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shiranai kao
『リスタート(新装版)』が想像以上の素晴らしさだったので、こちらも楽しみにしていました。旧版の表紙の体格差の感じられるイラストがとても好きだったのですが、新装版の表紙も素敵です!旧版に比べてページ数もかなり増えて読みごたえのある厚さです!そして注目は帯に書かれた【「花は咲くか」実写映画化決定!!】の文字…Σ(゚д゚;) ええっ!?マジですか!?いや~びっくりしました。
加筆修正よりもなによりもまずは新しく収録された番外編がとっても良かったです!!不細工特集で描かれた元不細工な唐橋×ブサ好き藤原カップルの『初恋のひと』は受け視点のお話でしたが、新たに収録された『二度目の恋』は攻めの唐橋視点なんです!これがもう最高!めちゃくちゃ笑ってしまいました。
旧版のレビューに今はイケメンな唐橋ですが「野球部時代の唐橋が不細工すぎて笑いました!まじでひどいよ、あの不細工加減。」と書いていたのですが、本当に不細工なの!本人視点でも不細工(笑)
ストーリーはお付き合いを始めてからの二人。実は唐橋にとっても藤原は初恋の人であり、ずっと忘れられなかった相手なのです。藤原は不細工好きという変わった人なのですが、ちょっと自分勝手なところのある奔放なキャラで、唐橋の前でも好みの不細工(藤原にはイケメン)な男を見ると「かっこいいー」と無邪気に喜んだりするので、藤原が男ばかりの飲み会に出たと聞けば写真を見たがったり、不細工な男が写っていると心配したり、唐橋は気が気じゃないわけです。そんな二人が同窓会に出席して…。
イケメンだった野球部のスターが太って不細工になっていて、これがまた本当に不細工で(笑)なのに藤原は本気で「整形したのかな?」と頬を染めるぐらいにイケメンだと思いこんでいるし(爆笑)ほんとーに大笑いしました。散々笑った後にはちゃんと切ないって言う…もうね日高先生すごいわ。これは是非読んでほしい。脱帽です。
もう一つの新しい収録作品は江戸の硯師と彼の弟子になった武家のお坊ちゃまのお話。硯職人って初めて知りました!攻めの硯師が主導権を握っているようで実は…。日高先生は和でも雰囲気があります!
最後に加筆修正について。『リスタート(新装版)』の時に比べると、絵柄部分には大きな加筆修正はないです。瞳がよりキラリとして意思を感じるようになっていたり、トーンの濃さが変わっていたりしています。台詞、モノローグの修正もごく細かいところです。『リスタート』の舞台は新しさが大切なモデル業界でしたが、こちらは舞台も地味なので、それほど絵柄の修正が必要なかったのだと思います。だけどね、丸々1ページ追加されているページもあったりするんですよ!やっぱり日高先生はお仕事がとても丁寧ですね。
前回の「リスタート(新装版)」同様、旧版を購入後、
新装版が出るのを知りました(笑)
「リスタート(新装版)」で旧版を持っていてもとても楽しめたので、
今回の「知らない顔」も旧版を大事にとっておきつつ、
発売を心待ちにしていました。
初収録作品が加わったことで、現代ものから時代ものまで話が収録されており、
それぞれの作品の毛色が違っていて楽しめる1冊になっています。
「リスタート(新装版)」に比べると大きい加筆修正はないのですが、
(日高先生のブログ曰く、トーンが劣化で殆ど剥がれてしまい、
そっちの修正作業にだいぶ時間を費やしてしまっていたみたいです…。
先生お疲れさまです…!)
表情などの細かい修正で、更にキャラが引き立った感じがしました。
旧版時よりも目がキラキラしてる…!
今回、初収録作品の2作品について。
「二度目の恋」は
「初恋のひと」(元不細工・現イケメン美容師×不細工好きの美形)の
続きの話で、攻めキャラ視点で描かれています。
この話が収録されることで「初恋のひと」の印象がだいぶ変わり、
結構好きな話になりました。
当て馬キャラが出てくるのですが、普通のBLの話では
あまり出てこないような感じのキャラで、
更に日高先生がこのキャラを描かれているのがとても面白くて…(笑)
恋人がイケメン好きなのも苦労しますが、
不細工好きなのも結構苦労しますね…(汗)
ギャグと切なさが絶妙に合わさったお話です。
「灰色の海」は
舞台が江戸時代で、硯職人×武家出身の坊ちゃん。
「職人特集」に収録された話だそうですが、
内容的には身分違いの叶わぬ恋、といった感じ。
日高先生は他作品でも時代ものを描かれていますが、
ここまで和が強いキャラは見たことがなかったので、とても新鮮でした。
そして色気がたまりません…!
