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狼は死ぬまで番を愛しぬく――…
ookami wa hana no kaori
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
BL世界名作劇場みたいですね。
もう、なんて切ないの!!引き離され記憶をなくし…。
あぁ、なんてことでしょう!
一緒に逃げようとして捕まり離れ離れになって3年。
極北の地でイルウェスはアルタのために懐に入れたノートに伝えたいことを書き込んでたのに!!
やっと3年ぶりに会えたのに!!
もしかしてイルウェスに番がいたりしないよね?モテモテだったもんね?
3巻を読むのが怖いよ〜。
は〜、涙をふきながら2巻を読みました。辛い!
うわーん!これは辛い。ようやく、ようやく互いの愛情が通じ合えたのに。
恋人たちに降り掛かる試練。何の修行なの⁈っていう。涙無しでは読み進められません。
王宮には、自由が無い。アルタと共に生きる決意をしたイルウェスは、アルタを連れて逃亡を試みるものの。もちろん王宮の追手がそんな生易しいわけは無く。アッサリ捕まってしまう2人。
イルウェスは牢に繋がれ、アルタは、望まない婚礼の儀を挙げる。
イルウェスはその後、極北の地へ流刑…というわけでは無く、恩情からか。
僻地へと赴任。寒村で特に仕事も無く、優秀な兵士であったイルウェスは暇を持て余す。
思い出すのはアルタの事ばかり。
もう!もう!2人共が健気で、泣けるんです。
互いの幸せだけを願い、いつか会えると信じて。
婚礼後、トグトは王位に就いた兄のお披露目の為に、各地をアルタを連れて旅すると告げる。
兄が継ぐ。そう、トグトは後継者ですら無いのに。彼もまた因習に囚われて不自由な身。
アルタにイルウェスの事を「忘れた方がいい。」というトグトは、愛を知らない冷血漢かも知れないけれど、悪い奴では無い。という事がここでも判る。
ただ、冷血漢過ぎて、全然アルタに愛情を感じていないという不思議。まぁ、ややこしく無くて、その方が良いですが。
お披露目の旅と言っても、王族が極北まで行く必要は無さそうなので、これもトグトの計らいなのかなぁ、って思うんですよね。
後半には、途中フラグ立ちまくって。イルウェスは事故で記憶喪失に。
韓流か⁈ 韓流ドラマか⁈ と、ツッコミを入れたくなりますし。乗せられてんのも判るんだけど、やっぱり泣いてしまいました。
駆け寄るアルタに、よそよそしく挨拶するイルウェス。
ううっ。切ない!意外とちょっ早で、「これこれしかじかで記憶喪失に。」と説明されるものの。アルタの失意や如何に⁈ というところで次巻へ。
いやー、ここまで読めば結末は分かるんだけど。めでたしの予感しか無いんだけど。
涙、涙、涙、でした。
一介の兵士・イルウェスと、王族に嫁ぐことが定められた白鹿・アルタ、1巻から離れ離れフラグが立ちまくっていた二人でしたが、イルウェスは北への遠征に選ばれ、アルタは王子トグトとの番の儀式が決まる。
自分自身の幸せも諦めているトグトがアルタを幸せにできるわけがなく…
イルウェスと会えない間、良い子にしてたら願いは叶うと信じて泣くのを我慢して、胸が痛いのは恋しているからと言うアルタに、イルウェスも愛おしさが溢れ、王宮からアルタを連れ出す。
新しい世界で、ずっと一緒にいることを夢見る二人…
でも追手から逃げられるはずもなく、二人は捕えられ、別れ際、イルウェスは「愛してる」と言うけれど、アルタは言葉の意味がわからないまま引き離される。
そして、イルウェスは極北の地に送られ、アルタは「一緒に花を育てる」と約束したイルウェスが戻ってくることを信じて王宮に留まり番の儀式も行う。
それから3年、アルタは子供達に勉強を教えたりすっかり大人になった。「愛してる」の意味もわかったのに、答えたいイルウェスはいない。
イルウェスを忘れようと必死になって、昔の話は聞きたくないと顔を曇らせる。あんなに無邪気だったアルタが大人びて、泣きじゃくるより静かに耐えてる方がずっとずっと悲しそうで涙が止まりません…
そして、白鹿のお披露目を兼ねた地方遠征で、極北を訪れたアルタはイルウェスと再会できたけれど…
もう最初から最後まで泣き通しな2巻でした。
一緒に花を育てて、一緒に眠って、ずっと一緒にいる。
二人の願いが叶ってくれることを願ってます。
