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「あんたを満たすのはオレの役目だろ?」 「あんたを満たすのは、オレの役目だろ?」
koikamoshirenai
もう死のうかという雰囲気のサラリーマンが、島で青年に助けられるところから話しは始まります。
別に死ぬ気は無かったのだが恋に破れて、島に来ていたのですが、ふらついたところをイケメンの青年に助けられる。
その後、戻った東京で再会する二人。
相手は、なんと大学生。この辺が自分の萌えとはちょっと遠かったかな。
スモークブルー~がすごくよかったので、こちらも結構期待して読み始めたのですが、今回のカップルの設定はちょっと私にははまらなかったです。ごめんなさい。。
波真田さんの作品を読むのはこれで2冊目です。
コミックシーモアさんで1巻が丸ごと無料配信されていた時に読みました。
この電子書店では電子版特典の他に波真田かもめコミックス2冊同時発売記念『おはようとおやすみとそのあとに p.s.』『恋かもしれない1』連動フェアの特典もついています。
ストーリーは恋人と別れたばかりの27歳の社会人と一見軽くてフレンドリーに見える20歳の大学生が竹富島で出会う所から始まります。
危ない所を弥生君に助けられた踊場君はなぜか何度も弥生君と偶然出会うことになって、人懐こい弥生君がほぼ一方的に踊場君に絡んでくるのですが…?
恋に破れた踊場君はもう恋はしないと心に決めていると言うのですが、それをも突き破ってくる真っすぐな弥生君が可愛いです。
個人的に竹富島には数年前に訪れたことがあったので、ストーリーの冒頭から一気に興味を持った作品でした。
「おはようとおやすみとそのあとに」に続き、本作も表紙と扉絵が好きです。
偶然の出会いから偶然が重なり、距離か縮まる2人だけど、踊場の「じゃあ お前 俺のこと満足させられんのかよっ」が少し唐突な感じがしました。あんな夢を見たし、イラっとして、無理だとわかっていてわざと言ったのかもだけど。
「せーよくだぁ⁉︎そんなの俺が満たしてやるよ‼︎」な弥生もなぜそうなるのか。島でキスされて踊場のことが気になっているからなんですかね。
その後、そのままの流れで進みそうで進まず(展開的には全然アリだと思う)
それから、弥生が嫉妬して?、踊場は自分から誘ったから…と致すわけだけど、なんだかよかわかんないうちにそうなっちゃった感じが。
弥生か初めてなのも、なんか訳ありなんですかね。
次巻で種明かしされるのか、楽しみです。
笑ったツボ
・弥生んちで、弥生が踊場を押し倒した時、ピーー「こばんか炊けました♪ ごはんが♪」に笑ったw いい所で、電話やピンポーンが鳴ったりは嫌というほど見てきたけど、ごはんは初めてで新鮮でしたw
今時オシャレイケメン大学生攻めと真面目無自覚リーマンメガネ年上受け。
失恋逃避行での南の島で出会った二度と会うこと無い若者に飲んだ勢いでぶっちゃけ話とキスをかまして朝には立ち去っちゃってさ。
いい思い出ーなんて、スッキリしながらまた日常を過ごしてたら、東京で再開。偶然が過ぎるけど何度も何度もたまたま会ってるうちに、2人の距離も接近して。。。
2人ともギャップがあるのが良きでした。
攻めの弥生は、余裕ある今時の器用な学生と思いきや、親の才能と自分の未来の事で悩み続けてる等身大の若者(案外、キスも未経験な童貞くん)
受けの踊場は、本の校正を生業として休日は古本屋巡りっていう真面目な感じかと思いきや、いざ性的な事になるとエロい顔になったり、好みのイケオジタイプを前にすると無自覚にデレてしまったり!!!好きー好きー。
卒童貞ほやほやくんに朝勃ち初フェラなんて、可愛い反応見てやろうっていやらしい気持ちありありでしょ〜。(スキ!)
しっかり夢を仕事に繋げている踊場に惹かれている弥生が精神的に成長したらどんな関係になっていくのかこの先気になります。
絵がきれいですね、弥生くんがかっこ可愛いです。
校正のお仕事も勉強になります。つい辞書を作る他のお話を連想しました。
まだ1巻ということで踊場の内面は明かされてますが、弥生はまだよくわかりませんね。
踊場に対してどうしたいのか?気になってストーカー?偶然?何度もはちあわせたり、お仕事を手伝ったり、無意識に嫉妬したり。でもキスもエッチも初めてを踊場に捧げて!イケメンなのに。いいのか?
弥生は踊場に恋をしているかもしれないのでしょうか?
