ROMEO 2

romeo

ROMEO 2
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神238
  • 萌×225
  • 萌9
  • 中立4
  • しゅみじゃない7

--

レビュー数
12
得点
1321
評価数
283
平均
4.7 / 5
神率
84.1%
著者
わたなべあじあ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
マガジン・マガジン
レーベル
ジュネットコミックス ピアスシリーズ
シリーズ
ROMEO
発売日
電子発売日
価格
¥648(税抜)  
ISBN
9784896442984

あらすじ

待望の第2弾!
光陽への恋心を断ち切らなければと思うジェイド。たとえこれが最後でもジェイドに触れたいと願う光陽。
切なくもどかしく、どこか可愛い、戦う性的強種・ライカン同士の両片思い。
エピソード♯6最速公開&♯6.5まるっと描き下ろし!

表題作ROMEO 2

ジェイド・バルドー,33歳,人類強化獣種,光陽の番犬
光陽・LS・バルトロメオ,112歳, 人類強化獣種,狩猟部隊隊長

同時収録作品néos

同時収録作品Ficus

キリル
光陽・LS・バルトロメオ,

その他の収録作品

  • Ficus+(描き下ろし)
  • あとがき
  • ドラマCD「ROMEO」ができるまで

レビュー投稿数12

1巻→2巻→1巻の順番が一番オススメ!!


ファンタジーの世界観で一巻は関係性や設定でいっぱいいっぱいでしたが、二巻でようやく拗れた二人の想いが明確になっていき、面白さが増しました。

というのも、一巻では「なぜジェイドはこんなに冷たいんだ?」と不思議におもったりしましたが幼少期時代の話が出てきたりしたので、キャラの感情の整理がし易かったです。

…と、同時にジェイドの嫉妬心やらがメラメラ。
ブチ切れる姿が萌える…!!

一巻を読んで二巻、その後に一巻を見ると時系列が揃ってとても分かり易いのでオススメです。

一巻と併せて要約すると、ジェイドが手を出さなかったのは光陽はディアガと愛し合っていると思い、夫婦のような二人への憧れがあり、それを壊せないから我慢する…と。

それが壊されるのがこの二巻。
二巻まで読んだ甲斐がありました!!

そして、まさかの妊娠疑惑で続巻が気になりすぎる~!!
オメガ要素とケモ耳、妊娠…と嬉しい要素がてんこ盛り。

わたなべあじあさんはデビュー本から集めていましたが、ROMEOが一番好きな人物の描き方です。

0

実は愛あるエロも切ない切ない

光陽の回想のジェイドとのえちがエロい。
絵が超絶きれいですね。
魂こめて描かれているのだなと思うほど。
光陽の独白が切ないです。
ジェイドは光陽を好きなのに、盛大すぎる両片思いw
光陽がキスが好き、甘えたできゅっとされるのが好きなのはいいですね。好み。

医療行為だから、と懇願する光陽も切ない。

俺と同じように好きじゃなくても
一度だけでも
どうしても どうしても お前に触りたい
これが最後でも
ダイスキ ダイスキ ダイスキ ダイスキ

この、ダイスキ連呼がくるものがありました。

イーラがジェイドに辛辣なのが笑ってしまう。
よく言った!とw

で、光陽が妊娠して、父親はリカかジェイドって、去勢しているんじゃなかったの?!と混乱w
(理解力不足)

ライカンは待てる
起こったことはぜんぶ…受け入れる
のは強いね、光陽。
甘えっ子でも泣き虫でも。

発情期きたての見た目ショタな光陽を毎晩違う人が相手するというのは…倫理観がうずきますがw
異世界ファンタジーにおいてそういうもんだと受け入れて読むしかないですな。
(身もフタもない感想すみません)

0

リカも捨てがたいっ!

続きが気になってたんですよねー。うんうん、リカ素敵!
いつもなら一棒一穴が好きなんですがこの作品に関しては何故か許せてしまうのはなぜ?全員色っぽいイケメン揃いだから?

