バカで弱くて無様でも 下

baka de yowakute buzama demo

バカで弱くて無様でも 下
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神48
  • 萌×218
  • 萌8
  • 中立8
  • しゅみじゃない4

35

レビュー数
15
得点
344
評価数
86
平均
4.1 / 5
神率
55.8%
著者
千代崎 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784403669217

あらすじ

新人ホストとして邦之の店で働き始めた菊丸。菊丸の想いを冷たく突き放しながら、邦之は彼を寮がわりに自宅に同居させてくれる。邦之を想う気持ちを捨てられない菊丸は……。上下同時刊行!!

表題作バカで弱くて無様でも 下

浅倉邦之、ホストクラブオーナー/モデル、元ホスト、34歳
斎条菊丸、大学生/モデル、21歳

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数15

ホストは嫌いなんだけど〜

ホストが酷いことしてる場面はあんまり描かれてなくて、女の子が地獄みたいな目に遭ってる風にも描かれてはいないけれど、やっぱりホストクラブって歪だと思った
あゆみはくにを支えて頑張って、くにはそれで稼いでゆりを育てたんだけれど、あゆみはゆりを育てたわけではないんだよね
妊娠したら結婚するって、それなりに応えようともしてたみたいだけれど、あくまでも店に客として来てもらうことが一番なのって本当に変な話
客として来続けてもらうために結婚…同じ金をあてにするのでもヒモの方がまだ理解できる
あゆみが普通に事業で成功していなかったら見てられない
店の人みんなにゲイだって思われてる上でオーナーはイケメン好きだからとか言われてるの面白い
そしてマヤは…マヤはくにの店だからいるんだな??マヤのタイミングではくにの条件が揃ってなかったからな〜
ゆりは菊丸にフラレたとき、きっと察したけれどそれが理由の菊丸を憎めなかった
くにはゆりがフラレた理由はすぐに解った上で絶対に許せなかった
でも、それがくににとっての出会いだったとしか言いようがないんだもんな

上下巻で同じような言葉がまるで違う意味として発せられたりしているのがいくつかあって、前のときをちょっと思いだしたりして良かった

くにの元気がなくて落ち着いているのが元からの人柄だってのも面白い
落ち着いて見えるタイプだから中学生で高校生と遊べちゃうのね

ホストは刺されてもなんでも良いんだけど、自分が毟り取った女からじゃなくて、菊丸も別に大して何もしてなく強いて言えば愛さなかったってくらいでくにがアイスピック刺されるのはさすがに理不尽
でも愛を返さないから執着されちゃうっての、まぁ本当だもんね
あゆみは他人がやってくれて、目を覚ませて良かったかも

七五三が5歳だったのは地域性?それとも何も分からなかったってこと?自分もろくな躾を受けていないのに子を育てるって大変すぎだよね
売れない(本当は好みでなく惚れる心配のない、かな?)ホストらの良心に触れて?反面教師にして?ゆりが地味で意思のある感じの女性に育ったのはゆりが賢い子だったからだと思う

マヤの距離感では負けて次挑むのは難しいし、菊丸が現れるしかなかったよね〜
マヤ、楽しく生きて欲しい
そんでせめてあの店の奴らはお金のない女を相手にしないで欲しい

3

バカで弱くて無様でも 下

めちゃめちゃ良かったです
上下巻で読み応えがあって
ストーリーもすごく良い
画も素敵でホストやモデルなこともあってとにかくオシャレ

キャラクターがみんな個性的でクセがあって、先を想像しながら読むのですが
心地良く裏切られます
それがとても好き

読後感も最高でした

千代崎先生の画にとても合う雰囲気で、キャラがとにかくイイ
お話に描かれていない余白も想像するのが楽しい

きっと読み返すたびに感じ方が変わるのだろうと思う素敵な作品でした

2

最後まで読ませます!

ネタバレ有り。↓









妹を溺愛している兄とか(娘を溺愛している父親とか)の場合、それはほぼ異性への愛が含まれているとわたしは思っています。
(現実にはそんな兄は普通はいません。
異性のきょうだいって疎遠になります。)
ただBLマンガの場合そんな隠された意味はなく、恋人への愛が大きくなると妹の存在は都合良くフェイドアウトしますよね。
なので今回もそういうパターンですか、と醒めた目で見ていました。
で、ラストの秘密明かしには東野圭吾氏もびっくり。
でもわたし的には納得しました。
バカで弱くて無様な若い邦之の行動がとりかえしがつかない結果を生み、その事実に慄いた彼がせめてもの罪滅ぼしのつもりでゆりを守り続けたんでしょう。
過酷な家庭環境であったから妹を溺愛していた、ではこんな感動はないはずです。
確固たる溺愛の動機につながるのは「兄妹」では弱かったのですね。

