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dream land
病気の母のためにお金がいるからと彼女に大金をあげてしまい、一文無しで住むところもなくなってしまった主人公。お金に困って、いろいろあってAVに出演することになる。※作中に越久村くんの彼女は全く描かれていません。
テーマはAV男優と監督だから、読む前はエロエロだったり、暗い部分もあるのかなと思っていました。でも、読後感はさっぱりほの甘い幸せな気分になれました!なんと言ってもこの主人公の越久村くんがピュアです。彼女にお金持って逃げられてるのに、本人は本気で母の病気のために必要だったと信じてる。撮影で監督に攻められてるときも、なんか純粋でかわいい雰囲気。
こんなAVがテーマなのにこんなに甘くてほんわかしてていいの!?幸せな気分になれました。この作家さんはこのような純粋無垢みたいな男の子を描くのが上手いな。
ゲイ向けAV現場を舞台にしたお話だけど、この作者さんの、この絵で、このタイトルで描かれると、そこはなんだかとってもロマンティックな夢の国。
お金に困って、求人雑誌の高給バイトに惹かれて面接に訪れた所は、普通に生活しているマンションの1室で、越久村は半ば流されるように、今まで全く知らなかった性感への扉を開かれてしまうのですが…。
AVの面接ってことで、冒頭からかなり、生々しくエロいことがたくさん描かれています。
汁っぽい擬音効果や結構ぎりぎりな修正も入っていますが、それよりは可愛いいお顔や、控えめな喘ぎに萌えます。
甘い甘い、夢みたいなお話ですが、私は好きです。
高収入のバイトの面接に行ったら、内容がAV男優でした、というBLではありがちな導入なのに、吉田先生が描くと最初からすごく引き込まれ、卑猥な空間のはずなのにどこか品も感じるような、不思議な世界観の作品でした。お人好し過ぎるくらいの越久村には好き嫌いが分かれそうですが、彼はまったく人を疑っていないわけではなく、自分が騙されている可能性も僅かながら認めた上で、それでも未来の自分が幸福を感じられる方に賭けているんですよね。その考え方ってある意味誰よりも達観していて大人だと思うし、素敵だなぁと感じました。
AV男優として雇ったのに、別の男優だと達けないという越久村が言うとあっさり代わったり、最終的には彼の動画を世に出さなかったことまで告白した丹羽。若干越久村に甘過ぎる気もしますが、それだけ越久村が最初に彼の心の琴線に触れたということなんでしょう。普通丹羽のような立場の人なら、越久村のような青年が面接に来たら、カモネギだと思ってもいいくらいですよね。でも、そう感じなかった丹羽は、心のどこかで越久村のような人に救われるのを待っていたのかな、なんて思いました。越久村を単なるバカだと蔑まない丹羽の感性も私は好きです。
友人からのおすすめで購入。
吉田ゆうこさんの作品は可愛らしくてほのぼのした画風そのまま作品と、わたし的には地雷なものと幅広いので読む前にちょっと緊張しますが、今回はお墨付きがあったので安心して読み始められました。
事務のアルバイト募集で面接に来た越久村。
「事務の仕事よりも、もうひとつ方がメインなんだけどどう?」
と言われて、つい承諾してしまうが…。
ゲイビ監督と超が20個くらいつくお人好しの青年の話です。
ストーリー的には心根のきれいな青年に触れて、自分の夢に希望が持てなくなっていた映画監督がもう一度目指した道を歩み出すというもので目新しさはないかもしれません。
越久村がそんなにお金がない理由も最初は撮影現場にいる人たちと同じように「騙されちゃったんだね」としか思えません。
でも越久村がピュアと言うのでしょうか。すごくいい子なんです。騙されていたとしてもお金を渡した彼女もいるかいないか分からない彼女の母親もしあわせでいてほしいと願えてしまう。
「realistic dream」で語られる越久村の考え方は理想ではあるけれど、口では言っても実践できないひとが多い中、この子はそうじゃないんだよなあ。
どんな出会いも出会えてよかった、つらいこともうれしいことも受け入れて、なるべくしあわせな道になるように努力する。
そういう風になりたいですね。
この作品が素晴らしく感じるのはすべてこの越久村の性格描写のおかげだと思います。
そこに柔らかい笑顔が加わるから余計に心に染みる。嘘がないからひとを変えられるんだろうなあと思える子でした。
丹羽と越久村が旅行に行ったときに、越久村が花のにおいを嗅ぐコマが好きです。
癒されたいときにはおすすめの作品です。
映画監督の夢から逃げたAV監督×純粋素直な貧乏少年です。
ひたすら受がぴゅあぴゅあで純粋で真っ直ぐで可愛いです。人の幸せしか考えてないいい子です。攻が好きになっちゃうのも分かります...
まるっと表題作からなる、分厚い本でした。
面白そうなあらすじだと期待していたのですが、本当にふわふわした、夢の中のお話というかー。タイトルが『ドリームランド』だし、リアルに感じなくてもいいと思うんですよね、だけど私には登場人物自体が夢の中の生き物みたいで、その背景や思考はかなりライトに思えました。
表紙の越久村(おくむら)はワケあって家賃を払えない状況に陥り、求人広告で見た「事務」の仕事の面接にやってくる。そこで面接官であるAV監督・丹羽から「男向けAV男優」がメインの仕事だと言われ……とりあえず断るのですが、その場でしばらく考えとうとうその「お仕事」をすることに決めます。ここから面接=適正チェック。このHシーンと、後に控える開発されちゃうシーンがよかったです。表紙とはちょっと印象が違うように感じますが、その越久村がなにより可愛くてピュアなんですよね。一方のAV監督・丹羽は年齢不明でしたが私は若く感じました。
主人公たちの性格や作者のイラストもあり、とてもやさしい気持ちになれる作品だと思いましたが、 このキャラから発せられる "しあわせ" や "夢" というワードに現実味がないのか終始なまぬるく感じ、そこが自分にはあまりハマらなかったのかも。感想むずかしいですね。なお帯にある「初回限定小冊子付き」ですが、来月発売『恋は現実主義で夢みがち』という作品の番外編でした。8ページのペーパー漫画です。今作品と繋がりがあるのかと読んでみましたが...ないですよね...(今作を見る限りでは)。これ、自分には残念が増してしまったのです。
結局二人でいればそこはドリームランドってことかな?
しかし智くんがあり得ないでしょう!自分の事を好きでもない子と付き合って、お母さんが病気だからってお金貸して、連絡取れなくなって。
そして自分はアパートを追い出され携帯も持てず。これで24歳ですよ。
高収入情報誌を見て訪ねたらそこはAV制作してネコやってみよう、面接だって言って知らない人に抱かれて。
いや、本人がお金の為に選択したんですけど。
そして何本も撮ったけど実は…で。
そんな甘い話あるかいな。
丹羽さんにとっては希望のような子だったんでしょうね。ただ智くんの笑顔が可愛いに共感できませんでした。
あと智くんのモットーも。
まあ、丹羽さんに映画撮れとか押し付けなくて良かったかな。AVにも夢はある!
どこにも共感できませんでした。
気になったのが最後の方に智くんのシャツの裾が翻りすぎ!