でもね、一巻の終わりからこの巻の初めまでは、もうリカでもいいじゃん!こんなにカッコいいんだから!と思いつつも、あれやこれやでディアガと光陽の関係とか光陽の気持ちがわかってからのジェイドの素直な態度とかみてると、そうなの!運命の番はこの子なの!ときゅんきゅんしてしまいますね。

所々に描かれているちっちゃい光陽も鼻血もんの可愛さです。そして、発情期が始まったばかりの光陽も!光陽がジェイドよりも80年近く長く生きているだけに、過去の男性遍歴が描かれていても楽しめるのはこの美しい絵と不思議な設定だからこそ。でも遂にジェイドも光陽を好きになってもいいことに気づいたんだし、こっからはただただ二人の甘い毎日になるといいなぁ。

ちなみに、リカとのことにいち早く気づいたブラも一度くらいやらせてあげてほしかったです。うえーん!って泣いてたし。

4

続きが気になる作品

人気作なので、とりあえずこれまでに出ていた1、2巻を通して読んでみました。

ファンタジーで人外ものでしかもその性質は個体によって違ってて、主人公の光陽は雄なのに妊娠してしまってて、あまりに設定が複雑過ぎて私の理解の範疇を越えてしまっているのですが、一目惚れした年若いジェイドへの思いを紛らせるためにディアガと番の契約を結び、そんな二人の関係を壊したくないがために光陽に冷たく当たっていたジェイドの拗れた関係には切なさを感じました。
今回、ジェイドは光陽の隠してきた思いを知り、ようやく自分の思いも吐露するのですが…。果たして、昏睡状態の光陽にジェイドの思いは届くのでしょうか!?

好みの問題で萌えは少なめですが、続きが気になる作品です!

1

誰だこの帯考えたのw

ネタバレしてます。

この巻、自分にとって、そのネタが組み込まれるだけで評価がドン底まで落ちる超巨大な地雷「妊娠ネタ」が不意打ちのようにぴゅぴゅっと飛び出してくるのですが、そんな地雷を持ってしても神評価は変わらずです。ほんとそれを上回る萌えを頂きました。感謝感謝。
全巻、とんでもないところで「次巻につづく!」となって、心底「2巻が出た後にこの作品に出会って良かったー!」と喜びに浸りながら読み始めたわけですが、2巻を読み終えたら「何故自分は3巻まで出た後に買わなかったんだ…」と後悔しました。
タイムマシンがあったら3巻出た後に速攻飛びます。

さて、リカと光陽のあれこれですが割と早い段階でジェイドにバレます。割と早いっていうか、リカと2人でベタベタお風呂に入ってるときにジェイドがバーーンと登場します。早い!!個人的にはもっと焦らしてほしかったけどそんな個人的なことは死ぬほどどうでもいいので割愛!
この巻、ディアガが何故セックスできない(戦闘不能の)身体になってしまったのかが明かされるわけですが、その事があってジェイドは「戦う事が出来なくなったディアガを裏切るなんて許さない」と、リカと寝た光陽を詰ります。
はーーーー、せつない…
そんな険悪なムードのまま戦闘に赴く面々。前巻でマーキングしたバシリスクが現れ、光陽が先陣を切って戦います。しかしバシリスクに致命傷を与えると同時に、光陽もまた負傷して意識を失い、それを追ってジェイドも谷底に落ちてしまいます。

とりあえずこの巻で言いたいのは
帯の「ドS獣人ジェイド」とかいうセンスのない煽り文考えた人に、本当にお前は本編を読んだのか?と小一時間説教したくなった。ってことと(あれ?これ1巻の帯だっけ。センス無さすぎて即外したのでどっちか忘れました)
光陽、合体できて良かったね!!!いやー良かった良かった。死にかけてるけど。ってこと。
そうか、医療行為としてのセックスという手があったか…しかしこのセックスがエロいだけじゃなくて切ないのなんの…

そして2巻で最もびっくりしたのが、物語の中で重要になってくるであろう話を、まさかの、巻末作者のあとがきに書いてるってとこw
しかも一番最後w
誰々が誰々の過去生で〜って…この話、本編でちゃんと掘り下げてくれますよね?