最後にこのコミックス2冊と連載された12話ではエピソードなどずいぶんと変更されているとのこと。
削除されたエピソード読みたいなぁ。

バカで弱くて無様なのはどの登場キャラにも言えることで、もちろん大抵の人間もそうであるから憎悪も生まれるし愛おしさも募るし
人の生ってやっかいですね。

更に追加。
何年も前にデビューコミックスを出した先生が「新星」と帯に表現されていてちょっと違和感ありです。
まあ、新書館では初コミックスですけど。

2

混乱からのスッキリ

色々と苦手な設定がある方だと読めないかもしれませんがすごーく面白かったです。上下両方まとまった感想になります。

上巻から引き続きバランストイ(やじろべえ)みたいに邦之と菊丸の気持ち、生き方がそれぞれユラユラ揺れています。
邦之は13歳からずっとゲイである自分を否定し、未成年時の軽率な行動の責任を取ることを優先して生きてきました。
筋金入りの偽り人生をおくってきた為、自分を好きという菊丸を信じる事が出来ません。

菊丸はかなりチョロいけど素直。彼もゲイである自分に気づかないふりをして女性と付き合っては別れるを繰り返していました。
モデルで頑張るかと思えば邦之に会いたくてホストになっちゃう中途半端で残念な大学生です。

このゆらゆら模索してる感じは21歳の菊丸はありですが34歳の邦之が自己確立出来ていない様子から彼の心の状態の深刻さが分かり、かなりせつなかったです。
上巻で私が感じていたモダモダは自分を肯定していない邦之の不安定な精神状態を指していたのだと下巻を読んで分かりました。

彼が長年抱えている自己否定感は
菊丸の純粋さ、チョロさ、健気さ、諦めない素直さ
によって少しずつ救済されていきます。
菊丸はまたモデルに復帰。自分が本来いるべき道に戻り歩き出します。エライ。

かなりチャレンジングなストーリーで独自性高く出会えて嬉しい作品でした。
売れっ子ホストのマヤ、タトゥーたくさんありのキャラがいいです。いつかマヤも幸せになってね。

7月に出る次作「liar上下」も読むのが楽しみです。

4

甘くはないけれど

菊丸がストーカー被害に合うことから始まるストーリーです。こちらでも菊丸くん、冷たくされています。
くにさんが酷い家庭環境で育ったこと、女性を傷付けた事実や過去が分かります。
そして下巻で伏線回収されます。全部持ってかれました。まさかの展開で頭が追いつかなかったです。
決して甘い2人が見れるわけではなくストーリーも重い方でしたが展開が面白い。次がどうなるのか気になって最初から最後まで読むのをやめられませんでした。

1

表紙とタイトルがいい

千代崎先生の作品は「LOVEHOLE」を読んだことがありますが、その先生だとは知らずに上下巻の表紙に惹かれて購入しました。
タイトルと表紙から攻めがゲスで受けがチョロいように見受けられ、基本的にはそのままでした。
ふたりともゲイだけどそれを隠して女性を傷つけてきた受けの菊丸に、女性に対して酷い扱いをしてきた攻めの邦之。下巻の最後に実は…ということが出てきますが、それを含めダメ男でした。

なんでこんなひどいダメ男に惹かれてしまうんだろうと思ってしまうほど、受けの菊丸は攻め邦之の全てを受け入れています。出会った理由も弄ばれたことも、邦之の過去も現在もそして未来も、菊丸は許して愛します。邦之からすればそれほど愛されたことってないから、好きになるのは分かります。実はふたりの関係は邦之が主導のように見えるけど、実は菊丸によって構築されていたのではないでしょうか。
菊丸ってかなりいい男のはずなのだけど、初めての相手にしてもなんでそこまで邦之に執着するのかよくわかりません。もうただ好み・性癖なんでしょうね、人を好きになることに理由とかわからなくても恋愛って進んでいくんですよね。互いも周りも振り回してきたふたり。ある意味、破れ鍋に綴じ蓋のふたりでした。

登場人物みんなが誰かに執着していました。菊丸以外はそれを隠して素直になれない人ばかり。
こういう関係を好きな人と好まない人って読者でも分かれると思います。BLでダメ男ってだいたい攻めな気がしますが、タイトルのまま「バカで弱くて無様でも」好きで好きでしょうがなくて、それがふたりの幸せなんだろうないう感じの終わり方でした。
上下巻の「バカで弱くて無様でも」の表紙、読み終わった後に見るとそのイラストの意味がよく分かります。
読む前のイメージを変わってとてもいいデザインだなと思います。

女性との絡みや関係がわりと出てくるのでそれが気になる人には読みづらいかもしれません。
いろいろあっても最後はふたりが幸せになればいいという人にはおすすめです。
最後はちょっといろいろ情報過多で、もうちょっと余韻があったらよりよかったかなと思いました。
あとマヤさん!幸せになってほしいです!スピンオフ読みたいです!

