モーションエモーション

motion emotion

モーションエモーション
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神49
  • 萌×245
  • 萌27
  • 中立6
  • しゅみじゃない5

--

レビュー数
18
得点
512
評価数
132
平均
4 / 5
神率
37.1%
著者
たなと 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
on BLUE comics
シリーズ
スニーキーレッド
発売日
価格
¥650(税抜)  
ISBN
9784396784034

あらすじ

じわじわ追い詰めワンコ×鈍感ウッカリ先輩

「まさか逃げませんよね?こんなにしておいて」

お調子者の鈴木は、
バイト先の温厚なイケメン後輩・本多が好きな子のことで不安がっていると知り、
「お前ならどんな奴でも100パー股開くっしょ!!と言い放ってしまう。
のちのち、その言葉が自分の身に降りかかるとも知らずに――。

ほか、[seachange][murderousyouth]など、海外を舞台にした初期短編&続編も収録!

表題作モーションエモーション

本多猛 学生アルバイト
鈴木歩 フリーター

同時収録作品murderous youth

アラン・22歳・職人
マリン・19歳・大学生

同時収録作品seachange

ベン・8年ぶりに再会した幼馴染み
ルイス・8年ぶりに再会した幼馴染み

その他の収録作品

  • モーションエモーションbonus track
  • あとがき

レビュー投稿数18

好き好き大好き

表題作プラスデビュー前の初期短編収録。

「モーションエモーション」
フツーに女好きの先輩に恋してる、とっても一途な後輩くん。
…なんだけど、読みようによっては相手の話も聞かずにグイグイ来て逃げ場を無くす、ヤベー執着攻め、とも取れる。
絵柄が可愛らしい少年っていう感じだし、後輩くんは好青年設定。だからただ可愛いストーリーでもあるんだけどね。
一回見方変えたら、そっち(ヤベー攻め解釈)も面白いかも〜って。

「murderous youth」
初期短編。
だろうな〜という荒削りさは確かにありますね。荒削りっていうか説明足らずというか、やっぱりプロットがまだ不完全なんだろうと思う。正直筋立てがよくわからない。
ただ、絵柄は完成してるしボコリもあって「たなと」節は既にある。

「seachange」
「seachange 2」
可愛かった幼馴染との10年後再会もの。
子供の頃からの「好き」がなんとなくでも続いているから、今現在姿かたちが変わっても、意に反して乗っかられても(!)、拒絶までいかないのかな。
これからもルウはキャンキャン騒いでベンは受け流して、なんとなく恋人になっていきそう。

0

特に印象に残らず…

本多がさわやかモテメンと紹介されていて、はぁそうなんですね、と特に何も思わず流していたんですが、本編で鈴木が「色男だとは思ってたよ」と言っていて、え?そんなに?だとしたら、本多のその色男っぷりって大変失礼な言い方かもだけど、少女漫画黎明期?のようなお顔立ちではないですかねぇ…と思ってしまった。眉とかまつ毛とかまん丸お目目の中のキラキラとか。

2人のなれそめが、本多が鈴木を好きで、距離を近くとったりスキンシップしたり、で鈴木が意識するという…これまた古典的なBLで。
更に、鈴木が自分でスる時に本多にされることを妄想して興奮しちゃうという…超ベタな展開…何度見たことでしょう!と思わず口にしてしまいましたw

本多が年下ワンコ攻めてやつで、やさしく懐きながら、そこは強引に攻めて、鈴木は口では抵抗しながらも受け入れる。安心安定の流れでございました。

ここまで書いてきて、他に特筆すべきことはあっただろうか…と考えまして、年下だと思っていた本多がすっかりいい大人になって、攻め上手で、鈴木が「こいつから逃げられる気がしねー」と観念する辺りでしょうか。

他2本
読もうと試みたんですが、どちらも数ページで断念してしまいました。ごめんなさい。

0

流れるように迫る年下攻め、好き

◆モーションエモーション(表題作)
 トントン拍子に進んでいく王道の後輩×先輩ものという感じでしたが、たなと先生の描く感情豊かな表情のメイン2人が可愛らしく、もっとページ数が多くても良かったなぁと思うくらいの作品でした。後輩の本多は、確かにワンコ感もなくはないのだけど、どちらかというと序盤から執着やSっ気が目立つ攻めで、こういう年下攻めって結構貴重かも。先輩である鈴木も、いざという時の本多の迫り方に気圧されるのは仕方なく思えて、流されやすいなとは感じず、そういうバランスも絶妙。濡れ場も予想以上に多く、満足度は高かったです。