8

こじれた両片思いにやっと解決の糸口が!

MAGAZINE BE×BOY別冊「泣けるBL」の番外編に登場したジェイドは、光陽に近づくものは許さん!って執着野郎になってたし、あじあ先生のTwitterで二人の子供が登場していたので、ジェイドと光陽の想いが通じ合う日も遠くないはず…と待ち遠しかった2巻。

ジェイドは「光陽にはディアガって番(ペア)がいるから好きになっちゃいけない」
光陽は「ジェイドは俺に興奮するのが嫌」とぶつかって触れることさえ申し訳なさそうなほど…じつは両想いなのにこじれまくっている二人。

2巻では、ジェイドの半獣化を解毒するためにセックスしてますが、光陽はこれが最後でもいいとか、ジェイドと馴染みの娼婦(男)の名前で呼んでとか、ジェイドは抱きたくて自分を抱いているんじゃないと思ってるのが切ない…
ジェイドも光陽を求めてるとしか思えない熱いキスをしてるし、とっても官能的なシーンになってるけど、ジェイドが求めてるのは自分なんだって光陽が自覚して幸せになってるところが見たい!

そして光陽は受胎による昏睡状態に。胎児がいるとわかった周りの慌てぶりがおかしい。イーラは医師なのに「たいじって?」って混乱してるしw

後半「Ficus」は幼い光陽と新しいキャラ達とのお話。
あとがきによると光陽たちの過去生(前世?)の話で、この後の話でつながってくるようです。
壮大なストーリーのほんの一部分がちょっとだけ出てきたって感じで、期待感は高まりつつ、2巻だけではよくわかりません。
幼い光陽(成人はしてるらしい)はかわいいけど、戦うスレイヤーズの肉体美のほうが私は好きです。

2巻はジェイドと光陽のわだかまりが溶ける入口に入ったところ、ジェイドの誤解はディアガが解いたけど、光陽はまだジェイドの気持ちを知らない。昏睡から覚めた時にどんな反応をするんだろう?過去生との関わりもふくめて続きがとても気になります。

3

に、にんし…?!∑(゚Д゚)

ついに2人が…!
エロくて美しかったです。
光陽が「あの子だって思っていい」って泣いてたとこ…!!!そして、「シャノンって」の時のあの涙。凄く悲しいのに、光陽の想いとかがよくわかって…読んでて辛くなりました泣
でもいい辛さです。やっとこの2人のシーンを見れて幸せでもあり…
でもそんなことを思っていた矢先、光陽が妊娠?!だと?!?!
BLでの妊娠・出産が大好きな私にはなんてご褒美なんだと思いましたが、果たしてどちらの子なのか………と。。そりゃあ、、、、ねぇ、、、?
とにかく続きが読みたいです!!!

6

美しい

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

ついに結ばれた身体。
って、、喜んでもいられない展開なのが惜しい。
お互いにずっと想いあっているのにすれ違っている二人。
求めてやまないのに我慢を繰り返している。

かたや、もう他の男に抱かれなくてもいいように薬で抑制する光陽
かたや、触れることすら禁忌と言い聞かせるジェイド。
お前らどんだけ。。。

ひたすらに美しい世界観と、キャラクターにドキドキしてしまう。
激しく結ばれた後の二人。
そして妊娠発覚。
はてさて怒涛の展開からどーなるかというところですね。
早く続きが読みたいよっ(>_<)

9

美しくて美しくて、美しい

(1)から変わらずのエロしなやかな肉体美。
ただ2巻はより、肉体関係が人間関係の核、みたいに描かれていて、萌えポイントとしてのHシーンを見たい、というニーズには凄く合っていると思いますが、人間関係イコールセックスではないのに、と一度感じてしまうと本作はあまりに性的に過ぎる気がする。
褐色肌のジェイドかっこいい〜、光陽かわいい〜、筋肉エロい〜、挿入エロい〜、みたいな視点だけで読むならそれでもOK。そういう読み方をしたい時だってある。
しかしながら、(1)で期待していた「恋はどこから生まれるのか」という命題はおあずけ、の感がある。
ストーリー的には光陽の妊娠事件が大きいので、まだこれから色々展開する期待はできます。
大河的展開もあり得るかも、と思いつつ3巻を待ちたいです。

