傷つけないでね

kizutsukenaidene

傷つけないでね
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神21
  • 萌×225
  • 萌20
  • 中立4
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
8
得点
269
評価数
71
平均
3.9 / 5
神率
29.6%
著者
リオナ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
価格
¥630(税抜)  
ISBN
9784199606953

あらすじ

美貌のワケありピアス青年×漢気まっすぐ男子のエッチからはじまる純ラブv実力派リオナのChara初コミックス、登場!

表題作傷つけないでね

彫り師見習い
フリーター

同時収録作品君ともういちど恋を

その他の収録作品

  • 傷つけないでね 番外編 そのあとで
  • カバー下:あとがき

レビュー投稿数8

ありそうでなさそうな・・・読めて良かったです!(^^)!

表紙の印象が読後に変わりました。
おなじみのイケメンと黒髪CP(大好物)のお話かと思いきや・・・
それだけじゃない物語です。

メインキャラはそれぞれに自分ではどうにもできないことできなかったことを抱えている。
それでもがんばって日々生きてる“若者”を感じることができました。
大人になって年を重ねてきた自分にとって新鮮な気持ちになれる作品でした。

キーとなる物語の根底にある設定はトラウマものに地雷がある私でもうまく受け止めることができました。さらりといいタイミングで載せてくださった作家先生のテクニックのおかげでしょう(*^^)
ココロに沁みてそしてやさしくなれる素敵なお話でした。

つたないレビューでうまく表現できませんが、大切な一冊になりました。

5

ど派手美貌のヤンデレ執着攻め×ちょい流され男前受け

あー、これ、わたしの大好きなやつです。

ド派手美貌のイケメンでちょい病みの執着攻め×それを受け止められる男前な受けという構図。

扇ゆずは先生の「ジュリアが首ったけ」が死ぬほど好きな私にとっては、こちらの作品のカップルも大好物です。(ただジュリアのほうが100倍ヘビーで、こちらのカップルはそこまでヘビーじゃない。)

受けは就職活動全滅しちゃって、生まれ変わりたい!と心機一転のために攻めの勤めるタトゥー店に入ったのがきっかけで二人は出会います。そして攻め(ゲイ)は受けに一目惚れしちゃって・・・。

ノンケの受けがあっさり攻めと関係しちゃうんだけど、生まれ変わりたい&新しいことがしたいという事から受け入れちゃうのは特に無理がないように感じました。
それ以来、攻めは受け一筋で「大好き」とか「ずっと俺の傍にいてね。」とか臆面もなく素直に言っちゃうところが可愛い。

そう、この攻めは可愛いし、しかもデレッデレの甘えん坊なの!超大型犬ワンコ。
遊び慣れた風情(実際、受けに会う以前は遊んでた)と実際の言動とのギャップがいい!!

ただバイトを探そうとする受けを快くは思っておらず、このまま誰にも会わなければ自分だけのものしておけるのに・・といった仄暗い執着も持っていて、お互いの仕事が忙しくてすれ違いが続いた結果、攻めが爆発しちゃいます。
それが原因で受けは一時実家に戻っちゃうんだけど、考えてみたら何も攻めのことを知らない・・訳ありっぽいから聞かないほうがいいかと思ってかえって相手を傷つけていた事に気づいて、攻めを探しにいくんです。
受けは普通の家庭で真っ当にスクスク育った青年で、迎えに行った先でもびしっと叱って許して仲直りするところが男前でかっこいい。

【電子版書き下ろし 君にメロメロ】
毎回思うけど、マジでエッチが上手くね?メロメロにされすぎてなんだか男として悔しい部分があるよなーという受け。
それに対して攻めは「でも抱いたのは初めてだよ」と答える。
派手な容貌で色んな男のところを転々としてきて、みんな抱きたがるから抱かせてきたとこれまた衝撃の回答が。

え?初めてんとき、俺うまいよって言ってたのは?と動揺した受けに対して
「自分が抱かれて良かったときのこと思い出したらイケると思って・・えへへ。」
えへへ・・・(脱力)

