なびかないにもほどがある

nabikanai nimo hodo ga aru

なびかないにもほどがある
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神41
  • 萌×251
  • 萌22
  • 中立5
  • しゅみじゃない4

--

レビュー数
15
得点
480
評価数
123
平均
4 / 5
神率
33.3%
著者
ここのつヒロ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
シリーズ
この犬はまだ甘い毒を知らない
発売日
価格
¥639(税抜)  
ISBN
9784832290044

あらすじ

バイトと遊びで留年危機の俺は、廃部寸前の地学部に島送りになった。
そこで、いけ好かない部長の沓間が、顧問をオカズにオナる姿を目撃し
興味本位で脅して何度もセックスした。

────────求められれば応じるくせに絶対なびかない
クソ真面目で、一途で………不器用すぎる沓間。
気づくと俺は本気の恋におちていたのだ。
クズ問題児×堅物優等生「なびかないにもほどがある」

義兄弟の絶対言えない片恋事情「この花は神様にだってあげない」
問い合わせ殺到「ここのつヒロ」鮮烈デビューコミックス!
大量描き下ろし24ページ

表題作なびかないにもほどがある

蒲原 チャラい高校生
沓間 高校生 地学部部長

同時収録作品この花は神様にだってあげない

三橋康生 義弟 高校生
三橋一太 義兄

レビュー投稿数15

表紙とのギャップ

評価が高くて購入したけど、表紙の絵柄が、すごくシリアスな話っぽいなと思って積読状態だったんです。
でも表紙をめくってみると、キモ可愛い3頭身のキャラクターが!!
読み進めると、沓間がぽっちゃりしたおじさん先生に恋焦がれている。
なんだか羽生山へび子先生みたいだなと思いました。
ギャグがメインのようなシリアスがメインのような。
この絶妙なバランスがとても良かったです。
石に関して熱く語るシーンも良いですね。読んでる私も石に興味を持ちました。
バラ輝石、よく旅館とかに飾ってありますよね。
今度見かけたらじっくり堪能したいと思います。

もうひとつの兄弟の話も良かった。
イケてない義兄に一途に惚れるイケメン弟。それも同じ年。
魅力的な設定、なのにヒロマジックで笑いもあり、で楽しかったです。
素敵な先生に出会えて、すごく嬉しいです。

0

でこ出し受け×2

つながりナシの2カプ分のお話が収録されてました。
1カプ目はヤリチンチャラ男と教師に片思い中の地学部地味優等生のお話。クソな始まりから仕切り直してカップルになっていきます。
蒲原は妙に自信満々で強引に押し切ってしまうんですが、惚れたらダメなタイプだ…と思いながらも信じたくなってしまう魅力がある気がしました。沓間はなんで先生が好きだったのか分かりませんでしたが、蒲原に流されるのは仕方ないなって感じでした。
タイプの違う二人が溝を埋めていこうってところで終わってしまったので、まだ続きが読みたかったです。
2カプ目は血のつながっていない兄弟のお話。メインキャラの髪型が1作目の二人と同じなので一瞬戸惑いました。弟が兄を騙してHなことしてる設定なんですが、同じ高校生なのに兄弟で身長差がありすぎて、正直兄が心配になってしまいました。ちょっとショタみ強すぎかも…。
弟は兄の本気に気付くタイミングが唐突で、なぜ今それで気付いた???とよく分かりませんでした。
絵だけ見れば神なので、他の作品も読みたいと思います。

0

同時収録作品が好み!

表題作、ちっこくて普通のおじさんに見える地学部の顧問に恋する沓間、と無理やり部員になった蒲原。どうして沓間が先生を好きだったのかが描かれておらず、そこがもっと知りたかったです。正直に言うと流し目のような表情が多く、カッコ良さ、美しさを求めた絵に食傷気味で内容を読み進めるのが少しきつかった。他の方の仰る通り、乳首の描き方が素敵笑
もう一つの収録作「この花は神様にだってあげない」がとても好みでした!鈍臭いけど純朴な一太と、血の繋がらない兄弟のコウ。一太を好き過ぎるコウも、気持ちを優しい言葉にして伝える一太も可愛く、2人並んだ時のアンバランスにも見える正反対さが良いです。ずっと見ていたくなるほのぼの可愛いお話でした。
「坊主かわいや袈裟までいとし」が好きな人にはお勧めです!