6

少しずつ広がる「ROMEO」の世界

この作品、BLジャンルでの発表で大丈夫なのかな?
寿たらこさんの「SEX PISTOLS」という前例があるから大丈夫かな?
つくづく思うけど、男女がくっつかなきゃ子孫を残せないこの世界で、一方の性だけで世界を広げていこうとあれこれ考えてらっしゃるBL作家さんの頭の中って凄いと思う。
この「ROMEO」はSF混じりのかなり壮大なファンタジーだけど、あじあさんが設定資料を読者に公開してくださっているおかげで、作者の頭の中が覗きやすく、初心者でも物語に入り込みやすいのが良い。
また、本編と番外編を同時進行させながら、本編でメインのラブストーリーを展開させ、番外編で本題を掘り下げるための地ならしをされているあたりも巧いし解りやすい。
全てを本編に盛り込もうとすると冗長になりがちなSFやファンタジーの世界を巧い手法で見せてらっしゃるなぁと感心しきりです。
読者と少しでも多くROMEOの世界を共有しようとしてくださっている感じがしますね。

さて2巻。
ストーリー的には前巻第3話の続き(光陽がリカと寝たその後)から。
ジェイドの態度を決定的に頑なにしてしまった過去のエピソードから始まって、盛りだくさんの展開が待ち受けております!
ジェイドと光陽の切なすぎる両片想いの切なさ度合いは最高潮だし、今度はジェイドが半獣化してガーゴイルに立ち向かうバトルシーンは画面のカッコ良さに滾りまくるし、泣いたり興奮したり興奮しながら泣いたりと感情のベクトルがあっちこっちに忙しいったらない!
そして、この物語にとっての「始まり」を意味する光陽の妊娠。
ここに来るまでをBLだからって引っ張られたらやだなぁ〜と懸念していましたが、そんなこともなく!このあたりは同人誌発表作ということで、商業の制約に縛られることなく作家さんの好きに描けるのが功を奏しているのかな?
いよいよライカンの進化が始まるんだ!というワクワクで、ますますROMEOから目が離せません!
光陽が次に目を覚ました時、切なかった昨日までとは違う、愛情と幸せの満ちる世界が広がっていてほしいなぁ。

後半にはピアス本誌発表の番外編2編と、プラスαの描き下ろしが収録されています。
ROMEOの世界に私が本当の意味でどっぷりとハマりこんだのは、マガビーの付録(泣けるBL)に掲載された「BLUE BIRD.」を読んだ時。
なんて壮大なロマンティックに挑まれているんだろうかと。
残念ながらその「BLUE BIRD.」は今巻には未収録ですが、その代わりに「Ficus」があじあさんの可愛いショタっ子萌えを楽しめつつ、とても深いお話になっています。
ROMEOがテーマにしている「死なない世界でどう生きるか」って、それはつまり、人が絶対に避けて通れない「死ぬことがわかっている世界でどう生きるか」と正反対の問いだよなぁと。
前者を考えていけば、それはきっと後者にも辿り着けるんじゃないかなと思います。
そもそも「死ぬ」意味すら、このROMEOを読んでると曖昧になってきますしね。
生と死を超える輪廻の世界にロマンを感じるタイプの方は読んで損ない作品じゃないかな。
登場人物達の口から紡がれるセリフのひとつひとつに、そこかしこでグッとさせられます。
まだ若い光陽が最後に言う「起こったことはぜんぶ受け入れる 誰かのそうしてほしいって気持ちも。その代わりにいっぱい泣くけど」というセリフが刺さりました( ; ; )
あじあさんの作品が優しくて素敵な理由がちょっと分かった気がします。

一緒に届いた「ROMEO COLORS」をパラパラめくりながら、ますますROMEOの世界に深くはまり込んでいくのでした。
ROMEO熱はまだまだ続きそうです!

19

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

漫画(コミック)

人気シリーズ

  • 買う