ボクは馬鹿なので、てっきりこの2巻で完結なのだと勝手に勘違いしていました。「やっと2人が結ばれる!!」と思いながら読んでいたら、どんどんせつなくなっていって...イルとアルタが可哀想で「もう、ヤダ...(泣)」と言いながら読み進め、3年がたってしまい、せつねえ!!となりながら読んでいくとイルに岩が落ちてきて「えっ!?まさか、嘘でしょ?!!」となっていると、アルタが極北に行くってなって、「やっと会える!!!」ってわくわくしていると、まさかの記憶喪失で「マジかよぉぉぉ(号泣)」となりました。1巻も2巻も毎年8月に発売されていたので、今から7ヵ月も待たなければならないのかと考えると辛いです。今も2人のことが気になって悶々としています。助けて!3巻を早くぅ...早く、出していただきたいです!!文章がヘタで本当にすみません!大好きな気持ちが伝われば幸いです。
「こい」を自覚し、互いに好きで一緒にいたがゆえ、王宮からアルタをさらって逃げたイル。
案の定、ただ連れ出すだけでは、あっという間に捕まって離れ離れに。
連れ戻されたアルタに、冷たいけれども的を射た言葉を投げつけ、アルタ自身が精神的に
成長するキッカケを与える番相手のトグト。ずっと愛情も関心も示してないように見えて、
外の世界に出て日の浅いアルタの自立を促しているように思えて「冷徹な敵役」とは
思えません。
アルタの結ばれる相手は、イル一択しか考えられなかった前巻と違って、トグトも有りか、
と思い直す巻でした。
はたして、次巻では、どうなるのか? ますます楽しみが募ります。
狼さんが出てきます。モフ好きにはちょっと嬉しい。
2巻で終わるのかと思いきや、ありゃ、攻めさん(予定)がー・・・
王道なお話ですなあ・・・。
なんでかわからないけど2巻で終わると思い込んでいたため
「え、まさか、こんなとこでまさかの落石??????
うわ、トグトと番っちゃったよ、どうやっておわるの???」
と思ってたら、ほんとに終わりませんでした。。。。
ああ・・・・・・幸せになるのを楽しみにしてたのに、
またしばらくお預けかい・・・ぐっすん。
と、ちょっといれこんでしまいました。
アルタ(受け予定)が無色透明で、超どつぼ。いわゆる健気受け?
イルウェス(攻め予定)も無口硬派一途で、超どつぼ。
何気に存在していたトグト(王子。俺って不幸 ってすねてる嫌な奴風)も、
さりげなく存在感をましてきて
気になるところではありますが、とにもかくにも
先生、どうやって収集つけんのよっ
ちゃんとハピエンで終わってよっまさかの終わり方はなしだからねっ
(と、ちょっと私 荒れてます。
だってハピエンを待ってたんだもん、えぐえぐ(TT))
モフ好きな方、健気受けがお好きな方などは、きっと好物なはず。
ただ2巻からいきなり読むのは無謀なので、すいません1巻から
着手してくださいね。
唯一気になる点。人物の見分けがむずかしい・・・それで★ー1.
先生頑張って・・・・(こっちの眼力も鍛えますから・・・)
『狼は花の馨り』の2巻目。惹かれあうイルウェスとアルタですが、アルタが白鹿ゆえに二人が結ばれることはない、というところで1巻が終わっていて、続きが気になって気になって、2巻の発売を心待ちにしていました。
アルタのお世話係だったイルウェスと引き離されて、お互い相手を想いつつも会えない日々。そんな日々の中で、二人はちょっとしたものにも相手の面影を見出して。
アルタとトグトのつがいの儀式の日程が決まり、意を決したイルウェスはアルタを王宮から連れ出すことを決意し…。
というお話。
事情を把握しているイルウェスはともかく、「白鹿」といった概念が希薄で、ましてや言葉も不自由で普通の生活もままならないアルタが、イルウェスを一心に求める姿がなんとも健気で可哀想でした。
その一方でイルウェスが自分のもとを去ってしまった後、連絡の取れないイルウェスを忘れるために懸命にほかのことに打ち込むアルタの成長にも感動。自立していくアルタがとてもかっこよかった。
そしてイルウェスも。
アルタのためにすべてを捨てる彼の覚悟がなんとも素敵でした。
ゆえに、終盤の、彼を襲う悲劇が可哀想で。せっかくアルタと再会できたのに…。
2巻に入り、新しいキャラも登場します。
トグトと関わりのあった白鹿のスレン。トグトは彼と番になる予定だったのかな。イケメンさんで優しそうな彼とトグトの間に、過去に何があったのか、そちらも気になります。
試練が続くアルタとイルウェスですが、彼らを取り巻く周囲の人たちはとても優しく思いやりにあふれた人たちばかり。シリアスな雰囲気が流れる本作品ですが、彼らの存在があるために全体を通して優しい雰囲気になっているのもとてもよかった。
ただ一点。
ところどころバランスが悪いというか絵がおかしいところがあってすごく気になりました。きれいな絵柄だけに悪目立ちしちゃうんですよね。
アルタとイルウェス。そしてトグト。
みんな幸せになってほしいです。早く続きが読みたいです。