◆seachange
 女の子のように可愛らしかった男子と久々に再会したら、すごく男前になってました、から始まる物語。こちらも年の差こそないものの、表題作に近いキャラ設定で、かつては小さかったベンがぐんと成長し、男らしいルイスにもまったく躊躇なく迫るところに萌えました。

1

本多、つよい…

「スニーキーレッド」を読んでいて、スピンオフがあると知り、購入いたしました。

スニーキーレッドでは、編集さんのおっしゃる通りサラダのごとき存在だった本多ですが、こんな執着and強引さを見せてくるとは…!
鈴木が早く彼女作ろうって言ってからのグイグイ攻めること攻めること。
そら焦るよね、とっとと自分のモノにしておかなきゃって思ったんだよね。

えーと、この子なんか悪い部分あるのかな?
最近はこういうのをチートキャラって言うんですよね?
ノンケの鈴木もそら「まるごと持ってかれる」訳だわ〜。
抵抗してみたりもするけどね、全く歯が立たない感じがある。
手も口もめちゃくちゃ達者なんですよね、本多が。
スニーキーレッド3巻で本多を「つよい」と分類してたた意味がよく分かりました。

スニーキーレッド3巻と並行で読み返すのもまた楽しいです。

表題作の他に2作品、短編が同録されていました。
どちらも設定が外国のもので、1話目の「murderous youth」はデビュー前の作品だそうで。
作者さんの短編を読むのが初めてだったので、新鮮でした。
初期からもう作画も出来上がってて、お話も良かったです。さすがとしか言えない。

1

デビュー前の作品も

スニーキーレッドのスピンオフです。
三崎の同僚で、いい感じに匂わせていたふたりのお話。先輩の鈴木と、後輩の本多。

本多がイケメンで、一流企業にに就職し、というスパダリ系なのはハルと同じなのですが、キャラの性格が全然違います。あちらは社会不適合的な危うさがあり、それが作品のテーマでもありましたが、こちらの彼は一見まともそうに見えて、鈴木にことしか眼中になく狙った獲物は逃さないという怖さが。。

とにかく本多の押しが強すぎて、鈴木が逃れられないところまで追い詰められる(
あくまでテイストはコミカル)というお話でした。
これはなかなか手強い彼氏。

他に、デビュー前の作品とおっしゃられる murderous youth 、seachange が収録されていました。どちらも外国の設定。
このうち前者がすごく良かったです。なるほどなあと思いました。たなとさんは絵がかわいいしコミカルだけど、やっぱり人物描写とストーリーがしっかりしているんだな、だから面白いんだなと。
一緒にいても、何か苦しい。その恋愛の暗いところをしっかり見た作品で、これがスニーキーにも繋がっているのかなと思いました。

1

やっぱりとてもうまいなと

今回は自分の好みの傾向的に深く刺さらなかったのですが、魅力あるキャラクターのつくり方がうまいなと思いました。
鈴木、自分が言ったんだから責任取ってやれよ!と思いながら読んでいました。自分から余計なこと言って墓穴掘っていくのさすがに面白過ぎでは?
バイトの後輩から大人になって尽くされてってしたらたしかにずっと先輩面してたのになんかなんとも言えない気持になるよな……。
他二作のキャラたちも素敵な感じだったのですが……なんせ短い!もっと……もっと君たちの魅力を私に教えてくれ!!多分話が深まるほど愛せるキャラたちだと思うんだ、頼む。ってなりました。

0

好きな人にはグイグイ攻めます。本多です!

『スニーキーレッド』のスピンオフです。
でも、あちらが重低音効かせたハードロックならば『モーションエモーション』はポップな感じですね。
三崎の職場の同期の鈴木。そしてバイトの本多のお話です。
まずは、かなり雰囲気が違います。闇も、ハードさもないのよ…
んも~同じ世界線と思えない。元々、鈴木と本多の2人は怪しいんじゃない~?ってみなさま疑いますよね。私は、完璧疑っていました!ええ、やっぱりBLを嗜んでくると匂う感じがしますもんね!(ドヤり!!)

さて鈴木がなかなかな、うっかりさん。自ら放った本多への一言は見事にブーメランです。「100%股開く」発言です。
本多の執着じわり攻めが凄かった。
本多が実は、伸び代大きいスパダリ進化系ワンコです。
鈴木を手に入れて、恋人になるために用意周到な会話と行動力が良かった。

鈴木が流され絆されタイプだからこそ、本多の告白に抗いながらも、すっかり絡めとられちゃう!