そういえばあとがきで「運命のひと」(歯科医×患者)の
続きをもし書くとしたら…というのが書かれていて、
その設定がとても面白そうだったので読んでみたいと思いました。
杉田さんがいろいろ大変な目に合いそうな気がするけど!(笑)
日高ショーコ先生作品が大好きです。
色気が有って、余裕の有る大人も、余裕がない大人も少年も大好物です!
こちら新装版は作品数も増えているそうで、迷わず紙購入しました。
【知らない顔】【見えない顔】【消えない顔】
反発しあう幼馴染みの2人と思いきや、違う~!堪らない20年愛が結実するまでの物語ですね。
どうしてこうも幼馴染みと云うワードは、私の性癖にマッチングしてくるのか?まあ、好みなんです…
始まりは、ジュニア卓球クラブ。次は、性的な接触が有った高校時代の春山と田辺。性的な興奮、衝動岸有る時点で幼馴染みを越えちゃってます!素直じゃない春山とツンデレ健気な田辺が、大人になってから、やっと気持ちも向き合って受け入れるわけで。
そんな過程が堪りませんね!とても、萌えが凄かった作品です。
【初恋のひと】【二度目の恋】
なんかコミカルで珍しい感じの作品です。
中学校時代の唐橋の顔が、確かにゴツゴツしたじゃがいも顔です。
でも、性格良しの男前。そんな唐橋が初恋で性癖になった藤原が楽しい作品。
ハアハアした藤原の勢いは、唐橋には止められないよね!日高ショーコ先生作品で珍しいブヨついた元同級生も出てきて楽しい作品です!
唐橋、藤原の性癖はあなたですからね~❤️
【運命のひと】
抵抗出来ない歯科の診察台で、歯科医師星野がヒドイ!星野に見つかっちゃった杉田は、少々不憫だけど、有る意味奇跡のマッチングですね!読んで楽しい巻き込まれ型受けちゃんが良かったです。
【灰色の海】
硯職人と武士。
堪らないなぁ~!硯職人の吉次の肩に付いた道具の跡を武士受けの奥田が、セックスしながら撫でるんですけど。色気が有って好きな場面です。
硯職人は高給取りだったそうで、それも興味深い作品。階級社会だと、恋を貫くのは大変だったのだろうなあと思いました。
新装版ですが、過去作も古さを感じない。
日高ショーコ先生の普遍性の有る作品を、これからも楽しみにしています。
感想
神評価がもっと多くてもよい作品なのに、イマイチ上がらないのは、著者の作画がクールで、シリアスムードだからかもしれません。
心情描写が細やかで、「ひりつく恋の痛み」がよく描かれていると思います。
ヒリヒリを十分味わえる辛い作品で、面白かった。
▶「知らない顔 見えない顔」
田辺真は、卓球部のエース。卓球部には、田辺以外強い選手が居ない。
田辺は、バレー部の春山大道と幼馴染。
春山と田辺は、実は想いあっているけれど、春山が田辺の才能に嫉妬して、すれ違っている。春山に言われて、田辺は距離をおいて無視を決め続けている。
田辺から春山には絶対に近づかない・・近づくなと春山に言われたから。
・・忘れっぽい春山がいけない。やっと想いが届いたけれど、腰痛で試合に勝てるのかな?