1

萌えはあるけどちょっと惜しい

◆なびかないにもほどがある(表題作)
 地学部で鉱石に詳しいキャラというのが珍しく、時折鉱石の特徴になぞらえているのが面白かったです。攻めの蒲原が確かにチャラい風貌なのですが、最初髪色と髪型がどうしても高校生らしくは見えなくて、先生ぽく見えてしまうのが少し気になりました。あとタイトルの割には、抗っていた受けの沓間が蒲原に絆されるのが早かったかなぁという印象です。先生への想いも強くて、硬派なイメージもあったので、もう少し蒲原に気持ちが向くまでに時間がかかっても良かったかなと思いました。

◆この花は神様にだってあげない
 攻めの康生の方はビジュアルも性格もすっごく好みでした。ただ、受けの一太の方は、純粋と天然を極めたキャラなのですが、今時小学生でもこんなに悪意の見えない子はいないだろうというくらいの描き方だったので、あまりハマれず。せめて喋り方だけでも、もう少し高校生らしい感じにしてあったら萌えたかなと思いました。濡れ場での乱れ方はギャップがあって良かったです。

0

本気の恋に気づくまで

この作品は、ソムリエ候補の方におススメしていただいた作品のうちの一つで、恥ずかしながらここのつヒロ先生のこともこの作品も全く知りませんでした。

自分で作品を選ぶと同じようなものばかり買いがちなので、おススメしていただいたことで新しい作品に出会えて良かったです。
正に自分の好みぴったりで、びっくりしました。
表紙だとイマイチかっこ良く見えないのですが、本文読んだらかなり性格も男前で良かったです。
興味のない部活に無理やり留年を逃れる為入った蒲原が出会った部長兼部員の沓間。
最初は沓間の弱みを握ったことで無理やり身体をつなげていたけど、だんだん沓間自身のことが気になって、体だけじゃなく心を通わせていく過程が良かったです。
ちゃらくてつまみ食いばっかりしていた蒲原が沓間のことになると一途なところが更に萌えました。
やっと本気の恋の相手がお互いできた。
自分の気持ちに気づいてからの蒲原はもうスパダリ並みに沓間に尽くすんです。
かっこいいし。シリアスモードとギャグモードのバランスも絶妙で面白く最後まで読めました。

同時収録のこの花は神様にだってあげないも好みでした。
こちらは相思相愛なんだけどお互い一方通行だと思ってる兄弟のお話で、同じ学年だけど血は繋がってない兄と弟。
兄弟ものも好きなんですが、弟の康生の一太に対する行き過ぎた愛情がもういいんです。
エロいことする為についた嘘で一太の身体触りまくりの康生。一太もそれを信じてされるがまま。
冷静になると変だけどまあ二人が良ければいい。
小さい頃に一太の家族に育てられることになった康生が、最初やさぐれてたけどまっすぐな一太に惹かれるのもわかるな。本当いい子なんです。
康生だけが一太のこと好きだとおもってたけど、実は一太も康生のこと好きだったとわかって。
最初から両想いだったのね。
本当に好みぴったりで、おススメしていただいて読んで良かったので、私も誰かに勧めたくなりました。
いい作品はどんどんシェアしていきたいですね。

3

絵が巧いです。

・なびかないにもほどがある
受けが好きな人のグッズをネタにしてオナってるところを攻めが目撃し、脅迫してヤってしまって、それを繰り返す、という始まり。
BLワールドでは使い古されまくって擦り切れボロボロのネタだと思いますが、セオリー通りにアレコレ重ね、2人は精神的にも恋人同士になります。

・この花は…シリーズ
養子に貰われた先の同学年兄とデキる話。
カッコイイ弟とイモ兄。イモ兄が弟の2/3くらいしか身長がない。
小学生と高校生くらい?兄が可愛い可愛いえなりかずきみたいで、弟がイケメンハンサム美男の高校野球児(でもボウズじゃない)

気になったのは、「なびかないにも」に出てくるダルマみたいな先生。
自他共に認める不細工でデブでダサイ先生がやけに生き生きと可愛らしく描かれていて、その後「この花は…」シリーズを読んで、、もしかしてこのイモ兄の将来はこのダルマみたいな先生の路線に行くんだろうか、、と気になりました。
性格が善良で天然で、変な眉毛、ダサさをものともしない可愛らしさが同じ。
すると「この花は、、」のイケメン美男ハンサムが将来このダルマ親父とセックスする図が頭に浮かび、、ダルマ親父にムラムラして勃起している図、、ダルマ親父をベロベロ嘗め回しアンアン言わしている図が浮かび、、最終結論は「絵は巧い」になりました。

0

これで初コミックス?!

