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are ga shitai kore ga hoshii
文川先生初読みです。この後5作読みます。
他の作品の表紙の印象からふわふわかわいい系かと思ったら、シンプルにエッチなお話が多かったのが意外でした(この表紙はちゃんと見ていなかったw)。
□表題作
菱沼が見るからに平凡なキャラで、それが意外にも…なモノを持ち、久慈さんに食べられちゃう。
体の関係から、嫉妬をはさみ純愛になるよくあるお話。
でも菱沼がモノだけでなく思いやりから上手いのはいいなと思いました。
□アレコレ言っても始まらない!
央が米久保にいきなりキスしたのに驚きましたが、それを忘れていたことにうそ〜ん?とビックリしました。
央の顔はタイプなんですが。
□ウチの家政夫コワモテ系⁉︎
いちばん好きでした。
須田さんがタイプ。
オフの時の髪型も好き。
人柄もいい。
私が読んだ文川じみ先生の作品の中では、1番古い作品のようです。
先生の作品は「君ってやつはこんなにも」とか「不機嫌な君と気まぐれなキス」「あさってにキス」とか好きなんですが、こちらの本は短編集でそれぞれのCPの恋の様子が文川先生らしいテイストで楽しめました。
特に表題作の久慈兄と弟の「アレコレ言っても始まらない」が面白かったです。
兄の相手である平凡巨根攻の笹沼が意外にモテて、久慈兄がモヤる様子とかところどころクスッとくるんです。
久慈弟の節操の無さと酒癖の悪さとかは、結構引いてしまったて米久保の趣味がイマイチ理解不能でした。
「屋上から恋」は絵が古いですが、DKの可愛いらしい恋のお話でした。
文川じみ先生の色々なテイストの恋のお話を読めてお得な一冊だと思いました。
「アレがしたい、コレがほしい。」 約60ページ
女性人気No1の上司が、部下のムスコに一目惚れし、ところ構わず"挿れてくれ"と求めます。
「アレコレ言っても始まらない」 約30ページ
表題作の受の弟がこちらで受になっています。
表題作の2人も出てきます。
ストーカーとエッチして恋仲になっていきます。
「ウチの家政夫コワモテ系⁉︎」約30ページ
上2作と関係はないです。強面な家政婦とこっち側に沢山の男を引き込んだえっちなネコのお話です。受けくんに引き込まれたうちの1人の当て馬くんがひたすらに可哀想でした...個人的には1冊全部を通して一番好きなキャラです。
「屋上から恋」 約30ページ
死のうとしていたがどうせ死ぬなら好きな人とヤろうと思い立ち、好きな人に手を出すもいきなりはもちろんヤれず、友達になります。
展開が...はやいです...いつのまに攻めは受けのこと好きになったの・・・って感じです。
ちなみに他の作品はエロエロですがこちらはエロなしです。
最後は
「アレがしたい、コレがほしい。」 と「アレコレ言っても始まらない」の4人の番外編。8ページ。
「アレがしたい、コレがほしい。」 と「アレコレ言っても始まらない」の2作の兄弟がえっちで魅力的ですね!キャラ強すぎだしヘンタイですけど!
でも、全体を通して展開が早くてもったいない感じがします><
せっかくなのでじっくりそれぞれを読みたかった...なんでそれぞれ相手のことを好きになったのか、両思いになれたのかがないので...疑問が残り、萌えきれませんでした.....先生の作品は大好きで作者買いなのですがこちらはイマイチ刺さりませんでした......自分はストーリーとか展開重視なのですかね、単話はむいてないようでした......
頭の固い人間には、なかなか萌え難い設定ばかりで…。
【アレがしたい、コレがほしい。】 中立
会社の中でも女性にモテモテのスマートな上司だと思っていた久慈に、飲み会のときトイレでいきなり食われてしまった笹沼。
体先行の関係から、じわりじわりとお互いに相手にこだわる理由を探って、見つけて、向き合っていくストーリー。
なのですが、体先行期間の長さと冒頭からの久慈の強引さに引いてしまって、最後まで作品と自分の距離を近付けることができませんでした。
軽い気持ちでふんふんふーんくらいに読んだら、後半の久慈のモヤモヤ辺りを可愛く感じられるのかも。
【アレコレ言っても始まらない!】 しゅみじゃない
表題作でもチラっと出てきた久慈の弟と、兄と同じ会社の米久保。
兄の会社を訪ねた久慈弟に、突然キスされてメロメロになってストーカー化した米久保の不器用なピュアさは面白いけど、弟の緩さがなあ…。
【ウチの家政夫コワモテ系?】 中立
主人公の仕事がはっきりしないものの、PCの前で在宅+「修羅場」というキーワードから、作家?漫画家?脚本家?
最後まで明かされないので、何かの番外編かと思いました。
淫乱系は何があっても自業自得って思ってしまうんだよなあ。
苦労人っぽい家政夫には、もっと良い人と結ばれてほしいなあとまで思ってしまった時点で萌えることができず。
【屋上から恋】 中立
片思いに疲れてこの世を去ろうとしたとき、「好きな相手と1回してから!」と思い立ったDKの話。
健気と思えたら萌えると思います。
全体的に淫乱とか偏狂的な感じで、クセが強い設定ばかりで…。
好みと合えば、萌えるはず!
