、下半身の悩みと医師の立場と恋愛をここまできれいに絡めて読ませてくださるとは、面白いと言うより興味深かったです。

1〜3巻途中までは犀川クリニック院長代理の犀川と、携帯電話会社勤務の歩の話。
出会いがもう想定外すぎて笑いました。
ズボンの上からでも「美チン」判定できる才能は生まれ持ったものなのか、数々の患者さんを見て培ったものなのか、「美チン」を求めてイケメン医師が迷惑をかけないように気遣いつつもなりふり構わず歩との距離を縮めようとするのがおかしくて。ふだん追われる側が追う、これがいいですよね。
歩がまた可愛いの何の。小動物のようでありつつ、デパートで犀川が偶然見かけたときのジェントルな男らしさもあって、男性には愛らしく見えて、女性にはイケメンに見える、これはもう「魔性」と言うほかないんじゃないかと思いました。職場では女性にモテモテ、病院では犀川を始め加賀、和倉をクラクラさせ、紙面を通じてわたしまでクラクラしそうになりました。
溺愛系攻め好きにはたまらない犀川も良かった。ブレない溺愛っぷり。和倉登場にはちょっと焦りましたが、歩がEDになったことで自分の無神経さを省みるとともにさらに歩を大切にしようと思える辺りも痺れました。このカップル、最高。

3巻から加賀と金沢の話が始まりますが、こちらのカップルも良いです。
今回初めて全部通して読んだものの5巻だけ前に読んでいたので、このCPのなれそめが気になっていたんですよね。
医者と患者という関係から恋人へシフトしたときに、本来なら絆を深めるはずの行為が「治療」になってしまっているのがもどかしく。「専門家の自分なら」と思う金沢の気持ちも分かるし、金沢を好きだと思えば思うほど金沢をがっかりさせたくない加賀の気持ちも分かる。
犀川×歩は医者×患者ではなかったので恋愛という要素しかなかったけれど、こちらはそこに治療というデリケートな要素が複雑に絡んできているので読み応えが増していた気がします。
どの人物も本当に魅力的なので、ぐいぐい引き込まれて夢中で読んでしまいました。標語も好き。

続きが気になります。
和倉にも幸せが訪れてほしいなあ。

1

こうなったら、とことん真面目路線で(笑)

 1巻から追いかけていますが、巻が進むごとにシリアス度が増していってますね。シリアスものは嫌いじゃないのですが、この作品に限って言うと、最初の犀川先生×歩のラブコメ展開が好きだったので、テイストがかなり変わってしまったことに軽い違和感は感じています。加賀×金沢編が最初から別作品だった方がより作品にのめりこめた気も…。
 
 ちょっと強引なイケメン加賀さんは、当て馬として出てきた最初の頃から好きでした。真面目でいい人オーラが滲み出ている金沢先生も、加賀さんの新たな恋の相手としては、ぴったりだと思います。「すっごく好きな人を作る」のが遅漏を治す一手段でもあるようですが、二人が仲良くなって、付き合って、セックスして、結果的に加賀さんの遅漏も治って万々歳、と単純な展開では終わらなそうなところに、面白みを感じています。今後の展開に期待しています!

0

焦らしプレイ?

もともとの主役の二人よりもこちらの加賀×金沢カプの方が長い話になってきましたね。
一巻を読んだときは完全なるラブコメだと思っていたのに、この二人に関しては抱えている病気が病気だけにシリアス展開になってきました。しかし、この作品を読んでいると色んな病気を知ることになりますね。今度は遅漏だって。帯に有りましたが、まさに「遅漏ナメテてすいません」って感じでした。犀川先生に担当が変わったことで遅漏が治ったみたいに感じるのも嫌だし、かと言って治らないと六時間だし。金沢先生が医者なんだからと気負わず、二人が変なプレッシャーを感じずに同時にいける日は来るのか続きが気になります。

今回の胸キュン台詞は初エッチ以来久しぶりに会えた加賀さんに対して、金沢先生が言った「ずっと加賀さんのことを考えてたからあんまり会ってない気がしなかったかも」っていう台詞。なんたる天然小悪魔!!こんなこと言われたら惚れてまうやろー!

今回はシリアスシーンが多いのでお楽しみのさいかわクリニックの俳句がありません。残念。

2

衝撃の『続く』・・・・・・

発売日にゲットしましたが、『続く』ということが衝撃すぎてレビューすらできずにいましたよ・・・・・・(笑)
加賀さんが『治らなくていい』と思っていたのは本当で。でもその一方、『治したい』と思っているのも。それは恋人のため。そして今は金沢くんを失いたくないという気持ちから。今度こそ治そうと決めた加賀さんの決意と、専門医としてのプライドを捨ててでも加賀さんに治ってほしいと思っている金沢くんのふたりのお互いを想う気持ちと優しさにキュンとしました。
『僕と して イッて欲しい』
そうしてやっぱり加賀さんのことが好きだと改めて気づく・・・・いや、わかってたでしょうよ、なに改めてお互いに『僕のこと好きでしょ?』で確認してんの(笑)
真面目な金沢くん。専門医としての立場と恋人としての立場が混在している状態で、最後にあの本を見られたあたり・・・・はぁぁぁぁ(T_T)
これまた一筋縄ではいかなさそうですね・・・・早く本当の意味でラブラブして、ふたりで一緒に『到達』してほしいです~
最初は加賀さんて、イケすかない男前なのかな~と思っていたけど、金沢くんとの相乗効果でどんどん好感度上がってます!
そして犀川先生、改めてすげー・・・・要所要所で出てきて、ふたりの気持ちをグっと近づけていく・・・・魔術師ですか、彼は。
愛し合うふたりのために!今後も頼みます!

2

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