2

キャラクターに同調できるか次第

試し読みで先が気になったので拝読しました。

上下巻通しての感想になりますが、デビュー作品とのこと、冒頭からの掴み含め設定としては良かったと思います。
くにさんの謎な部分や、菊丸くんとの関係がどうなっていくのか等、先が気になる展開ではありました。

ですが、まず主人公の菊丸くんが理解できませんでした。
一貫性がないというか掴みどころがないというか、彼なりに悩んだり努力したりしてるのはわかるのですが、自分からホストになっておきながらやる気がないところとか、とにかくよくわからないキャラでした。
くにさんも元々表情が乏しいのもありますが、秘密を抱えつつ結局菊丸くんをどうしたいのか、ほんとに好きなのか、よくわからなかったです。

菊丸くんもくにさんも、理由はどうであれ過去に女性をぞんざいに扱ってきてるし、それでストーカー被害や嫌がらせされたり、くにさんに至っては婚約してたという女性もいます。
くにさんにはラストに驚きの事実があり、でもそれも若かったとはいえ自分が招いた結果です。
本当はゲイなのに誤魔化すために女で遊びまくってた、というのも女性に対して失礼な話に思えました。

絵はキレイで良かったですが、両方のキャラクターにあまり入り込めなかったのが残念でした。

マヤと明来の方が個人的には気になりました。
この二人のスピンオフがあれば読みたいかな。

先が気になる展開ではあったのと、デビュー作ということでこちらの評価です。

2

理解できないところがある

妹思いのホストクラブオーナー x ゲイであることを隠したいモデル の話になります。

二人ともクズでバカで、それでも出会いによって成長して、すごくお似合いの二人だと思います…が。
妹の部分は少し引っかかっています。

別に、ただの「妹」だけでも、くにの生き様に相応しいと思いますけど…
しかも最後の一話で爆弾投げ…
個人的には、ここまで見て、もう「くには妹に執着しすぎて、周りが見れないし興味がない」という印象はしっかりあります。妹であっても娘であっても、彼の性格はもうなりたてるので。
じゃぁ、わざわざ娘という設定はいらないじゃないかって、勝手ながら思いました。

どうしても飲み込めないので、
今回は控えめに評価をつけました。

6

腐の民は黙ってとりあえず最後まで読も。

下巻で見事タイトル回収しましたね。

というか、とんでもない事実が明らかにされましたね。
まさかそっちだったとは、、、

しかも見事なミスリード? に、まんまと騙されたまりあげは。
なるほどです。
あやしい人ほど、実はあやしくなかったり、、、的な。



これはたしかになにを呟いても、ネタバレになってしまいそうな展開ですね。
とにかく最後まで読んでみてください…! としか、言いようのない作品です。


それからマヤさんから名言が飛び出しましたね。

「恋愛に勝てる人は負けてあげられる人だよねえ」

さすが人気ホスト。
言葉に説得力があって、大いに納得してしまいました。
まあ、なかなか難しいんですけどね。
この名言、、、苦笑


そして、ややヤバいんじゃないかと思われた性格の持ち主の主人公。
やはり、攻めのおかげで大いに化けましたね。


下巻は、濃ゆすぎな脇キャラたちに主役CPが助けられた巻だったと思います。



いやぁ、、、
何度も言いますが上巻で挫折しそうになった方もそうでない方も。
ぜひ最後まで一度読んでみてください。



すッッごい設定きましたから!!(まりあげは的には超褒め言葉! &敢えての曖昧煙に巻いた感じのレビュー)


1

最後の最後に衝撃事実

全体を通して言えばとっても焦ったくて、いやもう絶対両想いだろ〜と言いたくなるシーンだらけなのですが、まさにタイトル通りな2人が上下巻じっくり付き合っていくうちに大変愛おしくなっていく、そんな作品でした。

菊丸が主人公っぽくホストやったら実は隠れた才能が、とか劇的にホストで活躍してみんなに認められる、とかそんな感じになるかなぁと思いきやわりとずっと冴えないままくにさんに思いっきり迫ることもできず、逆にくにさんから離れることもできず、くにさんはくにさんで中々菊丸を捨て切ることも受け入れることもできず、なんとももどかしいのですが、そんな2人の気持ちがようやく通じたシーンは感無量でした。

最後に投下された中々の爆弾、そこから何を見出すか、それぞれ解釈が分かれるのかなぁと思ったり、、ぜひネタバレなしで読んで欲しいです。

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