あとがきを読んで、春山のようなタイプを「つんでれ」というのか、と学習しました。
▶「灰色の海」
終りの、この作品は、時代ものでした。しかも、「硯職人」意外性にびっくりした
幸四郎の作る硯は、出来が良いのに、職人の吉次は出来が悪いと割る。
吉事と幸四郎の恋も、すれ違い。
日高さんの絵は、時代物にピッタリ合うんですね。艶っぽくて素敵。
表題作が最高だった
視点は攻めの春山なんですが、ずっと受けの真に感情移入して読んでました。
だって真がものすごく一途で健気で可愛い。小さい時の約束を守り続け、スカウト蹴って春山と同じ高校に通い、会社にもついてくる。
言葉には出さないんですが結構行動に出てるんですよね。
デレデレだったのをツンデレにしたのは春山なのに、無視するなとか言われて鞄投げつけられてて本当に可哀想。
上司に言われてやっと真の気持ちに気づくの鈍感すぎるけど、あの時のボールみたいに間に合わないなんてことにならなくてよかった。
でも「好き」って言い合って欲しかったなー。真が言おうとしてたのになんで遮っちゃったんだろう。春山も言わないし。
真が初めてだって分かるところと終わったあと、身体が辛いのか恥ずかしいのかベットから出てこれないところも良かった。
春山は余裕そうで腹立つんだけどかっこいいんだよね。
これからは存分に愛し合って欲しい。
「リスタート」同様こちらも旧版はすでに手元に無く、加筆修正部分の読み比べ無しのレビューとなります。
赤い花の飾りや血色の良い肌の表紙だった「リスタート」に対し、ブルー系と白っぽい肌の「知らない顔」。対の印象です。
「知らない顔」「見えない顔」「消えない顔」
私はこの話は旧版当時萌え所がよくわからなかったのです。今読み直してみて、萌え所というよりも掴み所がないのかも、と思い始めています。
それに、私にはこれはハッピーエンドなのかなという疑問があって、一応話としては2人が収まって終わっていますが、
(ここから私の妄想劇場)この2人はこれから付いたり離れたりを繰り返して、繰り返すたびに田辺の執着愛が春山を少しずつ壊していく…そんなイメージ。
「初恋のひと」「二度目の恋」
「二度目の恋」の方は初収録作です。ブサイクx美形CPのコメディタッチ。
ブx美CPは国枝さんとかでよく見ますが、あちらは好きになった相手がブサイクだった系の話が多いですが、こちらの美形は芯からブサイク好きという…
「二度目の恋」の方の昔イケメン今おデブのゴーマンな感じがおかしい。
「運命のひと」「運命の恋人」
ドS鬼畜歯科医。これもコメディタッチだけど考えるとコワい。星野先生美人だから迫力すごい。
「灰色の海」
未収録作の時代もの。
お互い何も口にはしない。それは素直になれないとかそういうことではなくて、身分とか…
ハッピーエンドではありえない、ならバッド?それも違う。ここで終わるこの余韻がいい。
「あとがき」
各話CPの仲良しカット&先生の直筆コメント。
鬼畜歯科医に見初められた杉田サンが可愛い感じです。
日高ショーコさんの短編集は初めて読んだので、色々新鮮で私にとっては「新しい一面」でした。
「知らない顔」「見えない顔」
幼なじみの春山と田辺だったが、春山が先にやっていた卓球を田辺が始めたらどんどん上手くなってしまい、高校生になる頃にはすっかり有名選手になって…というお話でした。
春山の劣等感・嫉妬などあり田辺を遠ざけて、2人は疎遠になっていたのですが、ある時春山がやり場の無い感情をぶつけたことから身体を触り合うようになる。
卓球部は田辺のお陰で部室にシャワーが付いていて、着衣のままシャワーに濡れながらの触り合い、キスがなんともエロスでした。
「消えない顔」
18年近く経ち、社会人になっている春山の元にプロ選手になった田辺が現れて…なお話。
2人ともツンデレなので、お互い忘れてた体でいるのですが長年の執着愛だったのですねー。
春山の「お前以外の男に触るわけないだろ」はキューンとした♡
「初恋のひと」「二度目の恋」
こちらも同級生の再会もので、ブサ専受けは初めてだったのでとても面白かったし、作者さんの作品の中では極めてコメディ色の強い作品でした。
「二度目の恋」の方は元不細工攻め目線で、ブサ専彼氏を持つ苦労が描かれていて楽しかった!
ブサ専の彼が自分の事が好きとか、複雑だよね?
中学生時代にできるだけ寄せようと、坊主にするの可愛かったw
「運命のひと」「運命の恋人」
ドS年下歯科医と痛みに感じちゃう年上の出会いのストーリー。
ドS歯科医が素敵過ぎる…ホントに居たら怖いけど。
杉田さんがもっと星野先生に攻められる所が見たかった!