二つのお話が収録されてます。
【なびかないにもほどがある】
留年回避するため部員一人しかいない地学部に送り込まれたチャラメンの攻めと、たった一人の部長兼部員の受けとのお話。

なびかないにもほどがある…ってほどでもなく、結構普通になびいてて、あれ?ってな感じで難航不落の受けを手中に収めるというところは期待ハズレだったけど、思っていた以上に地学部&鉱物ネタがしっかりしてて読んでて面白かったな。
黒い石を割ってみると外からは想像もつかないような綺麗な色が内側に隠されている様子を、一見とっつきにくいけど色々な感情を内に秘めている受けと結びつけていたりして、とってもいいと思った!
それに石オタク二人(先生がラブリー♡)に囲まれて鉱物採集に参加させられてる攻めの様子も面白い。
断面がピンク色のバラ輝石を見て牛肉みたいだなぁという攻めの感想に、なぜか頬を染める受け。なんで?と思ったら小学生の頃「お肉石」って呼んでたらしく、同じこと考えるなんて…と喜びに打ち震える様子とか、どんだけ石オタクなの!ってなとこがウケる。

攻めはただのチャラメンかと思いきや結構いい男で、「(自分なんかと一緒にいないで)自分の世界を大切にして」と言って攻めを遠ざけようとした受けの前に再び現れて「自分の世界を大切にして」とお願いされたから、またお前のとこにきたよ…というやりとりが良かったなぁ。
最後の攻めのモノローグも石と受けの胸の内を絡めたもので、そこがとってもいい。

【この花は神様にだってあげない】
義兄弟もの。高身長イケメン・コウが弟で、一見ショタ?と思ってしまったゲジ眉のチビがお兄ちゃんの一太。両片思いものです。
母親を亡くして厄介者として親戚を転々とした挙句、遠縁の一太の父親に引き取られた弟のコウが兄に感じる劣情と、それらも全部ひっくるめて自分もコウと同じなんだよ「クソダセぇでしょ?」と言ってあげるお兄ちゃん。良かったわ〜。

これで初コミックス?と驚く作画とお話作り。すごいですね。

4

ゲスいはじまりが、だんだんピュアな恋愛に…

表紙の絵が好きじゃないので、自ら進んで読むことはなかったと思う。
でも、みみみ。さんのレビューをキッカケに試し読みをしたら、中の絵は色気ある綺麗さで、話も二編とも攻め視点で描かれてるのが新鮮で読めてよかった!
(意外なところから萌えを引っ張り出してくれるレビュアー様に感謝です)

「なびかないにもほどがある」
イケメンヤリチンの蒲原は留年危機で、担任が顧問をしている地学部に放り込まれ、そこで唯一の部員・沓間(くつま)と出会うが、睨んでくるし感じが悪い。
沓間は顧問のことが好きで、部室で一人でシちゃってるのを目撃した蒲原は最初は強引に、それからはセフレのような関係に。
ヤリチンの蒲原にとって、先生を一途に想ってる沓間は新鮮で、自分を見ないことが悔しくて…でも悔しいと思うのは恋しちゃったからなんだよね。
沓間も蒲原と一緒にいるのが心地よくなってきて、新しい恋というより、カラダだけじゃなく心も触れあおうとする初めての恋に踏み出す。

蒲原は「俺が持ちうる優しさの全てはお前にやる」ってヤリチンが愛を知るイイ男に、沓間も面倒くさがって人を避けてきた自分に気付いて、出会ったことによって二人とも良い方向に変わってるのがすごくイイ!
始まりはゲスかったのに、だんだんピュアな恋愛になっていくからドキドキ感も倍増です。

沓間が恋してた先生はオニギリみたいなモッサリ男なのがおかしいやら癒されるやら。ギャグも入ってくるけど、本筋を邪魔しない絶妙なバランスで、展開の見せ方がうまい!