もちろん滅茶苦茶ショック&妬く受けに対して、「この人に好かれたいと思ったのは初めてだよ。」と大好き攻撃をしかけると、受けは許しちゃうんですよ。
「ただしもう一回俺をそのテクでメロメロにしてよ、そしたら過去にもうヤキモチやかないから・・・」という条件にもならない条件付きで。
「もちろん!!足腰立たなくしてあげるね」という攻めに対して「それはちょっと・・・その手前でおねがいします・・・」というオチでした。

なに、この過去。
ずうっと君は猫だったのか?!とショーゲキの事実が。
施設育ちという過去よりもこっちの過去の方が衝撃なんですけど。こんな重要過去を電子限定の書き下ろしで明かしていいの?!紙で購入した人にはこれは本当に投入されていないの?!

4

絵もストーリーもいい作品

表題作とリーマンものの2作品が収録されています。

表題作のあっちゃんはとても美人でカッコいいですが、性格はとても可愛らしい。そして笑顔がとてもキュートです。ゆう君大好きなところがまた良いです。
マサさんもとても素敵です。
エロもありますが、幸せな感じが伝わってきます。

リーマンものの方は受けが可愛いですし、攻めも仕事のできる穏やかでしっかりした叔父様です。

全体を通して絵も崩れがなくとてもきれいですし、ストーリーもしっかりしている素敵な作品です。

3

いいギャップ

こちら何度も読み返している作品です。

攻めは見た目通りチャラくて、色恋沙汰に慣れてるのかなってと最初は勘違いしました。
しかし、違いました。いい意味で、違いました。ギャップ萌えです。寂しがりやだし、まめに連絡したがるし、受けには働かずにずっと家にいてほしいと思うほど独占欲が強いです。挙句の果てに感情爆発して受けの首を絞めてしまいます。

そんな攻めを受け入れる度量がある受けもすごいです。首絞められたのに、攻めを迎えに行ってあげるし、きっちりと首を絞めたことを謝らせるし、とにかく真っ直ぐです。

今回は丸く収まりましたが、トラウマはそう簡単に消えるものではないと思うので攻めがまた暴走してしまうことがあるのではないかと勝手に思ってます。ですが、真っ直ぐな受けはその度に向き合って、攻めとラブラブでい続けると思います。そんなことが想像できるいい終わり方でした。

1

バースデーフェアで読んでみました

リオナ先生の描く攻めは今回もイケメンでした。
でもどんなオラオラ系と思いきや、お話が進むにつれて受けの裕太に甘えるワンコになってました。

攻めの篤は見た目の派手さとは違って、不憫で母親によるトラウマを持ってます。
そんな篤に絆される形で恋人になったのがポジティブ馬鹿の裕太でした。

裕太も篤に出会った事によって、家族のありがたみや本当に自分がしたい事を見つけます。

もう一つの作品は妻に先立たれた主人公と、彼を慕う部下の年下攻めリーマンものでした。

どちらの作品も読後感が良かったです。

1

ポジティブバカは世界を救う

リオナさんの描くイケメンが好きすぎて…。
イケメン見たさに何度も読み返してしまう。
それほどのイケメンにヤンデレ要素が加わったら、本を頭上に掲げて大声で「好き!」と言いながら走り回って、周囲に紹介したくなってしまう。

【傷つけないでね】(4話+描き下ろし) 萌2
大学を卒業したものの就職が決まらず、そのせいで家族ともうまくいかない裕太。
自分を変えようと、気になっていたタトゥーショップに入ってみたら…。
あっくんの勢いに乗せられて、あれやこれやのうちにあんなことやこんなことに。
とにかく裕太のポジティブバカっぷりが潔くて気持ち良い!何があっても「何とかなる」。どんなことも「謝れば許す」。バカと言うより懐が深すぎる。
一方のイケメンバカな篤は、いろいろと事情はあるものの、ものすごい束縛執着系。
経験豊富なようだけど、過去に関わったひとが出て来たり、具体的な回想シーンはないので一穴一棒主義の方も怖れる必要はないです。
篤の執着が裕太に対してだけなのかどうかは、前半では篤の兄的存在のマサの反応からしか読み取れません。それもたった1コマ、「は?」というところだけで。
だからこそ、読者的には「誰に対してもそうだったわけじゃないよね?裕太 is specialだよね?」という不安を煽るスパイスになってました。
後半になってやっとその辺りも明かされるので、あとがきの裏話も含めて、ぜひ読んでみてください。
攻めも受けも大好きなタイプで大満足でした。