踊場は弥生を可愛いとは思っていたけどエッチして気持ちが変わったかもしれない。
優しいトーンで進みますがいきなりエッチはびっくりしました。
受けの踊場が黒髪眼鏡という真面目そうな容姿なんですが、物語が進むにつれて色気の出てくるようなキャラでとても素敵でした。意外と口調が男っぽいところもいいですね。波真田先生の作品は『おはおや』シリーズしか読んだことがなかったので、こういう大人の余裕がある受けは初めてで、新たな魅力を知れた気分です。年下の攻め・弥生を無自覚に惹き付ける踊場、ゲイではないのについつい彼を目で追ってしまう弥生という関係性がたまらないですね。
1巻では体の関係は持つものの完全な恋人になったわけではないし、まだまだ序盤という感じでストーリーが深まるのは2巻以降からになりそうです。でも、この時点でお互い惹かれ合っていることは十分感じ取れたので満足でした。旅先での縁が繋いだ2人を、温かく見守りたいと思います。
何度かレビューを書こうと試みては挫けています。
本当に好きすぎる作品ほど言葉が出てこない。
同じ大好きでも、逆にすらすらどこまでも書けそうな気がする作品もあるし、不思議なものです。
全3巻の始まり。
恋人と別れて自暴自棄になったときに仕事で担当した大好きな作家の作品。
「死ぬならいっそ、この美しい島で」
その一文につられるように竹富島にやってきた踊場。
見知らぬ男に助けられて、旅の恥はかき捨てとばかりに身の上話をしてすっきりするも、もう二度と会うことはないと思っていたその男に偶然会ってしまい…。
渋好みの踊場のタイプでもない、年下の大学生。偶然が重なるうちに、こういう相手ってすべてをさらけ出した気恥ずかしさもあるだろうけれど、気安さも同時に感じるものなんですよね。しかも弥生は絶妙にわんこっぽいし、神出鬼没なところなんてちょっとヒーローっぽかったりもする。
だけどやっぱり若いんですよね。27才と20才。このくらいの時期の7才って結構まだ差が大きい。社会人と学生という立場の違いもあるし、夢を追う途中と夢を叶えて安定してきた段階では人生のステージも全く違う。
そして一番大きいのはゲイとおそらくノンケ。それなりには経験がある方と童貞。違いが大きければ大きいほど惹かれるのか、違うと線を引くのか。
「恋はもうしない」「恋にはならない」と思う踊場と、「確認したい」という弥生。
2巻へ続きます。
安い定食屋のごはんて、なんであんなに美味しいんでしょうね。
とても好きな作品なので一冊ずつレビューしていこうかな、と思います。
まず1巻。
いつも思うんですけど、波真田先生って、ものすごく導入が上手な作家様です。
つかみというか、とにかく1話の面白さが群を抜いていると感じます。
旅先である南の島のねっとりとした甘く重たい空気まで感じさせる描写といい、熱に浮かされるように重なり合う(体ではなく)二人の関係といい、これからどんな風にストーリーが動くのか、大きな期待に包まれてしまいます。
現実世界(というか、東京編)になってからが本当のストーリーの始まりですが、旅先で印象的に出会った二人ですが、本当のふたりの性格や暮らしがぶつかり合って話が進んでいきます。
踊場さんの生真面目な性格や自分の性癖との向き合い方、弥生君の年相応らしい幼さと若さゆえの怖い物知らずな可愛らしさ。キャラクターの持ち味にがっちり心を掴まれてしまいました。
踊場さんの大人のエロさといじらしさはたまりませんよね。弥生君が惹かれてしまうのも自然に納得させられてしまいました。
波真田先生の絵柄って、ちょっと幼いというか可愛らしさが魅力だと思うんですが、こちらの作品ではその可愛らしさに大人の色気がかなり上乗せされていて、キャラデザとしては本作品がずば抜けて好みです。
エロシーンは少な目なんでしょうけど、なんというかあちこちでフェロモンがダダ漏れな感じで、私的にはずっとエロエロしい雰囲気を感じてしまいます。
エロシーンは2巻の方が多いですけど、1巻の方が色っぽさでは勝ってる気がします。
「俺の人生にもう恋はいらない」
そんな踊場さんの台詞から始まる、二人のラブストーリー。
もう恋はしない、ではなく、いらない───踊場さんのそんな人生観、恋愛観がどう変わっていくのかがこの物語のキーワードになっていきます。
踊場さんの「校正者」というお仕事。
人気ドラマで同じ職業がピックアップされたこともあり、今はわりと認識されているかも知れませんが、彼の仕事の様子もとても面白いです。
大学生である弥生君の建築という勉強もなかなか興味深く描かれています。こういうサブ的要素がきっちり描かれていると、物語に深みが出ますね。
「おはおや」の波真田先生の新シリーズと言うことで、
今回、攻めの子の方が白髪になったのね。
物語冒頭からいきなり受け攻めはっきりするような絡みがある作品ではないので、白髪と黒髪のキャラの体格差が自分の脳内で定着するまで、弥生の顔が長年馴染んだ伊介に似てることもあって、私もこれはどっちで読んでいけばいいのかちょっと戸惑いました。
でも、お話がだんだん進むに従って、ちゃんとこの、弥生と踊場の話に没入できました。
恋愛やセックス自体未経験な若くてきれいな男の子が、それなりの経験のある年上のゲイの受けの色香に翻弄されるようにどんどん走り出していく素直さ。
それに対して年上の方は怯みがちで、でも、びびりつつもちゃんと性欲は性欲で満たそうとする。
その狡さとか臆病さとか、この二人の駆け引きが巧い。
波真田さんの絵はお顔がシュッとかわいい系なのに身体が結構細くても筋っぽくて、そのあたりが絶妙にエロいです
今回もまたよかった((ノェ`*)っ))タシタシ
とにかく恭一くんが無駄に美麗でそれだけで癒されてしまう。
見た目だけで懐柔されるワシって単純w
お話。
受は本を校閲する仕事をしている。
ふと「死にたい」という思いに駆られ南へ
そこで出会ったなんとも美しい青年。
フラフラ歩く先に必ずいるから、よもやストーカー?!
なんて思いつつ。
恥はかき捨て・・・だったはずなのに・。。
な再会ものです。
逃げよう逃げようとする受なのに
なぜか遭遇してしまう。
そしてなぜかズルズルと距離が近くなり、とうとう。。。
という流れ。
恋はもうしなくてもいいと思っていた受が
どう変わるかというお話です。
地味目な受が意外と性には積極的だなーとか
攻があーみえてハジメテで、必死な感じが好きだなとか。
雰囲気がすごく好きだなとか。
妙に癒される1冊でした。
二巻が楽しみ。
若いって素晴らしい☆