あとね、学校エッチが多いのに、沓間が全部脱がされちゃってる率が高いんです。
みみみ。さんもぷっくり乳首を褒めてますが、大げさじゃないのにツンとして、なまめかしいカラダだから、全裸がすごくイイです♪

「この花は神様にだってあげない」
同い年のイケメン義弟・コウと、ダサチビ義兄・一太。
コウは親を亡くして親戚をたらい回しにされ、三橋家に引きとられてやっと家族の温もりを知る。とくに一太の優しさに救われてから一太ひとすじ。でも仲間同士の抜き合いはアタリマエと嘘をついて、一太とエッチなことをしてるのに罪悪感が…
一太もコウみたいな出来る男が自分と一緒にいてくれるのは、引き取ってもらった恩があるからだって引け目があって、お互い想いあっててエッチなこともしてるくせに、気持ちが相手に伝わってないもどかしさったら!

目元涼やかなコウはひねてるくせに一太にだけは一途で、一太も太い下がり眉で自信無さげだけどコウを大好きなのがかわいくて、こちらの話もおもしろかった!

デビューコミックスなのに、巧みさしか感じられない仕上がり。
最近の作家さんは、同人活動で経験積んでるのかもしれないけど、これが初コミックスだなんて!って嬉しい驚きが増えました。
ここのつ先生も次回作が楽しみな作家さんの一人になりました。

6

みみみ。

ayaayacさん

コメントありがとうございました!読まれましたか〜♪
意外性がいい作家さんですよね。次いつ出るかなーって楽しみにしてる方です^^

沓間くんの乳首の造形の素晴らしさに共感得られて嬉しいです!笑
いいぷっくり感ですよねー( ´艸`)

攻めの顔がカッコ良すぎる!!

絵がとってもお上手でデビュー作とは思えないほどです!!
表題作は、なびかないにもほどがある、というほどではないかなーと思いました。
確かに最初に受けが想いを寄せていたのはギャグ漫画のようなただのおじさん先生ですが、ちゃんと攻めになびいてましたよ。
受けが好きな鉱物の世界の奥深さも興味深かったです。

同時収録の同い年の義兄弟のお話の方が切なかったかも。
大人と子どものような体格差で、ちんちくりんで地味な受けのことを、長身イケメンの弟が兄と慕って大切に大切にしてる姿に萌え萌えです!
親族にたらい回しにされて冷め切ってしまった攻めが受けの優しさや温かさにどれだけ救われたかと思うと、ホロリと来ます。
お互いがお互いを想い合って恩返しがしたいと思っている姿がほろ甘い。
受けが攻めのために運ポイントを貯めたい!と葛藤してるのも可愛かったです。
ただ、お守りのくだりで、なぜか攻めが大好きなハズの受けに意地悪してて、その意図だけ??でした。
気怠げな色気のあるイケメンな攻め達を楽しめる1冊です!!

4

初コミックス!?魅せ方上手すぎでしょ!!

表題作のみのレビューです。
本作、攻めの脅迫から体の関係が始まりますが、心の通じ合ってないセフレ関係は一瞬で終わります。かなり早々に攻めが受けに恋し、恋愛がスタートします。体だけの関係が長いこと続く話がお好きな人には物足りないかもしれませんね。
2人が『恋人』として仕切り直して関係を深めていく話がメインなので、全体的にトキメキ要素が多いです。
攻めが初めチャラ男として扱われてるんですけど、受けに恋してからはどんどん受けのことを大切に扱っていき、最後はイケメンさと包容力が半端なかったです。個人的に攻めが受けのために更生したり変わる話が大好きなので、その点には花丸贈呈したいです。攻めの『受けが好きだから』という原動力でどんどん変化していく様に胸キュンします。
受けは気が強く、でも守られてるばかりの人間ではなかったです。攻めも変化するけど受けも『攻めが好きだから』という原動力が爆発してます。
どちらも能動的なキャラで物語の進むテンポが良く、気持ちよく読めました。
あ、あと『石』をキーワードに2人が近づき、惹かれ、変化して恋していく様子の描き方が見事だと思いました。キャラの書き方分けも、美形からコミカルなおじさんまでいて素晴らしい。ほんとに初コミックス?ビックリです!!

2

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