【君ともう一度恋を】萌
妻を亡くして10年の臆病なバツイチ課長と、懐いてくる若い社員の話。
こちらに関しては、規定ルートを決まった通りに、というストーリー展開でした。

イケメンを描けるってどういう気持ちなんだろう…。
自分の意思でイケメン自由自在ですよ?
BLを読んでいてこんな気持ちになったのは、リオナさんの作品が初めてです。
そんなイケメンを愛でつつ、大好きな設定の2人を見守れる素敵な作品。
メインだけで1冊まるまる読めていたら…。

1

染み渡る男前受け……!

初の作家先生です。
黒髪受けか〜〜!いいねぇ〜〜!!ポップな表紙だし明るい話かな!?と思って読んだら意外と重めなストーリーでした。読みがいあってよかった。

ずっと努力してきた元真面目キャラな受け様、就活で失敗してタトゥーでも入れるか!とあるお店に入ると店員の攻め様が一目惚れ。あれよあれよと言う間に同棲まで始まるのですが、攻め様の振る舞いがなんかおかしくて……
というお話。

以下ネタバレありの感想など

攻め様、施設育ちでお母さんに愛されなかったのがだいぶトラウマになってて、それで受け様のことも束縛しちゃうんですね。
こーゆー拗らせ攻めにでかい器で手を差し伸べる男前受け、好きなんですよ……!
そして黒髪!!黒髪男前受け!良い!!!

最終的には、遊び人ぽい攻め様もホントに恋したのは受け様が最初のようで、山あり谷ありだけど二人は幸せにやっていくんだろうなとこちらもほっこりしました。

攻め様の生い立ちがもっと深堀されて長かったら私の心情もえぐられていたでしょう……
一巻で読みやすくよかったです。

1

執着LOVE

前作の足フェチがとっても面白かったリオナさん。
今作はフェチではなく、トラウマを乗り越えていくカップルの姿が描かれていました。

【美貌のワケありピアス青年×漢気まっすぐ男子】
就職活動に失敗し、親と喧嘩し、ムシャクシャした勢いでタトゥーを入れようと店に飛び込んだ受け。完全予約のお店なのでタトゥーは断られたものの、店番をしてた外国人風イケメンの攻めに誘われるまま飲みに出かけ、一夜を共にし、すぐに攻めの部屋で同棲生活開始します。
攻めは受けにメロメロでLOVEたっぷりな生活が始まるものの少しづつ生活軸がすれ違い始め、攻めが隠してたトラウマが徐々に明らかになりーーーというお話です。

攻めには萌えました(∩´///`∩)
受けの前ではデレッデレの大型ワンコ系。
しかし内面に隠してるのは激しい執着心で…。
受けにはずっとそばにいてほしい。
外に出したくない。
繋がらないと不安で不安で崩れる精神と涙。
明るいワンコかと思いきやヤンデレ属性もあり。
ギャップがとっても良かったですヾ(*´∀`*)ノ

受けはいたって普通の青年。
心根がまっすぐで普通の家庭で大切に育てられたのが性格に現れていて、
複雑な環境で育った攻めとの対比がハッキリ見えました。

攻めの深い愛情を受け止めることはできても
激しい束縛は理解出来ず…。
一度は攻めの元を飛び出したものの
複雑な内面を持つ攻めを理解しようと努力してる姿が良かったです。

2人で攻めのトラウマを乗り越える過程は良かったのですが
個人的に付き合うまでの展開の速さが気になりました。
出会ったばかりなのに攻めが執着する理由が分からず残念。
しかし出会ったばかりのキャッキャしてる雰囲気で「あっちゃん」「ゆうくん」と呼び合いじゃれ合う姿はとっても可愛いかったですヾ(*´∀`*)ノ♪


同時収録のサラリーマンのお話は
ノンケの上司が部下に絆される過程が描かれています。
恋が始まる1歩手前が楽しめました。


2

この作品が収納されている本棚

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