意地っ張りで、可愛い恋人鈴木。本多の用意周到さが有ってこそのCPでした。

他は日本じゃない、何処かの国。
たなと先生の描きたい事が詰まったお話でした。

1

スニーキーレッドのスピンオフ

「スニーキーレッド」を読み返したのでこちらも!
スピンオフですが未読でも読めます。ただ未読なのはもったいないので、痛いのが大丈夫なら是非読んでいただきたい。

「スニーキーレッド」を読んでる時はこの2人がくっつくなんて露ほどにも思いませんでした。ひとつの世界観でCPが増えていくBL漫画は正直苦手ですが、たなと先生が好きであることがそれを遥かに凌駕するので勿論読みます。

たなと先生の作品の中ではリアリティ抑えめでBL漫画的お約束感が増してる作品です。そして甘い。他の作品が苦手な方でも読みやすいかもしれませんが、先生大好きマンとしては、物足りなく思えてしまうところもあり。
一方で同時収録2つはかなり王道から外れている雰囲気の異国の話です。たなと先生、幅広いわ〜

◾︎本多(大学生→社会人)×鈴木(年上)
同じバイト先の先輩後輩から、本多はバイトを辞め就職し、鈴木は正社員になります。
本多はこれ、スパダリですよね〜。かつての俺様系スパダリではなく、今時の優しいスパダリの方。でも時々サド。「股開くんすよね?」の圧。たなと先生の作品は攻めが押せ押せの方が多い。

読み返していてとみに思う、好いてる本人から「(好きな子)かわいい??」って聞かれて「…可愛いッス」って言う本多は爆裂に可愛い。
そして「スニーキーレッド」では予想だにしなかった鈴木の萌キャラぶりに何を見せられているんだ…?って気分になってくる。鈴木ちょっとキャラ変わりましたよね。

0

比較的読みやすいタイプのたなとさん作品

スニーキーレッドの主人公の職場仲間二人のスピンオフ作品です。

スニーキーレッドを1巻2巻ともに読了した数ヶ月後、本屋でこの表紙を見て思わず「えっ!?」っと声を出しかけてしまいました。
作中の登場人物たちが全員ホモでそれぞれカップルになる、いわゆる割り算BL(と今は言うらしいですね)があまり好きではなかったので、スニーキーレッドの脇役二人がくっつく、というのには多少の抵抗がありました。
ですがスニーキーレッドがとてもよかったのと、単純にこの二人のキャラクターには若干の愛着もあるし、どんな感じでくっつくのかが気になり購入しました。

高身長イケメンで性格も良くて、後々大手企業に就職する攻めの本多は、いわゆるハイスペスパダリというやつではあるんですが、流石たなとさん、そこはありきたりのステレオタイプでは終わらず、妙な人間臭さが溢れてます。
腹黒かったり、好きな相手に頑張ってモーションかけてみたり、情事中に泣かれてオロオロしたり、調子に乗った発言して受けに叩かれたり…。
受けの鈴木も元ヤンお調子者ぽくて前作ではあまり好きな感じのキャラではなかったのですが、モーションかけられて本多の思惑通り相手を意識してしまい、なんだかんだ流されていく姿に段々愛おしくなっていきます。

たなとさん特有のアクが少し抜け、割と読みやすい作品だと思うので暴力が苦手でスニーキーレッドが読めないって人はこの作品単体だけでも全然読めるので挑戦してみて、たなとさんの描く個性的で愛おしいキャラクターたちを味わって見てほしいと思いました。
人間を描くのが上手な作家さんだな〜と改めて思いました。今後もキャラ属性やビジュアルで食わず嫌いせずに作者買いしていこうかと思います。

3

ワンコに見えて計算高い

たなと先生の作品は、絵が好きかどうかも重要だと思います。
私はあまり…なのですが、表題作は面白かったです!

攻めのイケメン・本多が受けのフリーター・鈴木に、
モーションをかけまくるお話です。
興味を持たせて意識させてから退路を塞ぎ、
そして自分のものにする…という狡猾さ(笑)

就職してさらにハイスペックになった本多が、
鈴木を思う存分甘やかし逃がしません!
最後には鈴木も観念しちゃって、
すっかり掌の上で転がされている感じ。
オロオロな鈴木も面白くて良かったです。

同時収録作は異国のお話ですが、
私にはちょっと分かりにくかったかなぁ…

0

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