「灰色の海」
時代物の職人BLでした
硯師はBL以外でも珍しい設定じゃないかな。
髷の髪が乱れてるのが色っぽい。
身分違いとか、跡継ぎ問題とかですれ違いそうな両片思いのせつないお話でした。
作者さんの短編も面白かったです。
でもやっぱりじわじわと進んだり、後退したりする作品の方が好きかな。
「知らない顔」「見えない顔」「消えない顔」
自分の真似で卓球を始めたのに、真のほうがどんどん強くなって、ハルは拗ねて真から離れてしまう。
高校は同じでも、名字で呼び合い、幼馴染が嘘だったみたいに距離ができてしまった二人。でも、ひょんなことから抜きあいっこをしたら、真は今まで見せたことがない”知らない顔”をしていて…
ここで真が「ハルちゃん」と昔のように呼んで想いが溢れてしまってるのがかわいい!
そこから10年、ハルが働く広告代理店と、国際的な卓球選手になった真が契約を交わし、ハルは日本に戻ってきた真のサポートをすることに。
「俺は覚えているよ」と話を切りだす真、ハルはいったん逃げるけど、真の気持ちに気付いて「俺もおぼえてる」と…幼馴染の長年のこじらせ愛が実ります。
真はずっと一途で、ハルはふと思い出す、そんな二人の心情を”消えない顔”ってタイトルが的をえていて余韻が残ります。
「初恋のひと」「二度目の恋」
高校の野球部で一緒だった不細工・唐橋と、美人顔・藤原の再会愛。
唐橋は美容師になってかっこよくなり、不細工をかっこいいと思う美的センスがおかしい藤原はがっかりw
でも優しいとこや表情は昔の唐橋のままで…勢いでキスしちゃうし、咥えちゃうし、きれいな顔して藤原はすごい積極的!
「初恋のひと」は受けの藤原目線、「二度目の恋」は攻めの唐橋目線。
藤原は不細工な外見しか見てないなって呆れてとこがあって、唐橋も不安を感じるけど、最後の唐橋じゃないと!な盛り上がりは良かったです。
そして最後の最後、藤原の美的センスの徹底ぶりに笑いのツボを押されました。
「運命のひと」「運命の恋人」
ドSの歯科医にとって、痛みに我慢強いリーマンは運命の人で、どこまで我慢してくれるか試すのが楽しくて仕方がない。
「運命のひと」は二人の出会い、「運命の恋人」は恋人っぽい関係になってからな短編。ひとくせあるストーリーはおもしろかったけど、恋人になるとことカラダを結ぶところも読みたかった…
「灰色の海」
硯職人と、弟子の武士。身分差でずっと一緒に居られない未来を感じ取って乱暴になってしまう職人、それを愛おしむ武士。雰囲気のある作品です。
純愛、こじらせ、不細工、精神的SM、時代物と、バラエティに富んでいて、楽しい一冊でした。(とくに藤原の徹底した美的センス)
大好きな日高先生の作品群の中でも、時に大好きな二人です。
幼馴染で同級生で、かつて体だけは誰より近いところまで近付いた過去のある二人が、社会人になって再会します。クールな田辺(受け)の態度に反発を覚える春山ですが……。
あとがきでも書かれてましたが、ツンデレ×ツンデレなので、こじらせまくって、お互い素直になるのに結局10年もかかってしまったわけです。そのあたりの二人の頑固さとかもどかしさに萌えました
初めての「知らない顔」、今も「見えない顔」、ずっと「消えない顔」という話の流れが秀逸です。
表題作目当てで買ったので、他作品は他の方の感想に委ねます。
表題作は元幼なじみのDK編と大人編。
高校生になり離れていたけど距離が近づいて…真が心を開いた時「ハルちゃん」呼びになるのかわいい。
大人編で再会。春山がかっこよくなってて真はキリリとかわいい。
くっつくとこ萌え〜
長年の両片思いが実る瞬間は最高ですな。
真がいじらしくて…春山が気持ちの整理がつかず混乱したままでも手を出したくなるのわかる!てなった☺️
この2人の続きが見たいぃ
「運命のひと」はソフトSM歯医者モノw
歯の治療で攻めるの痛そう〜てなった(歯医者苦手)
でもそこからプレイになっていくのが、おお〜さすがBL!と妙に感動したw