◆アレがしたい、コレがほしい。(表題作)
導入も久慈のキャラクターもかなりぶっ飛んでいましたが、完全にエロ重視かというとそうでもなく、思ったよりストーリー性もあって楽しめました。笹沼の巨根を見て思わず発情してしまう久慈の表情が、仕事のデキる普段の表情とギャップがあって可愛いんですよね。エッチの最中も最後まで主導権を握っているわけではないので、ビッチ受けが苦手な人でもあまり気にならない受けなんじゃないかと思います。
◆ウチの家政夫コワモテ系!?
タイトル通り強面な須田が、料理を美味しそうに食べてもらえるだけで花が咲いたような表情になるのが可愛かったです(笑)。こういう見た目で料理上手なのは反則ですよね。綺麗な顔をしているのに生活能力のない遥とは、なんだかんだ相性がいいんだろうなぁと思いました。
文川先生の他の作品は嫌いではないですが、ちょっとこれは…うーん…。
表題作、相手のどこをどう好きになったのか??という感じで、エッチしたから好きになったようにしか見えない…。そのエッチも、攻めのブツの大きさに一目ボレした受けに襲われての無理矢理なので、なんでそれで好きになっちゃうの?っていう…。
「アレコレ言っても始まらない」
表題作の受けの弟の話。弟くんに強引に唇を奪われた攻めが、それをきっかけに好きになっちゃって…というのもよくわからないが、そんな告白をされた弟くんがその場で即「じゃあやろうぜ」ってエッチしちゃうのはもっとわからない…。
「ウチの家政夫コワモテ系!?」
遊び人の受けは、家政夫さんの真面目さを好きになったのかな? お茶漬けを出された時? それとももっと前から好きだった? わからん。
ある夜媚薬を飲まされて帰ってきた受けとエッチしちゃった攻めは職務に反してしまった、と辞めてしまうんだけど……なんでそこで攻めは受けとエッチする気になったの? いつそんなに好きになってた?っていう…。
「屋上から恋」
自殺しようとしたが思いとどまり、どうせ死ぬならと、片思いの攻めを屋上に呼び出して襲おうとした受け(なんで??)
その後仲良くなり、いつの間にか攻めも受けを好きになっていてめでたし…だけど、いつそんなに好きになったのかはわからず…。鼻血を出した時に手当してくれたから?
なんか、作者さんの考えた「こういうシチュなら恋しちゃうよね?」っていう萌ポイントが、自分とまるっきり外れていた気がした一冊だった…。
昔々に読んでおりましたが、この度再読させて頂きました。
絵が稚拙だった印象があったのですが、今読んでみるとやはり文川じみ先生の作品!でした!!
何度読んでも、とても可愛くて面白かったです。
表題作を含む兄弟それぞれのお話に始まり、あとは様々なシチュエーションの短編集です。
何作か収録の作品集なので、一作品が短いものがあるのですが、それでも話の流れに全然不自然さがありません。
唐突なストーリーでさえキャラクターの個性とマッチしているので、自然な展開に思わせてくれます。
描き下ろしまで全て楽しく読ませていただきました。
何度読んでも面白いものは面白い!
ライトな感覚で読める、エッチなラブコメ。
表題作。
巨根の部下笹沼に襲いかかり、連日のように搾り取る美人でエッチな上司、久慈。
体から入った2人が恋人になる…というのはよくある話ですが、真面目でとってもいい子な笹沼と、出来る美人なのにどこか天然で抜けてるところのある久慈のキャラが明るく可愛らしく、楽しく読めました♪
深く追求しようとするとね、キャラにも展開にもツッコミどころは満載なんだけど、作品のテイスト的にそこは追求しないでOKでしょ!と思わせる、そんなノリの一冊です。
私、文川先生の描く美人さんが好きなので。
それ見るだけでほわ〜ん♡となっちゃうので。
●アレコレ言っても始まらない
久慈弟の話。
短いので展開も早く、突然告白してきた男をベッドに誘って童貞いただいちゃう、と、文字にしたら1〜2行なお話。
●ウチの家政夫コワモテ系⁉︎
在宅ワーカー(物書きさん?)と家政夫のお話。
受けの遥の友達のオカマさんと、ストーカーくんの後日談が好き。
●屋上から恋
ゲイであることに絶望し自殺を考える歩と、彼が恋するサッカー部員若槻くんの優しいお話。
作家買いで、電子版でサラッと購入したので、地味な色のスーツ着た美人受け♡くらいにしか認識してなかった…
おしりが!帯が!
表紙大切なのにぃ〜!なんてバカな私^^;
じみ先生の短編は、どのお話を読んでも「読んで良かった……」と思わせてくれる、素敵なお話ばかりだと、改めて感じました。
『屋上から恋』が切なさと温かさで溢れていて、堪りません……
「だから死ぬのはあと100年待って」「100年は長すぎるよぉ…」「ごめん 俺結構わがままなんだ」このお話の最終ページに、目頭が熱くなってしまいました……
描き下ろしがもう……良かったです笑
アレコレの久慈兄弟は酒癖が悪いというお話で、キスからのドヤ顔や、チン長測り(?)絶対に似なくていいところが似ている兄弟を見ることか出来ます。
描き下ろし作品を読み、ここまで笑ったのは初めてです!!
連載時に読んでいた方や電子単話売り等で「収録作品は全て読んだことがある」という方も、絶対に楽しめると思います!!